PERISH

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  舞い戻る妹  

「やっとついた・・・」

一人の女の子がつぶやく。
その容姿は青い瞳に蒼い髪・・・

「ここにシャティがいるはずなんだけど・・・」

そういい、周りを見渡す。
すると見知った顔が目に入った。

「ぁ!ダブリスじゃない。シャティ抱えて・・・どうしたの?」
「・・・あなたは・・・セドナ様・・・どうしたのですか?こんなところに」
「あら?私はここに来ちゃいけなかったのかしら?」
「そんなことはありませんが・・・セドナ様ほどの人がどうしてここに?」
「兄妹ですもの。心配するのは当然じゃなくて?」

ダブリスは少し苦い顔をして言った、

「そうですね・・・ではここに来たのはシャティ様がデュエルをはじめたと聞いてですか?」
「ええ、そうよ?何か問題でも?」
「・・・プロリーグのほうはどうしたのですか?」
「そんなの無断欠席するに決まってるじゃない!シャティのほうが大事!」
そういうと、ダブリスに抱えられていたシャティが目を覚ます。
「ん・・・あれ?セドナ・・・?今プロリーグに行ってるんじゃぁ・・・?」
「そんなのどうでもいいのよ、シャティがデュエルをはじめたんだからそっちを見るほうが大事だわ。」
「そっか・・・セドナはやさしいね・・・」

その一言にセドナは顔をこわばらせる。
そして誰にも聞こえないような声で

「あなたをおいて出て行ったのにやさしいだなんて・・・よっぽどあなたのほうが優しいわよ・・・シャティ。」

とつぶやく。

「どうしたの?セドナ?あ!そうだダブリス、さっきの試合はどうなったの?」
「・・・覚えてらっしゃらないのですか?」
「デュエルをしてて・・・頭痛が襲ってきて・・・あれ?そこから覚えてないや・・・」
「・・・シャティ様が勝ちましたよ、相手のLPを0にして。」
「そうなんだ・・・よかったぁ・・・」

ほっ、と胸をなでおろすシャティ。

「ねぇ?シャティはどんなデッキを使うの?」

セドナがたずねる。

「エンジェル・パーミッションだよ!セドナはどんなのを?」
「私はね・・・デッキ破壊よ。」
「じゃあまた今度やろうよ!」

元気よくシャティが言う。

「そうね・・・じゃあ、シャティが私と同じところまでこれたら戦ってあげるわ。それまでがんばりなさい。」

そういってその場から立ち去る。
そのときちょうど、

「次の試合を始めますので選手の方は――――」

という放送が流れた・・・
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