![]() パキスタン政府    KPK州政府 |
障害者社会参加促進 |
|
| ホーム ニュース プロジェクトについて 調査 カレンダー 出版 リンク |
| ニュース 2011年1月〜 |
2008年12月〜2009年12月 2010年1月〜2010年12月      当プロジェクトは3年間の期間を終え、11月16日に閉会式を行いました。 300名以上が参加し、これまで行ってきた活動とその成果を共有しました。      閉会式の準備は全て障害当事者でもあるプロジェクトスタッフにより行われました。 これまで当プロジェクトと連携してきたコムサッツ大学が会場を提供し、 また同大学は会場の外に自費で車椅子のためのスロープを設置しました。 式次第
プロジェクトの成果(プロジェクト・マネージャー) 寸劇(SHGメンバー) 討論会(PSTメンバー) JICAパキスタンによる挨拶 チーフ・アドバイザーによる挨拶 閉会の挨拶(KPK州社会福祉局補佐官)      多くのプロジェクト関係者とその家族、複数の学校、大学から教師、学生が参加しました。 参加者にはプロジェクトのロゴと、「障害はしょうがないことじゃない」 と書かれたキーホルダーが配られました。
     A STARプロジェクトでは、目的の達成度合いを測るために、いくらかの指標を設定しています。 以下の表の通り、80%以上の指標において目的を達成しています。 達成できなかった点と、なぜ達成できなかったかを以下に記します。
0-1. プロジェクト運営チーム(PST)会議の参加率
目標75%に対し、実際57%。 0-2. 国家行動計画ワーキンググループ会議の年2回の開催 連邦・KP州・アボタバード県政府およびNGOの代表によって構成されるハイレベルかつ幅の広いグループであり、 年2回の会議の計画・準備・連絡・調整・実施には困難があった。 また、治安対策上、KP州都への渡航が禁止・制限されていたことも実施困難の理由のひとつともいえる。 2-5. 各啓発教材を1000部配布 プロジェクト活動の中での、関係者への配布には限度があった。 政府関係事務所、病院、学校等へのまとまった量の配布のアイデアはあったが、 これらの機関への説明と交渉にまでいたらなかった。 2-6. 有識者・専門家等への100名の個別の啓発活動実施 PSTメンバー数名が、合計80名への啓発活動を行ったが、 活動後の対象者の理解度の把握にまでいたらなかった。 100名に実施できなかったのは、活動を実施したPSTインクルージョングループメンバーが 少なかったことが理由といえる。 すべてのPSTメンバーがそれぞれ10人への活動を行うこととなっていたが、実施されなかった。 3-1. ガイドブックの発行と2400部の配布 発行時期がプロジェクト終了寸前であり、プロジェクト期間中に配布することはできなかった。 質を向上、プロジェクト外部関係者からの許可取得、ウルドゥー語への翻訳等に予想以上に 時間がかかったことが、発行時期が遅れた理由といえる。 3-5. プロジェクトに関わった60%の障害者が公的サービス情報を得る 公的サービスの情報の種類、対象者の障害種・年齢を含む現状・問題・ニーズが広範囲に わたっていることを原因として、対象者に必要ではないもしくは関心のない情報は普及しなかった。 具体的なサービス名とそのターゲットを明確にし、指標の設定の仕方を変更する必要がある。 3-6. 障害者支援関連組織の訪問者が20%増加する ほとんどの組織から訪問者記録を入手できず、詳細情報を得られなかった。 ただし、得られた2組織については、プロジェクト開始後に組織への障害児者の訪問が 20%を超えたとの回答を得ている。 プロジェクト達成指標: ダウンロード:PDF(117kB)
     1.障害者ベースライン調査報告書 プロジェクト1年目に、障害者調査を行い、1812人のデータを収集し、集計・分析しました。
障害者ベースライン調査報告書: ダウンロード:PDF(23.7MB)
2.非障害者ベースライン報告書 プロジェクト1年目に、非障害者調査を行い、4700人以上のデータを収集し、集計・分析しました。
非障害者ベースライン調査報告書: ダウンロード:PDF(6.6MB)
3.プロジェクト活動報告書      プロジェクトは、1)ネットワーキング、2)エンパワメント、3)インクルージョン、 の3つのアプローチにより、その目的の達成のために様々な活動を行ってきました。 活動報告書では、これらの3つのアプローチそれぞれにおける具体的な活動の概要を 写真とともにまとめています。 プロジェクト対象地域以外において類似事業を行う際の手引きとしての利用が可能です。 プロジェクト活動報告書: ダウンロード:PDF(14.6MB)
4.国家行動計画実施に関する総合報告書      プロジェクトは、障害者支援のための国家行動計画(2006)の実施のために開始されました。 この報告書では、国家行動計画の17のエリアそれぞれについて、プロジェクトの活動が どのような貢献をしてきたかを紹介しています。 また、国家行動計画実施のためのメカニズム、留意点等をまとめています。 国家行動計画実施のためのすべての事業を行う際の手引きとしての利用が可能です。 国家行動計画実施に関する総合報告書: ダウンロード:PDF(6.4MB)
5.プロジェクト終了報告書      終了報告書は、プロジェクトの背景・目的、パキスタン・日本政府の投入、 目標・成果の達成度、プロジェクトカウンタパートおよび活動の現状・課題、教訓と提言 から構成されています。 添付として、1)プロジェクトマネージメント、2)スタッフ・PSTトレーニング、 3)アセスメント&調査、4)障害者・家族研修とグループ形成、5)啓発活動・教材、 6)その他、の関連資料がまとめられています。 プロジェクト対象地域以外において類似事業を行う際の手引きとしての利用が可能です。 プロジェクト終了報告書: ダウンロード:PDF(5.5MB)
     パキスタンの地方における障害者は、どのようなサービスがあるかを知らないために、 社会サービスにアクセスできていない状況にあります。 この解決に向け、情報バリアの解消が当プロジェクトのプロジェクト目標のひとつとなっています。      当プロジェクトは行政サービスだけでなく、医療、リハビリテーション、教育等の 民間のサービス提供機関から情報を入手し、また連携を行ってきました。 サービス・ガイドブックはアボタバード県において受けられるサービスを網羅し、 紹介するために作成されました。情報の入手から掲載の承諾、原案作成、 ウルドゥー語翻訳やデザイン等、完成までには多くの時間と労力が費やされました。 ガイドブックの内容は以下の通りです。
2. 政府方針、関連法 3. 社会サービス 4. 医療・リハビリテーション提供機関 5. 教育・職業訓練提供機関 6. その他のサービス 3000部が印刷され、県社会福祉局により各行政施設や病院、学校へ配布される予定です。
AJK[アーザード・ジャンム・カシミール]州との打ち合わせ:2011年10月15日      今年5月に実施された第2回国家行動計画ワーキンググループ(NPA-WG)会議にて決定された、 国家行動計画実施に関する総合報告書が完成しました。 報告書作成の目的は、A STARプロジェクトを通した国家行動計画の実施に関する、 各州・地域への経験の共有です。報告書では、@A STARによる国家行動計画への貢献、 AA STARによる国家行動計画実施のメカニズム、が主な内容となっています。      平行して、先月に引き続き、国家行動計画の実施について、 AJK州の州都ムザッファラバードにて、同州社会福祉省の事務局長を含む関係者との 打ち合わせが実施されました。2005年のパキスタン北部大地震によって、 千人単位で障害者となったと言われているAJK州においては、 A STARプロジェクトのような事業への関心は非常に高いものでした。
     「国際白杖の日」である10月15日に、アボタバードにおいても例年同様に、啓発イベントが実施されました。 昨年は、アボタバードのパキスタン盲協会・SEWA(障害当事者団体)が共催し、 A STARプロジェクトPSTが参加するイベントでした。 今年は、パキスタン盲協会によるイベント、第4回障害者・家族リーダーシップ研修生が 立ち上げた自助グループ「DOSTI(友情)」によるイベントが、独立して2つ実施されました。 両イベントの違いは、前者が県全体の視覚障害者リーダーのみによるイベントであるのに対し、 後者はある地域の様々な障害をもつ人々によるイベントであったことです。      それぞれのイベントには、合計300人以上の人々が集まりました。私立・公立盲学校、 私立通常学校の児童・生徒・教員、研修生の立ち上げた自助グループ「Jazba(情熱)」、 地域の障害児者とその家族、および地域の政治的・宗教的リーダーが参加しました。
(ラジオを通した農村部/非識字者/女性/障害者・家族等対象の啓発活動)
2011年10月のラジオプログラムは以下のような、テーマにて実施されました。
     パキスタンの人々の多くは詩を好んで読みます。 他方で、プロジェクト元スタッフ(女性/重複障害[視覚・肢体])が、 詩集を自費出版し大きな反響を呼びました。 そこで、プロジェクトは、障害問題啓発の詩集の準備にとりかかりました。 地域の詩人、PSTメンバー、元スタッフ等による37の詩が収められています。
     障害問題啓発のための壁掛け&テーブルカレンダー2012が準備されています。 障害問題を前面に押し出しすぎると、公私セクターの事務所、学校、病院等、 および一般家庭にて倦厭される傾向があることから、@障害問題を控えめにすること、 A風景をたくさん取り入れること、B宗教を取り入れること、を配慮しつつ、 カレンダーがデザインされました。テーブルカレンダーの12枚の絵は、 PSTメンバー(男性/アーティスト/キリスト教徒)によって、 プロジェクトに無償で準備・提供されました。
     聴覚障害者を対象に研修が開催されました。プロジェクト・スタッフがフィールドワークで 収集した情報を基に22名の研修生が参加しました。      研修生は当事者団体のロールモデルを学ぶためイスラマバードのサー・サイード 聴覚障害者協会と訪問しました。会長のハック・ナワズ氏から協会の目標や成果について説明を受けました。      講義は全てPSTメンバーにより実施され、特にエンパワメント・グループより複数の 障害当事者メンバーが障害モデルや障害者の権利、社会参加やグループ活動の意義などについて説明しました。 ワークショップ後、数名のメンバーが設立を検討しており、今後継続して支援していく予定です。
     障害を持つ元プロジェクト・スタッフを対象に研修が開催されました。20名の研修生が参加しました。 元スタッフの多くがそれぞれの地域において障害者のために何らかの活動を継続しており、 当プロジェクトは彼/彼女らのキャパシティビルディングを通してセルフ・ヘルプ・グループの設立を 促進するためフォローアップ研修を行いました。研修生は各UCにおいて既存のセルフ・ヘルプ・グループ を交えて会合を行うことで、その活動について学び、草の根レベルにおける障害者の連携を強化しました。      また、研修生は当事者組織の活動について学ぶためイスラマバードを訪問しました。 特殊教育局局長及び当事者組織のDPDOと会議を行い、その活動と実績について学びました。 さらにイスラマバードにおいてDPDO、Umeed e Noor、STEP等の当事者組織と共に清掃活動を 通した啓発活動を行いました。      講義は全てPSTメンバーにより実施され、特にエンパワメント・グループより複数の 障害当事者メンバーが障害モデルや障害者の権利、社会参加やグループ活動の意義などについて 説明しました。ワークショップ後、数名のメンバーが設立を検討しており、今後継続して支援していく予定です。
商業大学グラウンド(アボタバード)      障害者と非障害者の両者、または、主催者と参加者の両者にとってメリットのあるWin-Winスポーツ大会が実施されました。 プロジェクトが開始されて以来、障害者エンパワメントの観点から、 「障害者による障害者のための障害者スポーツ」が実施されてきましたが、 今回は、インクルージョンの観点から、 「障害者・非障害者が参加できるスポーツ(Sports for All)」がはじめて実施されました。      9の学校(障害児学校2校、通常学校7校)より児童・生徒・教員の合計180人、ゲスト1名が招待され、 ボランティアとして、PSTメンバー6名、元スタッフ3名、元研修生2名の合計11名、 スタッフ6名が、ホストとして大会を支援しました。
     毎年開催されている障害者リーダーシップ会議がUNESCO及び当事者組織STEP共催の下イスラマバードにおいて 3日間開催されました。国内の当事者組織、政府機関、援助機関、国際NGO、マスコミ等から多くの参加があり、 またアフガニスタンからも障害者の参加がありました。
     プロジェクト・スタッフ3名及びPSTメンバー3名が会議に出席しました。障害当事者である女性スタッフが パネル・ディスカッションに参加し、当プロジェクトのCBID(地域に根ざしたインクルーシブな開発) の活動について紹介しました。同じく障害当事者である日本で研修を受けたPST男性メンバーは国連障害者の 人権条約についてのパネル・ディスカッションに参加し、国内における条約実施の監視システムの 必要性を訴えました。また、当プロジェクトにて供与されたリフト付福祉車両が会議期間中に貸し出され 、車イス使用者の移動に有効利用されました。
A STARプロジェクトによる発表:
- CRPD(障害者権利条約)「日本の経験とパキLスタンの挑戦」ダウンロード:ppt(263KB)
     パキスタン政府と国際支援組織によって2011年6月に実施された、 終了時評価調査の議事録と合同報告書(英語:PDFフォーマット)がダウンロードできるようになりました。 終了時評価調査の議事録と合同報告書: ダウンロード:PDF(603KB)
     当プロジェクトでは12の自助グループが形成されるという目標に向け、その支援を続けてきましたが、 第4回リーダーシップ研修(2011年5−6月)後から研修生たちが自らのコミュニティにおいて自主的に自助グループの形成を始めました。 9月末の時点で8つのグループがプロジェクトへの登録を済ませています。      試行錯誤を繰り返しながら研修プログラムを改善し、自助グループ形成のためのワークショップを多数開催し、 その支援に努めてきました。 研修によって障害当事者たちが身につけたリーダーシップに加え、こうしたアウトプットが功を奏し雨後の筍の如く 複数のグループが設立されたものと思われます。またワークショップによる当事者同士の集まりが相互に 刺激を与え合ったことも要因のひとつです。さらに複数の当事者がグループ形成の準備中であり、引き続き支援を行っていきます。
2011年9月8日・22日      自助グループの形成準備金として資金支援を行うことが決定しました。9月8日・22日にそれぞれ当事者と家族メンバーに 対しワークショップを開催し、資金支援の申し込み方法について説明をしました。      レシート類の提出に基づいて月額1万ルピーを限度とした実費の還元を行います。 申込書はプロジェクトマネージャーである社会福祉局長へ提出され、承認後にプロジェクト側より資金が提供されます。 自助グループの活動は草の根の小規模なものを想定しており事務所等を用意する資金は提供できない旨を説明し、 また設立準備金であるため3ヶ月間のみの制度であることを伝えました。      参加者からは設立準備金の主旨について了解を得られたものの、 数人の当事者より資金を事前に受取りたいとの要求がありました。 プロジェクトはそうした与信行為はできない上、コミュニティ内の小さな寄り合いにかかる費用を 捻出できなくては支援終了後に活動を継続するのは難しいのではないか、と理解を求めました。      9月末の時点で複数のグループより資金支援の申し込みがありました。
     障害者家族グループのみの設立支援を目的とした、第2回障害者家族リーダーシップ研修が9月12〜17日の6日間行われました。 2回の研修により、合計12地区78名が研修を受講しました。
     2回の研修の後、家族グループ設立に関するワークショップを開催しました。 自助グループ同様家族グループの設立も当プロジェクトの達成目標の一つですが、 これまで成果を得られてきませんでした。ワークショップ後、 数名のメンバーが設立を検討しており、今後継続して支援していく予定です。
(パンジャーブ州9月14日、ギルギット・ハルチスターン州9月24日)      今年5月に実施された第2回国家行動計画ワーキンググループ(NPA-WG)会議にて決定された、 NPA実施に関する国内の各州・地域へのブリーフィングツアーが開始されました。 会議の目的は、各州・地域へのA STARプロジェクトのレプリケーションです。 9月にはパンジャーブ州およびギルギット・バルチスターン州の社会福祉省の事務局長を含む関係者との打ち合わせが 実施されました。議論のポイントは@NPAについて、AA STARプロジェクトについて、 BA STARプロジェクトを通したNPAの実施への移行、C国際協力組織の技術支援、でした。      プロジェクトのレプリケーションのために、これらのブリーフィングツアーの他、 「A STARプロジェクトを通した国家行動計画の実施への移行」報告書を、コンサルタントに委託し準備中です。 また、10月には、各州・地域から政府高官をアボタバードに招いてワークショップ・会議を実施予定です。
(ラジオを通した農村部/非識字者/障害者・家族等対象の啓発活動)
2011年9月のラジオプログラムは以下のような、テーマにて実施されました。
5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)(2011年9月)      A STARプロジェクトでは、日本の経験を生かした人材育成を行っています。 5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)については、以下のような過程を経て、目標を目指しています。
目標
過程
1-3年目:スカベンジング活動へのスタッフの参加 2,3年目:スタッフ・専門家全員による、朝30分間のプロジェクト事務所の清掃 2年目:スタッフ・専門家による順番のトイレ掃除(掃除チェックリスト利用) 2年目:5Sに関するレビュー(PSTメンバーによる講義) 2,3年目:机上・引き出しの中・棚・DVD・CD・書籍等の整理・整頓 2,3年目:ファイリングの方法(厚さ・色・背表紙等による分類) 3年目:文房具の分類⇒整理・整頓
国連障害者人権条約 国内会議に参加(2011年9月)      9月12日イスラマバードにて、UNESCOパキスタンとSTEP (Special Talent Exchange Program、障害者団体)主催により ワークショップが開催されました。 A STARプロジェクトが焦点を当てているインクルーシブ教育や女性障害者がテーマとなっているため、 プロジェクトからスタッフと専門家が参加しました。
プログラム
インクルーシブ教育 識字・情報バリアフリー DGSE局長 講演(特別教育局:当プロジェクトの連邦政府カウンターパート) UNESCOパキスタン事務所長 長田こずえ氏 講演 グループ・ディスカッション     −ジェンダー・メインストリーミングと女性障害者     −インクルーシブ教育     −障害者人権条約実施における問題点     −地域に根ざしたリハビリテーション(CBR) ADTF (Ageing & Disability Task Force) の代表として出席した女性障害者が司会進行を務め、 参加者にも障害を持つ女性が多く見られました。講演者はEFAやMDG、Biwako Millennium Frameworkの目標を確認し、 2011年7月に批准した障害者人権条約について各参加団体の労をねぎらい、 当該国憲法における人権の平等と、無償の教育保障からインクルーシブ教育の重要性について確認しました。
啓発活動評価:レーダーチャート      A STARのようなプロジェクトでは、さまざまな活動の評価を数値化/可視化することはとても重要です。 これは、プロジェクト実施/運営にかかわる人々のモチベーションとなるだけでなく、 ステークホルダーに成果を共有する際にも役に立つからです。 プロジェクトが実施する各種啓発活動について、評価シートを導入することで数値化し、 レーダーチャートによって可視化しました。評価する点はいかの7点です。
Aマネージメントの質(計画書、活動前チェックシート、報告書等) B実施費用(軽食代、音響、ホール、椅子代等) Cインパクト(参加者、チーフゲスト、マスメディアの反応等) D継続性1(PST・ボランティア参加率) E継続性2(人・資金・場所・設備等の地域リソース活用) F障害当事者参加率
スタッフの感じる問題:パレート図      A STARプロジェクトでは、各種活動のカイゼンのために、問題の発見と分析を行っています。 定期的な問題発見ワークショップとして、「なぜ障害者が社会参加できないのか」 「なぜ障害者が多いのか」のような障害問題に関する課題から、「なぜパキスタンでは停電が多いのか」 のような一般的な課題を扱い、特性要因図(木の根/魚の骨)を作ってきました。      2011年7月からは、日報に「本日感じた問題」の欄を設けることで、 スタッフの問題発見能力を高めるとともに、プロジェクト運営の問題をスタッフの観点から把握し、 カイゼンにと努めています。 下のパレート図から、スタッフの業務負担が大きい(Many Works)、 もしくはスタッフの能力を超えた業務がある(No Work capacity)ことが示されました。 また、関係者の対応の遅れ(No Response)や、個人的な問題(Family and Personal Problem)がついで、 スタッフの感じる問題であることが示されました。 これを踏まえ、プロジェクト活動の頻度を下げること、スタッフへの丁寧な業務指示等を行っています。
PST会議参加率:折れ線グラフ      目的・成果・活動・達成指標等を表にまとめたプロジェクトデザインマトリックス(PDM)に沿って、 プロジェクトが実施されています。以下のようなさまざまな達成指標が設定されています。
「見える化」のひとつの例として、PST会議参加率(折れ線グラフ)の掲示があります。 参加率の低下という問題を発見し、解決のためにPST緊急会議を開催し、 PST会議の時間・場所・議題数の再検討を行いました。
PST会議参加率の時系列変化
プロジェクト対象地域6地区を対象/Lady Health Workerと公立小学校教員の合同研修      プロジェクトはこれまで障害者・家族リーダーシップ研修を4回行いました。 しかしながら、障害者家族の参加率は低く、家族グループの設立にはいたりませんでした。 そこで、障害者家族グループのみの設立支援を目的にして、 障害者家族リーダーシップ研修が8月15〜20日の6日間行われました。 この研修は、プロジェクト対象地域12地区(Union Council)のうち、6地区を対象地域とし、 各地区から障害者家族に加えて、地域のリソースであるLady Health Workerと公立学校教員を 研修対象としました。研修の日程は以下の通りです。
     第3回リーダーシップ研修(2011年1月3日〜3月11日)の研修生Mr. Ishtiyaq Afmed(自営業、肢体障害者) を中心に障害者自助グループが設立されました。第3回リーダーシップ研修の終了後、 複数名の研修生により「DASTAQ Association」が既に設立されました。 リーダーシップ研修では、各ユニオン・カウンシルから選ばれた障害者をリーダーとして養成し、 各自のコミュニティにおいて自助グループを設立することを目指しています。      DASTAQ AssociationのメンバーでもあるMr. Ishtiyaq Afmedは、 自分の村において草の根の社会参加促進を目指すべく、この度自助グループを設立しました。 当プロジェクトが目指す方向にかなったグループが初めて設立されたことになります。 SHAHEENは村の住人を対象に障害者問題の啓発を目的としたワークショップを2回開催し、 メンバー同士の会合を定期的に開始しました。 自宅の隣で営む雑貨屋には村の障害者が会合の日に限らず障害者カードの申請方法などを 尋ねに集まるようになっているとのことです。
グループのプロフィール
−情報アクセスの向上 −教育の機会の増加 −バリアフリー化 人数:9名(内6名が当事者/肢体・視覚・聴覚障害者を含むクロスディスアビリティーグループ)      また、近日中にDASTAQ Associationのメンバー2名がそれぞれ自分のユニオン・カウンシルにおいて 自助グループを設立する予定であることが報告されています。 当プロジェクトが目標として掲げている12の自助グループの設立に向け、 少しずつ研修の効果が現れ始めていると考えられます。
    
     断食月の啓発活動として、新聞への障害問題啓発記事を投稿することとなりました。 記事は、PSTメンバーMs. Shaista(弁護士)およびPSTメンバーの娘さんMs. Munida(高校生)によって準備されました。 後者の記事は以下の通りです。
     A STARプロジェクトでは、朝会議(8時〜8時45分)にて15分程度の研修を障害当事者スタッフに行ってきました。 このような、スタッフには基本的な研修が必要とされています。 現在は、仕事のやり方とカイゼン、モチベーション向上、問題発見・分析、等に力を入れています。 以下は5Sに関する研修用資料です。
− A STARプロジェクトドライバーが出身地にて当事者団体設立に貢献 −
     SAYAZAR(サヤザール)という名のNGO(州政府登録済)が、KP州Nowshehra県にて2011年6月より活動を開始しました。 このNGOの設立・運営の中心メンバーとして、A STARプロジェクトにて雇用しているレンタカー会社のドライバー であるMr. Manzoorが関わっています。SAYAZARは、政府が障害者に対して提供するサービスの情報提供、 ローカルNGOと連携した車椅子等Assistive Aidsの提供、医療・社会福祉関連機関と連携した障害証明証発行のための ワンデー・キャンプを行いました。また、A STARプロジェクトでもおなじみのスカベンジング活動も計画されています。
     広島への原爆の日である、8月6日に佐々木貞子※メモリアル血液癌啓発イベントが、 パキスタン癌支援グループによって開催されました。 このグループは、アボタバード県のアユーブ医科大学の学生を中心としており、 実行委員として同大学教員、アドバイザーとして核医学・腫瘍学・放射線療法研究所関係者、 および同研究所の後援者であり、A STARプロジェクト運営チームメンバーでもある Mr. Wahid(Pak-Irishリハセンター長)によって構成されています。      Mr. Wahidのネットワークと助言によって、癌支援グループとA STARの連携として、 HEARセミナー、スカベンジャー活動を行いました。 今回のイベントでは、A STARメンバーがイベント関係者会議への参加し、 プロジェクトの説明、医療機関間の情報共有・リファレンスサービスに関する議論がなされました。      プロジェクトの継続性の観点から、A STARでは「地域の既存のリソースの活用」 に力を入れていますが、アボタバードでは「リソース」=「人」と言えます。 上記を例に挙げると、PSTメンバーであるMr. Wahid氏がかかわる他の団体との連携を通し、 その団体にかかわりのある複数の団体へと、 将来の連携を目指したネットワークを広げていくことができます。 イベントの動画:HCP's Special Report on Cancer Awareness Program at AMC Abbottabad
HazaraCom: http://www.hazara.com.pk/videos/video.php?id=297 ※佐々木 禎子(ささき さだこ、1943年1月7日 - 1955年10月25日)は、 日本の広島市に住んでいた原爆の被爆者である少女で、 広島平和記念公園にある原爆の子の像のモデルともなっている。 また、シアトルの平和公園にも銅像がある。 2004年7月25日、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館に遺影が登録された。 (Wikipediaより引用)
(ラジオを通した農村部/非識字者/障害者・家族等対象の啓発活動)      2011年8月のラジオプログラムは以下のような、テーマにて実施されました。
ローカルリソースの活用:既存システム(小学校教員・Lady Health Worker・ZAKAT委員)      パキスタン(アボタバード)には、地域の末端(村・集落レベル)にまで浸透している(縦のつながり)、 以下の3つのネットワーク/システムが存在しています。
     「縦割り行政」は、障害問題のような「クロスカッティング/グローバルイシュー」に取り組む際に大きな壁となります。 A STARプロジェクトでは、上記の既存のリソースを発掘し、それぞれの政府管轄部署と個別に話し合い、 これらの壁をなくす(横のつながり)ための努力をしています。具体的には、小学校教員・LHW・Zakat委員を、 障害者家族リーダー研修の実施側および研修対象としてプロジェクトに巻き込むことで、 障害者・家族グループ形成の促進を図るとともに、彼/彼女らの啓発を行っています。
場所:県政府Dar ul Aman (女性のシェルターホーム)      プロジェクトマネジャー/県社会福祉局長の管轄下にあるDar ul Amanにて、スカベンジング活動が行われました。 この施設には、様々な事情で家を追い出されたり、自らの意思で家を出た女性が位置的に暮らしています。 障害問題や環境問題啓発というよりも、彼女たちのリフレッシュになることを主な目的として、活動が行われました。 参加者
元研修生/元スタッフ(共に女性障害者):11名 スタッフ(女性障害者):3名
     障害問題啓発、視覚障害者のインクルーシブ教育促進、情報アクセシビリティーの改善等を目的に、 点字の紹介のワークショップが実施されました。参加者は、点字に対し予想以上に関心・興味を高め、 非常に意義あるワークショップとなりました。PSTメンバー1名と、イスラマバードの国立障害者職業訓練センターより1名、 ボランティアとして講師が参加しました。詳細は以下です。
1.参加者
参加者:
4名(International Public School) 1名(アボタバード公立大学) 1名(Comsats情報科学大学) 1名(アボタバード医科大学)
スタッフ2名
2)点字記述に使う器具 3)7ラインシステム 4)基本点字/短縮点字
     2011年7月に、リソースルーム&ライブラリーのコンピュータ5台への、 JAWS(Job Access With Speech:視覚障害者用スクリーンリーダー)のインストールが完了しました。 JAWSの高い必要性が訴えられていなかったこと、10万円と高価であること、 国内では入手困難のため輸入する必要があること、等の理由から、インストールが遅れていました。 これを踏まえて、JAWSトレーニングが2週間実施されました。 また、合わせて視覚障害者の自助グループ形成のための研修も行われました。詳細は以下です。
1.関わった人々
スタッフ:視覚障害者1名 PSTメンバー:視覚障害者1名 講師:隣県よりJAWS専門家(視覚障害者)
2.プログラム
2)JAWS基礎操作方法 3)自助グループについて 4)問題の発見方法と解決方法に関するグループ討議 5)元研修生との意見交換
2011年7月2日(マリックプーラー地区) 2011年7月6日(シェイク・ウル・バンディー地区)
1.特徴
2)障害者・非障害者を含め、50名もの人々が集まったこと 3)当地区にて始めて実施された障害当事者主催の集会であったこと 4)集会の軽食が地域から寄付されたこと
2)プロジェクトについて:Ms. Amna(PSTメンバー、元当事者団体メンバー、肢体障害者) 3)自助グループについて:Mr. Sajjad(元研修生、自助グループ”Jazba(情熱)”代表、肢体障害者) 4)元地区長の話:Mr.Waseen 彼は以下のように語りました。 「私の自宅にて、このような障害者自助グループの会議に参加できてとてもうれしいです。 すべての人間は、この世界では同じく重要な存在です。社会において、障害者・非障害者の間に何の違いもありません。 政治のリーダーとして、私は人生においていつでも障害者の支援をしていきます。 また、将来自助グループの支援をしていきます。」 5)グループ討議 以下の議論を行いました。
−問題への解決のための、情報の共有
場所:Pine Hills Public School 参加者:約100名(国内障害当事者団体および個人)      昨年は洪水・国内避難民の発生等の問題から、準備・実施の予算が州政府か下りず、大会が実施されませんでしたが、 今年は、全国スポーツ大会が実施されました。州政府スポーツ局、連邦政府Bait-Ul-Mal局、 障害当事者団体マイルストーンの共催の大会です。      アボタバードからは、A STARプロジェクトのPSTメンバーである、 障害当事者団体SEWA(Social Energetic Welfare Association)、 元研修生により結成された自助グループDastak等が参加しました。      実施側のキャパシティーの問題、予算の規模、準備時間の不足等から、 これまでの大会に比べ小規模なものとなりましたが、全国から訪れた参加者は、 スポーツとアボタバードの気候を楽しみました。
場所:KP州マンセラ県ナラーン地区 Saiful Muluk湖、同県ジャルカッド地区Lulu Putsar湖      スタッフの研修旅行をかねて、国内有名避暑地でのスカベンジ活動を、二箇所の湖にて実施しました。 両場所ともに、標高3000メートルを超える避暑地・観光地になっており、国内から多くの人々が訪れていました。 今回の活動では、プロジェクトスタッフ(障害当事者)がメインとなって、清掃活動を行い、地元の人々、 観光におとづれた人々が参加しました。パキスタンの素晴らしい自然は、 私たち自信が守るべきであると、多くの人が語っていました。
- 問題発見・分類・分析、レーダーチャートの紹介 -      プロジェクトスタッフのトレーニングは、プロジェクト開始当初から定期的に行ってきました。 プロジェクト1年目(2009年)はアセスメント・調査が主な活動であったため、障害問題に関する課題専門性、 アセスメント手法に関するトレーニングを行ってきました。      2年目(2010年)以降は、各種会議・研修・啓発活動等の実施に活動が移行してきたため、 以下のようなスタッフ研修を行ってきました。
2011年15〜17日のスタッフ研修旅行にて、以下のプログラムでワークショップが行われました。
−プロジェクトで感じる問題を紙に書いて貼り付けよう/グループ分けしてみよう −パキスタンで停電の多い理由を紙に書いて貼り付けよう/特性要因図(木の根)を作ってみよう −デジタルって何?アナログって何? −レーダーチャートって何? −啓発活動の評価を数値化してみよう/レーダーチャートを作ってみよう
2011年7月11日(プロジェクト事務所)および7月26日(スタッフ自宅) 1.集会の目的
2)女性障害者の低い識字率に関する情報の共有 3)女性障害者の直面する問題の発見と解決に関する議論
2)集会の頻度:1ヵ月に一度 3)集会の司会:グループリーダーMs. Nuzhat 4)PSTの参加:Ms.Shaistaがすべての活動に参加
−次回集会には、グループメンバーは新メンバーを2名以上参加させる −女性障害者の希望者は地元の美容師コースを活用する −次回集会の計画を立てる:Ms. Nuzhatが準備する
場所/参加者:プロジェクト事務所/16名(PST4名/スタッフ6名/元研修生6名)      障害者自助グループの定義が、PSTメンバー、スタッフ、研修生、専門家の中で明確になっていないことが、 自助グループ設立支援のための大きな課題となっていました。 先月に続き、プロジェクト内外関係者を対象としたワークショップを実施しました。内容は以下です。
1.プログラム
2.結論
−海外援助組織は自助グループに金銭・物資の提供は行わない
     昨年2010年10月に、国立コムサッツ情報技術大学にて実施した、第2回HEARセミナーと、 その後のプロジェクト運営チームメンバー(男性・コムサッツ大学準教授・障害者家族)および プロジェクト元スタッフ(男性・コムサッツ大学院生・視覚障害者)のフォローアップによって、 コムサッツ大学の学生部を含む3つの建物にスロープが設置されました。
(ラジオを通した農村部/非識字者/障害者・家族等対象の啓発活動)      2011年7月のラジオプログラムは以下のような、テーマにて実施されました。
動画を通した啓発活動 英語・日本語字幕付き版アップロード完了(2011年7月)      SMARTはメディアを通した啓発活動のひとつです。2011年1月にプロジェクトによって、15の動画が制作されました。 ここで、ウルドゥー語オリジナル版、英語・日本語字幕付き版の紹介をさせていただきます。 SMART (Short Movie for Awareness Raising Trials): ウルドゥー語オリジナル SMART (Short Movie for Awareness Raising Trials): 英語字幕付き SMART (Short Movie for Awareness Raising Trials): 日本語字幕付き プロジェクトウェブサイトもご覧ください
     A STARプロジェクトは、プロジェクト形成時からジェンダーの視点を取り組んできました。 これは、ジェンダー配慮が、パキスタンへの海外援助機関の援助方針の一つにもなっているためです。 また、女性障害者を最優先課題におくことが、国際的な方向性の一つにもなっているためです。 以下、紹介文
     アジア太平洋地域では、障害のある人々が人口の約10%を占め、その大部分が経済・社会・政治的に排除されています。 パキスタンも同様で、障害者支援のための政策・行動計画が策定されました。 その政策・計画の実効性を高めるため、パキスタン政府からの要請に応じて調査団を派遣し、 ジェンダー視点に立った様々な調査・分析が行われました。      具体的には、調査実施者と調査対象者を男女同数にすることや、インタビュー内容へのジェンダー関連項目の追加、 ジェンダー分野の専門家の調査への参加等が行われました。また、モデル地区において、障害のある男女自らが調査者となり、 介助者と一緒になって車いすで、コミュニティに暮らす障害のある男女に対する訪問調査を実施しました。 これにより、家の中に隠されていた多くの障害のある女性の実態調査が実現しました。 それだけでなく、調査を通して彼女たちと彼女たちの家族が勇気づけられ、そのことが生活に様々な変化をもたらしました。      さらに、プロジェクト運営委員規程に女性枠(5 0%)を設置する、日本から障害のある女性の専門家を派遣する、 手工芸を通じた女性のエンパワーメント活動や女子スポーツ大会を開催するなど、 障害のある女性に焦点を当てた取り組みを進めています。この結果、障害のある女性がエンパワーされ、人 前に出る勇気がでた、就職できた、結婚した、といった様々な変化が起こっています。
     最初に、専門家がワークショップの目的を説明しました。目的は、「障害当事者自助グループとは?」にして、 参加者の考え方の違いのギャップを埋めることです。 さらに、A STARプロジェクトが自助グループの形成支援の方法について議論することです。      次に、Hafeez氏(PSTメンバー/男性/障害当事者)が、専門家によって準備されたパワーポイントに沿って プレゼンテーションを行いました。また、司会はK. Naeem氏(プロジェクトスタッフ/男性)が行いました。 主な議論の内容は以下です。
1.障害当事者自助グループの定義 すべての参加者が、自助グループとは小さなグループであり、事務所の必要性が無いことを理解しました。自助グループは、彼らのニーズに基づいて形成されるものであり、彼らの暮らす地区の状況が考慮されるべきです。また、障害当事者だけでなく、ボランティアとしての非障害者・障害者家族が含まれるべきです。ただし、非障害者に決定権はありません。優先度は、障害当事者に与えられます。一方で、私たちは、地域の障害者と非障害者の間に線を引かないように注意する必要があります。 2.障害当事者自助グループの登録 「登録」という単語は、「政府への登録」と受け取られますが、これは正しくありません。私たちは、これを「Affiliate(加入/所属)」と呼ぶべきでしょう。すべてのグループはA STARプロジェクトに対し、情報をシェアする必要があります。シェアしなければ、それはグループとして認識されないことになります。 3.グループ設立のための資金支援 A STARプロジェクトは、資金支援は行いません。支援は物資および技術的訓練です。いくらかの安価な机、椅子、最初の4,5回の会議での軽食と会議参加のための交通費の実費が提供可能です。 4.その他の議論
Empowerment and Awareness Raising Through Handicraft:手工芸品によるエンパワメント&啓発活動
日時/場所: 2011年6月25-26日/ナワンシャヘル地区サッカー場 活動の特徴: A STARプロジェクト出展ブースへの訪問者が2日間で約1000人あったこと A STARプロジェクト出展ブースが18ブースの中で展示優秀賞2位となったこと 1日目:      開会式:コーラン暗唱の後、子どもたちによる歓迎の演技が ありました。また、チーフゲストとして招待された、 アボタバード女子医科大学オーナーであるDr. Azar Khan Jadoonによるリボンカッティングセレモニーがありました。 彼は、このイベントは私たち忘れかけようとしているハザーラの文化や伝統を再び復活させよとしていると語りました。 実施団体のAba-seen Art Councilへの感謝と、彼らがナワンシャヘル地区をイベント実施場所に選んだことに対して、 感謝の意を述べ、最後にすべての出展ブースを訪問しました。A STARプロジェクトブースにも立ち寄り、 様々なハンドメードの品々と装飾品作りの努力を賞賛しました。私たちのブースを訪問した多くの人々が、 出品された品々を購入することに関心を持ちました。彼らは、多くの品々を購入していきました。装飾品、 ハンドメードジュエリー、木製の製品、本棚、花瓶や、フライドポテトや豆サラダなども販売されました。 会場には、ラジオ局、新聞社、テレビ局の人々が訪問し、撮影し、政府関係者、警察関係者、地域の高齢者に インタビューを行いました。実施団体は乗馬や、ガドゥカ(伝統的な剣と盾を使ったショー)のような様々な スポーツイベントもアレンジしました。 2日目:      2日目は午後からプロジェクトは出展しました。BGMが準備され、場を盛り上げました。 プロジェクトブースの訪問者すべてが、品々について尋ねていきました。 中には、視覚障害者(全盲)によって作られた作品もあり、訪問者に賞賛されました。 州政府議会議員であるMr. Inayat-ullah- khan Jadoonの訪問、乗馬、伝統的なのポロ(パキスタンが発祥の地)、 ガドゥカ等が行われ、勝者にはチーフゲストから賞金も与えられました。チーフゲストはA STARブースを優秀なブースとして 2位に名前を挙げました。盛大に行われたお祭りにて、人々は楽し、また多くの人々がA STARプロジェクトと その活動について知りました。プロジェクトは、様々な作品を販売し、200ルピーの利益を得ました。これらは作者に戻されました。 イベントにて得たこと: 障害者は社会の生産的な一員であり、社会の改善のために大きな役割を担うことができる、 また、必要なことは彼らに機会を与えることであり、A STARプロジェクトはこれを行っている、 ということを、プロジェクトを知らなかった地域の人々が、知りえたことです。 我々は、社会を改善するために、障害者に手を差し出し、よい態度で接し、雇用枠達成、 インフラ整備の法律実施などの様々な方法について考えたことです。
高等・大学教育機関対象障害問題啓発セミナー (2011年6月24日)
参加者:合計30名(大学関係者・学生・PSTメンバー) 1.活動の特徴
- ホスト大学の協力と施設・設備が提供され黷スこと - 障害児に関する詩が大学生から提供されたスこと - 法律大学での始めてのHEARセミナーであっチたこと - 有意義な参加があったこと セミナー開始     活動はアボタバード医科大学の学生であるMs. Qurtulainによるコーラン暗唱と Mr.Azharのナートによって始められました。 プロジェクト・活動のブリーフィング     Mr. Raiz-ul-Haq (プロジェクトマネジャー)がプロジェクトについて、 Mr. Abdul Wahid Mir (PSTメンバー)が活動についてブリーフィングを行いました。 質疑応答     様々な高等教育機関からの生徒から、障害問題全般、障害者に関する法律、 障害者雇用枠2%の実施、A STARプロジェクトの活動等について、多くの質問がなされました。 プロジェクトマネジャーとPSTメンバーが質問に答え、学生の知識の向上と啓発を行いました。 チーフゲストの言葉     チーフゲストであり、ホスト大学の大学長でもある、 Mr. Shahid Azizによるスピーチの中で、A STARプロジェクトへの彼らの大学での啓発活動に対して 感謝の意を述べました。社会において障害者の支援、つまり、彼らにフレンドリーな環境、 ポジティブな振る舞い、社会での基本的なニーズを提供することが我々の役割であると述べました。 最後に、軽食が準備されました。
     自助団体準備集会が地域のリソースパーソンの自宅にて行われました。議論された内容は以下です。
2. 障害者・家族リーダーシップ研修生による、社会での障害当事者の課題とニーズの共有 3. 自助具と、アボタバード女子医科大学での無償の医療サービスに関する共有
     当プロジェクトに期待される成果である、障害のある男女の情報アクセシビリティーの改善に寄与するために開設されました。 治安上の問題により、広報できないため来所者は限られておりますが、2011年6月に視覚障害者用スクリーンリーダー「JAWS」 を全コンピューターにインストールしました。これにより視覚障害者の来所者数が飛躍的に増加しました。 2011年7月からはJAWS利用方法のレクチャーを含めた視覚障害者向けトレーニングを同ルームにて開始し、 毎日10名前後の当事者が来所予定です。
(ラジオを通した農村部/非識字者/障害者・家族等対象の啓発活動)      2011年6月のラジオプログラムは以下のような、テーマにて実施されました。
州立アユーブ医科大学 参加者:100名(大学長、学生、盲・ろう学校児童他) 1.活動の特徴 1)アユーブ医科大学の癌支援学生グループとの連携によるはじめての活動であったこと 2)PSTだけでなく、ホスト大学教員、プロジェクト過去研修生が参加したこと 2.開始 活動担当者Ms.Fozia(聴覚障害当事者)が、手話通訳者Ms.Urooji (A STARボランティア/肢体障害者)の助けをかりて、活動を開始しました。 3.歓迎の言葉と活動紹介 Mr. Abdul Wahid Mir (PSTメンバー)が歓迎の言葉を述べ、 A STARプロジェクトによる啓発活動の紹介を行いました。 Ms Shaista Chaudhary (PSTメンバー)は、A STARプロジェクトの スカベンジング活動の紹介を行いました。 4.スカベンジング活動 開始の式の後、全参加者(児童、生徒、教員、プロジェクトスタッフ、 過去研修生、PSTメンバー)がスカベンジング活動に参加しました。 アユーブ医科大学からの参加者には、プロジェクトより啓発教材が配布されました。 5.終了の式と授賞式 活動の後に、終了の式が、Dr. Miraj Ullah(解剖学部長)のスピーチにより始められました。 彼は、A STARプロジェクトの努力と、大学からのボランティアに感謝を示しました。 学生ボランティアから、PSTおよびプロジェクトスタッフへの授賞がなされました。 その後、大学側から軽食が提供されました。
障害者雇用促進のための会議が、県調整局長(県政府最高責任者)/A STARプロジェクトダイレクターによって実施されました。 県政府関係全部局の他、州政府および半官半民組織が招聘されましたが、参加したのは以下組織の代表にとどまりました。
2. 県政府建築・工場局 3. 県政府農業局 4. 県警察 5. 県政府野生動物局 6. 県政府社会福祉局 7. 県調整局 8. テヘシール政府
高等・大学教育機関対象障害問題啓発セミナー (2011年5月13日)
参加者:合計80名(アボタバード医科大学、アユーブ医科大学、公立大学No.1) 1.活動の特徴
2)開催大学によってすべての施設・設備が準備されたこと 3)国歌斉唱がなされたこと 4)州立アユーブ医科大学から次回セミナー主催申し出があったこと 2.開始 活動は、アユーブ医科大学のMr. Muhammad Usman のコーラン暗唱とMr. Khyzir Hayatのナートによって開始されました。 3.歓迎のことば アボタバード医科大学学長から歓迎の言葉があり、A STARプロジェクトによる本大学における 障害問題啓発活動への感謝が述べられました。 彼は、障害者を支援すること、そして、ICFの紹介を通して、彼らを医療的リハビリテーションだけでなく、 社会的リハビリテーションをすることは、社会の責任であることを付け加えました。 4.プロジェクト・活動の紹介 Ms Shaista Chaudhry (PSTメンバー)が、プロジェクトの紹介を行い、プロジェクトは、 社会の障害問題に焦点をあてつつ、障害者の社会参加促進を行なっていると述べました。 彼女は、このHEAR活動は高等教育機関における障害者の問題と困難について、 社会を啓発していくことが目的であると付け加えました。 5.日本の経験 Mr. Abdul Wahid Mir (PSTメンバー)は彼の日本での研修について経験をシェアしました。 彼は、文明国の社会においては障害者は無視されず、すべての生活活動に参加すべきであると述べました。 A STARプロジェクトは、社会における障害者のすべての問題に関して活動を行なっていると付け加えました。 6.SMART (Short Movie for Awareness Raising Trials) A STARプロジェクトで準備されたSMART(障害問題啓発)動画が上映されました。 この動画は社会の支援によって、障害当事者の日常生活を改善することが可能であり、 彼/彼女らが社会の負担ではなく、有用な部分となりうることを示しています。 参加者は動画に大きな関心を示し賞賛しました。 7.質疑応答 様々な教育機関からの学生が、障害問題全般、関連法律、雇用枠2%の実施、 A STARプロジェクトの活動等、多くの質問がなされました。Mr. Abdul Wahid Mirが すべての質問に答え、また情報を提供し、学生を満足させました。 8.ロールプレー ホスト大学の学生にて、ロールプレーがなされました。この寸劇のなかで、 障害当事者が多くの能力をもち、もし、機会が与えられ、また問題がなければ、 非障害者コミュニティーの中でも働くことができることがメッセージでした。 学生は素晴らしい演技をし、参加者に賞賛されました。 9.チーフゲストのことば チーフゲストのMr. Ghasnfer (Managing Director)が、感想を述べました。 彼は、自身の施設においてこのような啓発活動を行なったことに対し、 A STAR Projectに感謝するとともに、社会において障害者の支援と彼らの過ごしやすい環境の提供、 積極的な振る舞い、社会での基本的なニーズの提供は、我々の義務であると述べました。 これによって、障害当事者は彼/彼女らの教育的ニーズを満たす頃ができ、 その技術を社会の発展に利用することができると述べました。 最後に、シールドと啓発本がA STARプロジェクトとアボタバード国際医科大学の間で交換されました。 10.国家斉唱 活動の最後に、パキスタンと日本の国歌斉唱が行われました。 11.軽食 アボタバード国際医科大学から、すべての参加者に対して軽食が提供されました。
治安問題、プロジェクトマネジャーの交代、連邦キーパートナースタッフの能力の低さ等により、延期されてきた国家行動計画ワーキンググループ会議が約1年ぶりに実施されました。会議では、前回会議決定事項のレビュー、プロジェクト進捗と計画および自由討論がなされ、以下を決定事項としました。 1.A STARプロジェクトのレプリケーション      第1回国家行動計画ワーキンググループ会議議事録を、KPK州社会福祉局および計画・開発局に送付し、プロジェクト予算の確保を行う。また、プロジェクト申請書を準備し、同社会福祉局から支援機関に送付し、2つの県(Charsada, Swabi)に対し技術協力提供を要求する。支援機関はこの申請に答えることとする。 2.特殊教育局の責任      国家行動計画コーディネーターは、特殊教育局内に、国家行動計画実施に関する強力なセットアップを立ち上げる。 3.障害者雇用枠の実施      障害者雇用枠2%実施のために、県政府部局および県内のその他関連組織、 大学等の会議を2011年5月第3週に県調整局長を議長として実施する。 4.A STARプロジェクトを通した国家行動計画実施に関する総合報告書
2)詳細進捗報告書をプロジェクトスタッフが準備する。 この報告書は各州、およびAJK, Gilgit-Baltistan, FATA, Federal Capitalの 社会福祉局と, 国連/国際組織、NGO等に送付される。 5.A STARプロジェクトの進捗の共有
2)A STARプロジェクトから3名がすべての州、AJK, Gilgit Baltistan, Fata and Federal Capital の社会福祉局を訪問し、会議を実施する。
     プロジェクトによって見つけ出した障害当事者テイラー20名に対し、パキスタン国家銀行からミシンが寄与されました。 贈呈式では、県調整局長よりA STARプロジェクト、活動の紹介が、国家銀行のダイレクターになされました。 ミシンは、国家銀行ダイレクターと県調整局長によって、障害当事者テイラーに手渡されました。
(ラジオを通した農村部/非識字者/障害者・家族等対象の啓発活動)      2011年5月のラジオプログラムは以下のような、テーマにて実施されました。
     第30回プログラムは、アボタバードの女子医科大学理学療法部長であるShoaib氏をフォーカルパーソンに招いて実施されました。 海外での理学療法士としての業務経験のあるShoaib氏は、医療的リハビリテーションだけでなく、 社会的リハビリテーションの重要性を述べました。      自身の所属先である女子医科大学と、2005年のパキスタン北部地震以来始まった、 キューバのNGOの紹介を行うと共に、A STARプロジェクトの照会にて、無料の理学療法サービスを提供すると述べました。
A STARプロジェクトでは、「見える化※」を行うことで、業務の円滑化と人材育成の質の向上をはかっています。ここで、事例を紹介します。
−プロジェクト目標・成果の達成状況の見える化 プロジェクト関係者(カウンタパート、スタッフ、専門家等)間で進捗・達成状況を共有し、 これを達成感・モチベーションの向上をはかります。 グリーンボードと数字カードを使って、めくるタイプのカウンタを準備しました。 −関係者居場所の見える化 プロジェクト関係者の居場所をマグネットシートを使って把握できるようにしました。 周りの人にたびたび聞く必要がなくなりました。 −スケジュールの見える化 プロジェクトスケジュール(1ヶ月)、障害者・家族リーダーシップ研修スケジュール(1ヶ月)、 トイレ掃除担当者スケジュール(1ヶ月)等をホワイトボードを使って、 共有できるようにしています。 また、絵カードを利用して、研修生用スケジュール(1日)の活用を開始予定です。 ※「見える化」や「可視化」という概念はさまざまな分野で引用されています。例えば以下のような例が挙げられます。 −プロジェクトマネジメントの現場にて PCM(Project Cycle Management)ワークショップ、PO(Plan of Operation)・WBS(Work Breakdown Structure)作成、 KJ法等において、参加者が情報・問題・意見等を共有しあうために、大型のポストイットや紙片を用います。 図・表・グラフも「見える化」のひとつです。 −特別支援教育現場にて 主に自閉症児を対象に、次にやることを明確にするために絵と文字が書かれた絵カードが用いられます。 用途によって、壁に貼り付けるタイプと携帯可能なカードタイプがあります。 −工場にて 「見える化」は某自動車メーカーでの、事業方針のひとつにもなっています。 文字、色、絵、音、光等によって情報の共有をはかることで、業務の円滑化を図っています。
     DASTAK Associationと名づけられた自助団体が、日本大地震と津波の義援金集めのキャンプを行いました。 DASTAK Associationはプロジェクトが実施した第3回リーダーシップ研修の元研修生によって設立されたグループです。 キャンプは3月24日から26日の3日間行われ、5000ルピーが集まりました。
(ラジオを通した農村部/非識字者/障害者・家族等対象の啓発活動)      2011年4月のラジオプログラムは以下のような、テーマにて実施されました。
     第28回プログラムはMr. Anwar Abbasi (Assistant Librarian, National Library and Resource Center)と Mr. Nawaz Malik (Project Staff / physical disabilities)によって、2011年4月21日に実施されました。      Mr. Anwarは(イスラマバードから)ボランティアとしてラジオプログラムに参加しました。 彼の障害問題への関心の高さが、プロジェクトからの日当や交通費の提供無しでも アボタバードへの訪問を実現させました。      Mr. AnwarはNational Library and Resource Center, Islamabadの紹介を行いました。 同様のサービスがアボタバードの特殊教育センターでも提供されています。
モダンエージパブリックスクール 参加者:60名 1.活動の内容
- 紙芝居の実演 - 5つの教育機関が自作紙芝居を披露 2.活動の開始 活動は、Mr. Anees (Sir Syed public school)のコーラン暗唱と Ms Fatima (Al-Huda Association of Hearing and Speech)の宗教歌によって始められました。 3. Welcome Note and Project Briefing: プロジェクト紹介がMr. Abdul Wahid Mir (プロジェクト運営チームメンバー)によってなされました。 彼は、障害者の社会参加を促進するために、アボタバード県において実施されたさまざまな啓発活動 について説明しました。また、プロジェクトが大きな成果をおさめたことをシェアしました。 4.紙芝居の実演 (プロジェクトで準備した)サンプル紙芝居が、Mrs. Noor Khan (日本人ボランティア)によって英語で実演され 、Ms Sumera Baig (プロジェクトスタッフ)によってウルドゥー語に訳されました。 実演の目的は、紙芝居とその実演方法の紹介をすることです。 5.参加学校による紙芝居実演 Al-Huda Association of Hearing and Speech Center、 International Public School 、 The Modernage Public schoolによって、自作の紙芝居の披露・実演され、参加者の拍手を浴びました。
参加者:アボタバード県内の女性障害者30名 1.ワークショップの特徴
2)12地区からさまざまな障害のある女性が対象 2. ワークショップの背景
2) Ms Nuzhat (Facilitator/Project Staff)が女性障害者のためのワークショップ(3月に首都にて実施)において、自ら学んできたの経験をシェアを望んだ。 3. ワークショップの目的
2) 自助団体の設立: 女性障害者の自助団体の設立に向けたコミットメント 3) 彼女たちの意見を伝える: 女性障害者が実りある未来のために、さまざまなレベルにおいて集めた意見を人々に伝える。 4. Ms. Nuzhat Rehman, Project Assistantによるプレゼンテーション 女性障害者に関するプレゼンテーションがウルドゥー語とヒンディコ語(アボタバードの言語)によってなされました。 ここで、問題・原因・結果・助言・結論について、マルチメディアを通して議論され、 すべての参加者が彼女たち自身が感じる課題をその解決法について議論を行いました。
女子医科大学 参加者:70名(大学長、理学療法学部長、学生他)      1.活動の特徴
2) 医科大学生、スタッフ、教員、プロジェクト元研修生が参加したこと
2.活動の開始
3.歓迎の言葉と活動紹介
4.社会的リハビリテーションの重要性
5.スカベンジャーと植林
     プロジェクトスタッフが自助団体の概念と、設立の方法について説明しました。 参加者(第1/2/3回障害者・家族リーダーシップ研修生)は、地域での活動の困難について他の参加者にシェアしました。 彼らは3つのグループに別れ、彼ら自身の問題の解決と、彼らの問題を地域に知ってもらうために議論を行いました。
     2011年4月8日、県保健局事務所にて、Lady Health Worker(LHW)管理者20名を対象とした、 A STARプロジェクト紹介および啓発活動が実施されました。活動の特徴は以下です。
- 県保健局とA STARプロジェクトの(実質的bネ)初めての連携強化活動であったこと 各家庭を個別に訪問するLHWsが、障害者を見つけ、障害者の社会参加促進と彼/彼女らの生活を 豊かできるようにするための啓発を目的として以下のプレゼンテーションがなされました。 1.プロジェクトの目的・計画・期間・対象地域 A STARプロジェクトの目的は、以下の3つのグループ活動によって、男女の障害者の社会参加を促進することである。 2.ネットワーキンググループの活動 (連邦・州・県政府および障害当事者を含むNGOの代表によって校正された)合同調整委員会を2回実施した。 また、(障害者の社会参加促進に寄与する)国家行動計画のワーキンググループ会議を2010年6月に実施した。 また、(県レベルのプロジェクト実施主体である)プロジェクト運営チーム会議を49回実施した。 3.エンパワメントグループの活動 非障害者、肢体障害者、知的障害者、視覚障害者、聴覚障害者へのアセスメントが行われ、 (障害者の社会参加に関する)実態を把握した。障害者・家族リーダーシップ研修を行い45名に研修を提供し、 25回のワークショップを行った。 4.インクルージョングループの活動 ARPS, CARATS, Sports for All, SMART, Booklets on Disabilities, HEAR, A-STAR Radio Program, ART-ART, CB-SEP, SARI, A STAR Bakery, EARTHと名づけられた啓発活動を実施した。 プレゼンテーション後、LHW管理者からは、リーダーシップ研修生の選抜の方法や啓発活動に関する質問がなされました。
     連邦社会福祉・特殊教育省にて、A STARプロジェクト製作の障害啓発動画15本が承認されました。 近い将来パキスタンの全国放送テレビ局にて放映予定ですが、 プロジェクトウェブサイトにもアップロードしています。
第1編(Youtube) (ラジオを通した農村部/非識字者/障害者・家族等対象の啓発活動)      2011年3月のラジオプログラムは以下のような、テーマにて実施されました。
     1.参加者
2)プロジェクトより5名 プロジェクトダイレクター&マネジャー、PSTメンバー、プロジェクトスタッフ 2.プロジェクト紹介 プロジェクトダイレクターにより、以下の説明がありました。 1)背景
−国家行動計画のビジョンは、障害者の開発におけるインテグレーションとメインストリーミングによって、 彼らの能力を最大限に発揮できる環境の提供であること −しかしながら、現状ではインクルージョン・社会活動への参加と機会の制限があること
−2008年12月にアボタバード県の12地区を対象に3年間のプロジェクトが開始されたこと −プロジェクトの進捗、様々な局面と活動、可能性、そして彼自身の経験について 3.計画開発局担当者より
計画開発局担当者はプロジェクトのパフォーマンスへの高い関心を示し、
このプロジェクトを次期開発予算に含めることを、事務局長にリクエストし、参加者全員が同意した。 4.プロジェクトの延長
プロジェクトダイレクターは、このプロジェクトは、
KPK州の3つの県へのレプリケート(1県あたり50万ルピー予算)することを提案し、
事務局長がこれに同意し、2011〜2012年次期開発予算に含めることを考慮した。
    
参加者:合計150名〜200名
大学関係者: 大学長、ソーシャルワーク部総括、ソーシャルワーク部社会・ジェンダー学部学生150名 プロジェクト: プロジェクトマネジャー、PSTメンバー4名、プロジェクトスタッフ2名 活動の特徴:
2.活動はペシャーワル大学ソーシャルワーク部総括によってアレンジされたこと 3.司会はペシャーワル大学によってなされたこと 4.軽食がペシャーワル大学によって提供されたこと プログラム内容:
2.プロジェクト紹介と啓発動画視聴(プロジェクトマネジャー) 3.チーフゲストスピーチ(学長):障害の種類と定義、障害当事者のために我々のできること 4.PSTメンバースピーチ(障害当事者、視覚障害):地震の経験のそったインクルーシブ教育への考え 5.PSTメンバースピーチ(障害者家族、重度重複障害):バリアフリーな社会 6.PSTメンバースピーチ(リハセンター長):日本における障害者の社会参加 7.結びの言葉(プロジェクトマネジャー):参加者(学生)が自分たちのクラス地域できること 8.感謝の言葉(ソーシャルワーク部総括)
     自助団体DASTAK がメッセージスクールにてセミナーをアレンジしました。 セミナーの目的は、障害当事者の教育の重要性の理解促進です。以下が議論されました。
2. 元研修生より教育における障害者のバリアと困難について 3. 元研修生より教育的ニーズに関する啓発の重要性について 4. 元研修生より障害者の教育と就労の機会について 5. 参加者(学校長)より教育機関からの支援について
     自助団体準備集会がリーダーシップ研修生によって実施されました。集会では以下が議論されました。
2. 研修生よりDASTAK(自助団体)の成果:10名の障害児の就学させたこと 3. 研修生より社会における障害者の課題とニーズ 4. 参加者(学校長)より障害児のための教育分野における改善点 5. グループ討議
     参加者:
2.プログラム運営費・必要資機材等は全て地域のドナーから提供されたこと 3.司会が障害当事者2名によって行われたこと(女性肢体障害者と男性視覚障害者) 4.プログラム内の演技・歌等すべてが障害当事者によってなされたこと
2.女性開発とA STARプロジェクト:政府のサービス、女性・女性障害者の権利、プロジェクト活動 3.詩朗読と寸劇:女性障害者に関する問題、女性障害者の就労機会 4.パネルディスカッション:女性・女性障害者への支援について     ローカルNGO3組織(Sungi開発組織、Umer Asghad基金、Sher-Zad福祉協会) 5.A STARプロジェクトダイレクター(県政府最高責任者)のスピーチ:     女性の平等な権利と自立、A STARプロジェクトによる関連活動 6.フォークソングと国歌斉唱:     PSTメンバー(歌手/女性/キリスト教徒)によるフォークソングと参加者全員による国歌斉唱
     Siddeeque氏:PSTメンバー(KPK州政府弁護士/男性/肢体障害者)の提案によって、 障害者のための無料商談所がオープンしました。相談所は県社会福祉局建物内に設置されており、 毎週金曜日の午後3時から5時までサービスを提供しています。 ここは障害証明書発行する局として人々に知られています。 Siddeeque氏は、プロジェクトスタッフとともに、 アボタバードに住む障害当事者のために無償の法律相談を行っています。
     以下の3名がプロジェクトに出向済み
上記を含め現在の雇用状況は以下(パ政府雇用5名、プロジェクト雇用9名);
ローカルリソースパーソンリスト/A STARボランティアメンバーシップ      A STARプロジェクトでは、地域のリソースの活用が大きなテーマとなっています。 RIVERは、地域リソースを発掘することを目的として始まった活動のひとつです。 プロジェクト開始から、RIVERの主活動は、各種啓発活動に必要な資金の調達(ファンドライジング)、 つまり資金リソース/人的リソースの発掘を行ってきました。今月から新たに始まった活動として、 @ローカルリソースパーソンリスト、AA STARボランティアメンバーシップ、について紹介します。 1.ローカルリソースパーソンリスト(地域の有識者・専門家・実業家・医師等)      障害者・家族リーダーシップ研修のファシリテーター/講師、およびA STARラジオプログラムの フォーカルパーソン等として招聘することを目的とした人的リソースの発掘のツールとして、 ローカルリソースパーソンリストが準備されました。プロジェクト運営チームメンバー、 障害者支援関連組織の専門家をメインに30名程度のリソースパーソンリストが完成しています。 リストには、協力者の基本的情報のほか、専門分野に関する欄を設けています。 各種啓発活動への巻き込みを通して、さらなるリソースパーソンの発掘を行っていく予定です。 2.A STARボランティアメンバーシップ(地域の障害当事者・家族・その他一般)      上記ローカルリソースパーソンに加え、写真撮影、手話通訳等の啓発活動および研修サポート等 のA STARプロジェクト活動支援を目的とした人的リソースの発掘のツールとして、 A STARボランティアメンバーシップフォームの準備・配布および登録が始まりました。 すでに10名以上の登録が完了しており、今後はPSTメンバー・啓発活動を通して、 学生を含むボランティアを発掘していく予定です。      人的リソースの発掘によって、地域の人的ネットワークリソースの発掘も同時に行われます。 また、人的リソースは、情報リソース、場所/建物リソース、設備リソース等につながっており、 プロジェクト対象地域では、「人的リソース=ローカルリソース」ということもできます。      ボランティアのモチベーション維持のために、登録者全員にボランティア・A STARピンバッジ、 活動支援回数の多いボランティアに県政府からの感謝状、シールドなどを準備する予定です。
(ラジオを通した農村部/非識字者/障害者・家族等対象の啓発活動)      2011年2月のラジオプログラムは以下のような、テーマにて実施されました。
以下、第19回プログラムについて、詳細を記します。      Syed Zaheer ul Islam氏(県調整局長(県政府最高責任者)/A STARプロジェクトダイレクター)が、 彼が先月、海外を訪問した際の社会的リハビリテーションの経験について話しました。 また、障害者の社会参加に関してプロジェクトに貢献しているリスナーの賞賛しました。      Mr. Abdul Wahid Mir(モダンエージスクール校長/Pak-Irshリハビリセンター所長/PSTメンバー) は障害者のムーブメントに関連して得た経験を共有しました。 彼は、様々な組織において、異なった種類の補助具が得られることについて情報を提供しました。 また、障害者に関する二つのウェブサイトを照会しました。 障害者のリハビリテーションにかかわる事業を行う様々な組織の情報の提供も行いました。
     2010年10月にComsats情報技術大学にて実施された第2回HEARセミナー (高等教育機関対象の障害啓発活動セミナー:Higher Education including Awareness Raising on disability issue) に関する記事が、実施大学側のニュースレター(2010年10-12月号)にて掲載されました。      プロジェクト活動の持続性を配慮した、既存の地域のメディアリソース活用のひとつの事例です。
2011年テーブル&壁掛けカレンダー、プロジェクトパンフレット第2版      2011年は、過去2年準備したテーブルカレンダーに加え、壁掛けカレンダーを準備しました。 また、プロジェクトの主活動の変化に合わせて、プロジェクトパンフレット第2版を準備しました。 啓発・広報用視聴覚教材については、プロジェクト対象地域のニーズ、 プロジェクト関係者のキャパシティー、啓発・広報の方法・対象の絞込み等を配慮し、 以下のように準備してきました。主体性が専門家からPSTに移っています。
     プロジェクト対象地域の12地区のうち、3地区を対象とした、第3回障害者・家族リーダーシップ研修が 1月3日から開始されました。政府の就業時間(月〜土:8:00〜14:30、金:8:00〜12:30)、 研修生の送迎時間を配慮し、研修は土曜日and/or金曜日を休みとし、実際の研修時間は9:30〜12:30としています。 今回は研修の全日程について紹介いたします。
     自助団体準備集会が2011年2月26日に、ミルプール地区のA STARプロジェクト研修生である Mr. Jahanzeb自宅にて実施されました。Mr. Ishtaiq Hussain(研修生)が会議を開始し、 自己紹介をした後に、A STARプロジェクトについて説明をしました。 これらのプログラムの開始前に、コーラン暗唱とナートが、 Mr. Ishtaiq Hussainによってなされました。      Mr. Hafeez Abbasi (PSTメンバー)がプロジェクトの詳細を紹介し、その活動と、 リーダーシップ研修の目的について紹介しました。 次に、Mr. Jahanzebが、この集会の目的を説明しました。 Mr. Jahanzebは、障害者がコミュニティーの一員であることについて、 コミュニティーでの啓発を行っていると語りました。 私たちは、彼らに前に進むための機会と、社会に貢献できるよう全ての 可能性を提供することの必要性を訴えました。Mr. Abdul Basit (研修生)は、 集会の目的を説明するとともに、啓発の不足によって、社会の中で問題に直面している 障害者について共有しました。研修生のMr. Shamriaz、Ms. Jabeen Iqbalもまた、 それぞれの考えを聴衆に共有しました。      Mr. Aftab (PSTメンバー)は自助団体の重要性について説明し、 プロジェクトの活動と研修生の自助団体設立準備のための努力に心から感謝をしました。 Mr. Naqeeb Ullah (イクラ・パブリックスクール校長)は、 研修生のグループ形成の努力への感謝をし、教育分野での彼らへの 全ての可能な支援を提供すること、また将来バリアフリーな学校を作ることを伝えました。 Mr. Waqas Gul(ブライト・キャリアパブリックスクール校長)もまた彼自身の考えを共有し、 自身の学校をバリアフリーにすると語りました。また、教育分野での障害者への機会の 提供と全ての人々のためのバリアフリーな社会を作る支援をすると語りました。      Mr. Abdul Wahid Mir(PSTメンバー/モダンエージ・パブリックスクール校長)は、 集会を主催した研修生への感謝をし、モダンエージ学校は、障害者のために 2012年6月までに完全にバリアフリー化すると語りました。 また、障害者への全ての可能な機会の提供のために最善をしたいと語りました。 さらに、障害者に対し、「Disabled」という呼び方ではなく、 「Differently Abled」と呼び、また国連にて言われている 「Persons with Disabilities」を使うことを心にとめておくようにと伝えました。 彼らが障害者ではなく、彼らが貢献できる国民になるよう、 社会における移動するための全ての支援を行うと訴えました。 そして全ての参加者に感謝しました。コミュニティーからの参加者全員が、 彼らが彼ら(障害者)への全ての可能な支援をすると語りました。 集会は、軽食のあとに終了しました。
     スカベンジャー活動は、コミュニティー、元地方議員、プロジェクトスタッフ、 プロジェクト運営チームメンバーによってアレンジされました。 活動の前に、開会式が行われ、地域の代表者、児童・生徒他、 人々に、この活動の説明がなされました。      Ms. Fauzia(スタッフ/聴覚障害者)が、手話通訳者Ms. Urooji(ボランティア/肢体障害者) の助けを借りて、活動の責任者となりました。式はカイバルスクールシステムの Ms. Mubeenによるコーラン暗唱で始まりました。次に、Mr. Abdul Wahid (PSTメンバー)が、 参加者に対し活動の説明をしました。彼は、この活動を通して、我々た、 社会での障害者の役割について啓発を行っていると語りました。      活動の目的は、障害者の社会への参加促進と、全ての社会の包含によって、 社会をきれいにすることです。なぜなら、我々は社会の一員だからです。 彼女は活動において人々の参加のためのガイドをしました。Ms Bushra(PSTメンバー/障害者家族)は、 式においてスピーチを行い、社会が障害者を包含すれば、彼らは社会の一員となりうること、 また、この活動は、彼らの可能性と能力を示すための大きな事例となりうることを語りました。 なぜなら、活動の全ての準備は、障害者スタッフによって準備されているからと語りました。
2. 司会は大学教諭がつとめ、彼自身は障害当事者であったこと 3. 軽食・お茶は大学側にて準備されたこと 4. 初めての参加型のセミナーであったこと
     プロジェクト紹介は、Mr. Abdul Wahid Mir (PSTメンバー)によって行われました。 彼は、何故、どのようにしてA STARプロジェクトがアボタバードにおいて開始されたかを紹介し、 また、特権がほとんど与えられていな異なった分野の人々に対する態度について、 社会はバランスをとる必要があると訴えました。障害者は社会にメインストリーミング される価値について配慮がなされておらず、プロジェクトは、このネガティブな考えを 変化させることに成功したことを説明しました。プロジェクト対象地域の障害者の多くは、 彼らの権利について知っており、どのように余暇をすごすか、 どこでどのようにして教育が受けられるか、 また、就労機会や様々な施設・設備を提供する組織がどこにあるかを知っていると伝えました。 彼は、アクセシブルにしたTelenor (携帯電話フランチャイズ:アボタバード支店には スロープが設置されている)やレディース公園管理者への感謝をしました。 また、このセミナーを成功に導いた多くの人々に感謝をしました。      主催大学の大学長からは、彼の大学での活動に関してスピーチを行いました。 その後、プロジェクトとそのすばらしい功績に対して感謝をしました。 KPK州議会議員Mr. Sardar Aurangzeb Nalota PML(N)がスピーチを行い、 A STARプロジェクトのサービスへの感謝し、また、障害者が社会において十分な権利を獲得できるよう、 オピニオンメーカーとして積極的かつ実践的な役割となりたいことを強調しました。 最後に、生徒たちからセミナーにおける彼らの視点、なにを感じ取ったかを参加者に共有しました。 HEAR活動は障害問題に関して、大学の生徒・教員の啓発を行いました。 また、インクルーシブな社会を創造することの必要性を訴えました。
1. 会議参加者      県調整局長(県政府最高責任者/A STARプロジェクトダイレクター)、県政府全局長、職員、 社会福祉局長(A STARプロジェクトマネジャー)、A STARプロジェクトスタッフ(男性/肢体障害者)、 プロジェクトオフィサー(男性/肢体障害者) 2. プレゼンテーション (A STARプロジェクトの紹介)      県政府会議の通常議題終了後に、社会福祉局長(A STARプロジェクトマネジャー)が議長である 県調整局長(A STARプロジェクトダイレクター)の許可を得て、 以下の点についてプレゼンテーションを開始しました; 1) プロジェクトの目的、デザイン、期間、対象地域      A STARプロジェクトの目的は、アボタバードにおいて男女共に障害者の社会参加が促進されることです。 また、プロジェクトは県内の12地区(Union Council)において、 3年間の期間(2008年12月〜2011年11月)で実施されています。 2) グループごとの進捗
3) A STARプロジェクト作成の動画視聴      プロジェクトマネジャーの説明の後、調整局長(プロジェクトダイレクター)から、 SMART動画に関する説明がなされ、プロジェクタによってスクリーンに映し出されました。 彼は、A STARプロジェクトが、連邦、州、県政府および海外協力機構の合同事業であること、 また海外での研修で見てきた「これらの特別な人々(Special People)は海外では大切にされている」 という事実、についてスピーチを行い、全ての部局長、局次長、職員に対し、 障害者(Disabled Persons)が通常の人々のように働くことができるよう、 彼らの雇用枠2%について厳しく守るように伝えました。
     技術協力プロジェクトのひとつの重要な点は、カウンタパート(政府役人)への技術移転です。 「協力終了後も、カウンタパートが活動を実施するための技術が移転されているか」という点は、 プロジェクトの自立発展性を評価する際のひとつの指標になっています。      A STARプロジェクトでは、カウンタパートへの技術移転を行うために、プロジェクトの実施主体を、 以下のように、専門家⇒スタッフ⇒プロジェクト運営チーム⇒カウンタパート (連邦社会福祉省特殊教育局/州社会福祉局/県調整局長/県社会福祉局)の順で移行する方向性で進めています。 理由としては、「やってみせることの大切さ」「活動実施関連業務を通したOJT」 「人目をひく、かつ、頻繁なイベント実施によってプロジェクトへの関心を高める(プロジェクト内部・外部者)」などの、 プロジェクト関係者全員のキャパシティーデベロップメントとオーナーシップの熟成のためです。
     予算面の移行については、「成果を見せること」によって、政府側からの予算を確保するための努力がなされています。 また、プロジェクト在外事業強化費⇒地域のリソースパーソンの寄付(資金+資機材無料貸し出し)により、 予算の出にくい社会福祉分野での、地域からの寄与の促進をはかっています。 プロジェクトマネジャー(県社会福祉局長)への技術移転
     2010年2月に、連邦政府社会福祉・特殊教育省との連携により、SMART活動 (Short Movie for Awareness Raising Trials) が開始さまました。政府関係者、プロジェクト運営チームとの、10回以上の会議を11ヶ月かけて行い、20秒間の動画を15準備し、 関係者からの承諾を得るにいたりました。障害種バランス/ジェンダーバランス/トピックバランスに配慮しつつ、 ネガティブなイメージとならないような配慮と、手話・ナレーションを挿入しています。      今後の予定としては、連邦社会福祉・特殊教育省から、連邦情報省に放送の依頼がなされ、連邦情報省から、 PEMRA(Pakistan Electronic Media Regulatory Authority)に対して、社会福祉関連の無料放送枠を利用した、 放送依頼を行います。さらに、時間がかかることが予想されます。動画の詳細は以下です。
障害啓発&清掃活動「インクルーシブで緑豊かな社会」(2011年1月28日)      第23回活動は、ナワンシャヘル地区において1月28日に実施されました。活動の特徴は以下です。
−学校単位ではなく、地域の人々および子どもたちの集いとなるよう心がけたこと −軽食代は、地域のリソースパーソンによって寄付されたこと
(ラジオを通した農村部/非識字者/障害者・家族等対象の啓発活動)      2011年1月のラジオプログラムは以下のような、テーマにて実施されました。
以下、第14回プログラムについて、詳細を記します。      理学療法士として、震災復興のために、地域に根ざしたリハビリテーション(CBR)関連の事業を行う NGO:CAMP(Leonard Chashire資本)に所属していたMr. Sajidは、プロジェクト開始当初から、運営チームメンバーです。 CAMPでの活動の経験から、人々の認識・知識・情報の不足を原因とする、障害の発見や介入の遅れによる、 障害の悪化の問題についての話がSajid氏からなされました。同時に、障害の悪化と悪化予防ができること、 早期発見・介入の方法等について、情報を提供しました。
     2ヶ月間におよぶ第2回障害者・家族リーダーシップ研修が修了して、1ヶ月が経過しました。 研修中後半、そして研修後に、それぞれの出身地にて、障害者・家族自助団体を立ち上げるための努力が、 研修生自身によってなされてきました。しかしながら、多くが貧困に苦しむ農村部の障害者に対して、 「障害者・家族自助団体の重要性」を理解してもらうのは、非常に難しいとの訴えがありました。 そこで、プロジェクト運営チームのエンパワメントグループは、多くのサービス関連情報とネットワークをもつ、 ザカート委員(日本で言う民生委員)と、研修生をつなげることによって、ザカート委員から研修生へ、 研修生から地域の障害者へという、情報の流れとネットワークへの参加を促すことを目的に、 ザカート委員と第2回リーダー研修生の合同打合せを企画しました。      打合せには、県政府社会福祉局長(PSTメンバー/A STARプロジェクトマネジャー)、 県政府ザカート委員長(PSTネットワークグループメンバー)に加え、3つの地区より7名のザカート委員、 第2回リーダー研修生11人が集まりました。研修生側の課題とニーズの共有に対し、 ザカート委員会側が提供できる情報・ネットワークリソースの説明がありました。 全ての問題が解決したわけではありませんが、プロジェクト関係者は一歩前に進んだと感じています。      この打合せを通じて、@ザカート委員と社会福祉局長のつながりができたこと、 Aザカート委員がプロジェクトおよびプロジェクトオフィスのある特殊教育センターについて情報を得たこと、 等の効果もありました。来月はザカート委員会と第1回リーダー研修生との合同打合せも予定しています。
     プロジェクト対象地域の12地区のうち、3地区を対象とした、第3回障害者・家族リーダーシップ研修が開始されました。 障害の種類、地区、ジェンダーバランスの3つのバランスをとりながら、障害者家族も含めて、17名が選出されました。 今回は、研修1週目と2週目について詳細を報告したいと思います。 1週間目は2009年度協力機構障害者リーダー帰国研修員であり、連邦政府職員である、Ms. Nuzhatによって、 以下のようなスケジュールで実施されました。Ms. Nuzahtは、飽きず、疲れず、興味を惹く、 トピックとファシリテーション方法で、研修員の学びを促進しています。
−ボードと紙切れを使って自己紹介パートI(写真2) −質疑応答による、障害問題の知識・経験の共有とレベル確認 −幼児玩具(ブロックはめ込み)を使ってグループ討議し、障害のモデルについて理解促進(写真1) −「あなたは、障害がなくなる薬を飲みますか?」議論を通し、障害の受容状況確認 −ラップアップ(以降、毎日実施)
2日目(火)
3日目(水)
4日目(木)
5日目(金) 2週目は、実習としてのフィールドワークに主点を置いて、以下のような日程で行われました。 土曜日には、2010年度障害者リーダー海外研修生のMr. Aftab (プロジェクト運営チーム/パキスタン航空職員/肢体障害者)が 海外の障害者支援制度について講義を行いました。
1日目(月)
2日目(火)
3日目(水)
4日目(木)
5日目(土)
1.研修の目的      海外の障害者福祉・社会保障制度(実務一般)、障害者の社会参加の実際について横断的に学び、 理解を深める。 また、障害当事者の自助組織及び当事者組織運営の在り方やサポートする機関との連携と調整について、 見学や対話を通して深く学び、それぞれの専門能力を向上する。
2.研修参加者
研修参加者選びにおいて留意した点
以下のセレクションクライテリアを設定して、選ばれなかった人への説明をした。
−全研修参加者について、女性枠(30%)の設定 −連邦・州・県政府から各1名の枠を設定 −PST選抜については、6ヶ月以上のプロジェクト運営チームメンバーシップをもつこと −PST選抜については、PST定期会議への参加率が75%を超えていること −PST選抜については、プロジェクト関連活動を過去に1回以上主催していること |
Mail to a.star.project@gmail.com