日時

目的地

所在地

2012年12月13日

火蛇谷(三角点/233.1m)

蛇池(約185m) 

福井市剣大谷町

福井市八幡町

 行動日程

林道入口13:50〜14:00巡視路入口14:00〜14:10第12号鉄塔14:10〜14:15第11号鉄塔14:15〜14:20巡視路・尾根分岐14:20〜14:30三角点(火蛇谷)14:35〜14:40尾根分岐14:40〜15:00蛇池15:00〜15:05竜興寺跡の墓塔15:10〜16:00林道入口

 参考資料

Web情報:国土地理院/基準点成果等閲覧サービス(三角点情報)

文献   :

 これまでの山行記録

 2011.2.22(ブログ)2012.3.15(竜興寺坂)2012.10.27(ブログ)

地理院地図によるルートマップ

Webサービス by Yahoo! JAPAN

注:この地図はおおよそのルートをトレースしたもので、正確ではありませんので、参考程度にとどめてください。この地図の歩行ルート表示は下から3番目の縮尺で作成したため、他の縮尺の地図では歩行ルートと地図にずれが生じる場合があります。地図上の赤線が今回歩いたルート、青線は県道から林道入口までの車による移動ルートです。なお、林道入口あたりの七瀬川は最近工事が行われたようで、川の流路が変わるとともに、打越橋の位置も地図とは違っています。

≪注:赤枠で囲った写真にマウスポインターを当てると、ルート表示や説明が現れます。≫ 

北陸地方はずっと雨や雪の不安定な天気が続いている。しかし、13、14日は珍しく高気圧が張り出し、晴れるというので、このチャンスを見逃す手はない。さっそく山に行くことにした。近場の下市山(ミルキングコース)なら、雪は少ないだろうと、そこに向かって車を走らせたが布施田橋を渡ったあたりで、下市山がある山域の一番北の山域をまだ歩いていないことを思い出した。そこには送電線鉄塔があるから、藪こぎなしで歩けるだろうと、方針転換。巡視路入口がある場所を捜す。

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七瀬川に架かる打越橋

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打越橋(@林道入口)

巡視路入口は天菅生橋近くの剣大谷町から福井市東郷地区に入って行く道の入口あたりの山裾にあった。そこには上記写真のような橋があり、そこを渡ったところだ。なお、このあたりの七瀬川は最近工事が行われたようで、川の流路が県道側から対岸の山のほうに移動している。橋も地図とは場所が違っている。

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生コン工場(@林道入口)

巡視路入口に特に目印となるものはないが、正面の対岸を見ると、生コンの工場があった。

 

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林道入口

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福井火力線の標識

上記林道入口から山に入っていく。すぐに福井火力線と書かれた巡視路標識が現れるがそこをパスし、次の巡視路入口に向かう。

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川西線12号鉄塔標識

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12号鉄塔

するとまた標識が現れる。この標識には「川西線12号」と書かれてあった。巡視路を登っていくと10分くらいで12号鉄塔に着いた。

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11号鉄塔

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尾根筋にある巡視路の様子

次の11号鉄塔には7、8分掛かった。登るとともに展望がよくなり、ここからは日本海が見渡せた。11号鉄塔からは広い尾根筋にできた切り開きの巡視路を歩いて行くことになる。

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10、11号鉄塔分岐

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10号鉄塔に至る巡視路

なだらかな、広い尾根筋にできた道を歩いて行くと上記標識のところに出た。ここから尾根は右に曲がっていたが、巡視路は逆のほうに降りて行っていた。ここから尾根筋を南に行ったところにも何本か送電線が走っているので、てっきり尾根筋にずっと巡視路が続いているものだと思っていたので、目算が外れた。

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尾根筋に続く道

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同左

10号鉄塔に至る巡視路はここから下っており、南に続く尾根筋には巡視路はなく、藪道となる。尾根に入るところには倒木があったが、そこを過ぎればそれほどの藪ではなかった。尾根筋にはところどころ、掘れた道跡も見られ、昔はかなり利用されていたようだ。

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三角点のあるピーク

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三角点(点名:火蛇谷)

小さなアップダウンを繰り返し、尾根筋を進んで行くとさなピークがあり、そこからは下り坂となった。道はピークから少し離れたところを通っていたので、寄らずにそのまま進んで行こうとしたら、ピークにある木に小さな標識がぶら下がっているのが見えた。そこまで行ってみると、それは三角点の表示板だった。今日は地図も持ってこなかったし、下調べもしていなかったので、ここに三角点があるとは思っていなかった。帰ってから調べてみたら、オドロオドロシイ「火蛇谷(ひへびだに)」という名前の三角点だと解った。三等三角点で、標高:233.07m、所在地:福井県福井市剣大谷町17字火蛇ケ池尻無2番1となっている。

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三角点拡大

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火蛇谷の標識

見えていたのは上記右側写真の標識だ。この標識がなかったら、見落として、そのまま進んでいただろう。標識の裏には「三&四点会(探してる)」と書かれてあった。深谷町の裏山にある三角点「城川」にも同じような標識があった。

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三角点ピークから下って行く道

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二股

道はずっと尾根筋に続いていたが途中で尾根が二股に分かれていた。最初左に進んだが、小さなピークに来ると道がなくなったので、分岐に戻り、今度は逆の尾根筋を進んだが、こちらにも道らしいものはなかった。

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左の尾根ピーク

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谷筋に続く道跡

しかし、二つの尾根に挟まれた谷筋を覗き込むと道のような踏み跡が見えたので、そこを進んでいくことにした。

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沢沿いに続く道跡

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谷筋の先に水面が見える

谷筋はそのうちかなり深く掘れた道となったが、そのうち沢が現れたので、道なのか沢なのか解らない状態になった。谷筋はなだらかに下っていたが特に見るべきものもないようなので、尾根まで登ろうとしたら、谷筋の先の杉林の中に水面のようなに光るものが見えたので、そこまで行ってみることにした。

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蛇池

すると、そこには水を満々と湛えた池があった。直径20mほどの丸い池だ。鬱蒼とした森の中にある池は神秘的だ。池の周囲には土を盛ったようなところも見られるから、人工的なものであるようにも思えるがはっきりしない。 この池の下には昔は小さな集落があり、水田もあったようだから、灌漑用の溜池として使っていたのだろう。

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蛇池

昔ここに住んでおられたという方が書いた「龍興寺の末裔たち」(山本保男著)という本を読むと、蛇池の記述があるがここがそうであるとは断定はしておられない。先ほどの三角点の所在地が「剣大谷町17字火蛇ケ池尻無2番1」となっているのが気になるが、一応ここでは蛇池としておく。

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蛇池を周回する道

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竜興寺跡に至る道

蛇池のほとりにはぐるっと周回できるような道があったので、池を回りこみ、一段低くなった所に降りて行くと、なんやら一度見たような道が現れた。

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水たまり(井戸跡?)

右に少し進んでみると、見慣れた水たまり(井戸跡?)があったので、竜興寺跡に続く道だということがはっきりした。この道は何度か歩いているし、この近くに池があるのは知っていたが、こんな近くにこんなに大きな池があるとは全く気付かなかった。

 

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竜興寺跡の墓塔

竜興寺跡はすぐそこなので、そこにある墓塔を拝んでから帰ることにした。竜興寺跡は以前と同じ静かなたたずまいを見せていた。竜興寺跡の裏山一帯も埋蔵文化財がある地域に指定されており、一度は歩きたいと思っていたので、今日は偶然その目的を達成することができた。しかし、そこらあたりを少し歩いてみたものの、取り立てて寺の跡と思われるものは見つけられなかった。

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三国方面の眺め(@11号鉄塔)

来たときと同じルートで帰路に就いた。11号鉄塔からの展望がよかったので、写真を撮った。上記の写真は三国方面を撮ったものだが、蛇行した九頭竜川やみくに龍翔館がある高台はよく見えるが、日本海は写真でははっきり写っていない。

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三里浜あたりの日本海(@11号鉄塔)

上記写真の中央に白っぽいタンクが写っているのが三里浜の石油コンビナートで、その後に見えているのが日本海だ。竜興寺跡周辺の道はかなり歩いているが、その裏山となる火蛇谷の三角点ピークあたりは夏草が生えている時期に来ると薮がひどく、とても近づける雰囲気ではなかったので、敬遠していたが、今日は偶然その山域を歩くことが出来た。この時期だと意外に歩きやすい山域であることが解った。

 

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