お出かけ発動。
企画としては、前回4食も食べて応援した鉄子弁当が、めでたく続編が発売になった。
それを食べる! が計画だったのだが、もうひとつ。
大宮鉄道博物館を見る!
が入り、
それが話がどんどん大きくなって、
1泊2日で見よう!
お泊まりもしちゃおう!
にまで拡大。
なんと、かなり久しぶりのお泊まりお出かけを挙行することに。
大丈夫か新米田家。
でも、実現しました。
*
2月6日。
家を出発。
猫のえさやりが1泊とはいえできないので、いろいろ工夫してねこたちを置いてくるまで海老名へ。
ユキさんが携帯を忘れるし、私も携帯の充電器を忘れたのに気づくが、強行することに。
平日だけあって国道はトラック渋滞。
でも、それを抜けて海老名駅へ。
海老名駅は改装中。とうとう旧改札がなくなり、新しい改札に。
で、ここで一つイベント。
それが、PASMOを買う。
実はSuicaが発売されたときに、私はすぐに買ったのですが、小倉のユキ実家に駆け落ちするときに、九州ではSuicaが使えないので、新横浜で小倉行きの切符を買うときに解約したのです。
そのときはまた東京に来るなんて思えなかった。
それが神奈川に戻ってきたけど、以降使いすぎたら怖いので切符でやってきたのです。
確かにオートチャージなんて怖いものもあるし、いくら使ったかがレジに表示されても移動中に確認できない(前日分は登録すればPCで履歴を見られる)ので、あえて切符と小銭だったのです。
ユキさんはSuicaペンギンが気に入っているらしく、新宿までは切符で行き、新宿でSuicaを買うことに。
で、PASMO購入。
どうせ買うなら再発行もしてくれる記名式。
券売機で買えることは知っていたけど、初体験。
前は緑の窓口で発券してもらってたよなあ。
券売機を操作。
さくっと購入成功。
名前と電話番号、生年月日を登録。
これで盗まれてもロックできるし、再発行もしてもらえる。
前は記名式のSuica、面倒だったけど、今は券売機でサクサクなんだなあ。
ようやく文明の風。
で、久々にワンタッチで入場、小田急小田原線快速急行で新宿へ。
いつも思っていたのだけど、いつも私は小田急のペンキ車と呼ばれる白い車両に乗ることがほとんど。
新3000とか新4000は未乗車。
実は、私は模型テツで、乗りテツは予備校生時代以降あまりやっていないのです。鉄分補給でこの前寝台列車お見送りの旅に行ったけど、基本的に神奈川県の
中西部、相模川の西側は車文化なのです。だから模型を買いに行くのは国道沿いの模型店、市街に出ると言っても海老名・厚木までマイカー。そこから電車で行
く用事はあまりないのです。
で、ペンキ車の遭遇率が高いのは、私が前展望好きだから。
だって、中間車だと貫通扉を通る人がいたりするし、先頭車や後尾車なら運転室のところに邪魔されない立ち席スペースがあるし、前も見られてさらに鉄分補給なのです。
ユキさんに正しい前展望の楽しみ方を小声で話しながら乗るのが楽しい。
帰りは椅子に座るけど、行きは立ち席。
最近の小田急は複々線化が進み、優等列車が速いので楽でそのうえ楽しい。
で、ペンキ車は4両が多いので、上り側の先頭になりやすい。
乗車したのは5200形でした。3枚窓貫通扉付きの小田急顔。
で、海老名の上りホームの上り端で電車をまつと、なぜか乗務員さんが3人も一緒に待つことに。
なんと、来た快速急行に運転士さんと添乗乗務員で4人も乗ることに。
それが途中駅でどんどん交代してあがっていく。
こんな鉄分補給をしつつ、新宿へ。下北沢の工事や東北沢の線路付け替えを堪能しつつ、新宿着。
つか、ここまで書いてもまだ新宿。
ところが、ここから道中はさらにすごいのです。
どもです、米田ユキです。今回も、横からチャチャをいれつつやっていこうと思っております。
最後まで、よろしく!!
<続く>
続きです。
新宿駅、甲州街道口。
JR券売機でユキさんのSuicaを購入。
操作系は私が海老名でやったのと同じなので、サクサク。
無事ユキさんのSuicaができました。
はい!よねたくんは、PASMOのピンク色がカワイイっていうのですがどうしても私はあのペンギンちゃんが気に入っていて、
Suicaにさせてもらいました。買い方も、画面もほぼ同じでした。カードの使い方も同じって、前日にNETで調べていたので、安心でした。
そしてお弁当。
日本縦断弁当・こだわり東日本編。
鉄子弁当の第2弾。
これは予約が出来るようで、前回のまるごと北海道編ではNRE(製造元)のオペレーターさんが「あんまりお問い合わせは来ていないんですが」だったのに、今回(とはいっても予約はIKKIで知ってすぐ)はがっつり『承りました』と慣れた対応。
ちょっと早めだったけれど、受け取って埼京線・湘南新宿ラインホームへ。
寒い。
息が凍る。
その中ベンチをさがす。
電車の中で食べようとも思ったのだが、大宮まで30分と短く、ロングシートで食べるのもキツイし、グリーン車ほどお金もないし、博物館に行く前に食べたかった。
で、ようやくみつけて、座っていただきますをする。
内容は前回は初日だったが、今回は6日目なのでウェブで見てあった。
でも、味は自分で確かめるに限る。
2回目の鉄子弁当ですが、やっぱり括っている紐が紅白でおめでたいですね。カワイイ。
イエイ。キクチさんも良かったなあ。この内容解説とマンガは実物を買ってどうぞ。
やっぱり美味しい。
これでちょっとあたためると最高だなあ。
派手さはないけれど、でも美味しい!というツボを突く弁当。
いぶりがっこは秋田人としてコダワリがあるが、これぐらいなら問題なし。うちの実家は秋田の知り合いが作っているものを食べていたが、採算が合わない趣味品だったので、比較しちゃいけない。
でも、たくあんの薫製であるいぶりがっこ、山形の芋煮、アサリの佃煮、アンコウの煮物と煮物中心に今回もごはんが2種類。
企画の通りやすさよりも、本当のうまさとは何かを考えたお弁当だと思う。
実に美味しい。
これを、ちょっと暖めたらさらに良いかな。お弁当の大きなスタンドでは時間があると温めもやってくれるので、お昼のすさまじく忙しい時間帯をはずすと良いかも。
たっぷりと堪能。今回もキクチさんマンガとお品書きが同封。じつにいい。
外がかなりの寒さだったため、わたしも暖められたお弁当だったらなぁ〜って思いました。
今回は、脂のあるお肉とか、アサリの佃煮とか、暖めると柔らかくなる物があるので、お時間のある方は、暖めてもらうと良いかも!
お楽しみのテツ印焼き印はユキさんのほうにありました。良き哉。
はい〜!!ついてました、焼き印!!でも、この焼き印、スペシャルな焼き印も在るらしいですよ。
で、食べていると……。
あ、雪だ!(安いドラマ風演出)
じゃなくて、マジで粉雪が舞い始める。
新宿に粉雪。
道理で寒いわけだ。
お弁当を食べながら「ご飯凍ってるんじゃないだろうか・・・」と思うくらい、ご飯が冷たかったんです。
そうしたら、やはり雪が。
成田エクスプレスが止まり、発車。
お弁当を食べ終える。
さすがに寒い。
すると、耳慣れない放送が。
「今度の列車は、鬼怒川……」
!
なんとやってきた列車は!
東武特急スペーシア!
ユキ撮影!
私は模型テツ、しかも小田急中心なので、スペーシアを現実に見る機会はほとんどなかったのです。
実は東武浅草にも行ったことたぶんなかっただろうし。
それが、JRと東武の相互乗り入れでスペーシアがJR新宿にも乗り入れるようになったのです。
じつに『箱根山』での東急と西武のように争っていた国鉄(現JR)と東武が、どちらも和解し、共同して国内観光の復権に努力した結果、こうして新宿でスペーシアが見られます。
現物を見ると、最後尾コンパートの豪華さに感心。VSEのコンパートよりどっしりとゴージャス。部屋の扉も閉まるし。うぬ、やるな東武。
一般室内の椅子も、実に重厚。
たっぷりと見学。
そして、湘南新宿ラインに。
乗るのはやっぱり最前部。
同じE231でも、近郊形は運転室が広い。
たっぷりと見学。
そして、大宮着。
大宮ではこんな風景を。
これ、205系0番台量産先行車じゃないか?
大宮総合車両センター方向からDE10に牽引されて出てきた。
昔はこれが山手線だったんだよなあ。
今は京葉線の車両に。帯も変更。
DE10を模型以外で初めて見ました。良い色ですね!車両もちょっとマゼンタっぽい色の帯でイイカンジ!です。
#後日
こちらでこの編成のことが紹介されていました。
http://1st-train.net/tt-topic/200801/1499.html
ケヨ24編成だそうです。
これで、埼玉まで来たわけですが、あまりにもさっぱりと埼玉まで来てしまったため、とても不思議な感覚でした。
やはり首都圏って、県境があまり感じない。九州はすごい県境を感じるのに。田舎って事ですね〜。
で、大宮で下車、ニューシャトルに乗り換えて鉄道博物館に向かいます。
この大宮で下車するのもたぶん初めてだろうな。新幹線や寝台列車、大回りの旅でなんども通過しているけど、下車はたぶん初めて。
降りると早速誘導看板が。
新幹線乗り場の外側の自由通路を北上、いよいよニューシャトル乗り場。
なかなかに時代を感じさせる古び方。
新交通も新じゃなくなってきたなあ。
で、しばらく待つ。
これが、ニューシャトルは折り返しで前後を交換しない。
上ってくると、90度曲がってホームにきて、90度曲がって下っていく。C型。
この割り切りが新交通クオリティ。
もっとびっくりなのが、運転士さんが乗っている。
しかも、前の席は優先席のために座れない。
残念。
ニューシャトルは、狭い!!小倉のモノレールくらいかと予測していたんですが、コレくらいの大きさだと、いいだろうなぁ。いろいろと。
それに、鉄道博物館が出来たから、きっとなくならないだろうなぁ。
で、ユキさんが指摘。
この電車、『ケロロ軍曹』色だよね。
たしかに。
いよいよ鉄道博物館に到着します。
<続く>
いよいよ鉄道博物館駅。
降りる。
天井といい、内装といい、鉄道博物館駅もすでに凝っている。
で、出場、博物館へ。
ところが、
あれ?
どこからはいるの?
近すぎて入り口を見失いました。
でも、無事見つけました。
PASMOとSuicaで入場〜!
来た!
来た!
来た!
てっぱくー!
『俺なら上から攻めるね』
の基本通り、2階へ。
ステンドグラスがお出迎え。
エスカレータを上がると、早速行列。
平日なのに、この行列はなんだ?
よく見るとジオラマのプログラム運転でした。
すごい行列。
下は遅い昼食のために日本食堂レストランも行列、駅弁売り場も行列。
着いたのが、ちょうどお昼過ぎでした。
その反対側は、
ファイナルファンタジー7のミッドガルのような、すばらしい風景。
最高のショーだとは思わんかね! はーはっは!
ラピュタのムスカ大佐のようになってしまいます。
あっちこっち子供連れやカップル、そして同業者。
みんな鉄道好き。
すげー。
私もユキさんも大興奮。
平日なので混雑と言うほどではなく、ゆっくり見られそう。
で、渋めに歴史展示から見ます。
2010年の未来側から、過去へ。
しかし、昔『歴史についての展示がない』なんて朝日に書いていた大学教授、要するにちゃんと見てないか、朝日のよこした資料だけで書いたんじゃないのかという感じ。
ものすごい細かい歴史年表。
この光輝く廊下に沿って作ってある。
子供がはしゃいで、走っているけど、それも、可愛く思えてしまう。だって、みんな鉄道が好きなんだろうから。
お年の方も、「これなつかしいなぁ〜!」と、展示品を見ていました。
しかも展示品もすばらしい。
その間を485系つばさと400系つばさが行き交う。
軌間が違うとはいえ、サイズ自身は在来線と在来線断面のミニ新幹線が行き交うのも楽しい。
あとはひたすら見学。
貴重な映像を流す液晶パネルもあるし、構造的な造作を見せるためにピット、一段低い穴にしてあって、降りていくと床下が見える展示も良い。
ブレーキの動作を見せるための展示には、レーザーか光ファイバーでみやすくしてある。
あと、解説ドキュメントはケータイで見られるように2次元バーコードの表示がある。
無駄にパネルを多くして実車が隠れることがないこの方法は、実にいい。
私のケータイは2次元バーコードがすごく読みとりやすいンです。持ってこなかったことを後悔しました!
今度来る時は、絶対もっていくぞ!!
何よりも全てがホンモノ。19-5、平成19年5月に自動車の車検のような整備を受けた表記のある車両が多く、まさに生きた博物館。
保存車両というと錆錆になった上から補修塗料を塗られた姿を思うが、やはり現役に近い車両は美しい。
できればこのままきれいでいてほしいなあ。
実は、このミッドガルの中央、円形のターンテーブルから延びる線路は、奥のEF66とコンテナ貨物・車掌室付き冷蔵貨車の線路につながり、そこから南に延びています。
展示では蓋がしてありますが、後で確認すると、その蓋から屋外に線路が延び、大宮総合車両センター、さらには営業線につながっているようです。
ニューシャトルで大宮に帰るとき、列車の左側に注目しているとその様子が見えます。
これは2日目の帰りに見た鉄道博物館の南端。あんまりよく撮れていない。
まさに生きた博物館。
実は、高校を卒業したころ、万世橋の交通博物館の改良について、交通博物館の関係者の方にいろいろとお話をしたことがあった。
照明の使い方にもお話をした。
残念ながらその方はなくなったが、まさに私の理想とする博物館になっていて、Hさん、夢が叶いましたね、と万感の思いでした。
<さらに続く>
で、いよいよめでたく展示車両の見学に入ります。
ちなみに、私は模型テツです。
よって、模型のディテーリングに役立ちそうなところを狙って写真を撮りました。
そのため、写真が何がなんだかわからないかも知れませんが、横見語録「来ればわかる!」ですので、現実に見に行ってご確認を。
しかし、デジカメの広角が不足するので、なかなかビシッとは撮れないのもあり。
というわけで、どっぷり濃くなります。
レムフを見ました。
これは冷蔵貨車に車掌室がついたものです。
私の関心は車掌室内部。
車掌車や車掌室付き貨車(緩急車と呼ぶ)の室内はなかなかウェブでも撮影している写真が見つからないのです。
で、展示はデッキの隣まで上がって、中を外から見るだけですが、実に良い。
私は昔、眠れないときにお布団で車掌車ごっこをしていました。
ごっとんごっとんと牽引される車掌車で、緩急車もとい寒泣車と呼ばれるような車両に一人こもり、後展望の景色を見ながらゆられゆくということを考えながら、布団に潜るのです。お布団が車掌車で、お布団の中が室内みたいな。
最近ではmp3でアップロードされている夜行列車の車内音をiPodで聞きながら眠っています。
それはともかく、私は猛烈な車掌室ファン。大人になったら車掌さんになりたかった。運動神経は鈍いので、運転士はまず無理なので貨物列車の車掌さんになりたかったな。
で、写真撮影。
ヨネタ君の大好きな車掌車。この思い入れは、ずっと聞かされてきたし、Nで車掌車だけ買うヨネタ君なので、ヨネタ君の嬉しそうな顔を写真に残そうと頑張りました。すごく興奮していましたよ〜。
いきなり車掌室内。
後ろ向きの机と椅子。その左の銀色の筒は石油ストーブ。
こりゃ寒かっただろうなあ。
このストーブの上にたぶんヤカンを乗せたりしただろうなと思う。
うーん、乗ってみたい。
中に入れればよかったね〜。
トイレもある。なにしろ下関から大阪・東京まで走っていた特急貨物列車だったそうです。(J-鉄道部通販の鉄道模型解説のページで知りました)
冷蔵貨車 レムフ10000形+レサ10000形 2両セット | ジョーシン
http://joshinweb.jp/hobby/2087/4938330105439.html?CKV=4938330105439&ACK=BLG006126
国鉄レサ10000系貨車 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%89%84%E3%83%AC%E3%82%B510000%E5%BD%A2%E8%B2%A8%E8%BB%8A
残念ながら、今のほとんどの貨物列車は車掌車はないようです。ときどきあるようですが、ほんとレアらしい。甲種回送、つまり荷物扱いで工場で作ったりした列車を運び込むようなときについていたりする。
デッキ。ブレーキハンドルがある。このために車掌さんが乗務。
『天空の城ラピュタ』でパズーとシータが回したハンドルと同じものです(マニアック)。
そうだね〜。
すっかりゴキゲン。(ユキさん撮影)
でもレムフの全容は撮らずじまい。すまん。
Sirokamo-Industry : 鉄道博物館のレムフ。
http://petiagara.exblog.jp/7092543/
この方も同じ趣味のようですが、もうちょっと全容を撮してらっしゃいます。
ご参考に。
まだまだ続く。
グリーン車どころでなかった料金の1等展望車の意匠。
このとなりは東京駅の風景を再現していて、小芝居で一等車がどういうものか流れている。
「一等車ってお高いんでしょう、お母様」
「なにを仰っているのこの子は。片道だけで大卒初任給と同じ額がかかるのを乗せてあげるというのだから黙って乗りなさいヲホホ」
みたいな寸劇。
ユキは、ソレに聞き入ってしまいました。たはは〜。
桃山調の天井。
あのころは格差社会なんて言わなかった。
でも、実際はものすごい格差があった。
昔をやたらと褒める人がいるけど、今はあのころに比べれば、良くなった面も多いんだなと思う。
昔のこういう贅を尽くした意匠も、格差があったからの話。
『華麗なる一族』の万俵財閥があったような時代、人々はそれぞれに暮らしていた。
金持ちは金持ちの悩み、庶民は庶民の悩みがあった。
でも、今の世の中は、それがみょうに攪拌されてしまい、下品な成金趣味と、贅を尽くしても良いはずなのに創意に欠けたぼったくりが散見される気がする。
贅を凝らすことと無駄遣いは違う。
物事の実質を見極める眼がないから、無駄遣いとぼったくりに食われるのだ。
昔のこういったものを見ると、本当に美味しく作った料理のような感じだが、今の豪華は袋ラーメンにキャビアを載せて金箔を散らすような、実質のないものではないかと思えてくる。
設計者や作者のポリシーははたして、今は本当に通底しているのだろうか。
歴史性はちゃんと考えられているだろうか。
人が何が一番快いか、邪心なく追求できているか。
それを考えると、今のハ(普通車)と昔の3等の間の開きを思わされてしまう。
昔はいくら人間が安い時代とはいえ、3等車には3等車に対する愛があったのではないか。
私として、未来を描く上で、合理化と言いながらぼったくりをしているようなものは、徹底的に解体してやりたいと思う。
SFは、本来はもっとそういう本質的なものを極める文学の一分野であると同時に、教養学のような、一番知性が問われるものだと思っているし、私の不動のポリシーである。
その点で、私も、自身を含めて、SFを含めた全てのものに、本質はあるか、それは単なる心も込めず工夫もないゆでうどんの上に金箔を載せただけの『創作料理』ではないか、つねに問わねばならないと思っている。
その気持ちをもち、不平不満ではなく、自らの知性とありかたを、歴史から学ぶなかで問い直すには、ミュージアムというものは単なる見せ物小屋ではないのだと思う。
そして、見せ物小屋でさえも、しっかりと観察する知性の前には、それはそれで歴史とあり方を論じられるものだということも。
大宮鉄道博物館は、そこでアートとして、とくに産業における意匠の凝らし方ということについて、実に雄弁な博物館である。
<さらに続く>
これはマニアックすぎるので、スルーでもかまいません。
まず、特急電車の往年のユニットクーラー。
ユニットごとに調整ボタンがむきだし。
でも車掌さんが調整しやすかったとも。
雰囲気が昔の家電風味。じつにいい。質実剛健。
昔はソニータイマーなんてなかったなあ。
東芝のマークが小さいながら誇っている。
まわーる、回る東芝〜。
実は、バブル期に作られたとある列車に去年の秋に乗ったところ、やたらと寒くて困った。
車掌さんが通ったので、すいませんと頼んだところ、車掌さんは『わかりました。エアコンをリセットしてきます』となおしてくれた。
センサー式のエアコンを搭載しているのだが、電車、しかも観光用の列車なので窓が大きく、西日を受けて暑くなったのにあわせて冷房を効かせたけれど、日没で涼しくなってもその冷房を緩めることが出来なかったという。
この車よくあるんです。センサーで反応すると、1両丸ごと冷やしすぎるんです、すみません、と車掌氏はわびていた。
今はここまでひどい例はあまりないかもしれないが、列車というものは刻々と変わる自然の中を、流動する乗客を乗せて、熱負荷が急激に変わるものである。
たまたまこの写真とこの話のバブル期の列車は特急電車だったが、通勤電車はもっと大変だ。
なかなか設計の難しいものなのだろうが、その場合は、人間が調整を工夫できる手動の良さも、また応用できるようにと思う。
人間もまた、センサーなのだ。
御料車の菊花御紋章取り付け座。かぽんとはめて回転させる。
もっと古いものだと取り付け方が違ったり、直接取り付けたままだったり、直接描いたりしている。
古い御料車だと屋根にも飾りが。
とても魅力的な造形でした。
ちょっとピンぼけしてるのが惜しい!
なんと車軸にも菊花の飾り。
そして凝らされた意匠。
絹張りに描かれた日本画。
シャープな文様。
アールデコを思わせますね。
実にすばらしい。
万世橋では落ち着いて見る余裕がない狭さだったが、大宮は広い。
じっくり観察できる。
やはり、ミュージアムはまだまだ『広さが正義』だと思う。
ヴィンテージコンピューター、だと思う。MARS1。シブイ。
<まだまだ続きます>
ヤッターマンの「ヤッターワン」っぽいとおもいませんか??まさに、国鉄色!!
『とき』のヘッドマークに『朱鷺』の漢字表記アリ。これぞ国鉄クオリティ。
普通の写真も少し撮る。
懐かしの20系。私が乗ったのは20系の『あけぼの』であった。
オジサンが鉄道公安官だったので、つれて乗せてもらったなあ。
背中から、嬉しさが滲み出ていますね〜。
車内で読書する展示。あの読書灯がほしいなあ。
今の寝部屋ににつけたいなあ。
かなり、あの読書灯が欲しいらしいです。
一応記念撮影も。
ホント、似てるなぁ。これじゃあ、兄妹と間違えられても不思議じゃない。二人ともぷっくりさん。
館内には、係の方がけっこう沢山いらっしゃいます。だから、「写真取ってもらいたいな」とか、「ココ知りたいな」と思うと、だいたいすぐ係の方に会えます。
その点安心です。ウチは、ヨネタ指導員が居るので、知りたいところはすぐ教えてもらえました。
ひととおり実車展示ゾーンを見終えて、ラーニングゾーン1Fのラボに行きました。
閉館間際で、HOゲージジオラマの自由観覧も終了。
スタッフがすこしずつ閉館の準備に動き始めています。
その職員さんといろいろお話。
それがまた可愛いひとなんだわ。
しかも鉄博の専用制服。
ホント、可愛い方だったぁ〜。また会えるかな。
金かかっているなあ。
思ったけど、本当にこの博物館はスタッフが多くていい。
ちょっとまごついていると、すぐに『これはこうやったらいいですよ』とアドバイス。
金かかってるなあ。
2日目の朝も、ずいぶん大勢のスタッフが出勤してくるのを見た。
この体勢が続いてくれるだろうか、
20周年だから、ということで今は力行で、以降ノッチオフにならないだろうか。
それは想定できるけど、どうなんだろう。
ともあれ、元交通博物館運営団体(交通文化振興財団)の理事だった方と話したことは、それ以上に上手く解決されていました。
建物も、大屋根の下に各建物があるような構造、エントランスは大きな吹き抜け、実に今風のゆったりとした建物です。
これからのメンテナンスはどうかと思うけれど、今は同種の建物が多いので、十分検討されていると信じたい。
まずここまででオナカ一杯です。
ミュージアムショップのにぎわいもすごい。
そこでイロイロと購入。
なかなか楽しいおみやげを発見できました。
プラモデルや鉄道模型もありますが、やっぱり鉄博土産は『石炭あられ』。
そして楽しい券売機箱入りパイ。これは近代的なSuica対応券売機と、懐かしい国鉄型券売機の2種があり、中のパイも2種、しかも個装されたパイの包装は切符を模してある。
それ以上に、箱の裏側のピクトグラム使いが楽しい。これは面白い。
あと、それ以上に面白いものも購入しました。
これはいずれ。
あと、図録を買おうと思ったが、まずその前にと『全国鉄道博物館』白川淳を購入。
- 全国鉄道博物館(JTBキャンブックス)/白川 淳

- ¥1,995
- Amazon.co.jp
写真も多く、またこの大宮を基本としながら、全国も紹介している。
これで全国での鉄道博物事情を再び勉強することに。
そして本日閉館。
鉄博に一時の別れを告げ、これから我々は宿に向かいます。
明日も見にきます。しかも早くから。
新宿で食事を食べ始めたころ降りだした外の粉雪は、さらに激しく降っています。
スゴイ雪だったです。寒かった。こ、コレで風邪菌もらったかもしれないのです!!
<つづく>
雪が降る中、博物館から北へ。
雪はますます降り注ぐ。
幸い宿へは博物館の駐車場の通路が使えたので、傘がなくても何とかなった。
遠いという話もあったけれど、2人で博物館の話をしながら歩けばたいして苦にならない。
予約していた宿が、大成鉄道村。
昔は宿泊付きのスーパー温泉だったらしい。
今や鉄道好きの子供や大きなおともだち向けの施設に。
【楽天トラベル】大宮大成鉄道村
http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/68561/68561.html
参項:
子供と楽しむ大成鉄道村
http://www.tetudomura.com/
チェックイン。前金を渡して完了。
受付の職員の方が、『雪で大変でしたね』などといってくれる。
これまでビジネスホテルでこんな受付をしてもらったことがなかったので、新鮮。
暖かい。これで一気に和みました。
ホントに寒かったので、着いて館内に入ると、メガネが曇りました。そして、暖かさにほっとしました。
しかしながら、うちは、米田と書いてヨネタなので、なかなかヨネタだと分かってもらえないんです。困りました。
で、部屋に行くと、
個室寝台車の個室風のトリプルルーム。
今回はツインユースのため、二段ベッド部は下のみベッドメイクされていて、上段はなし。
でもベッドはツイン分あるので問題なし。
トレインビューという事で、通り過ぎる列車が窓から見える。
新幹線は上越新幹線下りの高架、在来線は宇都宮線、ニューシャトル下りまで見られる。
天井には天窓。これが天井と一緒に本当に鉄道の車両限界を考えたようなアーチを描いていて、すごい。
トイレは各室にあり。
シャワーは各フロアにあるけれど、スーパー銭湯形式の温泉がある。(営業24時まで)
座り湯や露天風呂もあり。
実に気持ちいい。
部屋も、温度設定が簡単で、テレビもあり。(地デジ)
浴衣ではなくて、作務衣のような部屋着だったのが、ますます良い!
私はジーパンが重かったので、早速部屋着に着替えました。
テレビの横の台の下に、洗面台が在ります。
最初分からず、1階までポットのお水をもらいに行きましたが、洗面台から水は入れられます。沸騰保温ポット有り!
粉のお茶がありました。もっと欲しかったので、電話してみたところ、イッパイくれました。暖かいお茶が飲めて、良かったです。
もちろん、冷蔵庫(空)もあります。500ミリペットが3本くらいしかはいりませんが、便利です。
ネットで部屋の空き具合もしらべられますよ。
これでお値段が朝食付きでリーズナブル。
博物館にも近く、ウェブで見ると空室は平日でも少ない。
実に良い。
もうこれを見ただけで精神年齢は小学生に。
食事も、ビーフシチューにエビフライ、スパゲッティにモツ煮とまさに大人のためのおこさまランチ。
食べる席も、落ち着いて食べられる食堂形式と、Nゲージレイアウトの周りのカウンター席、列車が見える窓際カウンターが用意されている。
これはたまらない。
しかもその隣にはブロック遊びとプラレール遊びが出来るキッズスペースがある。
子供を連れてきたら楽しいだろうなあ。
我々も子供子供したところがあるので、一気に子供に。
一度部屋で渡されたセットの部屋着に着替え、お茶を飲んでから食事に。
部屋着もチェックイン時に渡されたバッグの中にセットしてある。
当然バスタオル、ハンドタオルもある。
歯ブラシ歯磨き、私にはカミソリなどもセットされている。
食事。
ポッポ定食。
エビフライが実に良い揚がり具合で美味しい。
シチューも良い。
かなり煮込んだ味でした。濃厚!わたしは、スパゲッティーをたべながら、あれ・・・?これ、お子さまランチ・・・。と気付きました(笑)。
モツ煮込みは豚汁風で、モツ苦手な私も、美味しくいただきました。イカリングがカリカリでサクサクでした。
これ以外にも、お寿司、天ぷら定食、もちろん、ビールなど、お酒もありますよ!
しかも決済はバーコードリーダーを使い、チェックアウト時に精算。
つまり、ほとんど手ぶらで各施設が使える。
すばらしい。
走っているNゲージも、手作り感が良い。
一生懸命サービスしている。
確かにNゲージ模型テツとしては、ここをこうしたら、なんてのもある。
でも、それはそれでこれからすこしずつ手が入っていくだろうと思う。
事実、たゆまぬ発展のあとがあった。
レイアウトに完成はない。どこまでも高めていける。
それを思って、嬉しくなりました。
宿のスタッフも、ドライではなく、かといって簡潔であり、それでいてハートウォーミング。
暖かい対応が実に良い。
実に良い。値段を考えたら、明らかに泊まり得。
私、結構ビジネスホテルに泊まることが一時期あったんです。
ここまで上手く回っている宿はなかなかないです。
部屋が狭いなんて言う人もいるけど、それも演出のうちに思えたし、天窓にも窓にも当然ブラインドがあって落ち着けるし、興奮で眠れなくなっても線路を行く列車を見ればそれで満足してしまうのがテツの血。
実にピンポイントです。
寝るだけの宿ではありません。
ホント、童心に帰りますね。
ユキさんも私も上段ベッドにも上がったりしたし。
ベッドも、ボヨンボヨンする安ビジネスホテルのものではなく、程良い堅さが心地よい。
実は、1日目で結構疲れていたんです。
博物館で座れる椅子があるとつい座ってしまうほど。
いや、博物館が悪いなんて事はありません。
じつによくまとまっていて、ストレスなく見学できます。
でも、私の身体が久々のオデカに、心はもっとイケイケなんだけど、身体がついてこない。
休んでます。
ここでも休んでます。
ユキさんカメラは絶対に見逃してくれません。
でも、宿では200円で富士医療器のマッサージチェアが使える。(これは100円玉専用)
これでかなり回復しました。やっぱりマッサージチェアは富士医療器。
で、食事をしてお風呂に入ってマッサージチェアをやっても興奮が止まらず、結局おみやげコーナーでカップ麺を買って、夜食に頂いてようやく眠りました。
眠る寸前、いろいろユキさんと話。
まさに夜汽車気分。
これがこの値段なら、十分です。
大満足。
そして明日は開館前から並ぶぞと。
決戦は朝。
<続く>
大宮鉄道博物館に行ってきました(9)決戦の朝
テーマ:大宮鉄道博物館訪問
朝が来ました。
2人とも良い目覚め。
ホントです。さっぱり目が覚めました。
外は快晴です。天窓から空が見えますが、この宿の部屋全てに天窓があるわけではないようです。
昨晩撮れなかった部屋の写真を撮ります。
この宿、お風呂はでごいち元気風呂、食事は展望車、宿は寝台特急北斗星となかなかイカしている。
後で見たけど、この宿もJRグループの企業らしい。
でも、こうやってテツ対応に改装したのは大正解だったと思う。
朝食。
これが、普通のビジネスホテルだったら作り置きなのに、食券を渡すと作り始め、できたてをくれる。
これが待ち時間もそれほどでもなく、そしてとても美味しい。
典型的なハウルごはん(我が家では卵とハムの朝ご飯をこう呼ぶ。もとはジブリアニメ『ハウルの動く城』)だけど、できたてで暖かく、美味しい。
スープ、パン(食パン、テーブルロール有り)、ジュース、牛乳とあって、セルフでした。
パンにはジャム、マーガリンがありますが、マーガリンがおいしかったです。
この宿、みな職員さんはオバサンがただけど、みな活き活きしている。
ほんとうに気持ちの良い宿です。
出発の支度をし、チェックアウト。
精算します。
夕食分を入れてもこれはリーズナブル。
大満足です。
そしてついに決戦、朝の整理券入手です。
開館が10時、それよりもかなり前と思っていくと、
なんとすでに人がいる。
みな博物館向かいのコンビニで暖かいものを買ってきて、長期戦覚悟。
兵站確保しているなあ。
みんな、203高地を攻めるような感じだなあ。
で、9時に開門。
この時点でかなり後ろに列が増えている。
平日の朝だよ。
これ、休日だったらどうなっちゃうの?
警備のオジサンに引率されて、入り口へ。
このオジサン、みんなとトーク。
「こうしてみんなを誘導しているけど、オジサンまだできあがったこの博物館の中見たことないんだよ」
ご苦労様です。
後ろには子供連れ。
マイホームパパらしき人と、若いお母さん。
子供を連れて並ぶ。
昔、幼かった私も何かこういうので待ったなあ。
何で待つかもわからなかったなあ。
警備オジサンがちょっと前説。
特に走らないようにと注意。
その間にほかの職員さんが次々とやってきて、通用門から中へ。
そのころには行列はかなりの長さ。
開館寸前に職員さんの前説アリ。
そして、運命の開館時間。
みなで走らず、しかし競歩で向かいます。
私たちの目的は、D51シミュレーター。
ほかには目もくれずに行きます。
ほかの家族連れは、ミニ電車、自分で運転する乗用の小さな電車の整理券目当て。
警備オジサンのお話ですでに整理券受付の場所はわかっています。
ミニ電車は10:00に整理券配布。
D51シミュレーターは10:15に整理券配布。
先ほどのマイホームパパ、奥さんとケータイで連携して両方とろうとしたらしいけど、とてもテンパってます。
私たちは、てっきり釜焚きもやらせてもらえるものと思って2人一緒にD51シミュレーターに並びます。
15分の体験で、整理券は15枚。
瞬殺でした。
ちなみにウェブ情報ではミニ電車は10分で100枚の整理券配布終了とあったけど、ホントでした。
そこで、我々は。
無事整理券受取成功!!
D51運転体験が出来ます!!
昼頃に続きの運転枠があったので、それをもらいます。
予約完了。
ミュージアムショップに向かい、ちょっと買い残したおみやげを買います。
昨日ラボで出会った可愛い職員さんも見かけますが、忙しそうだったので遠慮します。
そうしているうちに、時間。
いよいよ、D51運転シミュレーターとの対決です。
ほかの電車などのシミュレーターコーナーには1時間待ち、30分待ちの行列が。
D51は、その奧にいます。
あの万世橋のころ、ボロボロだったバックプレート。
それが蘇り、シュミレーターとなって目の前にあります。
感慨深い中、ついに受け付けをして、体験開始。
興奮の体験の様子は、次のエントリで!!
<続く>
ついに対決です。
いや、予備知識はない訳じゃないんですよ。
厚木の森の里にあるD51 1119の歴史を調べるなか、いろいろと構造は勉強したんです。
万世橋にもそのために行ったし。
国会図書館にも行きました。
図面をトレースして、構造も勉強したんです。
でも、知識は知識。
実技はというと、
悲惨。
まずなんだかおかしい。
ブレーキを緩めるのに。
なんかおかしい。
指導係の女子職員さんもあわてる。
おかしいということで、
3回も職員さんパネルスイッチで
ボイラリセット。
私もすいませんすいませんと何度も謝る。
で、結局、
完全リセット。
カコンカコンと全ての機器がイニシャライズ。
なんか、走り出すだけで一苦労。
当然、出発時の砂撒きなんかする余裕ありません。
でも、ここからは職員さんに教わりながら実施。
ドレン弁操作、逆転機操作、レギュレーター操作と、教えてくれます。
出発進行。汽笛一声。
発車。
動き出します。
まず速度30キロ出るまでは忙しくて前方が見られません。
でも、30キロまでスピードが上がると、すこしずつ余裕が出てきます。
逆転機に目盛りがあって、その数字と速度計の数字が合計で70になるように操作するという簡単な方法で運転。
30キロのときは40。
40キロのときは、30。
50キロのときは、20。
なにしろ初級のみです。釜焚きもありません。
たぶん、多くのファンが玉砕したことでしょう。
逆に、往年のSL甲組は、懐かしのドライブフィールを堪能したでしょう。
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水平移動しかないけど、これが実にガツンと揺れて、これで暑ければまさに生きている蒸気機関車のキャブという感じ。
途中川を渡ります。
そこまで再現していないとはわかっていても、実に爽快。
そして途中駅があるので、ブレーキをかけます。
止まらない。
全然止まらない。
どうやら、私のブレーキ弁の操作が良くなかったようです。
つまり、私は頭では自動空気ブレーキと思っていても、手は電気司令ブレーキの操作をしていたようです。
そりゃ止まれるわけがない。
オーバーラン。
気を取り直して、出発。再び汽笛。
この汽笛の音が実に良い。
途中で何回か鳴らし、終着駅へ。
今度こそ。
ブレーキをかけようとする。
今度こそ、ブレーキをかけて、上手く保ちに……。
あれ、なんで止まっちゃうの?
停止目標もっと前だよ!
係さん「勾配がありましたねー」
それを前に言ってよ……。
というわけで、さんざんな結果でした。
では、その様子の動画。ユキさんの撮影です。どすん。
いかがでしたか?
では、次回はもう1枚の整理券を持っている、ユキさんの運転です。
<つづく>
ユキさんの運転です。
まず動画を。どすんと。
まったく同じコースなのに、ユキさんのほうが明らかに上手い。
撮った動画も、私がユキさんを撮ったほうはいろいろ撮りたいものがある邪心があるけど、前回のユキさんが私を撮ったほうが素直に撮れている。
しかも、ユキさん停止位置もほぼぴったり。
職員さんも褒める。
それにユキさん、いつのまにかキャブの窓に手を乗せてベテランの風格。
やっぱり、邪念が入っちゃダメですね。
私もこれから、いろいろやり直していこうと思います。
なんだか、運転してるウチに、本当の機関士さんの気分になれます。速度の調整も結構やれるし。
なぜ、そのコックを閉めるのか、緩めるのか、分かった後でやれば、もっと良かったかも知れませんね。
ヨネタ君が、運転した後、教えてくれました。
運転後は、つかった軍手を記念にくれます。でも、至って普通の軍手です。
運転中は左肘を窓のクッションにかけるとカッコイイと思います。
それと、かなり揺れます。でも、ソレがまた運転してる!っていう感覚がでて良し!です。
始めはおっかなびっくりでしたけどね〜。
そして、2日目の食事。
日本食堂で、私はハチクマライス、ユキさんはカツサンド。
行列していたけど、思ったより早く食事に。
はい。3列ほどに行列していても、並んでいればそう嫌じゃない時間でご飯にありつけます。
注文してすぐ出てくるので、回転が速いですね。
なので、びっくりせず並んだらいいと思います。
ハチクマライス。どんぶりが小さいように見えるけど、深いのでなかなか。
ハチクマライス、ソースがデミソースだったら嫌だな。とおもって、カツサンドにしましたが、カレーソースでした。
ハンバーグもはいっていて、ボリューム満点です。
カツサンド。ものすごいボリューム。
結局、ユキさんと私でわけっこしました。
そうなんです、カツサンド、大きい!というか、多い!女子にこれは多いと思います。でも、おいしいから食べちゃうかも。
ポテトもついていて、美味しかったです。コーヒーの砂糖とかあるコーナーにケチャップがあります。
あとで、ケチャップでポテトを食べました。
んまい。満腹。
ここのテーブル、こんな模様が描かれています。
そして、大空間。
実に気持ちがいい。
営業線がすぐそば。
そして、次は鉄道模型ジオラマを見ます。
はじめ自由観覧の運転していない状態を見たのですが、やっぱりプログラム運転を見たい。
というわけで並びました。
無事観覧開始。
小さな子供は最前列のアリーナ?席。
ほかの大人はスタジアム席。
DCCを採用したのか、どの車両も室内灯がちらつかない。
子供のアリーナですが、「静かにできますか〜?」と係の方が言うと、「はぁ〜い」と手を挙げます。
かわいいです!!
なにげに新宿のJR東の本社社屋があったり、
この鉄道博物館も中にあったりする。
で、アリーナの子供たちに『立たないでね』と職員さんはじめに放送するけど、
子供がそれを守れるわけがない。
当然、もうテツの霊が降臨し、夢中で立ってしまう。
でも、見ている大人も、子供はそうだよねと納得。
しかしすばらしいパノラマでした。
ちょっとナレーターの職員さん、カミぎみだったけど、でもそれがかえって初々しくて良いです。
次第になれていくでしょう。万世橋のあのオジサンみたいに。
別れの時が迫ってきます。
最上階の展望台へ、上がります。
そこから、ラーニングゾーンをまわっていきます。
<続く・次回この項最終回>
展望台。
通過する新幹線や在来線が良く見えます。
ラーニングゾーンを回ります。
実に面白い。
わかっていても面白い。
分岐器とか、踏面形状の役割とか。
子供たちが、遊びながら学んでいます。
あとコレクションも見ようと思いましたが、休憩を入れます。
レムフの展示の上のフロアが、『Td』というカフェになってます。
Tトレーラーの、dダイナーで、食堂車。
なんとシブイネーミング。
しかも看板の下には編成表が。
Tcは、トレーラー・コントロールで付随制御車。
M・M’はモーター付き中間車。
元ネタがどの列車だったのか、興味をそそられます。
ここで喫茶。
ドリンクバー形式なので、ゆっくり休めます。
大変疲れていたので、すごく助かりました。館内はかなり乾燥しているので、喉が渇いて渇いて。
一気にアイスティー2杯いきました。やはり、こちらに来る時は、飴ちゃん持参で。あと飲み物。飴ちゃんは出来たらのど飴で。
でも、そんな所にドリンクバーは助かりますね。こちらでお昼しても良かったかも知れません。
そろそろ2人ともエネルギー切れで、帰還することにします。
実はJR貨物の展示があったので、現在進めている中編のためにJR貨物時刻表がほしかったんですが、売っていなかった。残念。
で、出場。
はい!!
ありがとう鉄道博物館。
ありがとう!!
ありがとう、みなさん。
みなさん!!
ありがとう、たくさんの見知らぬ人々。
がんばれ、パパさん達!
ニューシャトルに乗り、帰ります。
ニューシャトルの鉄道博物館駅にマイクロエースが広告を出稿していました。
実は、そこから地獄体験がありました。
いや、大宮のジュンク堂にJR貨物時刻表があるという情報があったんですが、
ガセでした。
がっかり。
それが、
ジュンク堂の店員にもっとガッカリ。
店員が店員を呼び、そのまた店員が店員を呼んで、最後に
「扱いありません」
なにを鉄オタが無理なこと聞いているの? という対応。
私は、二度とジュンク堂に行きたくなくなりました。
で、冷静に考えれば、販売元に通販頼めば一番安い。
電車賃払って買いに行くと思えば、送料なんてたいしたことはない。
要するに、調べものにメガ書店はちっとも役に立たないという事でした。
ぐったり疲れて、上野で実家父母へのおみやげの鉄子弁当を買い、夕食を食べて、新宿経由で帰宅。
ジュンク堂の不愉快な扱いにはがっかりしましたが、しかしそれは前もって感じていたことですので、まずは鉄道博物館と鉄道村の人々の笑顔だけを覚えて、ジュンク堂のことは忘れます。
え、ジュンなに堂? あの、頼むからジュンって言う字、使わないでくんない? 私の名前にも使われてるんだよね。迷惑だからやめてね。
でもまず、それをのぞけばすばらしい旅でした。
鉄道ブームを冷淡に見る人もいます。
しかし、よく考えれば、鉄道もクルマも動くもので、身近なものなんです。
それをちょっと調べれば、歴史があり、人がいる。
そして、そのなかで、ホスピタリティ、おもてなしの心が、この二つにはある。
やっぱり心です。
人を動かすのは、クールさや、新奇さといった、一瞬の閃光ではありません。
魂と、情熱と、熱い心だけが、超然として人間を押していくのです。
それを感じました。
海老名駅。
この日、たまたま小田急は信号システムトラブルで遅れがありました。
でも、輸送の使命の第一は安全です。
たった数分の遅れでダメになるような計画を立てる方にも問題があるし、それを回復しようと無理をしたら、永久に目的地につけなくなることもある。
電車の中では、ぐっすり寝ちゃいました。やはり、疲れていました。
安全は輸送の使命です。
旅は、これで終わりました。
しかし、まだまだ見ていないところがあります。
もっと見たい。
もっと表現したい。
私たち夫婦、JYL(米田淳一未来科学研究所)の旅は、さらに続きます。
大宮鉄道博物館、また行きます。いずれ。
ここまでご覧頂き、有り難うございました。
これからも米田淳一と、米田ユキの冒険を、お楽しみに。
ありがとうございました。これからも、どうぞ宜しくお願いしますね!
<この項 了>