2016年のラマダン(断食月)

 

 

イスラム暦は純粋な太陰暦で閏月による補正を行わないため、毎年11日ほど早まり、およそ33年で季節が一巡するという。

「ムスリムは同じ季節のラマダーンを人生で2度経験する」と言われる。

 

インドネシアを含め世界中のイスラム教徒が行う断食月―「ラマダン Ramadan (Islamic fasting month)」。

2016年は6月6日(注)より7月5日まで30日間にわたって行われます。

 

 

        (西暦)(イスラム暦) (開始)   (終了)

 

2016

1437

66

75

 

「ラマダン」のことを、インドネシアでは「Puasa(プアサ)」といい、断食月は「 Bulan Puasa(ブラン・プアサ)」と言っています。

「Berpuasa(ブルプアサ)」とは「断食をする」という意味で、「puas(プアス)」とは「満足する」という意味なので、断食によって、

食のよろこび〔満足感〕を認識することに「断食」の意味があります。

 厳密にいうと「断食」は「サウム」、「断食を行う1カ月=断食月」を「ラマダン」といいます。

 

ウイキペデイアによると、

ラマダーン月の開始と終了は、長老らによる新月の確認によって行われる。雲などで新月が確認できなかった場合は1日ずれる。

夏に日が沈まない極地地方にあっては、近隣国の日の出・日没時間に合わせるなどの調整も図られる。

ラマダーン中には世界中のイスラム教徒が同じ試練を共有することから、ある種の神聖さを持つ時期であるとみなされている。

2016年の今年は、6月6日より始まり、7月5日で終わる予定。

 

断食といっても1ヶ月間という期間を完全に絶食するわけではなく、日没から日の出までの間(=夕方以降から翌未明まで)に一日分の食事を摂る。

この食事はふだんよりも水分を多くした大麦粥であったり、ヤギのミルクを飲んだりする。

旅行者や重労働者、妊婦・産婦・病人など合理的な事情のある場合は昼間の断食を免除される一方、敬虔なムスリムは自らの唾を飲み込むことさえ忌避するなど、ひと口に「断食」と言ってもその適用範囲にはある程度の柔軟性と幅を持つ点にも注意が必要である。

 

断食明けの祭りは7月6日の第一日目と7日の第二日目で、インドネシアではイドウル・フィットウリ Idul Fitri(アラビヤ語では「イド・アル=フィトル(注)」と表記)、あるいはハリラヤ・プアサ Hari Raya Puasa、またレバラン Lebaranといい、花火をあげたりしてお祭り騒ぎになる。なお、2日から10日までは一斉休暇日で連続休暇(政令指定休日)となる。従って、7月2日(土)から7月10日(日)までの長期休暇になります。(→ 2016年の休日参照)。

 

(注)「イド」はアラビア語で「祝宴」を意味し、「フィトル」は「断食の終わり」を意味するのだそうだ。 (しかしながら断食明け休日スケジュールは変わらず、休日は1日増えることになる)。

 

民族の大移動

インドネシアでは、特に、断食明けはレバラン Lebaran(断食明け大祭)は、皆、故郷を目指して帰京することになる。

従い、電車・バス、船、飛行機は早めに予約しないと取れないことになる。

特に、家政婦さん(インドネシアではプンバンツー Pembantuという)はレバラン(宗教休暇)手当(1カ月分)をプラスアルファでもらって、国に帰るのだ。

住み込みの家政婦さんは毎月都度もらうのではなく、まとめて年1回にもらうことになり、かなりの大金となる。

なお、インドネシアでは年1回の年次休暇を取る時には、Holiday Payとして休暇手当(1カ月分)をもらって休みに入る。

従い、給与はレバラン手当と宗教手当を含め、年に14カ月の給与をもらうことになるのだ。これは非ムスリムであるキリスト教徒であっても宗教休暇をもらうことになる(結局、全員もらうことになる)。

 

 

 

 【ラマダン2016年関連記事】

 

太陽に向かって祈る 午後4時27分  聖地を確認

 

15日午後4時27分、イスラムの聖地、サウジアラビアのメッカにあるカアバ神殿の真上を太陽が通過した。この瞬間、太陽に向かって礼拝すれば、まさに正しい方向に向いていることになり、宗教省は各地のモスクに対して、メッカの方角を示すキブラットが正しく設置されているか確認するよう呼びかけた。

宗教省イスラム・シャリア(イスラム法)局のムハンマド・タムブリン局長は13日、この日の太陽の位置の意味を伝えながら「カアバ神殿に向かって正確に祈りをささげるため、キブラットを確認しよう」との声明を出していた。

タムブリン局長は礼拝の方向を確認するには、コンパスや経緯儀を使った方法など複数あると説明し、気象庁(BMKG)か国営ラジオ放送局(RRI)、国営通信テルコムで正確な時間を把握することを忘れないよう注意した。

ただ、太陽を利用するのはもっとも簡単で、真っすぐな棒を手で持ってぶら下げる。太陽がカアバ神殿の真上を通過する時刻に、棒でできた影の反対側が正確な方角になる。キブラットが示す方向と違っていれば、観測結果から位置を修正できる。

 

■きょうの太陽は特別

中央ジャカルタのイスティクラル・モスクには、白地に赤で「キブラット」と書かれた案内板が天井から至る所につり下げられている。同モスクのアブ・フーライロ・アブドゥル・サラム観光サービス部長は「方角は建設時にイマム(イスラム指導者)の手によって正しく決められているので、ここでの変更はなく、これまでに変えたこともない」と説明した。規模の小さいモスクでは、変更するところがあるかもしれないと話した。

西ジャワ州ボゴールのプサントレン(イスラム寄宿学校)から訪れていたエアン・グンプルトラハラさん(18)は「以前からきょうの太陽のことは知っていた。正しい方向に向かって祈ることができてうれしい」と話した。エアンさんは午後4時27分、友人4人と一緒に祈りをささげていた。友人の1人は「きょうの太陽は特別きれいだった」と感激していた。

メッカの緯度は北回帰線の南の北緯21度25分にあり、夏至を挟んで年に2回、南中時に太陽が真上に来る。気象庁西スマトラ州パダン支部は5月27日、太陽がカアバ神殿の真上を通過した際、住民にキブラットが正しいかどうかの確認ができると紹介していた。住民からは今さらなぜ確認するのかという非難や、少しずれていたから直せて良かったという賛否両論の声が上がったため、地元メディアで話題になっていた。

 

地方に120兆ルピア流入 帰省シーズンで景気上向き 

 

インドネシア商工会議所(カディン)はレバラン(断食月明け大祭)で地方に流れる資金が120兆ルピアに達すると予測した。国会は先月末の予算審議で初めて地方に充てる地方交付金の予算額が中央省庁向けを上回る修正案を可決しており、ムディック(帰省)は地方重視の政策を後押しするとの見方が強い。

カディン幹部は、都心から帰省した約2600万人がそれぞれ平均約300万〜400万ルピアを実家に持っていき、さらに海外で働く労働者が貯めたお金を実家へ送金したりするため、地方に多額の資金が流れると試算する。英字紙ジャカルタポストはムディックで地方の経済が上向くことを「ムディコノミクス」と造語を使い表現した。

各地の行楽地は需要が高まり、値上げして対応した。中部ジャワ州のスマラン動物園はレバランの大型連休中、入場料を2500ルピア値上げし、1人あたり7500ルピアにした。ダルミン・ナスチオン経済調整相は11日、経済調整省でレバランの影響について、物価の上昇が起こることと地方の収入が増えることと語った。物価上昇の影響は限定的としたうえで「昔からムディックは地方景気の上昇につながる傾向がある」と指摘した。

政府は帰省で地方に流れる資金を、政策の柱である地方の発展につなげたい考え。先月末に行われた国会予算審議で、中央省庁向け予算を16・3兆ルピア削減し767・8兆ルピアに下げた修正案を可決した一方、地方にお金を配分する地方交付金は6兆ルピア増やし776・3兆ルピアとなり、中央省庁よりも地方交付金向けの予算配分が上回った。中央省庁向け予算よりも地方交付金の配分が上回るのは、初めて。

帰省で流れる資金が地方の景気を上向かせるとの期待が強いが、「インフラが整備されていないため、影響は一時的なものにとどまる」(政府関係者)と早急なインフラ整備が課題と指摘の声が上がる。

 

レバラン祝うムスリム 警備強化もあふれる参拝客 交通事故は2割減レバラン祝うムスリム 警備強化もあふれる参拝客 交通事故は2割減

 

ラマダン(断食月)が明けた6日朝、全国各地で大規模な集団礼拝が行われ、2億人を超えるムスリムがレバラン(断食月明け大祭)を祝った。15万人以上が礼拝に訪れた中央ジャカルタのイスティクラル・モスクは、5日に中部ジャワ州ソロで起きた自爆テロのため警備が強化されたものの、あふれる参拝客と多数出店した露店で祭りのようなにぎわいを見せた。

5日午後5時53分、日没を知らせるアザーンが鳴り響いた。1カ月におよぶラマダンが終わったことを祝い、中央ジャカルタのホテル・インドネシア(HI)周辺やタナアバンでは、花火が次々打ち上げられ、太鼓の音が響いた。レバラン前夜の伝統行事「タクビラン」の一環で、花火や爆竹の音は翌早朝まで続いた。

レバラン初日の朝には各地で集団礼拝が行われた。午前6時半ごろ、帰省で閑散とするジャカルタ中心部の目抜き通りとは裏腹に、イスティクラル・モスク前では渋滞が発生した。約12万人収容可能な東南アジア最大級のモスクでは、中に入りきらない正装姿の参拝客が通路や階段、広場、建物の外にもあふれ、新聞紙やカーペットを広げた上で祈る姿もあった。ユスフ・カラ副大統領やルクマン・ハキム宗教相ら閣僚も共に祈った。

ソロの自爆テロを受け、イスティクラルではこの日、警察官や軍、大統領親衛隊を動員した厳戒な警備態勢が敷かれていた。普段は出入り自由の各入り口に入場ゲートを設け、手荷物検査が実施された。

イスティクラルでの礼拝に臨んだズルキフリ・ハサン国民協議会(MPR)議長は礼拝後、自爆テロについて、事態を治安部隊にまかせ、平静を保ち、レバランを平和に祝うよう呼びかけた。サウジアラビアで起きたテロにも触れ「テロと宗教は関係ない」と強調、「インドネシアと国際社会は団結し、共にテロと戦っていかなくてはならない」と語った。

 

■Uターンラッシュも

レバランを帰省先や旅行先で過ごした人たちのUターンラッシュが8日、始まった。企業や官公庁の多くは11日に仕事始めを迎えるため、運輸省は混雑のピークが10日まで続くと予想している。

レバラン前は高速道路が帰省客で混み合い、交通事故が増える傾向にある。運輸省の7日の発表によると、ことしのレバラン前(6月30日〜7月6日)の交通事故は、前年同時期比21%減の1289件。死者数は同26%減の244人だった。イグナシウス・ジョナン運輸相は地元メディアに「対策と警察との連携が功を奏した」と話している。

一時20キロを超える渋滞が発生した、中部ジャワ州の東ブルブス付近では、保健省の発表によると3〜5日の3日間で13人が死亡した。高血圧や糖尿病、心臓病などの慢性病のほか、疲労や脱水症などが原因だったという。

保健省は、車内に長時間いる場合、疲れや眠さを感じたら近くの施設などで休み、緊急時は、全国27都市で1日から運用開始した救急通報番号「119番」を活用するよう呼びかけている。

 

敬虔なイスラム教徒の味方!「出張モスク」登場 インドネシア

 

世界最多のイスラム教徒人口を抱えるインドネシアの首都ジャカルタ(Jakarta)に車で移動する「モバイル・モスク」が登場し、話題となっている。ジャカルタはひどい交通渋滞が有名だが、このモバイル・モスクは祭りやスポーツイベントなどの人混みの中でも礼拝ができるスペースを提供できるという。1日に5回の祈りを欠かさず行う敬虔な信者にとって、この出張モスクは大変助かるサービスとなっている。

イスラム教は6日、断食月「ラマダン(Ramadan)」明けを祝う祭り「イード・アル・フィトル(Eid al-Fitr)」を迎える。

 

あすレバラン 2600万人が帰省 横断道東端で大渋滞 

 

宗教省は4日、レバラン(断食月明け大祭)は6日に迎えると発表した。世界最大のムスリム人口を抱えるインドネシアでは約2億人が祝う。レバラン前後の長期休暇に入り、2600万人が移動する帰省はピークに達した。先月開通した首都圏と中部ジャワを結ぶジャワ島横断高速(全長270キロ)では東端の料金所付近の渋滞が深刻化している。

宗教省は4日夕、イスラム団体代表らと月の満ち欠けの観測結果を協議し、6日がレバランになると発表した。インドネシア第2のイスラム団体ムハマディヤも6日と発表、昨年に続いて政府決定と同じ日にレバランを迎える。

1〜3日の週末に首都圏を出発した帰省者の波は各地に到達し、ジャワ島横断高速の混雑もピークに達した。

4日には西ジャワ州チルボン近郊のカンチ〜プジャガン〜東ブルブスまで身動きが取れず、首都圏〜チルボンは3時間半で着いたにもかかわらず、同区間は16時間かかったとの報道もある。高速を降り一般道となるトゥガル〜プマランの北岸道路でも20キロほどの渋滞が発生した。

ことしの帰省ラッシュの象徴として、ブルブス付近で発生した大渋滞を地元メディアは「ブレグジット」と呼んで詳報している。英国の欧州連合(EU)離脱「ブレグジット」に絡めた略語で、昨年はチルボン近郊まで開通した高速がことしはさらに延伸されたものの東ブルブス料金所止まりで、そこから先のジャワ島横断高速建設は道半ばであることを皮肉っている。

ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は4日、ジャワ島横断高速は2018年内に完工させるとの目標をあらためて強調し、中部〜東ジャワの一部区間で残る土地収用を早急に進めるよう指示した。

運輸省が設置した帰省情報統合センターによると、全国主要35空港の利用者数は2日に前年同期比3千人増となる28万人を超えピークに達した。

船の利用者数は6月18日から4日までの16日間で、リアウ諸島州バタム島が15万4千人、同州カリムン島が12万8千人に上った。

ことしは北ジャカルタ・タンジュンプリオク港とランプン州パンジャン港を結ぶ帰省専用船3隻が就航したほか、ジャワ島ムラック港とスマトラ島バカウヘニ港を往来するフェリーも2隻増やして乗客増に対処している。

 

レバラン連休、有意義に 首都圏の生活情報 

 

インドネシアは6、7日、レバラン(断食月明け大祭)を迎える。この前後を合わせた1週間〜10日の休暇を利用し、日本に一時帰国する邦人も多い。この時期は、住民の大半が帰省しているため首都圏は閑散とし、日々苦悩させられる渋滞もみられない。スムーズに街中を移動し、混雑の少ない普段とは異なる風景を楽しむ良い機会だ。テーマパークなどの行楽地は通常通り営業し、観光客向けのイベントも催される。休暇を有意義、安全に楽しむため、首都圏を中心に邦人がよく利用するショッピングモールや日本食スーパーなどの営業、医療機関などの情報をまとめる。

 

■行楽地は通常営業、行事さまざま

ジャカルタ特別州内の行楽地は通常通り営業している。北ジャカルタ・アンチョール公園の遊園地ドゥニア・ファンタジーは、午前10時〜午後5時(週末は同8時)開業。家族で楽しめるイベントを多数、企画している。

東ジャカルタのテーマパーク、タマン・ミニ・インドネシア(TMII)はエリアによって異なるが、おおむね午前9時〜午後6時ごろ営業。

南ジャカルタのラグナン動物園は午前6時〜午後4時まで開園。ウェブサイトで動物へエサをやる時間などを確認できるので、食事をする姿を見て楽しむこともできる。

中央ジャカルタ・クマヨランの国際展示場(JIエキスポ)では6日(水)〜17日(日)、ジャカルタ特別州の生誕489周年を記念する「ジャカルタ見本市(ジャカルタ・フェア)2016」を開催。買い物や音楽ライブなどが楽しめる。オープンする時間は日によって大きく変わる。詳細はwww.jakartafair.co.id/で。

 

■日本食スーパーは大半2日間休み

コスモは、5日(火)午前9時〜午後9時の通常営業。6日(水)と7日(木)休業。8日(金)以降は通常営業。

パパイヤは、5日(火)午前10時〜午後10時の通常営業。6日(水)は全店休業。7日(木)はシティウォーク店は営業するが、その他の店舗は休業。8日(金)以降は全店通常営業。

主要なモールは休業なく、6日(水)の短縮営業以外は通常営業。6日の営業時間と、連休関連イベントは次のとおり。

▽イオンモール 正午〜午後10時。イベント「ドラえもん ミートアンドグリート」。その他、17日までベーリーダンス、手品ショーなど。

▽グランドインドネシア 正午〜午後10時。イベント「インターナショナル・ショーアンドダンス」が6日は午後5〜6時、7日は午後9〜10時。

▽スナヤンシティ 正午〜午後10時。

▽ガンダリアシティ 午前11時〜午後10時。

 

■大使館、JJC、ジェトロは10日まで休み

在インドネシア日本大使館は10日(日)まで休館。緊急連絡先は領事部の代表番号(?021・3192・4308)まで。

ジャカルタ・ジャパンクラブ(JJC)、日本貿易振興機構(ジェトロ)ジャカルタ事務所も10日まで休業する。

 

互いに許しのあいさつ  レバラン

ヒジュラ暦の9月であるラマダン(断食月)を終えて迎える、10月(シャワル)の第1日目がレバラン(断食月明け大祭)となる。

ヒジュラ歴は太陰暦(基本的には354日)に従って定められているため、太陽暦では毎年11日あるいは12日ずれていく。

例年、宗教省がイスラム団体の代表らと月の満ち欠けの観測結果を協議し、レバラン入りの日を定め発表する。ラマダン最終日の夜は、各地で祈りの声や太鼓の音が街中に響く。お祭り騒ぎは朝まで続き、花火を打ち上げ、爆竹を鳴らして盛り上がる。

政府はレバランの祭日を2日間制定し、前後を合わせた約1週間の連休を取るのが慣習となっている。企業などが従業員に支給するレバラン賞与(THR)を持って帰省するムスリムは、レバラン初日の朝、家族・親戚・友人の家を訪ね「モホン・マアフ・ラヒール・ダン・バティン(衷心より、過ちをおわびします)」とあいさつを交わす。お年玉やパルセル(贈答の包み)を贈る人もいる。

 

医療機関 6〜7日は大半休診

◆共愛メディカルサービス ジャカルタ、EJIP、カラワン、KIICは5日(火)〜10日(日)休診。バリは通常診療。

◆J―クリニック(ポンドックインダ病院内) 5日(火)午前8時〜午後0時半の短縮診療。6日(水)〜7日(木)休診。8日(金)午前8時〜午後0時半の短縮診療。9日(土)通常診療。10日(日)休診。

◆ユニット・ジャパン(スマンギとチカランのシロアム病院内) 5日(火)午前8時〜午後2時の短縮診療。6日(水)〜7日(木)休診。8日(金)午前8時〜午後2時の短縮診療。9日(土)〜10日(日)休診。

◆SOSメディカクリニック クニンガンは6日(水)〜7日(木)休診、8日(金)〜9日(土)通常診療、10日(日)休診。チプテとバリは通常診療。

◆タケノコ診療所 スディルマンとポンドックインダは通常診療。チカランは5日(火)〜10日(日)休診。バリは6日(水)〜7日(木)午前8時〜午後4時の短縮診療、8日(金)以降は通常診療。

◆カイコウカイクリニックスナヤン 3日(日)〜10日(日)休診。

 

熱気、煙…甘い香り 大きな鍋に力込め 伝統菓子ドドル・ブタウィ 

 

熱気のこもる薄暗い作業場で、たばこをくわえ、汗をぬぐいながら、男たちが直径1メートルほどの銅製の大鍋を黙々とかき混ぜる。のぞき込むと黒や茶色の液体がぽこぽこと泡をたて、湯気が立ち上る。南ジャカルタのパサールミング・東プジャテンの住宅地にある伝統菓子「ドドル」の工場「ドドル・ブタウィ」では、レバラン(断食月明け大祭)前は書き入れ時。煙と木をいぶしたような匂いに混じって時々、甘い香りがした。

ドドルはもち米やココナツミルク、黒糖などの砂糖を長時間煮詰めて作るお菓子で、各地域でそれぞれ味付けに特徴がある。ジャカルタでは土着民族ブタウィの名を取って、「ドドル・ブタウィ」と呼ばれる。もっちりとした食感で、ココナツの甘さがやさしい。

作り方を指導しているのはルディ・ハディ・ルスワドイオさん(43)。口数は少ないが、材料の質、砂糖の量やココナツミルクを入れるタイミング、混ぜ方などに、厳しく目を光らせている。「煮詰める時間は、2時間から8時間までドドルによって異なる。レバラン前は最も忙しい」と話す。通常の5倍は売れるという。

鍋は九つ。隣近所にも別の作業場があり、20人以上が働き、15の鍋でドドルが作られている。すべて手作業で、煮詰める温度は、混ぜる時の力加減や沸騰の具合などで判断。時折、手や腕を真っ黒に染めながら薪をくべる。はだしで踏ん張りながら、船のオールのような長さ1メートルを超える木べらを使い、素早く混ぜる。足の裏はすすで真っ黒だ。

薄い茶からこげ茶や黒へと色を変えていくドドル。煮詰まってねっとりとしたドドルはどっしりと重く、かき混ぜる度に白い湯気が上がって熱い。ここで20年以上働いているアリンさん(42)は「とにかく力がいるんだ」とたくましい腕を見せてくれた。

客をもてなす菓子として定番だが、牛肉をココナツミルクで煮込む「ルンダン」などの料理の材料にも使われる。帰省した家族や集まった客にたくさん菓子を振る舞うレバラン前ということもあり、オートバイで次々と客が訪れ、一つ1.5キロのドドルを数十個ほどまとめて買っていく。価格は一つ7万5千ルピアだ。

「ちょっと味見してよ」とスプーン片手にルディさんに声をかけたのは、サルビーさん(62)。働く男たちのため、毎日ご飯を作っている。この日の昼食は白米と野菜の炒めもの、アヤム・バカールなど。おいしいご飯が毎日の力仕事を支えている。

サルビーさんは「ジャカルタにドドル・ブタウィの店はたくさんあるけれど、一番おいしいのは絶対にこの店よ!」と自信たっぷりに語った。

 

家族が待つ古里へ パサール・スネン駅 帰省ラッシュ始まる

 

レバラン(断食月明け大祭)の休暇を古里で過ごそうとする人たちの帰省ラッシュが始まっている。中部ジャワ州や東ジャワ州へ向かう長距離列車の始発駅、パサール・スネン駅(中央ジャカルタ)は1日、大きな荷物や土産物を手にした家族連れなどでごった返した。

西ジャワ州ボゴールの縫製工場で働くヌルハヤティさん(35)は東ジャワ州ボジョヌゴロでコメ農家を営む実家へ3人の妹と帰省する。10時間の長旅になるが、「1年ぶりに両親に会うのが楽しみ」と4姉妹はそろって笑顔を見せた。

西ジャカルタに単身赴任中のエンジニア、ダヌ・ノル・アリスタさん(35)は、中部ジャワ州スマランに住む妻子の元で10日間の休暇を過ごす。携帯電話の待ち受け画面にしている3歳と4カ月の愛娘の写真を見つめ「公園や動物園に連れていってあげたい」と目を細めた。

ホームや待合室には、制服姿で荷物を運ぶポーターの姿が目立った。シフト制で常時86人が勤務する。同駅で15年間働くポーターのダニ・ジョハンさん(51)も実家は中部ジャワ州クブメンというが、「帰省はいつでもできるけど、今は書き入れ時だから」と力仕事に精を出す。

国鉄広報によると、同駅発の中部ジャワ州、ジョクジャカルタ特別州、東ジャワ州方面行きの列車はレバラン休暇に合わせ6月24日〜7月17日、従来の1日26本から32本に増発している。3カ月前にほぼ完売したという。Uターンのピークは10日と見込んでいる。

 

安全な帰省のために レバランに向け整備店活況 クマヨラン自動車市場 

 

北ジャカルタ・クマヨランの国際展示場(JIエキスポ)からほど近い自動車部品の販売店や整備店が集まる「パサール・モビル(自動車市場)・クマヨラン」が、レバラン(断食月明け大祭)帰省を前に最盛期を迎えている。安全第一をモットーに、男たちが帰省に向けた車の整備に汗を流す。

市場には、新車や中古自動車の売買、部品やカーナビなどのアクセサリー類の販売店など約700店が軒を連ねる。約8.2ヘクタールの敷地は30を超える区画に分かれている。そのうち、車両の修理や整備店(ベンケル)が50店舗ほどを占めるという。

西端の区画にある車両整備店「スラマット・モーター」で働く、この道18年のベテラン、ヨハネス・ブディさん(32)は30日、若手4人を連れて二つ右隣のブロックまで出張整備に来ていた。日本製4WDのブレーキと各種ライト、ホイール、オイル、フレームの5カ所の整備がこの日の仕事の一つ。ブディさんは「大体2〜3時間で十分」と腕をまくった。

依頼主のトラック運転手バスキさん(33)は、27日までバリでツーリングをしており、28日の朝にバリを発ち、1日かけてジャカルタまで運転してきた。レバラン帰省では、スマトラ島のランプン州ランプン県まで、妻を乗せて8時間の道を行く。「3年前からのなじみの整備店だから安心。知人の紹介からの付き合い」と話す。

ブディさんはタイヤを外し、中のブレーキ部品を取り外し、きれいに拭いてオイルを塗り直し、丁寧に力強く整備する。「外れないように鍵をするイメージ。車は足が一番大事」と心を込める。「公共交通機関は安全だと思う。でも俺たちも安全を提供するのが仕事」と語った。

スラマット・モーターではレバラン帰省が近くなると、修理依頼は普段の1日5件から2倍程度に増えるという。修理代は部品の数や種類によって変わるが、今回の整備費は5カ所合わせて約50万ルピアだった。(

 

各地に大雨・高波警報 気象庁 レバラン帰省に影響 乾期なのに…

 

気象庁(BMKG)は29日、レバラン(断食月明け大祭)前の7月1〜5日、インドネシア各地で大雨と高波、高潮に警戒するよう呼びかけた。ムディック(帰省)シーズンは29日夜からすでに始まっており、悪天候の影響で、飛行機や船の運航に影響が出るだけでなく、雨の影響で交通事故が起きやすくなる。例年この時期は乾期だが、気象庁や国家防災庁(BNPB)は「ことしは異常気象。昨年とは異なるレバランだ」と説明し、災害などに巻き込まれないよう注意を呼びかけている。

気象庁によると7月4日まで中部ジャワ州全域で午後から夜にかけて雨が降ると予想。また29日に発表された早期警報によると、7月2日まで西スラウェシ州と南スラウェシ州、西パプア州で豪雨の可能性がある。

また東南スラウェシ州と南スラウェシ州、東ヌサトゥンガラ州、北マルク州では、雷や強風、竜巻などを伴う豪雨が発生するとしている。

ことしは南米ペルー沖の海面水温が下がり異常気象をもたらす「ラニーニャ現象」が発生。各地域周辺の海での低気圧の発生や流れ込む湿った空気の影響で湿度が高まり、雨雲が発生しやすいという。

 

■高潮にも注意を

気象庁は7月1〜5日にかけて、高波・高潮にも注意が必要だとし、西スマトラ州や東ヌサトゥンガラ州では高さ4〜6メートルの波が発生すると説明した。またアチェ州西部と北部の海域や北スマトラ州ニアス諸島、西スマトラ州ムンタワイ諸島、マルク州アンボン島、バリ海峡の南部やロンボク、フローレス海やバンダ海などでも高さ2〜4メートルの高波が発生する恐れがある。

さらに東ジャワ州の北岸を中心に高潮の恐れがあることも指摘。高潮で土地に海水が流れ込み、さらに大雨が降ることで洪水を引き起こす可能性も高いという。

BNPBは災害発生時の避難所を設置するなど事前対策を実施。BNPBのストポ・プルウォ・ヌグロホ報道官は「帰省客も旅行客も、さまざまな危険を警戒するべきだ」と話した。

飛行機や船の運航にも影響が出ると見られる。気象庁は安全に運航できるよう、ウェブサイト(meteo.bmkg.go.id)で随時、天候や波の高さなどの情報を更新。災害発生の可能性が高い地域の同支部では、多い所で1時間ごとに情報を提供している。

例年、6月は乾期だがことしは雨が多く、中部ジャワ州では18日に降り続いた大雨の影響で、16県・市で洪水や土砂崩れが発生。最も被害が深刻だったプルウォルジョ県を中心に、少なくとも50人が死亡している。

 

渋滞、過去最悪に ジャカルタ TJ用ブロック逆効果 JICA専門家調査

 

ジャカルタ中心部の渋滞緩和策「3イン1」制度の廃止後、悪化していた渋滞は、その後整備した首都圏専用バス「トランスジャカルタ(TJ)」専用車線を分けるブロック設置で、調査を開始した2014年以来、過去最悪の状態となった。調査に当たった国際協力機構(JICA)専門家の秋村成一郎・都市交通アドバイザーは「政策の一貫性がほしい」と指摘する。

 

■廃止で悪化

秋村さんは14年8月から中央ジャカルタの目抜き通り、タムリンとスディルマン両通りで、信号待ちや停止時も含め通行にかかった時間(旅行速度)を朝、昼、夕方の時間帯に分けて独自に調査している。

3イン1制度解除試験が始まった4月5日から制度の正式廃止後でラマダン(断食月)入り前6月3日までの計測で、南ジャカルタのスナヤン・ロータリー〜ホテルインドネシア(HI)前(第1区間)で、特に朝の混雑度合いが増したことが分かった。

また、HI前〜独立記念塔(モナス)広場前(第2区間)では夕方の混雑がひどくなった。

日本交通情報センターは、一般道では時速10キロ以下を「渋滞」、同20キロ以下を「混雑」と定義している。

 

■ボトルネック4カ所

ジャカルタ特別州は「3イン1」廃止後、TJの利用促進のため、専用路線を分離するブロックを設置したが、逆に一般用車線が狭くなるボトルネック・ポイントが新たに4カ所発生。さらに深刻な渋滞を引き起こしていることがわかった。

4カ所は第2区間南下時に通過するシナルマス1ビル車両入り口前(地図の1)と北上時のホテル・グランド・ハイアット前の歩道橋下(同2)。それぞれブロック設置で5車線が3車線、4車線が2車線に減少している。

第1区間では、北上時のスティアブディ横断歩道橋付近(同3)で3車線から2車線になり、南下では、スディルマン通りと南ジャカルタ・サトリオ通りとの交差点付近(同4)が1車線減って2車線となった。

これで北上・南下の全区間が時速20キロ以下の「混雑」となり、うち、日中の第1区間北上、第2区間南下、夕方の両区間南下で時速10キロ以下の「渋滞」に突入した。

ただ、夕方についてはラマダン(断食月)の影響もあるとみられる。

 

■それでもTJ

秋村さんは、ブロック設置そのものが悪いわけではない、とした上で、「(バス利用促進策を)やるならはっきりと宣言し、そのための善後策も提示し、道路利用者の賛意を得た上で進めるのが望ましい」と提言した。

ジャカルタ特別州運輸局は警視庁と共に、ナンバープレート末尾の数字で進入車両を制限する「奇数・偶数システム」を8月30日に導入する。

アホック知事は22日、ジャカルタ生誕489年記念式典で、大量高速鉄道(MRT)や次世代交通システム(LRT)の建設が完了するまでは、TJに輸送業務を担当させると表明。「TJにさらに路線を追加していく」と述べている。

 

7割が2輪の事故 レバラン帰省 来年は利用規制も

 

レバラン(断食月明け大祭)のムディック(帰省)で、オートバイの利用者による交通事故の多発が問題となっている。運輸省によると、自家用車は2015年から4.11%増の約240万台が利用されると予想。一方、オートバイは昨年から48.8%増の約560万台となる見込みだ。昨年の同時期に発生した3049件の事故のうち、オートバイによる事故は7割にのぼっており、運輸省は公共交通機関を使用するよう呼びかけている。

運輸省によると15年のレバラン帰省では、自家用車237万1358台、オートバイ375万9122台が使用された。交通事故は計3049件発生し、657人が死亡。3049件のうち70.38%がオートバイによる事故だった。

14年は事故件数が計3888件、死亡者が714人で、15年の事故件数は14年から減少しているが、オートバイの利用者は急増している。15年は14年と比べると、自家用車が約9万台増加しているのに対し、オートバイは約123万台増加していた。

インドネシア大学(UI)の交通専門家エレン・タンクドゥン氏は事故のリスクが高いオートバイを利用する理由について、「帰省先となる地方では公共交通機関が整っていない場所が多く、オートバイが移動に最も便利で経済的」と説明する。

政府はオートバイ利用者を減らそうと、オートバイを船や電車で運ぶ無料輸送サービスや、無料バスの運行などを昨年から実施しているが、オートバイを運ぶ帰省客は同サービスの利用者全体の10〜20%にとどまる。

エレン氏は中央政府と地方政府が連携し、大量輸送サービスを実現する必要があると話した。

イグナシウス・ジョナン運輸相は28日にも、「オートバイでの帰省は危険。公共交通機関を使ってほしい」と呼びかけた。さらに来年はレバラン休暇とその前後で、帰省時にオートバイ利用客が使用する道路で、通行できる時間帯を制限するなどの、利用制限の実施を視野に入れているという。

 

レバラン帰省2600万人 運輸省予測、前年比300万人増 

 

運輸省はこのほど、ことしのレバラン(断食明け大祭)帰省客は2600万人で、うち公共交通機関利用客は1760万人になるとの予測を発表した。交通機関別ではオートバイが前年比5割増で最多の564万人に上る見込み。

ことしのレバランは来月6、7日となる予定。同省は24日?来月17日までの利用客数を予測した。運輸省は帰省時の大渋滞や事故を防ぐため、公共交通機関の利用を促しているが、ことしも渋滞は避けられそうにない。

運輸省はレバラン帰省に向け、オートバイを無料で運ぶ列車と船を、国鉄などと協力して毎年準備。ことしは15年の4倍にあたる約2千万ルピアを、無料バスやオートバイ運搬用に準備したが、大きな効果が得られなかったとみられる。

運輸省のヘミ・パムラハルジョ報道官は「地方都市では、オートバイでの帰省がより経済的で、帰省先の移動手段としても使えるので便利との理由で支持されている」と説明した。

西ジャワ州ブカシでは、中部ジャワ州ソロ行きの無料バス563人分の席が、先月15日の募集開始から約1カ月で埋まった。しかし、ジョクジャカルタ特別州とスマラン、マグランなど中部ジャワ州の6都市行きの無料バスには、15日時点で3495の空席が残っているという。

運輸省が公共交通機関利用を推奨する理由は安全面が大きい。昨年は帰省時期に657人が交通事故で死亡した。14年の714人から約7・98%減少したものの、ヘミ報道官は「フェリーなどの海上交通、空路、列車での事故はなかった」と述べ、公共交通機関の利用で事故防止が可能だと強調した。

15年比の公共交通機関予測利用客数は、バスが36万9608人、飛行機が32万8913人、列車が18万2155人、近距離フェリーが12万5939人、長距離船が2万6510人、それぞれ増えている。

 

取り締まり、やりすぎ 市民の声が政府動かす ラマダン

 

バンテン州セラン市チムンチャン郡タングル村のチクプ通りに、サエニさん(53)が切り盛りするワルン(屋台)がある。サエニさんはラマダン(断食月)に入ると、毎日午前10時から食事の準備をしていた。ブカ・プアサ(1日の断食明け)用に客に提供するためで、店のガラス窓をカーテンで覆い、断食中のムスリムのため配慮をしていたという。事件が起きたのは8日午後0時半過ぎだった。

市の警備隊が訪れ、店の閉鎖を要請した。この地域ではラマダン中、毎日午後4時までは飲食店の開店を禁じている。サエニさんは食事を提供していたわけではなく、調理していただけだった。だが、警備隊は市の通達にそぐわないとして、調理済みの食事や食材などを持ち去った。

泣き叫ぶサエニさんの姿がコンパスTVで報道されると、SNSなどインターネット上でサエニさんの窮状が次々伝えられた。サエニさんは体調を崩した。コンパスTVの報道を見た視聴者から「サエニさんがかわいそうだ」などと声が上がり、サエニさんを支援するだけでなく、セラン市ではほかにも店を閉鎖させられた飲食店経営者らがいたことから、被害店主らを応援する資金集めも始まった。資金は市民が所有するツイッターで募り、12日に2億6500万ルピアに達したところで締め切ったという。

また、ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領も呼びかけに応えた。12日、サエニさんに対し1000万ルピアの支援金を送った。

サエニさんは店の閉鎖で約60万ルピア分の食材費を失ったという。サエニさんは「ジョコウィ大統領、本当にありがとう」と感謝の気持ちを報道陣に語っている。

ルフット・パンジャイタン政治・法務・治安調整相は13日、今回の騒動を受けて、ラマダン時にはワルンや飲食店が日中に営業や開店準備をしていても、取り締まりは実施しないと発表した。

 

ラマダン中の栄養源 輸入は右肩上がり 「砂漠の果実」クルマ 

 

ラマダン(断食月)の時期、市場に多く出回る「クルマ」(干しナツメヤシ)。主に中東や北アフリカが原産の「砂漠の果実」だが、輸入量は右肩上がりに成長し、ラマダンに欠かせない栄養源としてインドネシアにすっかり定着した。ムスリムの間ではブカ・プアサ(1日の断食明け)に空腹を癒やす定番の食べ物となっている。

海外では「デーツ」と呼ばれるクルマは、干しプルーンや干し柿に似た食感のドライフルーツで、成分の7割が糖分という餡(あん)のような甘さが特徴だ。

主婦のアユ・スリ・ワヒュさんは「クルマはムスリムにとって特別な食べ物」と話す。イスラムでは、預言者ムハンマドが1日の断食を終えた後、クルマを食べて礼拝をしたとの言い伝えがある。

ラマダン中のブカ・プアサに毎日200〜300食を振る舞うバイトゥル・フダ・モスク(中央ジャカルタ・クボンカチャン)では、ムハンマドに習い、日没後、最初にクルマを口にする決まり。モスクを管理するカルト・スウィルヨさん(51)は「まずクルマと牛乳。その後礼拝をして軽食を取り、最後にご飯物を食べる」とブカ・プアサの手順を説明する。

ブカ・プアサの空腹時にクルマを食べることは、実は理にかなっている。鉄分などのミネラル、食物繊維が豊富で、素早くエネルギーに変わるため、試合前に食べるスポーツ選手もいるという。

中央ジャカルタ・タナアバン市場近くのマス・マンシュール通りでは24の路面店がクルマを販売、ブカ・プアサ用に買い求める客らでにぎわいを見せている。

シャリファ・バヌンさん(54)の店には1キロ5万〜45万ルピアの17種類が山積みにされている。アラブ首長国連邦(UAE)、エジプト、イラン、チュニジア、サウジアラビア、アメリカなど産地はさまざま。色も薄いものから濃いものまであり、甘さや粘っこさも異なる。ムハンマドが食べたとされる黒い実「クルマ・アジワ」が最も高級だが「たくさん種類があるから、皆がそれぞれの懐具合に合わせて選べばいいんだよ」と話す。

同店では一年中クルマを取り扱うが、ラマダンの時期には売り上げが5割増しになるという。隣のラングンブディさん(24)の店では6割増。いずれも、普段に比べ25%ほど値上げしている。

 

■モールで高級品

クルマの輸入はラマダン前にかなり集中している。昨年の中央統計局(BPS)の月別の貿易統計によると、ラマダン(6〜7月)前の4月の輸入量が6005トンと最も多いのに対し、ラマダン後の8月の輸入量はわずか46トンで、約130倍の差があった。

クルマの輸入量は、1998年の9059トンから2014年には3万531トンと、16年で3倍以上に増えた。路面店や伝統市場での量り売りだけでなく、モールやスーパーでは高級志向の箱入り商品が売られ、カフェではクルマを使ったドリンクやデザートを販売するなど広がりを見せている。

農業省によると、現在99%を輸入に頼っているクルマ。需要増に対応するため、雨量の少ないサバナ気候の東ヌサトゥンガラ州で栽培する試みもあるという。

 

 ・ラマダンには喜捨を BAZNAS 5月までに325億ルピア

 

ムスリムの義務の一つとされる喜捨(ザカート)を集め、配布し、有効に活用する計画などを立案する国家喜捨庁(BAZNAS)は7日、ことし1月から5月までに寄せられた喜捨の額が325億ルピアに達したと発表した。うち216億ルピアはすでに活用されている。

昨年1年間でBAZNASに寄せられた喜捨の総額は約984億7310万ルピアだった。ラマダン(断食月)の時期は通常よりも喜捨が増え、金額は1年全体の40〜60%を占めるといい、BAZNASはラマダン期間の喜捨を呼びかけている。

喜捨は地方でもさまざまな機関で行われている。バンテン州セラン県庁では7日、イスラム学校(マドラサ)の教員たちに食料配給券などが配られた。

喜捨については、政府以外の活動も活発に行われている。ジャカルタ特別州内や西ジャワ州バンドンなどで人道支援活動を行うNGO団体「ルマフ・ザカート」は孤児や貧困層に現金を配布したり、コーランの無料配布などを行っている。

代表のヌル・エフェンディさんは「みんなが笑ってラマダンを過ごすことが一番大事なことだ」と語った。

 

ブカ・プアサ毎日3000食 イスティクラル・モスク

 

ラマダン(断食月)の期間中、中央ジャカルタの世界最大級のイスティクラル・モスクではブカ・プアサ(1日の断食明け)の食事を毎日無料で提供している。

ラマダン2日目の7日午後5時半。マグリブ(日没=断食を終了する時間)が近づくと、ムスリムたちはイスティクラルに押し寄せる。

配布される弁当は1日3千食。入り口で弁当と水、またはお茶が配布されるが、あっという間になくなってしまう。金曜礼拝の個人や宗教団体からの寄付で賄われ、2年前からはアラブ首長国連邦(UAE)からの寄付も充てられているという。

モスク脇にあるスペースや回廊で家族や友人たちと弁当を広げ、家族や友人との会話を楽しむ人が多い。

「鶏肉と卵の料理がおいしい。家族と一緒に食べているからかも」と話すフリダさん(52)はアチェ州バンダアチェから家族と共に来た。2年前からラマダンの時期にはイスティクラル周辺に滞在し、毎日通うという。

「ここでお祈りをして、コーランを読み、ブカ・プアサの食事をしていると、ムスリムとしての意識が高まっていく」と語った。

東ジャカルタのチャクンでカキリマ(移動式屋台)を経営するバイズディンさん(35)は「忙しくて都合がつかず、なかなか来れなかったが、ことしは来れてよかった。イスティクラルは大きくて伝統もある特別な存在」と話した。

食事が終わると、休憩を取る。回廊で柱にもたれて仮眠をとっていたヘンドリー・アブカールさん(73)は「午後7時からのお祈りが一番大事」と話し、モスクへ向かっていった。

 

「共に祈り、共に食べる」 下町の露店に集う ラマダン初日 ブカ・プアサ

 

ラマダン(断食月)初日の6日、全国各地で約2億人のムスリムが自己修練のための断食に入った。日中は閑散とした屋台通りやカーテンを下ろした飲食店が目立ったが、夕方になるとブカ・プアサ(1日の断食明け)の食事を売る露店が立ち並び、家族連れやいつもより早く帰宅する会社員などの客でにぎわった。

ラマダン中のムスリムの朝は早い。午前3時ごろ、早朝の食事「サフール」で始まり、その後日没を迎えるまで飲食や喫煙ができない。

中学生のアフマッド・ザイヌル・イロキーさん(13)は「食べられないし飲めないのは大変だけど、きつい初日を乗り切れば、耐えられると思う」としっかりとした口調で話す。一方、ゴジェック運転手の男性(40)は「あちこちを走って疲れたから、実はナシチャンプルを食べてしまった。断食は明日からにするよ」と声をひそめた。

中央ジャカルタのプラザ・インドネシア裏手の下町、クボンカチャン通り。普段は午前7時ごろから約30の露店が軒を連ね、朝食や昼食を取るモールの従業員や近くの会社員らで活気づくが、ラマダンを迎えたこの日の昼間は静まり返っていた。「少しでも稼ぎたいから」と唯一店を開けていたテンペゴレン屋のマフウル(33)さんが「昼はお客が少ないけれど、夕方はにぎやかになるよ」と教えてくれた。

その言葉通り、午後3時前になると次々と机が運ばれてきて、約20店からなるブカ・プアサ用の食べ物の特設販売所ができた。いつもはブブール・アヤム(鶏肉入りおかゆ)を売るカキリマ商人のアグス・プラウィロさん(43)も「ラマダン中、ブブールは休み」と妻や7歳の息子と共に出店。緑豆の煮物200食、ロントン(ちまき)100食、テンペゴレン50食など全約10種類を用意し、約2時間半で売り切った。

モール内のヘアサロンで働くエディ・パンブティさん(21)は同僚20人分のコラック(ココナツミルクのお汁粉)を購入。「午前3時にサフールを食べたきり。夜まで仕事だから、これから皆でブカ・プアサだよ」と笑顔を見せた。

午後5時半ごろから、クボンカチャンのバイトゥル・フダ・モスクには続々と人が集まった。午後5時47分、マグリブ(日没)を知らせるアザーンが鳴り響くと、約200人が一斉に牛乳やジュースなどの甘い飲み物とクルマ(干しナツメヤシ)を口にし、喉の渇きと空腹を癒やした。お祈りを挟み、白飯や芋、鶏肉が入った食事が配られた。

西ジャワ州ブカシから2時間かけてタムリン通りのオフィスに通う会社員、リアントさん(35)も「家で家族と一緒にブカ・プアサができないのは残念だが、ここに来れば皆で食べられる」と頬張った。モスクを管理するカルト・スウィルヨさん(51)は「ラマダンは友情や連帯を深めるもの。これから1カ月間毎日、ここに皆が集まり、共に祈り、共に食べる。君も一緒に食べないか」とブカ・プアサの食事を差し出した。

 

伝統市場に「特売所」 ジャカルタ特別州 ラマダン商戦、牛肉や砂糖

 

ラマダン(断食月)需要で食品価格が上昇している。ジャカルタ特別州はショッピングセンターのほか、州内20カ所の伝統市場内にコメや肉などを安売りする売り場を特設し、まとめ買いする客で盛況。一方、「高品質」を売りにする市場の商人は、値下げせずにラマダン商戦に臨む。

ジャカルタ特別州は需要が増えるこの時期に毎年、州内各地で「ジャカルタ・グレート・セール」と題する最大7割引きの特売を行っている。ことしはショッピングセンター78カ所に加え、「市民が生活必需品を安く買えるように」(アホック知事)と伝統市場20カ所でも初めて実施することになった。

州営パサールジャヤが運営する伝統市場の一つ、中央ジャカルタのゴンダンディア市場。8日午前8時、敷地内に特設された販売テントにはブカ・プアサ(1日の断食明け)やレバラン(断食月明け大祭)用の食材を求める人だかりができていた。

コメ5キロに牛肉2キロ、鶏肉1キロ、卵1キロ、唐辛子1キロ、食用油1キロ……。主婦のワルダさん(32)は「いつもは市場(の常設店)で買うけど、こっちの方が安いから」とブカ・プアサの食事用に10袋分をまとめ買いした。

特設テントで売る肉は冷凍もので、牛もも肉の場合、伝統市場の常設店より3〜4割安い1キロ8万5千〜8万9千ルピア。2キロ買ったメンテンの主婦、アニ・クサンティさん(40)は「ここは安くて助かる。市場(の常設店)で買うと新鮮だけど高い」と話した。

 

■常設店への影響

一方、同市場内の常設の肉売り場に店を持つ4人の店主にラマダン中の牛肉の価格を聞いたところ、1キロ11万〜14万ルピアに据え置くと答えた。いずれも品質には絶対の自信を持つが、同8万ルピア台で売る特設テントを意識せざるを得ない。

同市場で25年働くアディン・タリガタさん(62)は「うちはスラバヤやバリなどの国産肉。あっち(特設テント)の冷凍肉は輸入物で古い」と話す。スヘルマンさん(31)が売る牛肉は1キロ13万ルピア。「チャクン(東ジャカルタ)から仕入れた新鮮な肉。レバランに向けて客が増えるから、値下げはしない。最大14万ルピアまで値上げする可能性もある」とあくまでも品質で勝負する構えだ。

「ルンダン(牛肉の煮込み料理)用に、500グラムちょうだい」。ベビーシッターのヌルル・カサナさん(25)が声をかけると、その場で肉の塊を切り分ける。「いつもここで買う。おいしいし、特設テントで買うには並ばないといけないから」。ただ、1キロ単位で販売する特設テントではまとめ買いが目立つのに対し、常設店では少量の購入が多い。

パサールジャヤによると、同市場の特設テントでは7日、約1770万ルピアの売り上げがあった。8日は、午前10時までに牛もも肉や赤タマネギ、卵、砂糖に「売り切れ」の札が貼られた。

白砂糖は特設テントで1キロ1万4千ルピアに対し、エヴァ・クルニアワンさん(60)の同市場内の常設店では同1万6千ルピア。「30年間やってきて今が最も高値」という。

 

 

                                                                      

 

【ラマダン(断食月)期間中の注意喚起】 在インドネシア日本国大使館

 平成28年5月20日(大16第21号)

 

 

1. ラマダン(断食月)及びレバラン(断食明け大祭)について

 

(1)今年は6月6日(月)頃よりイスラム暦のラマダンに入る予定です(正式には宗教省が通知)。

例年通り,イスラム教徒にとり神聖な断食月期間中は,平素以上にイスラム教徒の習慣に配慮し,周りの人の感情を害さないよう自らの言動に十分注意することが必要になります。

(2)また,ラマダン期間中であっても,引き続きテロへの警戒を怠らないことが肝要です。

現時点において,具体的なテロ情報に接している訳ではありませんが,テロの標的となりやすい場所(政府関連施設,デパートや市場,公共交通機関,宗教関連施設,リゾート地・観光施設など不特定多数の人が集まる場所,

欧米関連施設等) へ出かける際には,周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知したら速やかにその場を離れるなど自らの安全確保に努めてください。

(3)レバラン休日は,7月6日(水)及び7日(木)(これに加え,インドネシア政府による休暇奨励日は7月4日(月)、5日(火)及び8日(金))の予定で、日本大使館は7月4日(月)から8日(金)まで休館となります。

インドネシア人の中には更に前後1週間程度休暇を取り,帰省する人も多く,大型連休となります。

このため,この時期は,多数の人々が国内外を移動するため,通常以上の大渋滞やフェリー,鉄道,航空便等公共輸送機関の混雑等が見込まれます。一般犯罪も増加する傾向にありますので,安全にはくれぐれもご注意ください。

(4)レバランに先立ち,私的使用人を含めた被雇用者に対して,レバラン手当(ボーナス)を支給する習慣があります。

一般的に,レバラン前は諸物価が上昇することから,レバラン開始の2〜4週間前に支給することが望ましいようです。なお,私的使用人も1週間から10日間程度のレバラン休暇を取るのが一般的です。

(5)レバラン前における公務員による検査等

   過去の事例をみると,この時期,警察官や入管職員による調査・検問等で金銭を要求される等の事例が増加する傾向がみられます。

(過去事例1)入管職員による旅券及び身分証確認

     入管職員による日本人を含む外国人に対する滞在許可等の調査(主に旅券やKITASなどのID原本の提示を求められ,旅券の有効期限,滞在許可期限,登録住所,会社役職などについて不正などがないか調査するもの。)が行われており,

その際,旅券の没収や金員の要求などの事案が発生。

(過去事例2)警官による検問等

     旅行者や出張者が空港へ向かうタクシー乗車中,警察の指示で停車させられ,KITASなどのID提示を求められ,旅券を提示しつつ短期滞在者なのでIDは所持してないと説明するも,

IDの提示がなければ違法であるとして金員を要求。航空機チェックイン時間などの時間的制約を見越して支払うまでしつこく金員を要求してくる。

(過去事例3)空港入管職員や税関職員による罰金の不当な徴収

    (i)入国の際,入管職員から入国印を押されず,そのまま入国し,出国の際にトラブルになる事案が発生。多くは金員を要求される。

    (ii)入国の際に,ホテル予約票等の提示を求められ,提示出来なかったところ金員を要求された。

    (iii)入国する際,荷物の中に課税対象品があるとして税金の支払いを要求され,支払いは荷物ポーターを通して行わせた。

(6)なお,インドネシア国外への旅行を予定されている方は,旅券の有効期間が満了日まで6ヶ月以上残っているか,再入国許可の有効期限は切れていないか等を確認の上,手続が必要な場合には通常より早めに申請されることをお勧めします。

<入管及び警察による調査,検問への対策・注意事項>

多くの場合は適法な調査,検問であり,拒むことは困難ですが,自己防衛の観点から以下のような確認を行うことをお勧めします。

ただし,相手が偽入管職員や偽警察官の場合,武装している可能性もありますので,身の安全を考慮して,決して挑発的な態度はとらないようご注意下さい。

(i)入管職員や警察から調査・検問された際,担当係官の氏名,担当部署や白バイ・パトカーの車番などを確認する。

(ii)空港出入国の際,旅券への出入国印の押印の有無を確認する。また,事前に旅券の残存有効期限,査証ページ数,滞在許可の残存有効期限などを確認しておく。

(iii)空港において入管や税関職員による金員要求に対しては,領収書の発行を要求し,担当係官の氏名や部署などを確認する。

 

2.ラマダンについて

(1)ラマダンはイスラム暦の9月で,1か月間イスラム教徒の断食(プアサ)が行われます。断食はイスラム教では「信仰告白」,「礼拝」,「喜捨」,「メッカ巡礼」と並んで「五行」と呼ばれる信者の義務のひとつです。

(2)期間及び断食時間

○ラマダン:6月6日(月)頃から7月5日(火)頃の日没まで(予定)

○断食:夜明けの礼拝前から日没直後の礼拝(場所により時刻は異なりますが,ジャカルタでは午前4時30分前後から午後6時前後まで。)

(3)一般的な注意事項

○お互いに相手の宗教に敬意を払うという気持ちが大切です。

 ○非イスラム教徒も断食中のイスラム教徒の面前での飲食・喫煙を控えるのが礼儀とされています。目につく形で日中に飲食する場合は,一言断る程度の配慮が必要です。 

 ○仕事は平常どおりにするのが義務とされており,必要以上に遠慮することはありません。

 ○病人や妊婦・出産後・生理中の女性,旅行中などは断食を行わなくても構わないとされています。

 ○当地での生活ペースが大きく変わることになりますが,イスラム教徒にとっては通常月とは異なる期間であることに十分留意し,周囲の人,特に部下や使用人,その他立場の弱い人に多少の不行き届き等があっても,

いつも以上に寛容な態度で臨むことが必要です。

(4)安全上の注意事項

 ○ラマダン期間中は,クラブ・ディスコ・マッサージ・カラオケ店等の営業が禁止または営業時間短縮となり,外国人でも警察の取り締まりの対象となりますので,こうした娯楽施設等に出入りする際には,特に十分な注意が必要です。

 ○レバラン前は,一般家庭では新しい洋服の購入,帰省の支度等に加え、物価も上昇するので出費がかさみます。

例年,この時期には強盗・窃盗などの一般犯罪が増加する傾向にありますので,こういった犯罪に巻き込まれないように普段以上に周囲を警戒するなど注意が必要です。

 ○ラマダン期間中やレバランでは,警察による街頭での身分証明書の確認・手荷物検査等が厳重に行われる傾向にありますので,身分証明書類を常に携行するように心がけて下さい。

 ○家人が不在となる際は,「アパートスタッフなど住居関係者に対して,いかなる理由があっても第三者を勝手に部屋に立ち入らせないよう依頼しておく」,「現金や貴重品は目につくところに置かない」,

「玄関,窓ガラス等各部屋の施錠を確実に行う」等を励行するようにして下さい。

 

在インドネシア日本国大使館領事部

TEL 021−3192−4308

FAX 021−315−7156

○ 大使館ホームページ "http://www.id.emb-japan.go.jp/index_jp.html 

○ 大使館閉館中の緊急連絡(24時間対応)

    021―3192−4308(代表)

    (続けて、@(日本語選択)のあと、A(緊急の要件)をプッシュしてください。)

○ 外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp

   http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp(携帯版)

 

 

 

 

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