全国的な批判の高まり

2006年9月23日
軍医学校跡地で発見された人骨問題を研究する会(常石敬一代表)「人体は商品なのか?〜『人体の不思議展』から見えてくるもの〜」と題して研究会を開催。臨床検査技師の平野利子氏は、(不思議展の展示標本は)現代解剖学の水準からみて、学術的とはいえず、医療の進歩とは違う方向にある旨を発言した。常石敬一氏は「臓器を部分部分に分けて考えることは、全身医療・東洋的な医療に反する。臓器の商品化の一環に見えると述べた。

2006年10月4日
 「人体の不思議展」に疑問をもつ埼玉の会(代表 中里武・医師)が、さいたま市に「人体の不思議展」の後援をしないよう要望を提出しました。
 当日、要請行動に参加した春日部市の片山いく子市議は、「本物の人体標本」がどこで、どのように作られたか調査もせず、過去の開催実績や日本医学会など専門家の後援があるという点だけで、イベントに疑問を持たない自治体の姿勢には問題がある。
 営利目的かどうかも、慎重に判断すべき。自分の身内の死体が、もしこのような展示に利用されることがあったらどうなのか、という視点に立ち返るべき、と感想を述べた。

週刊金曜日は、「不思議展」問題を追究すると共に、全国の批判運動に関してもこまめに取材し、紹介している。(参考文献参照

軍医学校跡地で発見された人骨問題を研究する会は、川村一之氏を中心に「人体の不思議展」批判と後援取り下げ要請に精力的に取り組んでいる。
ニュースレター『究明する会ニュース』誌上でも、この問題を追究(参考文献参照)。