日時

目的地

所在地

2013年6月5日

大佛寺山(807.4m)

永平寺町志比

 行動日程

登山口(駐車した所)12:30〜12:40虎斑の滝分岐12:40〜13:18硯石の水13:18〜13

:20大佛寺跡13:30〜13:45大佛寺山山頂14:35〜大佛寺跡〜虎斑の滝分岐〜15:20登山口(駐車した所)

 参考資料

Web情報:国土地理院/基準点成果等閲覧サービス(三角点情報)

文献   :「福井県史」通史編2

 これまでの山行記録

2010年11月30日

地理院地図によるルートマップ

Webサービス by Yahoo! JAPAN

注:この地図はおおよそのルートをトレースしたもので、正確ではありませんので、参考程度にとどめてください。最初は山岳表記に適した地形図が表示されますので、登山口へのアクセスを知りたい場合などは地図表示画面の上部にある地図ボタンをクリックして戴ければ標準地図に切り換わります。また、ラベル(吹き出し)のないマーカー(アイコン)にマウスポインターを合わせると、その地点情報が表示されます。この地図ではアバウトなルートしか解りませんので、詳しいルートは上記の「電子国土によるルートマップ」をご覧ください。なお、地図上の赤線が今回歩いたルートです。

≪注:赤枠で囲った写真にマウスポインターを当てると、ルート表示や説明が現れます。≫ 

永平寺町の大佛寺山に登る。5月には全く山に行けなかったので、山に登るのは1か月振りだ。大佛寺山は頂上近くに永平寺開山道元禅師ゆかりの大佛寺があったので、この名前が付けられたようだ。また、大佛寺山頂から西に続く尾根道は道元禅師が永平寺と吉峰寺を往復し、修業された道だと言われており、祖跡コースとして整備されている。更に吉峰寺より峰伝いに西に行ったところにある禅師峰寺(大野市西大月)も、道元禅師が説法した場所だと言われている。この禅師峰寺の裏山一帯は昔は平泉寺の支配下にあり、回峰修業の地だったと言われている。この尾根筋には他にも古いお寺の跡がいくつかあり、大佛寺山から西に続く尾根には興味が尽きない。

P6050011.jpg

大佛湖

大佛寺山の登山口は大本山永平寺の奥にある永平寺ダム湖(大佛湖)畔にある。大佛湖へは永平寺内の道路を通っても行けるが原則、一般車進入禁止なので、昔永平寺有料道路の料金所があったところの手前を左折し、舗装された林道からアプローチすることになる。

P6050008.jpg

登山道入口

ダム管理棟を過ぎ、湖畔道路を更に奥に進むと、登山口の案内板がある。正式な駐車場はないが、湖畔道路脇に路肩が広くなったところが何ヶ所があり、車はそこにおける。

 

P6050009.jpg

登山口近くの山肌にある石仏

登山口近くの山肌に石仏が並んでいるのが見える。前々から気になっていたが、このあと登山道を進んで行ったところにも同じような石仏(第十番石仏の写真参照)があった。そこには第十番と記載されていたから、四国八十八カ所巡りの石仏のようだ。これと同じものは永平寺ダムから永平寺境内に降りて行く林道沿いにもある(下の第十二番石仏の写真参照)。

P6050013.jpg

登山道(遊歩道)の様子

最初は林道のような道を歩く。道幅はかなり広いが、この道は遊歩道であり、車両進入禁止になっている。以前は車でも登って行けそうだったが、遊歩道はかなり荒れてきており、とても車で走れる状態ではなくなってきている。昔はこの遊歩道がなく、歩きにくい沢沿いの道を何度が渡渉しながら登って行った。

 

P6050012.jpg

第十番石仏

上記写真が遊歩道沿いにあった石仏。読み取りにくいが石仏の頭の上の部分に第十番と記載されているようだ。これまで、この道を歩いた時にここに石仏があった記憶がないから、どこからか遷されて置かれたのだろうか。

P6050016.jpg

昔の登山道があった沢

P6050017.jpg

虎斑の滝分岐

遊歩道を10分ほど歩くと、虎斑の滝分岐に出る。大佛寺山へはここを左のほうに進んで行く。ここからが本格的な山道となる。

P6050020.jpg

虎斑の滝案内板

P6050023.jpg

登山道の様子

最初は杉林の中の道だ。基本的にこの登山道は沢沿いの道を登って行くことになる。

P6050026.jpg

沢を何度か渡渉

P6050027.jpg

今上がって来た登山道を見る

前回(2010年11月30日)この道を歩いた時はかなり歩きづらかった記憶があるが、最近整備されたようで、かなり歩きやすくなっていた。また、最近雨が降らないので、沢に水がないのも歩きやすい原因かもしれない。

P6050029.jpg

硯石の水

沢沿いの急登を1時間弱登って行くと、平坦地が現れ、「御開山硯石の水」と書かれた案内板がある。永平寺開山の道元禅師がここの湧水を硯の水に使ったとの言い伝えがあるそうだ。



 

P6050033.jpg

大佛寺跡

硯石の水からもう一段登ると、広い平坦地があり、そこが大佛寺跡だ。道元禅師は現在の永平寺にお寺を建てる前に、ここにお寺を建て、修業されたということだ(ここにあった説明板でもそうなっている)が、最近では現在永平寺がある場所に最初からお寺を建てたという説が有力になっており、永平寺を建てる前から、ここに大佛寺と言うお寺があり、道元禅師は最初はその寺号を使っていたようだが、後になって永平寺に改めている(参考文献:「福井県史」通史編2)。

P6050036.jpg

石仏

大佛寺跡には何体かの石仏が並ぶとともに、大小の岩が転がる平坦地となっている。

P6050038.jpg

大佛寺跡周辺のブナ林

大佛寺周辺は立派なブナ林で、すがすがしい初夏の山の雰囲気を満喫できる。上記写真の上あたりが大佛寺山の山頂だ。しばらく、大佛寺跡で休憩し、頂上に向かう。

P6050037.jpg

登山道

石仏の横から登山道が続いている。ここからも階段混じりの急登だ。



 

P6050043.jpg

大佛寺山山頂

大佛寺跡から一息で、大佛寺山山頂に着いた。1時間ちょっとの山歩きだったが、久々の山登りだったのと、かなり蒸し暑かったので、かなり疲れた。山頂からは九頭竜川や、対岸の浄法寺山・鷲が岳の眺めが最高だ。1時間ほどゆっくり展望を堪能して、下山した。

P6050045.jpg

浄法寺山〜大葉山〜高平山〜みつまた山と続く稜線、手前に鷲ヶ岳



P6050044.jpg

越前甲と九頭竜川流域の眺め

P6050042.jpg

二等三角点(点名:勢競)

P6050046.jpg

吉峰寺に続く尾根道(祖跡コース)

ここには二等三角点があり、点名:勢競、標高:807.38m、所在地:吉田郡永平寺町志比50字3-2 俗称 大佛寺山となっている。山頂広場から東に続く尾根道が吉峰寺に至る、祖跡コースだ。

P6050051.jpg

西に続く尾根筋入口

祖跡コースとは逆の西の尾根筋にも旧い山道の跡がある。この尾根筋を西に進めば志比城山を通って、東古市のほうに降りて行ける。今はここに道はないが昔は尾根道があったものと思われる。また、現在の国土地理院の地図を見ると、現在の登山道は載っておらず、この辺りから南西方向に延びる尾根筋に登山道が描かれてある。

 

P6050054.jpg

第十二番石仏

帰りは永平寺ダムの下に降り、永平寺境内を通る道を使ったが、その道の脇に第十二番と書かれた石仏があった。この道は昔、大佛寺山に登る時に使った道なので、道沿いに他に石仏がないか注意しながら車を走らせたが、石仏はその一体だけだった。

P6050056.jpg

旧京福電鉄永平寺線の廃線跡

P6050057.jpg

廃線跡遊歩道の様子

帰り道、車の中から昔京福電鉄永平寺線が走っていたところを見たら、鉄柵が出来ていたので、行ってみたら、遊歩道が出来上がっていた。廃線跡が1m幅ほど舗装してあり、歩けるようになっていた。しかし、アスファルト舗装なので、歩くとひざを痛めそうだ。サイクリング道路としては最高かもしれない。

  

Back ホームへ