第17話 お仕置き?…2(彼女サイト)
くちゅ……
ケントさんの節太い指先があたしの下着をずらせ、蕩けた花弁を左右に大きく押し広げた。
拡げられた蜜壷からは、止め処なくトクトクと蕩けた蜜液が溢れ出して来る。
そこへケントさんの指が……
「ぁあんっ!」
切ない溜息を漏らし、あたしの身体が弓なりに撓(しな)って顎が仰け反った。立てていたお尻が、更に天井を突き刺すように持ち上がる。
あたしはガマン出来なくなって、もじもじと腰を捻った。
「早くからそう腰を振らなくても結構ですぞ? ふむ、感度は中々宜しいようですな」
「ああん、焦らさないでくださぁーい」
ああん、感じる。カンジルよー……いよいよだわっ。
きっと、あたしは奥まで真っ赤になっているハズ。身体の奥が熱くてジンジンして来てる。
いやんもう、恥ずかしい……
だけどあたしが次を期待した時、急にケントさんが短く呻って、動かしていた手をぴたりと止めた。
「はぅん……?」
あたし、何かしたのかな?
あたしは訝って首を捻り、背後に廻っているケントさんを見上げた。
「……あのー、なにか?」
真剣にあたしの秘所を観察しているケントさん。もしかして、あたしのアソコってヘンなのかしら??? 普通の人とは違ってた……とか? 考えたくは無かったけれど、色がヘンだとか、もの凄く臭う……とか?
もしかしたら、あたしのアソコは普通の人とは違うのかしら?
ケントさんの反応に、俄かに不安になるあたし。
だ、だってぇ……
男の子同士で性器の比べっこっ〜ってゆ〜のは結構聞いた事あるけど、女の子同士で自分の性器を比べっこ……なんか遣った事なんか無いし、そんなの聞いた事なんか……
いや? あったわ。
あたしは十年前、噂になった女子中学生達の事を思い出してしまった。
確か、三組の女の子が女の子同士でえっちしちゃったらしいって、噂で聞いた事あったっけ。
その子達、一人は腰まであるサラサラストレートの黒髪に、紅い眼鏡がトレードマークのクラス委員長。もう一人は彼女にいつもくっ付いていたポニーテールの小柄な子と、確かもう一人は運動神経バツグンの赤毛の女の子で、保健室のベッドを二つくっ付けて……
って、うわぁー、今頃気が付いたけれど、コレって三人居るじゃないのよう?
女の子同士で愛し合うイケナイ場面を妄想しちゃって、チョッとだけドキドキしてたっけ。
急なケントさんの変わり様が気になり、思いっ切り退いてしまったあたし。
途端に全身から快感の波が、ウソみたいに退いて行ってしまう。
ああん、せっかく気持ち良かったのにぃいいい〜〜〜。
「これは失礼を致しました。美弥どのが大切な正宗様の想い人であらせられたとは」
「は?」
??? どしたの?
しかも『正宗様』……ってダレ?
って一瞬思ったけど、ひょっとしなくってもそれってトッキーの事……だよね?
さっき、ケントさんは『土岐さん』って苗字で呼んでいたのに、どうして急に畏まっちゃったのかな?
ケントさんはトッキーの『おじいちゃん』なのでしょう? なのに『正宗様』って呼び方するの、絶対にオカシイよ。
「あの……」
あたしはケントさんに、トッキーの呼び方について訊ねてみようと思った。
「あ、いや、暫らく」言いかけたあたしのセリフをケントさんは遮った。「美弥どの、度重なる失礼をお許し願いたい」
そう言ってケントさんは正座したままで二、三歩後ろににじり寄り、両手を床に着けて濡れたあたしのお尻に向って深々と頭を下げて土下座した。
「え?」
ナンの事?
あたしはケントさんとえっちしても良かったんだよ?
なのにナンなの? この流れ。
まるであたしがトッキーのカノジョ決定! みたいな口振りだし。
「失礼仕りました。私は之にて退らせて頂きます。それから、私が此方に参りました事、正宗様には暫らくご内密にして下さいます様お願い致します」
ビシッツとアイロン掛けされた純白のハンカチをポケットから取り出しと、ケントさんは丁寧に濡れた指先を拭き取りながらそう言った。
そして何事も無かったような顔に戻りポケットにハンカチを捻じ込むと、隙の無い立ち居振る舞いで美しく立ち上がり、すたすたと部屋から出て行った。
「ええ―――っ???」
あたしはさっきと同じ格好……腰を持ち上げた四つん這い状態のままで固まってしまう。
そして唖然として、ケントさんが消えて行った玄関のドアを見詰めた。
……って、もうお終いなのっつ?
あーん、何だか凄く物足りないよぉ〜〜〜! こんなの満足出来ないし。
酷いよぉ、ケントさん。
途中棄権で放置されてしまったあたしは、ケントさんが遣ってくれた気持ち良さの余韻にもう一度浸ろうと、ころんと仰向けに寝転がって自分のワレメに手を伸ばした。
既にトロトロになって、もの凄いコトになっちゃってる。
あたしは右の中指を、そっと花弁の奥へと忍ばせた。ヌルヌルしている熟し切ったあたしの身体に、中指がつるんと滑り込む。
「あんっ、んん……、はぁう……」
とっても気持ちイイけれど、朝っぱらから独りでこんな事してるだなんて……切なく感じる快感にあたしは身体をくねらせた。
ケントさんもだったけど、みんなどうして途中で止めちゃうの?
あたしは快感に身悶えながら、今まで途中棄権のオアズケの眼に遭っていた自分の過去を思い出してしまった。
上手くベッドイン出来ても、みんな『前戯』でストップしちゃって、そこから先を続けてはくれない。
もしかして……あたしのアソコが普通じゃないの? それともあたしが未だに『処女』だから?
自分でイロイロ思い付いておきながら、アレコレ勝手に悩んでしまう。
『お前、重過ぎんだよ』
『失礼ね! あたしの身長ならこの体重は軽過ぎるくらいなのよっつ!』
途中棄権して、そそくさとパンツを穿いた昔の男からそう言われて、言い返した事がある。
身長百六十で体重が四十七。これの何処が『重い』のよ?
『ダレが体重のハナシしてんだよ?』
『へ?』
『……オレ、帰るわ。もう逢わない』
惚けたあたしの表情を見て、ソイツは詰まらなさそうな顔をした。そしてあたしから視線を逸らせて軽く舌打ちをする。
この時も……あたしはやっぱり振られてしまった……
どうして? あたしの何がいけなかったの?
思い出している最中でも、あたしは中指の抜き差しを止めなかった。ついでに空いた左手で、薄い草叢を掻き分けてクリちゃんの皮を剥く。
「きゃん!」
指先が花芯に触れた。
ゾクゾクして堪らない快感に身体が跳ねる。
ぐちゃぐちゃと音を立てて中指が奥の蜜液を掻き出し、フローリングの床に着けたお尻の裏側まで流れ出す。
こんなに感じちゃってるのに、どうしてあたしから逃げ出すの?
股間に伸ばした左右の腕が、狭くなって逃げ場を失ったあたしの胸をこんもりと押し上げて擦った。
やん! 気持ちイイ……
「あぁあ……ん、ふぅう……」
身体中が火照って熱い。感じてフトモモの内側がびくびくと痙攣して、思わず膝を閉じてしまった。
同時に程よく開いた花弁が閉じて、あたしの中指を包み込む。
っあ、ダメ……い、イッちゃう……
レンタル衣装が……メイド服が汚れちゃうよぉー。
それでも手が止められなかった。
『感度はいいな……』
みんなそう言ってくれるのに、そこから先には進んでくれない。
……みんなって言っても、今まででケントさんを含めてたったの三人なのだけれど。
「あ、あああ―――っ!!!」
トッキーの部屋だと言う事を忘れてしまって、あたしは思わず大きな声を上げてしまった。
あたしってば、マジで男運が無いのかしらん?
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