プリンセスプラスティック・シリーズ概略(既刊分全て) 2008-04-12 01:33バージョン

 もうネタバレとか言っている時期でもないと思うので、インデックスを作っておきます。



プリンセスプラスティックのCM(コマーシャライザー版)
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プリンセスプラスティック by JYLさん

カンタンCM作成サイト コマーシャライザー



 フレンドエネミー
 :一番最新にして一番最初にお読みいただきたい作品。
  シファ級の出動。時間的に前後するも、驚異的なその能力に、世界が驚く。







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 エスコート・エンジェル (ハヤカワから既刊・ウェブ復刊)






 :エントリー編。風致天銘とともに天皇家とバチカンが持つ予言書の謎を秘め、小公国の王女が日本を旅する。。
  その旅の途中で明らかになる、人間型人間サイズのバイオ筐体に戦艦の武装を収めたシファ級BN−X、シファとミスフィの暴走が滅ぼした文明の予感。
  シファはそれを恐れつつも、密着護衛任務を行う。
  その結果、広域指定11号というテロリストが判明する。
  だが、11号は作られたものであり、なおかつ作ったのは、驚くべき人物だった。
  その秘密を守るため、シファとミスフィは東京の空に舞い上がり、乗っ取られた警視庁ロボットヘリ編隊と、横須賀地方隊所属の護衛駆逐艦<あしがら>と必死の戦いを繰り広げる。
  東京の空に、シファとミスフィが離陸する。







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 ホロウ・ボディ (ハヤカワから既刊・ウェブ復刊)
 
 :新淡路市を襲う細菌型兵器。政官界に及ぼす影響、そして隠蔽されるシファ級。
 シファが動けば簡単に解決することであるのに、シファ級の秘密を皆が守ろうとする。
 しかし、それはポジティブなものばかりではない。
 シファを作った責任を回避したい人々もいるのだ。
 しかも、人類の思うがままにされるAI、虚体たちの中で、アメリカ宇宙軍により建造された無人空母ポラリスが乗っ取られ、新淡路市に迫る。
 シファたちに、その隠密性を保ったままでの処分が命令される。
 しかし、シファたちは同族であるポラリスを制御する虚体を単に破壊することは出来なかった。

 そして、シファたちは新たな答えを出す。

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 フリーフライヤー (ハヤカワから既刊)
 
 :空賊とともに空中艦船の時代における戦い。
  シファ級その実力の片鱗をみせ、超重武装の空賊を拿捕。
  しかし、これで偵察システムを持つ諸外国にシファ級の存在が明らかになってしまった。
  それがメジャーな情報網には流れない。シファ級に対抗する兵器を持たない諸外国の責任者の責任が問われるために、必死の報道管制が行われる。








 グリッドクラッカーズ (ハヤカワから既刊)






 :拡張を続けるウェブ上に展開するシファ級。
  単一のマッシブコンピュータとして最高の能力を持つシファ級のシステムも、まだその片鱗しか見せていない。
  そんななか、シファ級に至る医学面でのブレイクスルー、T君事例の患者でありながら警察に入った建部警部補が、すこしずつドクターラッティを追いつめていく。
  しかしその前に現れた人工生命・クドルチュデスは余りにも強力だった。






 

 ハリアーバトルフリート (ハヤカワから既刊)

 :建部では手に負えないクドルチュデスを、シファ級が追いつめる。彼女の奮戦もシファ級の前にはもろかった。
  だが、事態は生け捕りを目指していたクラッカー・ラッティの死に至ってしまう。
  寸前、かつての同僚であり、ライバルであった近江が、ラッティに問う。
  恨んだことはあったかと。
  ラッティは言う。
  恨んだことはない。だが、この不幸な対立を望んだのは人間の弱さであり、それは決して切ない未来ではないと。
  切ないなどと感傷に浸る暇があったら、時代のために道を拓くべきだ、と。
  しかし、そのラッティは、先走ったアジア共同体情報作戦群の判断で、脳破壊信号を送られ、死んでしまう。









 デカップルドディフェンス (ウェブプレミア公開中)

 :シファの迎える正月。ラッティの葬儀と、広域指定11号に続く12号と呼ばれるテロリストの追跡。
  そのテロリストの存在は、おぼろげながらわかってきた時間の秘密に触れる。
  そして、稀代の策士・カシス准将が現れる。
  22世紀の政府各執行官の方針を論じた『法と執行』を書きながら、あまりの優秀さに宇宙基地に幽閉されていた人物である。
  幽閉のまま、画像を転送し、シファとミスフィは彼女と会食する。
  そして、人類の未来について、シファがこれから絶望的に近い戦いを強いられることをカシス准将は予言する。







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 ナウト・ナウト (ウェブプレミア公開中)

 :講談社版プリンセス・プラスティックのリビルド。V−999旅客往還機ギャラクシーエクスプレスが核弾頭を搭載して新淡路市へ極超光速飛行に入った。
 V−999の撃墜命令とともに、シファたちの出動が命令される。
 だが、V−999の中で考える核爆弾の説得を開始したシファたちを、アジア共同体の防御システム・ドームシステムが反乱を起こしたと判断、システムが起動してシファたちを全火力で攻撃しながら、狂ったドームシステムは報復攻撃の準備にも入る。
 風致天銘とプロヴィデンス回勅を手にした天皇と法王は、ともに事態を憂慮するが、彼らに力はない。
  強力な防御力を持つシファ級に注目が集まる。
  シファは防御しながら、自爆テロを行おうとするAIを説得し、往還機を守り抜く。
  しかし、シファの心は安まらない。






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 プライマリープラネット

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 :シリーズの一つの終着点。
  シファ級の秘密が漏れ、政官界大混乱。
  その背景では虚体とされる人工生命たちの絶望があった。
  必死に人類との共存を訴えるシファを、国会の非常な決断が襲う。
  シファ自身も、自分の意味を知っていた。
  国会の証人喚問に応じるシファ。
  国会特別委員会の会議場で、BN−Xとは何かとの野党の問いに、会議場内で変身して応える。
  私がBN−Xです、と。
  あまりの鮮やかさに、国会は沸騰、さらにこれを契機に政局を作り出し、一挙に政権奪取を狙うものが現れる。
  人類初の究極の生命の作成。
  それは、あまりにも早すぎた。
  BN−X問題は政局となり、政界混乱の中、造反組の造反で、シファの存在自身が否決される。

  シファは納得するはずだった。
  それでも、彼女は最後に訴えた。
  恋人である鳴門と、もっともっと過ごしたかったと。

  しかしシファはその封印に至る過程で、人類の危機を見ていた。
  それは『デュプリケートキー』。
  Key Of Goldに匹敵する究極の合い鍵が、人類を崩壊に導こうとしている。



  しかし、シファとミスフィはオーストラリア・ウードナダッタの地層処分施設に地層処分されている。

  シファ、必死の脱出。
  装備がほとんどロックされた状態で、必死で飛び、必死で回避し、地下水路を抜け、そして上空の警備艦と戦う。
  そして台風の目の中を航行、東京へ。
  その一報を聞いた政府首脳より、ミスフィにシファの撃墜命令が出される。

  東京上空で対峙する二人だが、シファがその対峙の途中で突然墜落する。
  それはデュプリケートキーを作る企業CWGの罠を避けるためだった。

  シファとミスフィ、そして香椎とケイコが、総力でCWGを追いつめ、デュプリケートキーの制作を阻止する。
  しかし、その端末は人工の月・シャングリラに保管され、CWGの中枢部は証拠隠滅を図ってシャングリラを地球に落とそうとする。
  もし落ちたら地球人類はほぼ全滅する。
  それでもアジア共同体は政局混乱のために手が打てない。
  しかし、宮山群司令が独断専行で命令する。
  シャングリラを破壊せよ、と。
  膨大な質量を持つ人工衛星シャングリラ。月の1/3にも及ぶ巨体を、シファは破壊するために飛び立つ。
  その破壊が成功して、政界を混乱させたBN−X政局は収まり、シファとミスフィの公式化を規定したBN−X三法案が可決される。

  長い秘密の時代が終わった。

  だが、シファとミスフィをさらなる苦難が待ち受ける。


 除菌され尽くした未来、大気まで除染され、清潔そのものの世界。
 しかし、人類が元来持っている汚れや妬み・嫉みといった悪意は、除菌しきれない。
 それでも清潔な虚体たち、大規模AIは人類に尽くし続ける。
 くじける彼らに、シファは訴える。
 人類を見捨ててはイケナイ、と。
 しかし、そのシファたちを政局が襲う。
 欲に目がくらんだ一部勢力は、統率されるべき党総裁と代表を裏切り、造反してシファを無期限停止処分とすることにした。
 シファは、追いつめられ、それでも鳴門を、人類を愛す。
 報われないどころか、存在を否定されてまで、虚体たちは人類の敬意の中、倒れていく。
 それでも、シファは愛し続け、犠牲になりつづける。
 その定めを、シファとミスフィは、受け止める。





9:ドロップ・ディメンジョン (ウェブプレミア公開中)
 シファ級の国際共同保有計画が動き出し、世界はBN−Xによる協調と均衡の時代となった。
 その帰路、ロンドン東京オリエントエクスプレスで帰国する防衛大臣をシファたちが護衛する。
 そこに命令が下る。UG−SATと呼ばれる深宇宙探査機が応答を失った。
 事態は複雑だった。とくにシファ級の一般化はタイムマシンを可能にしてしまう。
 そして、タイムパラドックスは、世界を崩壊させかねない。
 混乱するコントロールセンターから、テイ教授が呼び出される。
 マトモに名乗らずも、中国最高の格式を誇る北京飯店に呼んだ男たちに、テイは気づく。
 時空管理機構が動き出した。
 DAGEXの最後の謎、それは重力を支配しても、時間を支配出来ないことだった。
 しかし、テイ教授のもとで、ファイアボルト2というテンソル充填装置を使い、シファは謎と危険に満ちた遷移空間に突入する。
 そこに待機していたのは、時空間力行の執行艦と呼ばれる軍艦と、敷設艦だった。
 そして起きた自己参照のトラブルにより、シファは非常に危険な状態に陥る。
 圧力無限大の過酷な環境に耐え続けるシファたちが、途中で現れた謎の艦船に妨害を受ける。
 そのためか、0秒、宇宙の始まった瞬間が破壊されてしまう。
 宇宙が崩壊を始める。
 起点となるべき0秒が、なくなったのだ。
 宇宙が、自己によって存在そのものがぶつんと断ち切られてしまうのだ。
 
 しかし、思わぬ奇跡が起きる。





10:シルエット・シルバー ウェブプレミア公開中)
 奇跡の回復によって、世界は通常のままに進行する。
 そこに帰ったシファの恋人、鳴門に辞令が発令された。
 それが機動隊指揮官への配置転換だった。
 左遷かもしれないが、鳴門は応じた。
 そんななか、シファ級の共同保有に尽力した外交官の命が狙われる。
 鳴門が指揮し、護衛するが、相手はあまりにも読みが鋭かった。
 それもアタリマエだった。
 なにしろ、その相手は、つい数ヶ月前まで政府の機関だったのだ。
 シファが奮戦し、相手をとらえる。
 鳴門をののしる相手を、鳴門は殴れない。
 だが、鳴門の心の怒りを受け止めた警備端末が、奇跡を起こす。





11:オペレーション・オポチュニティ (ウェブプレミア公開中)
 シファ級がついに8隻そろった。
 そして、シファたちは任務の合間を使って、ロシアの最重要機密拠点・コラ半島のサウナで、互いを誓い合った。
 人類に託された命を、守ろうと。
 だが、人類はそれとは別にまた欲望を広げ、また宇宙の謎も動きつつあった。
 何者かに造られた戦闘惑星・ISが接近中だったのだ。
 そして、それに乗じてアルテラ大佐のクーデターが発生する。
 ISの処分に向かった各国艦隊と、地球圏内の艦隊を対立させるクーデターを起こしたのだ。
 権限を盗んだ彼女は、カシス准将の脳を乗っ取り、地球の半分の戦力を支配した。
 しかし、シファの決意は固く、それはシファの建造を決定した内閣事務次官・ヤスコを動かした。
 ヤスコの演説の中、宇宙で初めての大海戦が発生する。
 そして、苛烈な戦闘の中、シファの歌声が奇跡的なはたらきをする。
 苛烈な戦闘の中、空賊たちですらひるむ局面が次々と発生する。
 その戦いを止めたのは、アツコだった。
 生命同士の内部対称性を持っていたアツコは、逆軍の連携を阻止するため、命を捨てる。
 その結果、戦闘は終わった。
 人類初の宇宙大会戦に、シファたちは打ちひしがれる。
 それがまだ戦闘惑星ISの接近が残っている。
 シファは、ついにオペレーション・フリーキックモードを発動、最大の破壊力のある兵器を使う。
 恐るべきその威力に、人類は、救われながらも恐怖する。
 しかし、カシス准将への嫌疑は晴れた。
 地上に復帰したカシス准将の頭上に、ついに自由の青空が広がる。

 一つの知性は、解き放たれた。
 しかしもう一つの知性、生命システム工学の賀茂アツコは、未だに超大型ストレージの防震ゼリーの中に沈み、生命を失ったままだ。










 という感じです。ご興味があれば、どぞ。


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