Last Update 2008/10/03
−マーク3海外版−
日本においては、MK−IIIの名称で発売されたこのハード規格は、海外ではSEGA Master System(以降SMS)と呼ばれています。大よそ86年頃から主に、北米アメリカ・カナダや、 欧州ヨーロッパ各国、豪州オーストラリア、そして伯州ブラジルなどで発売、展開された様です。 残念ながら、ソフト形状は日本のものとは違い、そのままでは使用する事は出来ませんでした。
ハード機能については、先の項でも挙げた様に、このSMS本体には「FMサウンド・ユニット」 は搭載されておりません。
また後に、海外各国ではよりコンパクトになって装いを新たに、「Alex Kidd in Miracle World」が 内蔵された「SEGA Master System II」が発売になりました。
MK-3098-50 |
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MS/SMS"1"本体と比べ、イメージが一新されたコンパクト
なデザイン。SECAM方式のフランスを除き、TV出力はRF接続のみで、更に「SMS THE SEGA CARD」スロットと、
「3-D GLASSES」端子が省略された。
欧州と北米ではPAUSEボタンの色が違うのが特徴。 欧州では更に「SONIC THE HEDGEHOG」を筆頭に 様々なソフトを封入した+1的本体も登場した。 |
MK-3050-50 |
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| この「Light Phaser」は日本の本体では画面が光るだけで使用出来ない。 更に「3-D Glasses」にも対応するソフトになると、海外のSMS1本体と、これら周辺機器まで全て必要となる。 | |||
5072 |
Trap Shooting/ Safari Hunt |
5106 |
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| 「Light Phaser」専用ソフトのごく一部「Shooting Gallery」
「Marksman Shooting/Trap Shooting/Safari Hunt」「Missile Defense 3-D」「Gangster Town」「Rescue Mission」。初期銘柄の
ソフトによっては、ロットNo.が明記されていないのは、SMS本体や「Light Phaser」同封セットに挿入されていた為と思われる。 中でも「Rescue Mission」はFM音源にも対応しているだけに、国内本体でプレイ不可なのは残念だ。 考察するに海外発売時期から推測して、国内ソフト番号"G-1300"台においての欠番に相当するのではないだろうか。 '88発売だとしたら1350?1368? |
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5110 上海 |
7014 カリフォルニア・ゲームズ |
7018 獣王記 |
7023 ビジランテ |
7024 |
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7027 中華大仙-Chuka Taisen- |
7031 スクランブル・スピリッツ |
8006 |
9501 ウルティマW |
29001 ギャラクシーフォース |
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| Mk−III本体+FMサウンド・ユニット/MS本体で、変換機を使用する事で FM音源を奏でるソフトの一部分。海外本体は未対応な事から推測し、実は日本国内で発売も念頭にあったものの、 発売中止に追い込まれたのではと思われる。何とか無事国内で発売して欲しかった所。どのソフトも実に味わい深いFM音を奏でる。 | ||||
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大まかに左から前期、中期、後期と位置付けた。 |
北米において。90年製「E-SWAT」北米版(左)は、ロゴが従来に比べ、
逆さの台形の様なダイナミックなものへ変更された。
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−32bit機以降も尚−
North America −北米−
それぞれの販売流通は、各国代理店を通しての発売だったと思われます。先ずはSEGA OF AMERICA を元に販売されていましたが、パッケージに記載されている様に、それぞれ代理店として 北米は「TONKA」や「IRWIN ELECTRONICS」がそれに該当する様です。そして、「SEGA Master System II」も 発売されましたが、90年頃に欧州向けタイトルの数本が、SMSロゴを一新して発売されつつも、 後に終焉を迎えます。
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このソフトには「TONKA」との表記がある。これは88年製「Monopoly」のパッケージ裏面下部。 アメリカから購入した’87〜88物にはこの表記が見受けられる。 |
Europe −欧州−
欧州各国においては、日本や北米とは違い、実に倍以上の年数で発売され続けました。
特に後半は、上位機種や多種多様なハードとも共存していましたから、いかに長い間ユーザーに安定して親しまれていたのかと、
改めて感心する事も出来ます。
「Virgin」グループの「Virgin Mastertronic」と
欧州圏での販売代理店契約が長期的に渡る事で安定した販売網と、
また後に発売される携帯ゲーム機で、初のカラーを採用した、
「ゲーム・ギア(GG)」のCPUが、今までの8bit機とほぼ同じものが採用され、
マーク3(MS、SMS全て)と同様の性能であった事から、開発面でも平行して発売する事が
可能で、それが市場の延命化にも大きく貢献したと思われます。よって日本市場ではGGでしか遊ぶ事が
出来ないタイトルや、マーク3/MS未発売ソフトが数多く存在し、何と32bit機が登場する95年頃までソフトが発売されていました。
SMSのパッケージは、大まかに分けて、前期、中期、後期と分ける事が出来ますが、 後期パッケージでロゴが変更になった頃から、積極的にサード・パーティを受け入れ、 「Virgin」を始めとして、「Core Design」、「TECMAGIK」、「DOMARK」、「INFOGRMES」など、 主に欧州で、また次世代機でも活動したメーカーが次々と、実にバラエティに富んだソフトを手がけていきます。
7029 ダイナマイト・ダックス |
7045 ゲイングランド |
7073 ボナンザブラザーズ |
7075 エイリアンストーム |
9009 シャドーダンサー |
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Virgin/27024-50 |
INFOGRAMES/ MK-27082-50 |
U.S. GOLD/25006-50 |
TECMAGIK/27019-50 |
Mirrorsoft/MK 27020-50 |
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PARKER BROTHERS/ No.4370 |
FLYING EDGE/ MK-27064-50 |
TENGEN/301040-0160 |
DOMARK/MK27023-50 |
CORE/MK-29019-50 |
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Australia −豪州−
豪州では、当初欧州向けと同様なパッケージ形式と、多言語表記の説明書の構成で、 現地での販売は、コアラのマークでお馴染み、「Sega ozi Soft」が行っていました。
しかし、その後は生産も独自に行うようになりました。まず外装ケースですが、各国SMSとは違い、 一見では判別が難しいのですが、手に取ると"一回り小さい形状"で成型されています。説明書表記は、英語表記のみ、 白地に青一色文字版の、大半が一枚紙で印刷され、より簡素な物になりました。ソフトにもきちんと オーストラリア製と刻印され、成型状態も他国の外観と多少違います。これらは同国における Mega Driveへと引き継がれます。
9012 |
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幅、高さ比較 |
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| 国内ではMDでのみ発売された「モンスター・ワールド3」のSMS移植版である。 これは豪州版のもので、単体では欧州版と見分けが全くつかない。 パスワード制を採用し、内容共々、非常に丁寧に作り込まれており、このシリーズは一貫して海外でも人気がある。 | 外ケースの違いは、並べて見ると高さと幅が違うので一目瞭然である。 後期はパッケージ紙も豪固有のものになる。 | 豪州特有の説明書は、白地に青のみの文字で構成された一枚紙に印刷され、
折りたたんで収納する。 このソフト成型は、北米や欧州の物と金型が違い、一見荒い質感を伴う。 ステッカーも艶が無い工程のもので、文字印刷もより質素な雰囲気を醸し出す。 裏側右下には、成型刻印された「Sega ozi Soft」ロゴが見られる事から、豪州独自なのは明白と思われる。 | |
Brazil −伯州−
最後に南米、ブラジルです。販売元は、1987年設立の玩具メーカー、「TEC TOY」が ライセンスを取得し、そして今日もなお行っています。
初期こそ紙製仕様パッケージではありましたが、こちらは豪州とは違い、初期から独自 生産も行っていた模様です。後のプラスチック・ケースやカートリッジにもきちんと「Industria Brasileira」 と刻印がされ、説明書も他国のSMSとも違うサイズ、無論こちらもポルトガル言語表記です。これは同国における Mega Driveにも同様な形で引き継がれます。
ハード規格では、当地のみ発売で、SMS版「SONIC THE HEDGEHOG」が内蔵された「SEGA Master
System III」や、付属コントローラーがMDIIタイプへ進化した「Master System III Collection 74 SUPER JOGOS」、
「Master System III Collection 105 SUPER JOGOS」、
「Master System III Collection 74 SUPER JOGOS」、
「ゲームギア(GG)」を彷彿させる「SEGA Master System III SUPER COMPACT」各種と、
奇抜なピンク色のハンディタイプ本体「SEGA Master System Girl」や、
最新機種「Master System Handy 27 JOGOS」等、数多くのSMSゲームを内蔵した本体が、
今世紀にも続々と開発され、購入出来るようです。
もはや既にセガの手元を離れ、完全にひとり立ちして歩んでいる姿は、
当時を知る方には大変懐かしくもあり、それも相当驚かれる事実かも知れません。
ソフトにおいても、日本では「GG」で発売されたソフトも、ほぼ同規格であるTEC TOY/SMSソフトとして、当地でのみ
発売で、数多くのタイトルが存在します。
当初は他国で発売されたソフトを、現地人気キャラ
に差し替え扮し、手がけるなどしていましたが、90年代中期には独自でソフト開発も行う様になり、
98年頃までソフトを発売していました。日本で最後のソフトが発売になったのが89年でしたから、
セガ・ハード・ブランドとしては最長に当たるのではないでしょうか。
いまだ新規開発され、脈々と受け継がれている事実、これこそハード冥利に尽きると言っても過言では無いと思います。
非常に感慨深いです。
028660 |
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| 日本名「ウッディ・ウッドペッカー」、
すっとんきょうな笑い声のキツツキが主人公のアクションゲーム。
肝心の内容は、大味で操作に苦労する。製作自体はTec Toyオリジナルソフトと思われる。
パッケージのデザイン、説明書のスタイルとサイズ、ソフト・シールのシンプルさなど、 青を基調としたスタイル全ての面で独特な雰囲気を醸し出し、大変興味をそそられる。 プラスチック・ケースのサイズはほぼ他国SMSと同じだが、成型状態やパッケージ表面の 透明シート溶着や質感は良くない。尚、最初期のソフト初版群は紙箱製。 |
ソフト・シールは他国とは違う青色が基本。
裏面には"Industria Brasileira"と刻印成型されている。 | |||
em O RESGATE 026260 |
025470 |
INTERNATIONAL SOCCER 028.670 |
MOJO WORLD 028.740 |
030.010 |
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028.570 |
028600 |
IN ESCAPE FROM MARS 028620 |
028.650 |
028.690 |
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028.710 |
028730 |
028750 |
030.020 |
030.030 |
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「Sonic Blast」パッケージ裏面のライセンス表記のアップ。 "Industria Brasileira"との表記がある。ケース内面にもきちんと成型刻印がなされている。 |
※一部ポルトガル語表記が異なりますが、予め御了承下さい。
Portuguese notation is different, but please understand it beforehand.
Thank you for Koga! I believe that I can meet you again.
−韓国のSMS−
韓国で発売されたSMSは名称が違い、「SEGA Master System」と「同II」は、それぞれ 「GAMBOY」「GAMBOY II」と呼ばれていました。まずは「OACS」と言うメーカーがライセンスを 取得し、その後「三星電子」が1989年4月20日に版権を取得しました。更に「Mega Drive」も 三星が韓国内での版権を取得していた為、MDは「SUPER GAMBOY」と上位カテゴリー化して呼ばれていました。 パッケージ上の「三星電子」のハングル表記が、英語表記「SAMSUNG」へ意向しつつあった時期にかけて、 SMS「GAMBOY」が「ALADDINBOY」へ、MD「SUPER GAMBOY」が「SUPER ALADDINBOY」へそれぞれ名義変更していった様です。 ※海外のMDの項へ
きちんとライセンスを取得して発売になったソフトは、日本未発売になった海外向けソフトも数多く発売されました。 また、その他の諸外国とは違い、ソフト形状がほぼ同じで、日本のMS本体でそのまま使用可能ですが、 抜き差しがきついので、取り扱いには特に注意を払います。
一方では、ノン・ライセンスながら韓国オリジナルソフトが、何処か彼処か見覚えの あるキャラや内容ではありましたが、魅力溢れるソフトが90年代中盤まで続々誕生しました。 ※すかせがのコンシューマー系へGOこれらの全貌を把握するのは、 困難を極めます・・・。この辺りの実態は、日本でのハード規格の 更新が早く、諸外国では独自開発が追いつかないのもあるのでしょうか。内容はともかく、 趣があると言ったら語弊があるかも知れませんが、 ハード云々では無く、こよなく愛され続けるからこそ出来るすでなのかも知れません・・・。
OACS/GB-1006 |
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| OACSがセガのライセンスを取得して発売した内の「Great Volleyball」。
一見、ケースは日本ゴールド・カートリッジ箱と同じ風合いだが、ハード・ケースである。どうやら当地独自プラスチック成型物の様で、
質感が北米・欧州の日本製の物より質感が落ちる。
説明書は付属せず、裏面に簡素な説明文と、また「SAMSUNG GAMBOY II」本体の写真を掲載している。 オリジナルとは違うコントローラーには感慨深い。 おや?このパッケージ絵はどこかで見覚えがあるぞ!まして裏面の画面写真は!?。 |
ロムはその他の海外SMSソフトとは違い、ほぼ日本と同じ形状をとり、
更にエリア・プロテクトも問題無い事から、国内ハードでそのまま使用可である。
メガ表記とSEGAロゴもステッカー上にあり、違和感がまるで無い。しかし裏面にはSEGAの成型刻印は無い。
で肝心の内容は、日本のグレート・バレーボールと同内容でした・・・。 | ||
1M GB1017JG |
2M GB2004JG |
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2M GB2008JG |
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2M GB-2007JG |
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4M GB4010JG |
4M-GB4011JG |
4M GB4014KS |
IN MONSTER WORLD GB4021JG |
4M GB4028JG |
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GB93006JG |
GB4030JG |
GB-95001JG |
SUPER MONACO GP II 9011 |
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※タイトル表記にあたり、欧州版の同銘柄のままで掲載。
−今後−
その他、北米IRWIN ELECTRONICS系、Activision ver.、英国KIXX ver.やClassic Edition等ご当地物ソフトや、
アジア圏向けのソフトなど、更にロシア圏も!?出来たら今後も調べていきたいと思っています。
また、今までの文章や記事に間違いや、もっと詳しい方がいらっしゃいましたら、訂正致します。
ぜひとも、お知らせ頂ければ嬉しく思います。