ありさの世界遺産のお部屋へようこそ世界一周旅日記

世界遺産とは、地球の生成と人類の歴史によって生み出され、過去から引き継がれた貴重な宝物であり、国境を越え今日に生きる世界のすべての人びとが共有し、次の世代に受け継いでいくべきものです。
「世界遺産条約」に基づいて「世界遺産リスト」に登録されいている物件は2008年7月現在878件で下記の通りです。

文化遺産 679件
自然遺産 174件
複合遺産 25件

世界遺産とは

世界遺産は内容によって「文化遺産」「自然遺産」「複合遺産」の三種類に分けられます。
またその他にも「危機遺産」「負の遺産」「無形遺産」などがあります。

文化遺産 顕著な普遍的価値を有する記念物、建造物群、遺跡、文化的景観など
自然遺産 顕著な普遍的価値を有する地形や地質、生態系、景観、絶滅のおそれのある動植物の生息・生息地などを含む地域
複合遺産 文化遺産と自然遺産の両方の、顕著な普遍的価値を兼ね備えているもの
危機遺産 世界遺産の中には、武力紛争や自然災害、大規模工事、都市・観光開発、密漁などによって危機に瀕しているものがあります。 世界遺産が重大な危機に直面している場合「危機にさらされている世界遺産リスト」に登録され、保護や修復の対象となるのを危機遺産と言います。
負の遺産 平和や人道的な観点から、人類の「負」の行為を記憶にとどめるためにその役割を果たす遺産を「負の遺産」と呼びます。
無形遺産 口承による伝統、芸能、社会慣習・儀式、伝統工芸技術などの無形の文化を、有形文化財である世界文化遺産同様、人類の宝物として、保護する事を目的としたものです。 これまでに選ばれた中には、日本の『能楽』や『人形浄瑠璃文楽』があります。

世界遺産の歴史

壊れゆく地球の自然をいかに保護していくか…これはらは第一次世界大戦以前から、たびたび国際問題と士取り上げられ、条約の整備も積極的に進められ、1945年にユネスコが創立しました。 1948年にその先がけとして自然環境を国際的に保護しようというIUCN(国際自然保護連合)が発足し、1954年には『ハーグ条約』という、武力紛争の際にも当事国の文化財を保護しようという条約が採択されました。
1959年、エジプトのナイル川流域にアスワン・ハイ・ダムを建設する計画が持ち上がり、『ヌビア遺跡の遺跡群』が水没しアブ・ジンベル大神殿がダムの底に沈むという事態が起こりました。 これを受けて、ユネスコがヌビア水没遺跡救済キャンペーンを開始。世界の60ヶ国の援助により、ヌビア遺跡内のアブ・シンベル神殿を移築する大計画が実現しました。このことが『世界遺産』誕生の第1歩となったのです。
そして1972年11月16日、ユネスコのパリ本部で開催された第17回ユネスコ総会で、『世界の文化遺産および自然遺産の保護に関する条約(世界遺産条約)』が満場一致で成立。
そして1978年、自然遺産4件、文化遺産8件の全12件が、世界遺産リスト第1号として登録されました。

最初に登録された世界遺産世界遺産登録第1号

世界遺産の基準

登録されるためには、世界的に普遍的な価値をもつことが前提となるだけでなく、以下に示した世界遺産登録基準を、少なくとも1つは満たしていると判断される必要がです。

文化遺産

(i) 人類の創造的天才の傑作を表現するもの。
(ii) ある期間を通じて、または、ある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、町並み計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
(iii) 現存する、または、消滅した文化的伝統、または、文明の、唯一の、または少なくとも稀な証拠となるもの。
(iv) 人類の歴史上重要な時代を例証する、ある形式の建造物、建築物群、技術の集積、または景観の顕著な例。
(v) 特に、回復困難な変化の影響下で損傷されやすい状況にある場合における、ある文化(または、複数の文化)を代表する伝統的集落、または、土地利用の顕著な例。
(vi) 顕著な普遍的な意義を有する出来事、現存する伝統、思想、信仰、または、芸術的、文学的作品と、直接に、または、明白に関連するもの。

自然遺産

(i) 地球の歴史上の主要な段階を示す顕著な見本であるもの。これには、生物の記録、地形の発達における重要な地学的進行過程、あるいは、重要な地形的、または、自然地理的特性などが含まれる。
(ii) 陸上、淡水、沿岸、および、海洋生態系と動植物群集の進化と発達において、進行しつつある重要な生態学的、生物学的プロセスを示す顕著な見本であるもの。
(iii) もっともすばらしい自然現象、または、ひときわすぐれた自然美をもつ地域、および、美的な重要性を含むもの。
(iv) 生物多様性の本来的保全にとって、もっとも重要かつ意義深い自然生息地を含んでいるもの。これには、科学上、または、保全上の観点から、すぐれて普遍的価値を持つ絶滅の恐れのある種が存在するものを含む。

複合遺産

自然遺産と文化遺産の登録基準。

世界遺産の流れ

世界遺産の登録には、まず、世界遺産条約の締約国が、自国の自然遺産、文化遺産の中から顕著な普遍的価値を持つ物件を世界遺産委員会に推薦することから始まります。
ユネスコ本部に世界遺産リストへの登録を希望する物件を推薦します。世界遺産リストへの登録は、世界遺産委員会の直前に開催される世界遺産委員会ビューロー会議(世界遺産委員会で選任された7カ国で構成)での事前審査を経て、世界遺産委員会で審議・決定されます。 世界遺産への登録に際しての事前審査は、自然遺産については、IUCN(国際自然保護連合)が、科学者などの専門家を現地に派遣し、厳格な現地調査を含む評価報告書を作成、この評価報告書を基に、世界遺産委員会ビューロー会議が自然遺産の登録基準への適合性や保護管理体制について厳しい審査を行います。
文化遺産と複合遺産については、ICOMOS(国際記念物遺跡会議)が、建築や都市計画などの専門家を現地に派遣し、厳格な現地調査を含む評価報告書を作成、この評価報告書を基に、世界遺産委員会ビューロー会議が文化遺産の登録基準への適合性や保護管理体制について厳しい事前審査を行っています。
世界遺産への登録は、国内での政府推薦までの諸手続き、ユネスコ事務局世界遺産センターへの書類の提出、その後のIUCNやICOMOSの調査と評価、世界遺産委員会ビューロー会議での事前審査、世界遺産委員会での審議・決定のプロセスを経て世界遺産リストに登録されるまで長い時間と地道な作業を伴います。

世界遺産の流れ

世界遺産の多い国は

世界遺産を一番多く持っている国はイタリアの41件です。そしてスペイン、中国となっております。
日本は14件です。

世界遺産の多い国順

日本の世界遺産

日本の世界遺産は文化遺産11件、自然遺産3件の合計14件です。

日本の世界遺産

世界遺産の小さい順

世界遺産の登録地域面積の大きさはさまざまです。
一番小さい登録地域面積はどんなものがあるか見てみましょう!

世界遺産の小さい順

世界遺産の大きい順

一番大きな登録地域面積はどんなものがあるか見てみましょう!

世界遺産の大きい順


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