日時

目的地

所在地

2013年1月13日

日野山(794.5m)

越前市中平吹町

 行動日程

≪上り≫平吹コース登山口駐車場10:50〜11:00日野神社11:00〜11:02登山口(ゲート)11:02〜11:45室堂(休憩)11:55〜12:10比丘尼ころばし入口12:10〜12:40山頂

≪下り≫山頂13:25〜13:47室堂13:47〜13:48古道6上(古道入口)13:48〜13:52古道6下13:52〜13:52古道5上13:52〜13:53古道5下13:53〜13:53古道4上13:53〜13:54古道4下13:54〜13:55古道3上13:55〜13:59古道3下13:59〜14:00古道2上14:00〜14:12古道2下14:12〜14:12古道1上14:12〜14:20古道1下(現登山道合流点)14:20〜14:30登山口(ゲート)14:30〜14:40平吹コース登山口駐車場

 参考資料

Web情報:国土地理院/基準点成果等閲覧サービス(三角点情報)

文献   :

 これまでの山行記録

 2011.8.12

地理院地図によるルートマップ

Webサービス by Yahoo! JAPAN

注:この地図はおおよそのルートをトレースしたもので、正確ではありませんので、参考程度にとどめてください。この地図の歩行ルート表示は下から3番目の縮尺で作成したため、他の縮尺の地図では歩行ルートと地図にずれが生じる場合があります。地図上の赤線が今回歩いた上りルート、緑の線は下りに歩いた古道ルートです。なお、詳しい古道ルートはこちらを参照してください。

≪注:赤枠で囲った写真にマウスポインターを当てると、ルート表示や説明が現れます。≫ 

今年は体調管理のため、冬場もコンスタントに山に行こうと思っているので、早くも今年3回目の山行きとなった。行き先は文殊山同様、冬場でもたくさんの人が登る日野山。

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日野山(@平吹コース登山口駐車場)

平吹コースの登山口がある日野神社は今庄に近く、雪が多いところだと思っていたが、平地には全く雪がない。ここ数日、温かかったから融けてしまったようだ。

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駐車場

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日野神社

駐車場には案の定たくさんの車が停まっていた。ざっと30台はあっただろう。駐車場に11時着と遅い到着だったので、停めるところに一苦労した。日野神社に参拝し、今年の登山安全と健康を祈願する。境内にはどんど焼き用だと思われる藁がクリスマスツリーのように積まれてあった。

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登山口ゲート(イノシシ除けの柵)

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登山道の様子

登山口のゲート(イノシシ除けの柵)を開け、登山道に入る。登山道には全く雪がない。今日は日差しも出ていたので、歩き始めはポカポカ陽気の春山気分だ。 少し歩いたところで、もう降りてくる人にお会いした。その後も続々降りてくる。

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室堂(5合目)

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登山道の様子

ポカポカ陽気だが、体調はいまいち。太ももに張りがある。疲労が残っている感じだ。前回山に登ったのは5日も前だというのに・・・。しかし、室堂には45分くらいで着いたから、こんなものか。しばらく単独でこの山に登っていないので、自分のペースが解らない(一昨年の夏、この山に登ったが同行者がいたので、自分のペースで歩けなかった)。さすがに途中から雪が出てきて、室堂では10cmくらいの積雪があった。雪の加減ではだいぶ時間が掛かるかと思ったが、これなら楽勝だろうと、室堂で10分ほど休憩する。普段よりかく汗の量が多い。入念に体をぬぐう。

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比丘尼ころばし入口

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林道の様子

歩く人が多く、室堂からの急坂は雪が融け、道が泥んこ状態になっていた。しかし、比丘尼ころばし辺りではいくらか積雪も深くなってきた。このコースは何度か林道と交差するが、林道を歩く人もいるようで、足跡があった。

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比丘尼ころばしの急登

比丘尼ころばしは急坂で、下が岩盤なので、無積雪期だと歩きにくいが、このくらい雪が付いているほうが足場が出来て歩きやすかった。

 

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山頂の鳥居

登ってくるときは雪の少なさに驚いたが、山頂に到達すると鳥居がかなり埋まっており、その落差に驚く。どのくらいの積雪か計ってみようと、ストックを挿してみたら、ズボズボと全部埋まってしまったから、1mくらいの積雪はあるようだ。私には十分多いように感じたが、ベテランさんの話を聞くと、これくらいでは全く少ないそうだ。多い時は鳥居をくぐれず、跨いで通ったそうである。

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奥の院

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山頂広場

食事は後にし、奥の院にお参りする。殆ど下山してしまったようで、山頂広場には人は誰もいない。日は差しているが、遠くはかすんでおり、展望はいまいち。

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丹生山地(@山頂広場)

 

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越美山地の展望(@山頂広場)

白山は雲の中で全く見えない。越美県境の山はぼんやり見えていたが、どれがどの山か同定できず、手前にそびえる部子山・銀杏峰が解ったくらいだ。

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牧谷コース入口の様子

この後、三角点がある広場に廻ったら、牧谷コースのほうにラッセルの跡があった。こちらから登る人は少ないから、相当大変だったと思うが、元気な人もいるものだ。

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今庄方面の眺め(@三角点広場)

三角点広場からは南条、今庄方面が眺められたが、平地には全く雪がなかった。今庄方面は雪の多いところで有名なのだが・・・雪があるのは山頂だけだ。ここには三角点があるのだが、雪に埋もれて全く見えなかった。

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北の社

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荒谷・萱谷に降りて行く登山道

反対側の北の社があるところに廻る。雪は状態がよく、新雪に近い。ここから荒谷・萱谷方面に降りて行く登山道にはかなり太いトレースが付いていたから、こちら側からもかなりの人が登ってきているようだ。

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小屋の様子

山頂の偵察を終え、小屋に入る。さぞ、たくさんの人で賑わっていると思いきや、小屋は閑散としており、先ほど一緒に登ってきた二人連れがおられただけ。もう1時近くなので、みなさん下山してしまったようだ。板間のほうにも誰もいなかった。今日は面倒くさいのでコンロは持ってこなかった。ポットに入れて持ってきた温かいお茶でパンを流し込み、軽い食事を済ませた。小屋にあった登山道のパンフレットを見たら、古道コースの整備が進み、全面歩けるようになったようだ。登り始めは足が重かったが、登っているうちに体調がよくなり、元気が出てきた。帰りは古道コースを下りることにした。


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古道入口(古道6上)

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古道の様子

同じコースを通って、室堂まで下りる。私がしんがりだと思ったが、途中まだ登ってこられる方数名にお会いした。古道は林道や現在の登山道により寸断されており、古道は1から6までに分かれている。その古道の上の入口と下の入口にそれぞれ古道1上、古道1下のように、番号が振られている。室堂から少し降りた左側に、古道6上の標識がぶら下がっていたので、そこから古道に入ることにした。古道に入るとずっと掘れた道が続いていたから、歴史の古さを感じる。道幅は広くもなく、狭くもなく、人が歩くにはちょうどいい広さだ。また、古道の横に並行してもう一本掘れた道があるところもあったから、その道はもっと旧い時代の道だということになる。

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古道と登山道合流点(古道6下)

古道は直線的に降りて行っており、複雑に折れ曲がった林道や登山道を縫うように進んでいた。傾斜は緩く、登山道のように急坂になったり、平坦な道だったりしないから歩きやすい。ただ、林道や登山道に降りるところには段差が出来ており、金属製の階段が設けられているところが何ヶ所かあった。 左記写真は古道6下にあった階段。

 

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登山道、古道、林道が合流する地点(古道6下)

古道6が下りてきた場所には登山道と林道が交差しており、古道がその間を縫うようにまっすぐ続いていた。上記写真の左には登山道が、右には林道が降りて行っている。その真ん中を古道が進んでいた。

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古道5上

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古道5下

古道5を50mほど降りて行くと、すぐにまた登山道と交差する。そこにはお地蔵さんがあった。

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古道4上

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古道4下

登山道を跨いで、すぐに古道4上の入口がある。ここからも数十m下りると林道と交差し、そこには古道4下の標識がぶら下がっていた。そこから少し左に林道を下りて行くと、古道3上の入口がある。

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林道を歩き古道3上へ

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古道3上

古道3は少し長いが、それでも数百m足らずだ。そこを下りて行くと、また林道にぶつかる。このあたりの林道は舗装した立派な道だ。

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古道3下

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古道3下から古道2上へ

林道に出てすぐに右に入って行くところに古道2上の標識があるので、そこを入って行く。

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古道2の様子

ここまでは雑木林の中の道だったが、古道2からは杉林の中の道となる。

 

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二王子の梨

古道2の中間点あたりに、「二王子の梨」と書かれたお地蔵さんがあった。継体天皇が二人の皇子(後の安閑天皇と宣化天皇)を連れてこの山に登られたそうだから、二王子とはその二人のことだと思われるが、ネットで調べても「二王子の梨」について書かれたものは見当たらなかった。ただ、梨の木は樹齢が経つとかなり太くなるようなので、お地蔵さんの後ろにある木が梨の木なのかもしれない。

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堰堤が見えてくる

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古道が並行して走る

そこからしばらく下ると、堰堤が見えてくる。ここまでも廃道になった旧い道跡あったが、このあたりではかなり深く掘れた旧い道跡が残っていた。日野山は泰澄大師の開山になる山であり、1300年の歴史がある信仰の山だ。奥の院に至る参道は何度も付け替えられたことだろう。

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深く掘れた古道跡

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階段で作業道(林道)に降りる

 

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古道2下の階段

ここまでの古道は林道によりこまぎれにされ、短かったが、古道2は10分ちょっとあり、比較的長かった。古道2下にも金属製の階段があり、そこから作業道(林道)に下りるようになっていた。作業道ののり面はかなり高く、ほぼ垂直なので、階段もかなり長く、しっかりしたものが付けられていた。

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古道1上

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古道1の様子

作業道を横断すると、正面に古道1上の入口があり、杉林の中の急坂を降りて行くことになる。

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下に登山道が見えてくる

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登山道に合流

しばらく歩くと下に現在の登山道が見えてきた。登山道を横目に見ながら、なだらかな坂道を降りて行くと、登山道に合流した。

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登山道と古道合流地点(古道1下)

ここで古道コースは終わっていた。ここにはお地蔵さんと旧い道しるべの石柱があった。古道コースは昔ながらの山道で、それほど急なところもなく、私としてはこちらの道のほうが好きだ。薮も気にならないようだから、今後こちら側から登るときはこのコースを使おう。

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これも古道跡??

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日野神社由緒之碑(拡大

登山道に合流ししばらく歩いて行くと、右に曲がり橋を渡ることになるが、まっすぐ行ったところにも道跡のようなものがあった。これも古道なのかどうなのか解らないが、昔は今のような立派な橋がなかっただろうから、もっと下の地点で川を渡るようになっていたように思えるから、昔の橋に至る道だった可能性は高い。帰りにも日野神社により、そこにあった「日野神社由緒之碑」を写真(上記右側写真)に収めた。この石碑には日野神社および日野山の歴史が細かく書かれてあり、継体天皇が二人の皇子を連れてこの山に登ったという伝説が残っていることも書かれてあった。

今日は積雪期だからと少し身構えたが、あっけなく登ってあっけなく降りてきてしまったので、少し歩き足りなさを感じたが、どこによるともなく、そのまま帰路に就いた。

 

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