日時

目的地

所在地

2013年4月25日

鷹取山(454.1m)

坂井市丸岡町大森

 行動日程

林道脇の橋(駐車した所)12:00〜12:07堰堤12:07〜12:18登山口(巡視路入口)12:18〜12:20石垣のある山道12:20〜12:25鉄製の橋12:25〜12:40第49号鉄塔12:40〜12:50大森からの登山道に合流12:50〜12:55林道出合12:55〜13:15鷹取山頂上13:40〜13:43掘れた古道13:43〜13:50小さなピーク(引き返す)13:50〜14:05お地蔵さん14:05〜14:10鷹取山頂上14:15〜14:30林道14:30〜林道出合〜15:10鉄製の橋15:10〜15:20林道脇の橋(駐車した所)

 参考資料

Web情報:国土地理院/基準点成果等閲覧サービス(三角点情報)

文献   :

 これまでの山行記録

2008年11月14日2012年1月22日2012年3月29日

地理院地図によるルートマップ

Webサービス by Yahoo! JAPAN

注:この地図はおおよそのルートをトレースしたもので、正確ではありませんので、参考程度にとどめてください。最初は山岳表記に適した地形図が表示されますので、登山口へのアクセスを知りたい場合などは地図表示画面の上部にある地図ボタンをクリックして戴ければ標準地図に切り換わります。また、ラベル(吹き出し)のないマーカー(アイコン)にマウスポインターを合わせると、その地点情報が表示されます。この地図ではアバウトなルートしか解りませんので、詳しいルートは上記の「電子国土によるルートマップ」をご覧ください。なお、地図上の赤線が今回歩いた往路ルート、青線は帰りに使った巡視路+林道歩きのコースです。

≪注:赤枠で囲った写真にマウスポインターを当てると、ルート表示や説明が現れます。≫ 

新しい登山道、山崎三ヶから鷹取山に登る

鷹取山には麓の大森集落からゴルフ場内を横切って登るルートがあるが、登山道を整備しておられる「たかとりの郷づくり協議会」のHPを見ると、山崎三ヶからのルートも整備したと書かれてあったので、今日はそちらから登ってみることにした。

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山崎三ヶの有機肥料プラント

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イノシシ除けの柵

事前に調べた情報では山崎三ヶ集落の奥にある緑の建物から林道を入って行くようなので、山崎三ヶ集落を抜け、この建物を目標に登山口に向かった。 この緑の建物は廃棄物から有機肥料を作るプラント施設だそうだ。その横を通り、林道を更に奥に向かうと、頑丈な鉄製のイノシシ除けのゲートがあった。ゲートには「開けたら閉めろ」と書いてあるだけで、進入禁止ではなさそうなので、柵を開けて車で中に入る。

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小さな橋の上に車を停める

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林道の様子

林道を奥に入って行くと、すぐに道が荒れてきたので、途中にあった小さな橋の上に車を停めさせてもらって歩くことに。やはり、こちら側の登山口も駐車スペースが少ない。駐車できそうなのは、ゲートを入ったすぐのところにある空き地か、林道脇の路肩が広くなったところくらいしかない。なお、登るときはこの林道を直進したが、帰りは車を置いたほうの道に出てきた。

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堰堤

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行き止まり

林道をまっすぐ進んで行くと、堰堤にぶつかった。そこから先にも小道が続いていたので、そこを進んで行ったが、行き止まりになってしまった。登山道は鉄塔巡視路を利用しているはずなので、元に戻り、途中にあった巡視路標識の所から鷹取山の方向に進むことにした。

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鉄塔巡視路標識

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登山口

上記右側写真が登山口。良く見ると、赤い紐が木に巻きつけてある。この反対側に巡視路標識がある。山崎三ヶのほうから歩いてくると、右側に入って行くようになる。この道も巡視路のようで途中に例の黒いステップが設けられてあった。

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立派な山道と石垣

小さな尾根を越えると、歩いてきた道と交差するように立派な山道があったので、そちらの道に進む。道は1m以上の幅があり、昔はかなり使われていた道だったようだ。途中に石垣を積んで、平坦にした場所が二ヶ所ほどあったから、昔はここに人が住んでいたのかもしれない。

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鉄製の橋

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黒いステップが設けられた登山道

その立派な道をしばらく進んで行くと、巡視路標識があり、鉄製の橋があった。この橋は前出の「たかとりの郷づくり協議会」のHPに写真が載っていたから、この道で間違いないようだ。

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登山道の様子

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49号鉄塔

橋からは本格的な山道となる。道は巡視路として管理されているので、歩きやすい。登りやすいように、かなりこまめなつづら折りになっているところもあった。そこをしばらく進んで行くと49号鉄塔に飛び出した。鉄塔には北陸電力越前線と書かれてあった。

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熊退治の鍋??

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熊退治のホイール??

登山道の途中に鍋がぶら下げてあった。鍋には叩いた跡があり、かなりボコボコになっていたので、熊よけのようだ。しばらく行くと、今度は車のホイールがぶら下げてあった。かなり用心しているようだが、特に熊の気配は感じなかったし、獣臭もしなかった。

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大森からの登山道に合流

鉄塔から10分ほどで、大森から上がってくる登山道に合流した。ここからは何度も歩いている道なので、迷うことはない。

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巡視路標識

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林道出合い手前には古道の跡が

合流地点には北陸電力越前線の標識がある。この登山道は一旦林道に合流するが、その辺りで谷底から上がってくる古道があるのを発見した。地図を見ると、この古道は先ほど通った鉄の橋辺りから続いているようだ。そう言えば、渓流沿いにも道らしきものがあった。林道には軽トラックが停まっており、二人連れの老夫婦におられた。挨拶だけで、話はしなかったが天気が良いので、山菜採りにでも出て来られたか。

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林道から登山道への取り付き

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林道の様子

正面にある林道のり面の取り付きから再度登山道に入る。

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頂上まであと0.5劼良玄

林道出合いからしばらく歩くと、頂上まであと0.5劼良玄韻あり、ここを左に入って行く。ここからが圧巻で、深く掘れた古道歩きとなる。

 

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深く掘れた登山道の様子

大森から上がってくる登山道の途中にも何ヶ所か掘れた道が残っているが、この部分が最も深く掘られており、規模も大きい。

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深く掘れた登山道の様子

カーブした坂道では最も道が深くなり、10m近く斜面が削られたところもある。この道は大森から上がってくる道だけでなく、先ほど見つけた山崎三ヶから上がって来る古道もこの道に合流していたものと思われる。この道は鷹取山の南側を巻き、近庄峠、冠岳辺りに続いている。冠岳近くにびんづけ地蔵というのがあるが、この古道の名残だと思われる。この道は大森辺りから馬草を採るために、飼葉桶を担いだ馬が行き来した道だそうだし、大森辺りの集落と浄法寺山の麓の集落を結ぶ生活道だったとも言われている。また、近庄峠から先は丸岡町豊原寺から白山に至る禅定道ではなかったかと言われており、この道は白山まで続いていたことになる。

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旧登山道に合流

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頂上手前の鉄塔

掘れた道が終わり、尾根に到達すると、昔の登山道に合流し、鉄塔の下を通り、鷹取山頂上に至る。

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お地蔵さん

頂上手前のお地蔵さんの前にはきれいな水仙が咲いていた。協議会の人が植えたのだろうか。この横を良く見ると、掘れた道がある。この道は先ほどの深く掘れた古道の続きである。だから、この石仏は峠のお地蔵さんということになる。

 

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小高くなった鷹取山頂上

最後の階段をひと登りすると頂上に着く。お地蔵さんの横を通った先ほどの古道は、頂上ではなく上記写真の中央に見える2本の鉄塔の右を通って近庄峠に向かっている。

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鷹取山頂上

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鷹取山の標識と三角点

山頂広場は草がきれいに刈ってあり、気持ちが良い。この日は登山口から山頂まで1時間20分くらい掛かったが、登山口を見つけるのに少し手間取ったので、それを差し引けば1時間くらいで登れただろう。大森の登山口からも1時間くらいだから、ほぼ同じだ。山頂で休んでいたら、二人連れが上がって来た。お話を伺ったら、山菜採りの人だった。

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坂井平野の眺め

ここからは坂井平野が一望に出来るが、この日は春霞で、遠くのほうはかすんで視界がよくなかった。

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古道に降りて行く尾根筋入口

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古道から降りてきた方向を見る

近庄峠まで続いている古道はお地蔵さんのところから鷹取山の南側を巻いて進んでいるのだが鷹取山の山頂からも尾根伝いに行けるので、今日はそちらの道を歩いてみることにした。道と言っても、踏み跡が微かにある程度だ。その入口は山頂の東側にある。薮はそれほど濃くないが、茨の付いた木がひっ掛り歩きにくい。かなりの急坂を下りて行くと、前に窪みが現れた。頂上からほんの10m程度だった。この窪みが古道跡だ。古道はいま降りてきた尾根を横断して逆の斜面に出て、そこからは山の斜面に出来たトラバース道が近庄峠まで続いている。

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掘れた古道

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掘れたトラバース道

掘れた古道は尾根筋より一段下をトラバースして進み、近庄峠に至るが、尾根筋にも踏み跡があるそうなので、その道を歩いてみることにした。

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尾根筋の様子

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同左

なるほど、尾根には薄い踏み跡があった。この時期は草も気にならず、快適に歩ける。踏み跡は山の鞍部を通り、登り返すようになる。その小さなピーク辺りにはわずかに掘れた跡があったから、この尾根道もいくらか使われていたようだ。そこから先は薮が濃くなったので、引き返した。これで、尾根筋を歩いても近庄峠まで行けることが確認できた。

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お地蔵さんに至る古道の様子

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古道はカヤトに出てくる

掘れた道が尾根を横切っている地点に戻り、今度は古道をお地蔵さんのところまで歩いてみることにした。この道は以前歩いた時同様、薮が濃く歩きにくい。しかし、4、50m行くと、明るいカヤトを通り、お地蔵さんのところに出てくる。

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イカリソウ

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スミレ

帰りは山頂裏の鉄塔から巡視路を降りることにした。山頂広場から鉄塔のほうに行く山道脇にイカリソウとスミレの群生が見られた。

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雄大な火燈山、小倉谷山と左に富士写ヶ岳

山頂裏の鉄塔の下からは火燈山、小倉谷山が雄大に見える。絶好の展望台だ。富士写ヶ岳も左に顔を見せている。

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手前の鶴谷山に隠れているが丈競の両峰が顔を出す

巡視路から林道に降りると、先ほどは鶴谷山に隠れていた南丈競が顔を出し、丈競の両峰を確認することが出来た。南丈競にはまだ少し雪があるようだが、北丈競の登山道に雪は全く見えなかった。林道を歩き、林道出合いから再度登山道に入り、同じ道を通って山崎三ヶに降りた。

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鉄製の橋のたもとにあった石仏

登るときには気が付かなかったが、途中にあった鉄製の橋のたもとに石仏があるのを発見した。石仏はかなり風化しているが、良く見ると不動明王のようだ。湧水があるところには必ずと言っていいほど不動明王が祀らてあるので、この近くに湧水があったのだろうか。いずれにせよ、この辺りは何の変哲もない山の中だと思ったが、意外にも歴史の匂いのする場所であった。

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鉄製の橋と石仏(赤丸表示)

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ここを直進

来た時に歩いた立派な山道を曲がらず、直進するとゴルフ場に出た。ゴルフ場の柵の横に造られた道をまっすぐ進んで行くと、車を置いた場所に出てきた。

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ゴルフ場

今日歩いた山崎三ヶからの登山道はずっと樹林帯の中なので、夏場に来るとうす暗く鬱陶しいだろうが、新緑が明るく、この時期ならお勧めだ。この時期、絶好の登山シーズンなのだが、なかなか暇を見つけられないのが残念だ。

 

 

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