2SC3241 リニアアンプ for 28Mhz

半年くらい前ですが、スタンダード製FMマルチバンドトランシーバーC50用の ジャンクの29Mhzユニットを入手しました。 このユニットはFM50W出力が可能で、たった数百円で売られていました。 中を見ると外部からシリアルPLLをコントロールできる技術力がある方なら このまま29Mhzトランシーバーとして利用が可能かと思われるほどの部品が搭載されています。


↓でも私には技術力が無いので、ファイナル部分だけ利用することにします。



ファイナル部分だけ実物から回路図を書いてみた



とりあえず、使う部品だけ取りました



↓指に注目....(T_T)また焼いてしまいました



↓入力マッチング回路を追加してみました(28Mhz用)



↓生基板をカッターで切ってから60Wのコテで剥がしました



途中省略しますが、上記で書いた回路図ではパワーがあまり出ませんでした。(1W入力時→4W出力)。 下の写真はカット&トライで変更したもの(1W入力時→15W出力)



まず強烈な発振に見舞われたのでRFC1とRFC2をそれぞれ変更 (RFC1は100uHのインダクター、RFC2はFT50-61 12Tに変更した)
出力があまり出ないので、出力部のマッチング回路を元々付いていた LとCを再利用したらパワーが出るようになりました。 ↓変更後の回路です。



出力部はオリジナル部品を再利用しました(C1は板状の物)


15W出力時に7Aも消費してます。電源が連続6A用なので、これ以上パワーが出せません。 効率があまり良くありません....
2006.5.3 by JO1ACW


2006.5.14.追記
ローカルのOMさんから30A電源を超格安で入手することができたので、 実験の続きを行いました。(感謝!!) ↓結果は下記の通りです。
2.5W入力時→38W出力(消費電流9.5A、15V)
5W入力時→50W出力(消費電流12A、15V)
パワーが上がるに連れて効率が改善され、まあまあ使える状態となりホッとしました。
プリドライブTRの2SC2166が付いていたことから、入力は2〜3W位で使用した方が無難なようです。 あとはもう少し大きいヒートシンクを入手してケース入れしたいと思います。
by JO1ACW


2006.6.4.追記
タカチのケースYM-200とジャンクのヒートシンク(サトー@1300円)を入手したので、 ケースインしました。ヒートシンクは偶然にもケースにぴったりの大きさでした。



まずはヒートシンクにラチェットタップレンチを使用して3mmネジのタップをたてます。 この時、無理に奥までいっぺんに開けようとするとタップたてのネジ切りが折れてしまうので 時間が掛かりますが少しずつ開けます。3種類(先端、中間、末端用)のネジ切りを順番に使用します。



ケースは電動ドリルとリーマー、ヤスリで仕上げます。(結構大変......)



収納の様子。今回は強制スタンバイ式(後日キャリコン回路追加予定)。 秋月でだいぶ前に買った100円リレーを使いました。



最終調整の様子。親機はFT-817NDを使用。 29.300Mhz(FMコールチャネル)で最高パワーが出るように調整した。(50W出力)


あとはこのアンプでお試しQRVをするだけです。
皆さん10mFMでお会いしましょう。(その前にANTが......)

おわり
by JO1ACW


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