
こちらでは、私の桂林・陽朔旅行をご紹介します!
「桂林・陽朔への行き方」でも書きましたが、私の旅は
関空から香港へ飛行機で飛び、香港空港からバスで深センへ。深センの銀湖バスターミナルから桂林行きの長距離バスに乗って陽朔へというものでした(帰りは陽朔から長距離バスで広州へ)。こんな行き方をする人はあまりいないと思いますが、安くて楽しいルートなのでぜひご参考に!
ちなみに、観光は桂林へは行かず陽朔を基点に、サイクリング&竹のボートで川くだり、川登りツアーに参加、龍勝棚田一日ツアーに参加等を体験して、山水画の世界を堪能してきました!
2004年のGW。連休が始まる一日前に休みを申請して、ANAの午前便で香港へ出発しました。桂林に行くには広州へ飛行機で入るのが一般的ですが、時はGW。中国には関空から日系ないしは中国系の飛行機しか飛んでいないので競争原理が働かないのかとにかくチケットが高い!中華系エアラインでもチケットは10万円ほど。広州から桂林へのフライトも手配しなければ、いけないしちょっと予算オーバーだなぁ、と、桂林行きを諦めかけた時、香港へのチケットなら全日空便でも5万円台で手に入ることを発見しました。
頭の中の計算機はクルクルと働き、香港行きのチケットを買うことを決意。香港と広州は近いので、香港から広州へバスか何かで行けばいいと考えました。
そして、色々と調べてみた結果、広州まで行かずとも、深センの銀湖バスターミナルから桂林行きのバスが出ていることを知ったのです。無鉄砲な私は、中国語もろくに話せないのに(買い物程度だけのカタコトです)、さっさと香港行きの飛行機に飛び乗って桂林を目指しました。
ちなみに、航空券を購入する時は、事前にAB-ROAD(エイビーロード)などで、各社の航空券の価格をチェックし、納得できるチケットを購入するといいですよ。(上記サイトで、予約も購入もできます。)
飛行機はANAを選んだので、香港空港までは何の問題もなく優雅に到着。空港を出て、早速深セン行きのバス乗り場を探しました。香港空港はアジアを代表する大きな空港なので、案内表示なども分かりやすく、長距離バスの乗り場にはすぐに到着することができました。
いかにも不案内な感じで大きな荷物を持った私がウロウロしていると、客引きらしきお兄さんが次々に話しかけてきます。香港では英語が通じるので、英語と筆談を交えながら、深センの銀湖バスターミナルに行きたいと話すと、それならこっち、と深セン行きのバスを教えてくれました。教えてもらったバスの受付係らしきお兄さんに、銀湖バスターミナルに行きたいと告げると、「このバスは羅湖バスターミナルに行くのだが(どうやら深セン行きバスの多くは深センの駅がある羅湖バスターミナルへ向かうようでした)、乗り換えて銀湖バスターミナルへ行けるようにしてあげる」、と説明されて、胸に何か目印のシールを貼ってくれ、とにかくバスに乗り込みました。

さすがに香港だけあってバスは快適そのもの。香港のごちゃごちゃした街を抜け、海沿いのなかなか美しい場所を通って深センへと向かいます。おそらく20〜30分走ったころ、バスは大陸とのボーダーらしき場所へ到着しました。みんな荷物を持ってドヤドヤと降りていきます。私もみんなについて降りていくと、運転手の助手のような人に中国語で手続きを済ませたらこのバスに乗れというようなことを言われました。しかし、彼には英語が通じず、良く分からなくて不安なままとにかく同じバスに乗っていた人にくっついて行けばなんとかなるだろうと、みんなとはぐれないように検問所に向かいました。
しかし、検問所に入ると、大混雑している上に、「外国人はこちら」というような張り紙があり、そちらに向かうと手続きが終わったころにはすっかり同じバスの人とははぐれてしまいました。不安な面持ちで建物の外に向かったのですが、幸いにも英語が話せる検問所のバス係らしき人が私を見つけて「こっちだよ〜」と案内してくれました。「良かった、他のメンバーと合流できるのかな」と思ったら、「ここからはこの車で行ってね」と小さなタクシーのような車を指さします。銀湖バスターミナルに行く人は少数派なのでバスでなくてこの車でということのようです。客は私一人。本当にこれに乗っていいの?・・・むちゃくちゃ不安です。この旅で一番不安な瞬間でした。

しかし、タクシーに乗るときにはちゃんとティッシュとお菓子ももらえて、意外なほど安全運転で車はスイスイと深セン市内を走り、お昼ごろ銀湖バスターミナルへ無事到着しました。到着すると、嬉しくなって早速バスターミナルに入ってみましたが、桂林行きのチケットを買おうとすると、どうやら閉まっている様子。バスチケットの売り場は夕方にならないと開かないと言われ、仕方なく付近をうろつくことにしました。しかしバックパックが重くて重くて・・・。困っていると、バスターミナルに売店を出しているおばさんが荷物を預かると声を掛けてくれ、安い金額で預かってくれました。助かったよ〜。
それにしても、銀湖バスターミナルは夜しかやっていないのか、私が行ったときがたまたまお昼休みだったのか(中国ではお昼休みが長いし・・・)、窓口が開いていないので、私はすることもなくバスターミナルの周りをウロウロすることになりました。銀湖バスターミナルは、回りに特に何もないところで、3時間ほど時間をつぶすのに非常に苦労します。近くのレストランでご飯を食べて、スーパーなどをウロウロ。 やっとチケットを買う時間になっても、チケットを買うのは10分ほどで終了。また出発の21:20まで何時間も暇を持て余して手紙を書いてみたり地球の歩き方を読んでみたり。本を持ってこなかったことを大後悔しました。ちなみにバスのチケットは260人民元(1元は約15円)でした。


夕方チケットセンターがオープンするとだんだんと人が増えてきて、各地へのバスの発車案内が始まりました。私が乗る桂林行きのバスにも、21:00ごろにはかなりの人が集まっていました。バスは「豪華バス」というだけあって、割ときれい。席は3列並びで、簡易的な2段ベッドになっています。土足禁止なのでバスに乗るときに靴を脱いで備え付けのナイロンに入れてしまっておきます。私の席は車内中ほどにあり、二段ベッドの上側。早速ベッドに寝てみると東洋人の女性には十分な空間。男性には少しきついでしょうが一晩程度ならそれほど窮屈ではなさそうです。


運転手さんの人柄によると思いますが、バスは意外と安全運転で出発。車内は暗く、早速寝るにもいい感じです。途中ひとり派手なお姉さんが延々携帯電話で話し始めたのですが、運転手さんや他の乗客からうるさいと注意されて10時ごろには静かな車内となりました。運転手さんによっては、カラオケをガンガンかけていたり、運転が荒かったりするというあたりはずれがあるようですが、私はラッキーでした。
夜は更け、私は心地よい揺れに誘われて夢の中・・・。 陽朔への到着が楽しみです。