PERISH

戻る | 続き |

  Overture〜序曲〜  

一方その頃―――

「君が不死王か。」

「アァ?誰だ。」

「失礼。僕はBrightdown Walkerという。決闘者だ。」

「大会の参加者か?」

「あぁ。もっとも、デュエルネームで登録してるがね。そんなことより・・・

君とデュエルがしたい。」

「どういうことだ?」

「おいおい。『ここに二人の決闘者が対峙しているから』以外に理由が必要なの
かい?まあ補足するなら君を強者と見込んで、知り合い程度にはなっておこうと
思ってね。君ほどの決闘者となんら関わりを持たないのはもったいない。」

「ハッ!面白ェ。受けてやるぜ、そのデュエル。」



「「「デュエル!!」」



これが、不死王とB.W.の出会い―――

「僕のターンからだ!モンスターを1体セット、カードを1枚伏せる。ターンエンドだ。」

「俺のターン・・・

モンスターを1体セットしターンエンドだ。」

あっさりした互いの第1ターン。しかし、【岩石族】のB.W.と【アンデット族】の不死王。その水面下の戦いはすでに始まっている。

(モンスター1体のみでのエンド・・・考えられるのは《魔導雑貨商人/Magical Merchant》かリクルーターあたりか・・・なら)

(1・1の基本態勢。あいつが本当に噂の“神の使徒”ならこの状況・・・どう捌く
?)

「僕のターン。手札から《日和見主義の物神折衷論者》を召喚、効果発動!

『歪んだ天秤(フェアツェルト・バルケンヴェッジ)』!

墓地に送られたのは《N・グラン・モール/Neo-Spacian Grand Mole》と《化石岩の解放/Release from Stone》。さらに手札交換だ。《アステカの石像/Stone Statue of the Aztecs》を墓地に送らせてもらうぞ。」


《日和見主義の物神折衷論者》(オリカ)
☆4 岩石族/地属性 1800/1800
このカードが攻撃をする場合、このカードの元々の攻撃力は半分になる。自分のデッキからカードを2枚めくり墓地に送る。墓地に送られたカードの中に岩石族モンスターがあった場合、デッキからカードを1枚ドローしその後手札からカードを1枚捨てる。岩石族モンスターが1枚もなかった場合、自分は500ポイントのダメージを受ける。この効果は1ターンに一度しか使用できず、この効果を使用したターン自分は攻撃できない。

(One Lover Boostより)


墓地に送るカード、送られるカード。そこからは【岩石族】の色のみが宝石のごとく輝いている。

(【岩石族】・・・相性はあまりよくねぇな。まして確実に墓地に岩石族をためこんでいやがる。)

「ターンエンドだ。」

「俺のターン。モンスターとカードを1枚ずつセットし、ターンエンドだ。」

慎重になる不死王。しかし、その眼は獲物を狙う。

「僕のターン。のんびりはお互い様か?

『歪められた天秤』

墓地行きは《ギガンテス/Gigantes》と《番兵ゴーレム/Golem Sentry》。さらに《伝説の柔術家/Legendary Jujitsu Master》を墓地に送らせてもらうぞ。カードを1枚セットし、ターンエンド。」

なおも墓地に岩石族を溜め続けるB.W.。すでに5体・・・ライフ4000の中、【岩石族】のウォールを考えれば致死量は近い。

(チッ!運のいい奴だ・・・だが、俺のほうから仕掛けさせてもらうぜ!)

「俺のターン。行くぜ、【ターボリクルート】の破壊力を見せてやる!《大寒波/Cold Wave》!!

さらにチェーンして《暴力と謀略》、《サモンチェーン》!」

《暴力と謀略》(通常罠)(オリカ)
このカードは自分の通常魔法にチェーンしてのみ発動できる。次のターンまで相
手は攻撃宣言が行えず、自分はダメージを受けない。

「くっ…だが、《手札断殺》だ。」

互いに手札交換がなされ、さらに墓地に岩石族1体を溜め込むB.W.。

「悪いな…今のカードで俺の手札はむしろ強化された!

反転召喚!!

《キラー・トマト/Mystic Tomato》《巨大ネズミ/Giant Rat》!

連鎖召喚!!!

《ピラミッド・タートル/Pyramid Turtle》《巨大ネズミ》《グリズリーマザー/Mother Grizzly》!

全軍で《日和見主義の物神折衷論者》に攻撃ィ!

来やがれ俺の兵達!


《不意打ち又佐/Mataza the Zapper》!!


《ハイパーハンマーヘッド/Hyper Hammerhead》!!


《龍骨鬼/Ryu Kokki》!!


《ミスティック・ソードマン LV2/Mystic Swordsman LV2》!!


《ロードポイズン/Lord Poison》!!



《龍骨鬼》で《日和見主義の物神折衷論者》を、《ミスティック・ソードマン LV2》で裏守備モンスターを攻撃!」

「危なかった。破壊されたのは《ピース・ゴーレム》だ。」


《ピース・ゴーレム》(オリカ)
☆4 岩石族/地属性 0700/1600
このカードが墓地へ送られたターン、自分はダメージを受けない。


「チッ!決めるつもりだったんだがな。ターンエンドだ。」

W.B. LP:3400
不死王LP:4000

「僕のターン、いよいよ大詰めといったところか!」

「あぁ、だが…負けてやるつもりはないぜ。」

「だが、すでに僕の手札は君にチェックメイトをかけるべく動きだしている!

モンスターとリバースを2枚セットし、ターンエンド!」

B.W.の銀灰の瞳が黒く輝く!

「威勢のいいこと言って防御か!?2枚目の《大寒「《モンスターBOX/Fairy BOX》《砂漠の光/Desert Sunlight》!!」

《大寒波》にチェーンしての発動。大会で悪夢をもたらしたアステカコンボが曝される。だが、《大寒波》の発動により除去が、表になってしまったことで《ミスティック・ソードマン LV2》がそれぞれ封殺された。

(チッ!奇襲はさけたとはいえ最悪の状況だ…《ハイパーハンマーヘッド》でバウンスする策もないわけじゃねぇが、危険すぎる!)

「《ミスティック・ソードマン LV2》《ロードポイズン》《不意打ち又佐》を守備にし、ターン・・・エンドだ。」

B.W.がとてもデュエル前の穏やかでちょっと変わった奴などではく、覇王のごとき破壊の雰囲気をまとう。

「臆した軍隊に勝利などありはしない!僕のターン!

墓地の岩石族モンスターを8体除外!!

出撃せよ!戦場の覇者!!


《MEGA−ROCK DRAGON》!

破砕力5600!!!


そこで首をもたげている恐竜を蹴散らせ!」


W.B. LP:3400
不死王LP:0000



しかしこのデュエル後、不死王は一度己を鍛えなおすために、W.B.はこれで満足したために二人は大会を途中棄権する。



----- オリカの説明※登場させた場合必須 -----

《日和見主義の物神折衷論者》(オリカ)
☆4 岩石族/地属性 1800/1800
このカードが攻撃をする場合、このカードの元々の攻撃力は半分になる。自分のデッキからカードを2枚めくり墓地に送る。墓地に送られたカードの中に岩石族モンスターがあった場合、デッキからカードを1枚ドローしその後手札からカードを1枚捨てる。岩石族モンスターが1枚もなかった場合、自分は500ポイントのダメージを受ける。この効果は1ターンに一度しか使用できず、この効果を使用したターン自分は攻撃できない。

《暴力と謀略》(通常罠)(オリカ)
このカードは自分の通常魔法にチェーンしてのみ発動できる。次のターンまで相
手は攻撃宣言が行えず、自分はダメージを受けない。

《ピース・ゴーレム》(オリカ)
☆4 岩石族/地属性 0700/1600
このカードが墓地へ送られたターン、自分はダメージを受けない。
戻る | 続き |