「ながいながいおはなし 1  ラーメンが1つ?」

作・語り:こどり
朗読mp3

「ながいながいおはなし 1 ラーメンが1つ?」

作:こどり

だいいちわ あるいていると

あるひ、ころがるむしが あるいていました。
「しらないところに きてしまったみたいだ。」
「ずーっと いこう。」
ころがるむしは ずーっといきました。

そのとちゅう、ころがるむしは、ありみみずに であいました。
「きみだあれ?」
と ころがるむし。
「ありみみずだよ。」
と ありみみず。
「あーちゃんって よんでもいいよ。よびたければね。ところで、きみだあれ?」
「ころがるむし。 ころちゃんでいいよ。」
と ころがるむし。
じこしょうかいが おわると ふたりは あるきはじめました。

とちゅうで ふたりは くもぐもくまに であいました。
「こんにちは。げんきだったかい?」
と ころがるむし。
「しりあいなの?」
と ありみみず。
「このひとだれ?」
と くもぐもくま。
「あーちゃんっていうんだ。」
と ころがるむし。

「そうだ。こたえてあげないと。」
と ころがるむし。
「ちゅうがくせいのときの おともだちだったんだよ。」
「へえ。」
と ありみみず。

「いっしょに ラーメンでも たべにいこうか。」
くもぐもくまは いいました。
ころがるむしは こたえました。
「そう おもっていたんだ。」
「しゅっぱつ。」
と みんな。

まっすぐ あるいていくと、くろいきりが かかりました。
「わあ。くろいきりだあ。」
ありみみずは いいました。
「これじゃあ あるけないよ。」
と くもぐもくまは いいました。

ころがるむしは はつめいかに なろうとおもっていたので ひとつ つくろうとしました。
「じゃあ なにか つくってあげる。」
ありみみずと くもぐもくまは びっくりしたように いいました。
「わあい。」
「きりとりあめだよ。」

「できた。」
「えっもうできたの。」
たったかたあと つくってしまう ふしぎなてだったので もうできてしまいました。
それで、せつめいを はじめました。
「まず みんなで これをなめて、きりのなかで こういうんだ。おいしいよおってね。」
「しつもん。きりのなかに はいるの?」
と くもぐもくま。
「うん。」
ころがるむしは こたえました。
「いろんな あじがあるよ。」
「どれにしようかな。」
みんな、
「ラーメン。」
と いって なめました。
「さあ、はいろう!」
みんなは きりの なかに はいりました。
そして
「おいしいよお。」
といいました。
5ふんすると、きりが はれました。
「だいせいこう!」
と みんなは いうと
ころがるむしは
「ん?」
と いいました。なぜかというと、ぷうんと ラーメンの においが したからです。
なんと それは ほんとうの ラーメンの においでした。
「ラーメンだ!」
くもぐもくまは いいました。
「さがしにいこう!」
ありみみずは はりきって いいました。
「じゃ、まっすぐ いこうか。」
ころがるむしは かんがえてかんがえて いいました。
みんなは うれしそうに はしっていきました。
「わあい わあい わあい!」
でも ざんねんながら ラーメンはありませんでした。
「ああああ!」
ころがるむしは ポケットのなかに はいっていた メロンと メモちょうを もって かんがえました。
メモちょうに 「おいしいよお」と かいてあります。
つぎの ページには 「めんるいを さがして なかったら そのめんの なまえを 3かいいう」 と かいてありました。

 

こどりんち