その日は、晴れだった。
雲ひとつなく、澄んだ青い海が空を覆っていた。
僕は、そんな日が好きだった・・・のだろうか?
僕は、太陽が嫌いだ。
だって、太陽は人の命を奪うでしょ?
第一章『闇から…』
ある寂れた街に一人の少年がいた。
腰あたりまである長い髪に、以前は白だったと思われる、ぼろ布の服を身にまとっていた。
幼い頃に両親が戦争に巻き込まれ、それからは一つ上の兄と一緒に暮らしてきたが、
その兄も突然、少年の目の前から姿を消してしまったのだ。
それ以来、少年はずっと一人。
空は晴れていた。
僕は、誰なんだろう?
どうして、僕は此処にいるんだろう?
僕は、何のために生きているのだろう?
いつも、そうやって考えていた。
でも、結局答えは分からない。
人々は、ボロ布の服装に身を包んでいる僕を見ていつもこう言う、「カワイソウ」って。
カワイソウってなに?僕は、カワイソウなの?
言葉の意味が、僕には分からなかった。
でも、その人達の中はこう訊く人もいた、「お父さんと、お母さんは?」って。
なぜか、その言葉を聞くと急に目の前がぼやけて、頬に水滴が流れる。
僕には、そんな人達はいない。僕を措いて何処かへ、遠い世界へ行ってしまったんだ・・・お父さんも、お母さんも・・・兄さんまでも。
晴れた日に。
それから、僕は独りで生きてきた。食べ物は、そこらの市場で盗って来て食べて、なんとか生きていた。
でも、もう僕の体は限界だった。
歩くことも苦しくて、立っているのがやっとだった。
ある日、僕はとうとう動けなくなってしまって、道端に倒れた。
このまま、死ぬんだな・・・、僕はそう思った。
そのとき、ずっと疑問に思っていた答えが分かったような気がした。
僕は、人の形をしたゴミ。
僕は、闇の中にいる。
そして、僕は・・・・・。
でも、最後の疑問だけは分からなかった。
まぁ、いいか・・・どうせ、僕はもう・・・・。
その瞬間、一気に体の力が抜けていった。
目には、何故か少ししょっぱい水が流れた。
その日は晴れだった。
僕の嫌いな太陽が、じっと僕を睨みつけている。
そして、僕の命を奪っていく・・・。
やっぱり、僕は太陽が嫌いだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あとがき
ひぇぇぇぇぇーーーー!!!!!
なんか変なものが出来てしまったよ;
あぁぁ、どうしよう;
この話、1人しか出てきてないですね…。
しかも、なんか死にかけ…;(あわわ;
続く…カナ…?(´∀`;)
