塩加減とのりの量が程よいコイケヤ「ポテトチップスのり塩」
食べ終わった後の指についた粉をなめるのが最後の楽しみ
「コイケヤポテトチップスのり塩」は菓子メーカーの湖池屋(東京都板橋区)の主力商品である。「コイケヤポテトチップス」はポテチの定番商品でもある。チップスターなどの成形ポテトチップスと異なり、ポテチの形が一定していない。大きいものや小さいものがあり、色にも多少のムラがある。この不成型さが天然のジャガイモに近いように感じられ、かえって魅力である。
味付けには「うすしお味」「リッチコンソメ」「ガーリック」があるが、最もオーソドックスな商品が「のり塩」である。「のり塩」は黄色のパッケージが目印で、赤穂の天塩と青のりがジャガイモを引き立てる。
赤穂は赤穂浪士(忠臣蔵)の赤穂を指し、江戸時代から塩の製造地として有名であった。赤穂藩主・浅野内匠頭長矩が江戸城松の廊下で吉良上野介義央への刃傷に及んだ原因として、吉良が赤穂塩の製造方法を無理やり聞き出そうとしたとの俗説もあるほどである。
スーパーマーケットの棚にはいろいろな菓子が陳列されている。どれを買うか選ぶだけでも大変である。どれにしようか悩み、結局、最後は「コイケヤポテトチップス」を選択することも少なくない。このような時、記者は自分が本質的には保守的な人間であると痛感する。
自民党を支持するから保守的というような次元の話はしていない。その基準では記者は革新的と分類されるかもしれない。記者は東急不動産(販売代理:東急リバブル)から不利益事実(隣地建て替えなど)を隠されて問題物件を騙(だま)し売りされた経験がある(参照「東急不動産の遅過ぎたお詫び」)。
騙し売り被害者のような弱者にとっては、革新系の政治家・政党の方が保守系よりも頼れることは日本において厳然たる事実である。それ故に記者の思想が革新系と親和性があると思われることは、ある意味当然である。反対に記者のような境遇になりながらも現在の政治に何の疑問も持たずに現状肯定をしていたら、奴隷根性と笑いものになるだろう。
政治的なスタンスとは別に、同じ商品を繰り返し購入することが多く、別の商品に挑戦しようとする気持ちが少ない点では保守的と言える。革新と位置付けられる政治勢力も日本国憲法の擁護を主張し、消費税増税などに反対しており、ある面では現状維持志向がある点は興味深い。
「コイケヤポテトチップスのり塩」は、記者にとってコイケヤと言えば「のり塩」が頭に浮かぶくらい代表的な商品である。チップスの堅さがマッチしており、パリパリとおいしく食べられる。塩加減とのりの量も程よい感じである。食べ終わった後の指についた粉をなめるのが最後の楽しみである。ただし、のりが歯や唇につくこともあり、食べ終わった後で人と会う時











