■フィルム貼りに挑戦■
ツインは無色透明のリヤガラス&クオーターウィンドーなので、
フィルム貼りに挑戦してみました。

作業効率をアップさせるため、リヤガラスハッチは取り外します。


まず、支点となるヒンジ部分は左右で各2本のネジで固定されています。
このうち上下のどちらか1本を外してしまい、
のこりは手で外れそうな程度まで緩めておきます。
ダンパーを外したあと残りのネジを外します。
ネジアタマのサイズは10ミリです。



ダンパーのネジは8ミリ。2本さっくり外します。
ドアに付いている段階では気になりませんでしたが、
外すとこのダンパー、かなり反発力が強いです。
ワタクシの軟弱な腕力ではびくともしませんでした。
このあとヒンジのネジを外せば車体からリヤガラスハッチが切り離せます。
ちなみにこの作業は二人で行うとラクです。

外したときにネジやプラスチックパーツ類は無くさないように注意しましょう。


ここは外さないほうが安心!
長穴になっているので、フックの位置がずれる可能性があります。
この部品は付けたまま、作業しましょう。
適当な台紙で型を作って、合わせてフィルムカットすると、
フィルムに折り曲げ傷が付きにくくなりお勧めです。



さて、外したリヤガラスハッチは自分の部屋でじっくりと作業しましょう。
手前にあるのは今回の工具関係。
スプレーボトル、フィルム、ハサミ、カッター、ラチェット(ボックスは8ミリと10ミリがいります)
そのほか、ゴムへらやタオルなどが必要です。



スプレーボトルはダイソーの自動車用クリーナーの中身を抜いて、
水と台所用洗剤を少しまぜたものと入れ替えています。
このような霧吹きがないとフィルムは絶対に貼れません。


では作業スタート!


まずはフィルムをウインドーに合わせてはさみでカットします。
ウインドーのふちは黒でペイントしていますので、
完全にあわせなくても外から見ればきれいに仕上がったように見えます。
なので、ガラスの透明部分全体がフィルムでかかればOKです。
ワタクシはRCカーで、ステッカー貼りが比較的得意だったので、
楽勝だろうと思っていました。



・・・・が・・・・



自動車のフィルム貼りはそんな甘いものではなかったのです。
まず、ガラス面全体をスプレーし、フィルムもはがしつつスプレーしました。
予想外の大きさに戸惑いながらも、とりあえずペタっと貼ります。
接着面がぬれているので、位置あわせはいくらでも調整できます。
が、気泡がぜんぜん取れません。
さらに大きいシワがあちこちに出来ていました。
ツインのリヤガラスハッチは平面なようで、実は微妙に曲面があるのです。
ワタクシもそれに気が付いていましたが、この程度ならなんとかなるだろうと甘く見ていたのです。
付属のゴムへらで必死に空気を押し出しましたが、
次から次へとシワがでいます。


「こりゃ無理だ」
1時間ほどねばりましたが、貼り付けは不可能と判断。
泣く泣くフィルムをはがしてゴミ箱へ。
やはりドライヤーで暖めたり、少しカットしながらの作業が必要と感じました。
しかし、これに懲りている場合ではありません。
次なる再トライで、なんとしてでもフィルム貼りを敢行しなければ未来はありません。
(そんなおおげさな)

次回フィルム貼りは、追ってリポートします。



今度こそリベンジだ。
今回買ったのは、万が一失敗してもいいように、
398円の特売品で練習です。
色はダークスモーク(可視透過率15%)を選びました。
値段は安いですが、東レのフィルムなので、品質はきっといいのでしょう。



ガラスの幅がだいたい102センチあったので、
それよりもやや大きめにハサミでフィルムをカットします。


カッターの刃は新しいものに交換しておきました。
ひとつの工程ごとに刃先を折って新しい刃を出します。


今回のポイントはこれです。
シワを出さないように、13センチ
細かく3分割にカットして貼り付けます。
1枚貼りは素人にはかなり困難です。




さらにガラス面に合わせて上下左右それぞれ5ミリほど大きめにカットしました。
車体からガラスが外れると作業はラクです。
ちなみに上側から貼っていくときれいに仕上がるとか。


ガラス全体にスプレー(水100:中性洗剤1)します。


ガラス面のホコリやゴミなどを取り除くのに、
フィルムに付属しているヘラを使います。
ヘラを使ってどちらか一方向に洗い流します。
タオルは厳禁です!
猛烈に糸くずが付着して、フィルムがボコボコになります。
精密な作業?のフィルム貼りは目に見えないゴミも大敵なのです。


フィルムを剥がすときはセロテープを使うと簡単です。


こちらもフィルム全体にスプレーしておきます。


ガラスの上側からフィルムを貼り、中の空気を中心から外側へ向けてヘラで押し出します。
納得のいくまで、根気良く作業しましょう。
最初はガラス面が滑りやすいので、大きいシワがとりにくいのですが、
徐々にガラスと密着するようになります。
中の空気が完全に抜けても、水分は簡単に取れないようです。
はじめきれいになったように見えて、しばらく放置すると(10分くらい)
あとから水分の残ったところが目立つようになります。
なかなか取りにくいですが、取れる分はできるだけ取りましょう。
で、一枚貼ったら、1日乾燥して翌日2枚目に挑戦です。
ちなみに上側はヒンジの取り付けネジの穴がるので、
カッターで丁寧に開けておきます。

気泡について
気泡は2つのパターンがあります。
ひとつは空気、もうひとつはです。
空気は見た目にもはっきりとわかります。
表面から見ると空気の入ったところは白くはっきりと見えます。
これははじめのうちに完璧に取り除いておきましょう。
空気は濡れた状態だと、けっこう簡単に取り除けます。
(ただしフィルムの湾曲が合っている場合ですが)
水が溜まったところは最初はあまりわかりません。
時間が経過すると(10〜20分くらい)ポツポツと気泡が見えます。
表から見ると空気ほどは目立ちませんが、よ〜く見るとポツポツ跡があります。
こちらもヘラで丹念に押し出しますが、できる範囲でOKです。
最初は素直に排出されていきますが、徐々に頑固なものは生き残ってます。
で、あまりヘラを使いすぎるのもフィルムをキズ付けてしまいますので、
このあたりであきらめましょう。
あとは太陽で乾かせばいつのまにか消えてなくなっています。





2枚目、3枚目も同様の方法で貼り付けます。
ガラス面は滑りやすいのですが、
フィルム同士が重なる部分は貼りついてシワが取りにくいです。
でもがんばってなんとかしましょう。(無責任)
重なる部分の面積はなるべく小さめのほうが作業が楽です。
重ね貼りのときに、マジックなどであらかじめカットラインを引いて、
ハサミでおおまかに切っておくといいでしょう。
ただ、切りすぎは隙間があくという最悪の事態になりますので、
ちょっと大きめにカットしておくことがポイント。
合わせ目はカッターで下側のフィルムをカットします。
一番下のガラスハッチの取り付け部分(ダンパーのとこですね)は穴を開けたり、
カットしてきれいに仕上げましょう。

これで基本的な作業は終了ですが、ワタクシの完成度は今一歩でした。
重ねる部分がどうしても熱戦のようなラインが残ってしまいます。
カッターで修正しても、手作業ではきれいにならなかたので、
フィルムカットの時点で極力重なる部分を少なくするしか方法がないと思います。
が、失敗を重ねるほどに新しい発見があり、
フィルム貼りも奥深いものだと実感しました。


ちなみに、サイド部分は車体から外れませんが、
面積も小さい上、曲面がほとんどないので、作業はラクです。
室内で作業する分、スプレーしたときのしぶきが車内にかかることがあるので、
あらかじめタオルを用意しておくといいでしょう。
リヤウインドーよりも、こちらで先に練習しておくのも手ですね。

今回、ワタクシ自身が感じたフィルム貼りのコツをご紹介したいと思います。

1・フィルムはガラス面より、少し大きめにカットする。
サイドは2〜3ミリ、リヤは5ミリくらい大きめに。

2・ガラスを洗浄するときはタオルを使わず、ゴムヘラを使う!
1回目の作業で、タオルで拭いたため、見事ゴミだらけになりました

3・カッターを使うときは新しい刃を使う。
シャープな切れ味は仕上がりもきれいで正確です。

4・シワを伸ばすのは中心から外へ向かって根気よく。
中の水分と空気を徹底的に排出しよう!

5・重ね貼りは時間を置いて。すぐに貼るとシワができます。
1日晴れた日に十分乾燥させて次のフィルムを貼りましょう。

6・当たり前のことですが、貼り付けは霧吹きを併用します。
そのまま貼ると100%失敗します。そんな人はいないか・・・


こんな感じでしょうか。
フィルム貼りはかなり技術を要して、根気のいる作業です。
確かに業者に依頼するのは値段も張りますが、
それなりに価値があるのも事実です。
ワタクシは半分、頼めばよかったと後悔しているのもまた事実(笑
サイドは簡単なので、リヤのみプロにおまかせという形をとれば、安く上げることができます。
そのとき、リヤと同じサイド用のフィルムを分けてもらうといいですね。

今回はツインに特化してフィルムの貼り方をお伝えしましたが、
検索エンジンでいろいろと調べてみるのもいいですね。
いろんな発見があるもんです。




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