自転車文化タウンづくりの会

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設立趣旨

「自転車文化タウンづくりの会」

設立趣意書

 

 自転車は、子どもからお年寄りまで広範に普及し、生活する上でかけがえのないものになっている。そして、最近では、燃料を消費しない、排気ガスを出さない、といったように、環境にもやさしい乗り物として、また、人々の健康づくりに貢献する乗り物として、その役割が見直されている。

さらに、自転車は、子どもが初めて手にする乗り物であり、歩く段階から自転車の段階に移ることにより、飛躍的に行動圏が広がり、人、自然、まちとのコミュニケーションを通じ、発達に貢献する。大人にとっても自転車の速度は外界とのコミュニケーションを保てる適度な速度となっている。

 このように自転車は、優れた利便性、環境性、健康性、そして人間発達性を有しているといえる。私たちは、この力を“自転車力”という。

しかしながら、わが国の現状をみると、自転車の歩道走行により、自転車対歩行者の事故が急増し、歩行者からは危険な乗り物としてみられている。一方、車道走行時には、自動車との接触事故の危険性と隣り合わせであり、ドライバーからは迷惑な乗り物と思われている。また、駅前や商店街などにおける乱雑な放置も歩行者の通行の妨げとなり、自転車駐輪対策が重要な課題となっている。

このような自転車が起こす問題点を解決する方策を探るとともに、“自転車力”を生かした、人づくり、生活づくり、まちづくりはどうあるべきか、また、自転車自身の魅力化のために何をなすべきかを、つまり、「自転車力を生かした文化に満ちるまち(自転車文化タウン)づくり」のあり方について、市民、事業者、行政、教育・研究者たちが連携し、情報交流、調査研究等を通じ、伴に考え、提案し、具体の地域において実践する、行動する会として、「自転車文化タウンづくりの会」の設立を目指す。

 

2007年12月1日

代 表 新田 保次(大阪大学大学院工学研究科教授)

幹事長 藤江 徹(あおぞら財団事務局長)

 

 


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