
広州にやってきました。陽朔と比べてあまりの都会ぶりにしばし戸惑うほどの発展振りです。ここでは広州で楽しかったことをピックアップしてお伝えします。
広州は、5月初旬といえども日本の真夏のように暑く、少し歩いては露天で売っている飲み物を買って休憩という感じでした。広州には、あちことに健康系飲料の露天が出ています。冷え性に良いとか、漢方系の薬草が入った飲み物らしく、目の疲れに良い、とか色々書いてあり、私もその効能を適当に読み解いていくつか試してみました。ジュースを飲むよりは健康的な感じです。
最初は広州駅の真横のユースホステル広東国旅酒店に宿泊したのですが、こちらは中国への出発前にユースホステルのホームページで予約を入れていきました。でも、予想通り「予約なんて聞いてないわよ」、との対応。そんなこともあろうかと(というか、絶対その展開だと思っていました)、予約完了のお知らせの紙をプリントアウトしてあったので、それを盾に大交渉し、GWで満員と言い張るフロントのお姉さんを説得して、無事シングルルームにありつくことができました。GWは価格が上がるとか色々言われましたが、日本から予約していた価格で泊まることができ一件落着です。この部屋は日本円にしてだいたい1000円くらいの部屋です。バストイレは共同です。


ホテルの内部は悪くありませんでしたが、すぐ横の、悪名高き広州駅は人でごった返しているし、夜に部屋に帰るときなど駅前にたむろす流浪の民のような人たちがなんだか怖くて、あまりいい環境の宿とは言えなかったので、2泊してから沙面のユースホステル(当時は広東省外事弁招待所という名前でしたが、今は広東鵝潭賓館という名前になっています)へ移ることにしました。沙面は、広州の租界だったところ。欧州風の建物もたくさん残っており雰囲気がいいです。

沙面にはレストランやマッサージなど、外国人向けのお店が多く、洋館に洗練された中華風の装飾をしてあるお店がたくさんあります。この健康中心(健康センター)でも、漢方や鍼灸を扱っていますが、外国人向けに英語メニューのあるマッサージもあり、私も足マッサージにトライ!漢方の入ったお湯に足を浸けて温めてからのマッサージです。漢方の香りがいい感じでした。価格は一時間で1000円くらい。

沙面の物価は全体的に高いようですが、明るくて開けた感じで、外国人も多く安心感があります。女性の一人旅などだと、ここに泊まるのがお勧め!沙面にはいくつかのホテルがあり、私が泊まったユースホステルは安い宿ですが、すぐ近くには中国五大高級ホテルのひとつと言われる白天鵝賓館 (ホワイトスワンホテル)もあり、空港バス発着地になっているので空港へへ向かうときなどはすご便利です。また、白天鵝賓館は高級ホテルだけあって、ホテル内のお土産売り場なども洗練されていて素敵です。女性の方なら空港に向かう前に1時間ほどでも見て回ると楽しいと思います。他のホテルについてですが、沙面を歩いて見て回ったところ、ビジネスホテルクラスのホテルもいくつかありました。歩いて探せば、いくつか選択肢がありそうです。
広州で一番したかったことは、チャイナドレスを仕立てること!
広州の海印布市場へバスで行き(しかし、ここで道に迷いずいぶんと歩いてしまった。安いのでタクシーがお勧めです)、布市場といっても大きなひとつのビル。中には小さな店舗がたくさんはいています。グルグルと回って、シルエットのきれいなチャイナドレスを展示しているお店を見つけて、お店の女の子にこれを作りたいのですが、と声を掛けました。どうやらそのお店は仕立て屋さんで布を置いていない様子。


私が日本人で中国語がほとんど話せないと分かると、彼女が「一緒においで」と手招きしていくつか布屋さんを案内してくれました。好きな布を選べと言っているようなので、いくつかの生地を見せてもらい、気に入った生地を購入。それを持って二人で店に戻ると、採寸と、飾りボタンや裏地は何色にするか、など身振り手振りで簡単なデザインの相談をして、注文完了。帰国するから3日で仕上げてほしいと、筆談で頼むと、少し料金が上がるけど・・、とOKしてくれました。かなり上等な生地を選びましたが、布と仕立て代込みで7000円程度の買い物です。後日取りに行ってみましたが、サイズも完璧にフィットしているし、シルエットも素敵!すごく気に入っています。
広州は中国でも有数の大都市。日本ほど垢抜けてはいませんが、どこまで行っても繁華街ORそこそこ人が入る商店街という感じで、その発展振りにはびっくりしました。上下九路など、昔ながらの繁華街はもちろん、あちこちにおしゃれな小さな繁華街があり、香港資本のお店などがたくさん出店しています。


でも、やっぱり繁華街を一歩はいると、こんな昔ながらの風景が残っています。 こういう場所を歩くのも楽しいですね。

メインストリートから一本はずれた大通りはこんな感じです。レトロな建物、少し寂れた感じの街並みに南国の明るい光が雰囲気出しています。

広東料理はすごくおいしい! 広州には、北京などのいわゆる大観光都市ほど見所がないので、布市場や電器市場を巡ったら、チョコチョコお寺などを回って、街をブラブラするくらいでしたが、その合間に一人飲茶をしたり、おやつを買って食べたりするのがとても楽しかったです。一人だったので、人数不足でいいレストランなどには行けませんでしたが、庶民の味でも十分おいしかった!

広州では、なぜか日本人に巡りあえず、夕食を一緒に食べようと声を掛けてくれるのは欧米人ばかりで、結局ピザを食べたりしてしまい、みんなで飲茶を楽しむことができなかったことがとても残念でしたが、一人時間にはちょっとでもお腹が空いたらすぐに何か食べてみるという感じで、広東の味を楽しみました。

特に感激したのは、やっぱりエビワンタンメン。おいしくて毎日食べてしまいました。 安いお店がたくさんあって、本当にどこででも食べられるという感じなのですが、どのお店もおいしかったです。「鮮蝦雲呑麺」と書いてあるのが、海老ワンタンメンなので、みなさんもぜひ食べてみてくださいね。街の小さい食堂風のところなら50円くらいで食べられます。

広州での観光で素晴らしかったところのひとつは、陳氏書院(陳家祠)。かつて陳姓の人たちがお金を出し合って 作った族祀と書院だそうです。建物の美しさも然ることながら、建物内に展示されているものにも感動しました。と、いうのも現在では 内部が民芸博物館のようになっていて、中国南部のすばらしい美術工芸品を見ることができるのです。中国の美術工芸品好きの私は目がキラキラしてしまいました。

その他、六榕寺や光孝寺などのお寺も見学。中国でも大きなお寺の周りは仏具通りになっているらしく、お線香やお供えはもちろん、風水の本 謎の像、お守りなど、色々独特のグッズが売るお店がたくさん並びます。お寺の周辺を歩くのも楽しかったです。

ここでは客引きも宗教じみています。 お寺の門前でチケットを買おうとウロウロしている私に一人の男性が声を掛けてきました。めんどうなことになった、と思いつつ仕方なく一応返事をしてみると、どうやら彼は占い事務所(?)の客引きらしき様子。私の下手な中国語に、日本人と分かったようですが、めげずに占い事務所の名刺をくれて、「君、年齢は?結婚は?」などと超プライベートな質問を浴びせかけます。ついつい正直に答えてしまい、私が28歳未婚、と分かると、どうやら「はやく結婚したほうが良いから占いに来なさい」というような話しを始めて、占いに勧誘されました。中国語も分からんのに占ってもらったって仕方ないので、もちろん断りましたが、いろんな客引きがいるものです・・・。