「はて?なんでしょうねこれは」

今日も絶好のはるちん日和ですね、って事ではるちんです。

相変わらず意味分かんないですけど。

さて、突然ですがはるちんは昼休みに裏庭を散策中に、奇妙な物を発見してしまったのですよ。

かなり手の込んだ落とし穴、いたずらのプロであるはるちんで無ければ見抜けないのですよ。

「これははるちんへの挑戦状と見るべきですね!」

こういういたずらははるちんの専売特許なのです。

誰が仕掛けたのかは知りませんが、この落とし穴をそのままにしたらはるちんの名が廃るってもんです。

「という訳ではるちんマックスパワー!」

まずはそのままだと危ないから下に葉っぱを敷いておくのですよ。

あとは穴を隠す素材を変えて、さらに土で見え難くして…

「おめでとう、落とし穴ははるちんスペシャルに進化した!」

ってそんな事言ってる間にチャイムが鳴っちゃいましたよ。

また放課後にでも様子を見にくればいいですね。






「で、どなたですか?」

「………」

放課後になってまた落とし穴のところに来てみると女子生徒が見事に引っ掛かっていたのですよ。

同じ学年だとは思うのですが、はるちんは見たことがない人です。

しかもさっきから何を聞いてもだんまりで困って困って。

「スパイよ」

「………はい?」

「だからスパイよ、スパイが自分の仕掛けた罠の位置を忘れてこの様よ」

「誰かが弄るなんで思わなかったのよ、だから位置を忘れても見れば分かると思った訳」

「滑稽でしょ笑えるでしょ笑いなさいよ笑えばいいじゃない、あーはっはっはって」

「………」

「ちょっと!無言で立ち去ろうとしないでよ、助けてなさいよ、助けてよ、助けてくださいお願いします」

やかましい人だなぁとさすがのはるちんも思わず引いてしまいましたよ。

世の中は上には上がいるという言葉を今実感しました。

まあ、変えた犯人は何を隠そうここにいるから助けない訳にはいかないですね。

「見つけましたよ、三枝葉留香!」

「げ、風紀委員…」

まさかあの事に気付かれたか!

こうしゃちゃいられません、はるちんの名にかけて逃げ切らねば。

「ちょっと!助けてくれるんじゃなかったの!!!」

はるちんは今それどころじゃないので、他の人にバトンタッチなのですよ。

「ちょっと、まさかこのまま!?さすがに笑えないわよ」

それでは本日はこの編で!バイバイ!

「勝手に締めないで!次回までこのままなの!?」




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