野の花スケッチシリーズ

 この花を見ない人はいませんね。
どこでもいつでも咲いているようにみえますが、実は春から初夏に咲くハルジオン、夏から秋に咲くヒメジオン、やせた土地を好むヒラバヒメジオンと3種類の似たような花が季節を変えて咲いているのです。

 子供の頃、軍事工場の瓦礫の後に真っ白なこの花が風に揺られて咲いていました。
最近のハルジオンはどういうわけかピンク色が多くなってきました。
時々一輪挿しに一枝さして、幼い頃を思い出しています。
 「あのおばちゃん何やってるの?」と3歳くらいの子供が母親に聞いている。

 この花の前で正座し、目線を花の高さと同じにして描きました。

 雑草の前で正座して絵を描いている光景は子供でなくとも?!?と思う事でしょうね。
頭の上にキ印がついているかしら(笑)
 この花も見覚えがあるのではないでしょうか?
道路の縁、空き地、庭先、ギザギザした大きな葉の草がよ〜く見るとほらここにもあちらにも咲いてますよ。

 その頂点に咲く花は何とも小さいが、しっかりと存在感を示しています。
 そろそろ暑い季節がやってきました。

 このオオケタデはタデ類でもサイズが大きく丈が2メートルほどにもなります。
同じような花でイヌタデなど田んぼの縁や空き地でよく見かけますね。

 このオオケタデは農家の庭先に咲いていたのを、描かせてほしい旨、お声がけして描きました。
 絵にする時、あまり小さな花は描きづらいですね。この花はイヌタデを大きくしたようでまた丈が立って描くのに丁度よく、描きよかったです。
だって花の前で正座するのは厚顔の私だって恥ずかしいのですから。
 夏の夕方薄い黄色の花弁が開きます。
これも農家の庭先に咲いていたものを朝方描きました。
昼間になると花は萎んでしまいます。

この花を描いたのが花シリーズのはじまりで季節が変わると描き、3年くらいは花シリーズを描いてましたね。

待てど暮らせどこぬ人は
宵待ち草のやるせなさ

 農家の畑に咲いていたのを描かせていただきました。

 この花は地面を這うようにして咲くので、私は畑に敷物を引きお尻を落とし、小さくなって描きました。

 夏が来るたびにあ〜また会えたね!と言って花を眺めます。
夏になると背の高いミニひまわりのような菊芋の花があちこちに咲きます。

戦時中は根っこを食べたそうですが、
そんな時代が二度と来ないことを望みますね。
菊芋は健康食品なのか最近、栽培する人もいるそうです。

私はもちろん切花で飾ります。
 夏に墓参の折、高峰高原のホテルに泊まりました。
 
ホテルからみえる遠くの風景は雲間に浮かぶ山々、絶景でした。

そのホテルの前で買った野草です。
家に帰って植え替えましたが、気候が全く違うせいか育ちませんでした。
(気候のせいにして!)
 秋の彼岸頃になると田んぼの畦で真っ赤にそして妖艶にこの花が開きます。

 軍手とはさみを持ち、荒川の土手に行ってマンジュシャゲの周りをきれいにし、
それから描きました。

 マンジュシャゲで有名になった埼玉県日高市の巾着田はこの時期になると大勢の人が花を見に訪れるが、

 ここに咲いている花の観客は私だけ!寂しいやら!贅沢やら!
埼玉では10月後半から11月にかけてとてもきれいな黄色の花を咲かせます。

花粉症の方々には嫌われ者の秋の花ですが、幸い私は花粉症はありません。1年中外で絵を描いているので耐性が出来ているのでしょうか?

何年か前の8月後半に北海道を旅した事がありますが、長い移動の車窓から線路沿いにこの花がきれいに咲いていたのを思い出します。
本州で11月に咲く花が8月に咲いていたので、やはり北海道は寒いのだと感じました。

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