日時

目的地

所在地

2012年11月12日

火燈山(803m)

坂井市丸岡町吉谷

 行動日程

≪往路≫林道車止め(駐車地点)11:48〜11:50巡視路分岐11:50〜12:10大黒線203号鉄塔10:15〜12:30大黒線202号鉄塔12:30〜(火燈古道)〜13:30火燈山山頂13:50〜(火燈古道)〜14:40大黒線202号鉄塔14:40〜14:50大黒線203号鉄塔14:50〜15:10巡視路分岐15:10〜15:30大黒線204号鉄塔15:30〜15:40(腰開奥)作業道終点15:40〜15:50大黒線204号鉄塔15:50〜16:10巡視路分岐16:10〜16:12林道車止め(駐車地点)

 参考資料

Web情報:国土地理院/基準点成果等閲覧サービス(三角点情報)

      :電子国土ポータル

文献   :

 過去の山行記録

火燈山:2011.6.10(不惑新道)2011.9.19(火燈古道)、大内峠:2008.3.122010.10.1(恵良岳)、吉谷周辺:2012.11.10(ブログ)

地理院地図によるルートマップ

Webサービス by Yahoo! JAPAN

注:この地図はおおよそのルートをトレースしたもので、正確ではありませんので、参考程度にお使い下さい。なお、この地図の登山ルート表示は原則的に下から3番目の縮尺に合わせているため、他の縮尺ではルートと地図にずれが生じる場合があります。地図上の赤線が今回移動したルートです(一部前回歩いた巡視路ルートも示してあります)。

≪注:赤枠で囲った写真にマウスポインターを当てると、ルート表示や説明が現れます。≫

 

◇巡視路を使って火燈古道、そして火燈山頂へ◇

9月に火燈古道を歩いたときに見つけた巡視路を使って吉谷から火燈古道に登っていこうとしたがそんなに簡単なことではないことが解かった。大内峠のほうから火燈古道を上がって行くと、途中に鉄塔(大黒線202号鉄塔)がある。この鉄塔から福井県側に鉄塔巡視路が降りている。この巡視路を辿って行けば吉谷に行けるはずだ。この巡視路を使えれば吉谷から火燈山に登り、巡視路を使って吉谷に降りてくるという周回コースを採れることになる。巡視路入口が解かれば後は簡単だろうと思ったが、先日(11/10)吉谷からの道を探索したところ、道は荒れており、解かりづらくなっているところもあったので、途中で断念せざるを得なくなった。それで、今回は吉谷に登って行く林道ではなく、そのもう一本北にある林道から火燈古道に取り付くことにした。なお、結論を申し上げれば一応そのルートは発見できたものの、巡視路は荒れており、道がなくなっているところもあったので、このコースを歩くことをお勧めすることは出来ない。今回のレポートは山行記録として残しておくものであり、このコースを推薦するものではありません。それでも歩きたいと言う方は自己責任でお願いします。

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丸岡温泉たけくらべ前の林道入口

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林道車止め

丸岡温泉たけくらべ前にある建物の横から林道に入って行く。最初は舗装された林道だったが、途中から林業作業用の道路に替わり、更に進んで行くと、車止めがあり、それ以上進めなくなったので、路肩に車を停めさせてもらって歩くことにした。

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鉄塔巡視路標識

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沢沿いの道

車止めから少し上がって行くと、狙い通り巡視路の標識があった。標識には「左:203号鉄塔、左:204号鉄塔」の表示があったので、203号鉄塔のほうに進む。作業道はすぐに終わりになり、そこからは谷筋の薮道となる。

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左斜面に登って行く踏み跡

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白い手摺

踏み跡を頼りに谷筋を少し進んでみたが、とても荒れていたので、戻って確かめたところ、左の斜面を上って行くところにも薄い踏み跡があり、そちらが巡視路のようなので、そこを進んで行った。すると、白い手摺があったのでこちらが巡視路で間違いなさそうだった。

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急な斜面に付けられた道

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同左

そこからは断崖絶壁に付けられた道で、殆ど道は崩れており、足の置き場を捜すのも大変だった。この巡視路は最近殆ど手が入っていないようで、鉄塔を保守点検する人も相当大変な思いをされているのではないだろうか。巡視路によっては登山道より整備されていて歩きやすい道もあるが、この巡視路はとてもお勧めできるものではない。203号鉄塔まで急な斜面の直登が続いた。20分ほどで203号鉄塔に着く。

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203号鉄塔

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202号鉄塔(@203号鉄塔)

203号鉄塔からは次に行く、202号鉄塔が良く見えた。

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切り開きの中の巡視路

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同左(正面は202号鉄塔)

203号鉄塔から202号鉄塔までは木々が伐採されており、広い切り開きの中を進むことになる。道は切り開きの中の急斜面をトラバースして進んでいたがここも道は殆ど崩れており、薄い踏み跡を捜しながら進んだ。途中道が全く失われているところもあった。草もひどく、夏場は歩けたものではないだろう。203号鉄塔から15分ほどで火燈古道の登山道上に建つ202号鉄塔に着いた。

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202号鉄塔と後方に恵良岳

ここから火燈古道を北に進めば大内峠に至り、そこから大内集落跡に降りるのが火燈古道の正規のルートだが、大内集落に降りずに、そのまま尾根筋を進めば、恵良岳に行くことが出来る。最初は藪道だが、しばらく行くと歩きやすい巡視路となる。ただし、恵良岳に登るには再度巡視路を離れ、薮漕ぎしなければならない(恵良岳を歩いた時のレポートはこちら)。

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火燈古道と巡視路

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落葉が進む火燈古道

火燈山へは火燈古道を南のほうに進む。まだ、時間に余裕があったので火燈山まで登ってみることにした。登山道脇の木々は落葉が進んでおり、今年9月に登った時とは全く雰囲気が違う。

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木々の間から望む富士写ヶ岳

火燈古道は夏場に来ると展望がないが、この時期だと葉が落ちているので、周囲の景色を楽しみながら登ることが出来る。木々の間から富士写ヶ岳が良く見えた。

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火燈山(@739mのピーク)

739mのピークからは眼の前に火燈山の頂上が望める。ここから一旦降って登り返せば頂上だ。

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火燈山手前の登山道

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山頂直下の登り

鞍部に降りてから山頂までの登りがかなり急だし、かなり長い。前回夏場に来た時はバテて、かなり辛く感じられたが今回はそれほどでもなかった。今回は順調に歩を進めてきたので、鉄塔から山頂まで1時間で着いた。

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火燈山山頂

頂上には誰もおらず、360度の展望を独り占めすることが出来た。ここの山頂はそれほど広くはないが、昔は修験者がここで護摩を焚いたとか、一向衆人が一揆の合図に狼煙を上げたとかの謂れ(山名もそこから来ているようだ)が残っており、味のある山頂広場となっている。

 

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小倉谷山(@火燈山山頂)

全山紅葉した小倉谷山がまじかに望めた。

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富士写ヶ岳(@火燈山山頂)

周囲の木々の葉が落ち、富士写ヶ岳もいつもより良く見える。

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丈競の両峰と浄法寺山(@火燈山山頂)

南のほうは雲が多く、少し霞んでいたので、展望はいまいち。この後、登ってきた時に巡視路に取り付いた林道まで戻り、吉谷のほうに延びる巡視路を探索するつもりだったので、20分ほど頂上に居て、来た道を戻った。

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204号鉄塔に至る林道

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204号に至る巡視路登り口

ここしばらく雨続きだったので、火燈古道の急な下りは滑りやすく、ロープに掴まりながら降りた。巡視路に取り付いた林道まで戻り、「左:203号鉄塔、左:204号鉄塔」の赤い標識のところを今度は204号鉄塔の矢印に従い反対側に進み、204号鉄塔まで行ってみることにした。

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巡視路の様子

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204号鉄塔

ここも林道からの取り付きが解かりづらかったが赤い標識から少し行ったところの山の斜面にピンクのテープがあったので、それに従って歩いて行くと204号鉄塔に辿り着いた。こちらの巡視路も荒れていた。204号鉄塔下の切り開きはつい最近薮が刈られたようで、切り口が新しかったが、巡視路のほうは特に整備された様子がないので、大黒線(大黒部幹線)の巡視路は最近定期的な整備が行われないのかもしれない。

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204号鉄塔の南東隅から巡視路が続く

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急斜面に付けられた巡視路

204号鉄塔の南東隅から更に巡視路が続いていたので降りてみることにしたが、道は更に状態が悪く、道を探すのも大変な状況だった。こちらの斜面は最近杉の間伐作業が行われたようで、そこかしこに杉の倒木があったし、縦横無尽に歩いた跡があったので、元の巡視路があったルートが解かりづらくなってしまっている。

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林道(作業道)終点に合流

それでも、先日歩いた(腰開奥)林道終点まで巡視路が続いていたことを確認し、帰路に着いた。

吉谷から火燈山に登り、火燈古道を下山、登山道途中の鉄塔から巡視路を使って吉谷に至る周回コースを開発しようと思ったが、巡視路は荒れているだけでなく、道がなくなっているところもあった。更に、最近竹田周辺の山は林業整備の作業が進んでいて、新しい作業道が縦横無尽に走っているので、昔の巡視路が解かりづらくなってしまっていることもあり、道を探すのも大変な難ルートであり、残念ながら一般的な登山コースには向かないようだ。

 

 

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