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森林を手入れする人の数が減ると、せっかく残された落葉広葉樹林もあれてしまいます。関東地方の林は手入れしないで放置すると、だんだん、常緑広葉樹林に変化していきます。これを乾性遷移と言います。常緑広葉樹林は陰樹とよばれ、針葉樹林と同様に、一年中、林床に日が届かない林です。
 落葉広葉樹林は、林を定期的に伐採することによって、その遷移の中間遷移の陽樹の段階を維持している林です。つまり、人間とのかかわりの中で存在してきた林と言えます。