目の前には僕の彼女が椅子に座っている。いいや、正確に言うなら、足と手を縄で括りつけて椅子から身動きを取れない状態になっている。
 「恥ずかしい、んっ……だめっ」
 彼女は顔を紅潮させて俯いている。
 そして股を開かさせて、なおかつ手は頭の後ろで組んだ状態で固定させている。そんな状況のせいか彼女の秘部は既に湿り始めていた。
「恥ずかしいよぉ……本当に家に誰もいないよね?」
「うん、いないよ。だから安心して」
そう言いながら彼女の肩を触る。服を全部脱がせているから、体温を直に感じる。靴下だけ着けっぱなしでもよかったかなと後悔の念に駆られる。
 この状況は別にこれは僕が無理矢理やっている訳じゃない……多分。
 僕と彼女が始めてエッチをした時なんて、ドギマギしっぱなしで危うくお尻の穴に入れそうになっちゃうし、“事”を始める時なんかは罪悪感でいっぱいだった。それが今じゃあこんなプレイに走る有様だ。
 簡単に言えば、ついついエスカレートしちゃった、てへっ☆ってこと。キッカケとかそんな細かい事はどうでもいい。
 「今どんな状態だと思う?」
 「どんな状態って……別に、足を開かされていて、恥ずかしい格好してるだけだもん」
 尻すぼみに声が小さくなっていく様子は、僕の苛虐心をそそらせた。
 「それだけじゃないよ、まだ触ってもないのにオマ●コ濡れてる」
 そう言って息を吹きかける。
 「いやあぁ……息やめてぇ。濡れてないもん、んんっ……」
 慌てて足を閉じようとするけれども、縄で縛られているため足を閉じられなくて身をよじる。そんな様子がさらに扇情的にさせる。
 「それだけじゃないよね」
 勃ち始めた乳首を強く摘まむ。
 「―――!?」
 電流が走ったようにガクンと体を伸び上がらせようとする。後ろに倒れそうになったので慌ててそれを止めた。
 「で、どんな状態?」
 「べつに……んんっ!はぁはぁ……ごめんなさい、ち、乳首が勃っていて、それで彼氏に乳首触られて感じちゃって、んふぅ」
 「じゃあ」
 僕がそう言うと、彼女は唾を飲み込んだ。この次に行なうことを予想して足を閉じそうになるのを堪えている様子を見ると、挿入れられるのだと思っているのだろう。
 鞄の中からローターを取り出す。一つだけではなく、三つほど。それらを左右の乳首とクリ●リスにテープでつける。
 「え?」
 想像していた事の運びが違ったのか、素っ頓狂な声を上げていた。そんな声もお構いなしに僕は、ローターのスイッチをそれぞれつけた。
 「んーっ!あぁっやだ、ダメッ、一気にそんな、ダメ!感じちゃうっ、んんっあぁ!」
 喘ぎ声を上げながらガクガクと体を震わせていた。エッチの回数を重ねてきた成果なのか、彼女も感じる場所とかこういうプレイに積極的とは言わないまでも、快感を求め始めている。
 「だめぇ……外してぇ」
 「どうして?」
 「あぁぁ、だってぇ……いいから外して、んっ!?あああああっ!ダメぇイクっ、これ以上やっちゃったら、あぁっ!」
 ローターのスイッチを弱から強に変えた。体を弓なりに伸ばして、そろそろイキそうだ。
 「本当のこと言うから、あああっお願い!気持ちよくてイっちゃいそうになるからぁ、外して欲しいのぉっ!んああぁぁ、イっちゃうー!あぁっ!」
 どうやらイってしまったようだ。陰部から結構愛液を出したようで、椅子はだいぶ濡れてしまっていた。僕はその様子を存分に楽しんだのち、取り付けられたローターを外した。
 「はぁはぁ……」
 スイッチが切れると同時に、力なくうなだれる。本当だったらそのまま倒れ込みたいところなのかもしれないが、縄で固定されてそうもいかない。
 「だいぶ濡れてるね」
 彼女の陰部を手でイジくるとにちゃにちゃといやらしい水音が聞こえてくる。
 「あぁん……イったばかりだからだめぇ」
 身を捩ろうとするも力ない。その触った指を彼女の口元に近づけ咥えさせた。
 「んふぅ、ちゅぶ……ちゅぱっ……んっ」
 口元からは涎も垂れ、ぬらぬらと艶かしく滴る。
 「んはぁ……ねぇ、そろそろ縄ほどいてよ」
 「ほどいてよ、じゃないよね?」
 まだビンビンに勃っている彼女の乳首を摘まむと、「んああぁぁ」と嬌声を上げる。
 「ごめんなさいぃ、縄をほどいてください」
 別に日常的にこんな関係で付き合ってるわけじゃなく、擬似プレイとして行なっているわけだけれども、僕も彼女も入り込んでるし、それに対して快感、快楽を覚えている。
 「それだけじゃあ足りないな。何をどうして欲しい?」
 その言葉を聞いて彼女は唾をゴクリと飲み込んだ。一瞬恥ずかしげな仕草も見せたけれど、それも束の間―――
 「オ●ンチンを、私のぐちゃぐちゃに濡れたオマ●コに入れて下さいぃ!お願いしますううう」
 顔を赤くしながら、恥ずかしい言葉を捲くし立てるように言う彼女を見て僕はニヤりと笑い、縄を解き始めた。