
若き日の野望
私の実家は自営業だったので、私はどうも大企業がすごいとか
部長さんはえらいとか、出世はいいこととか、そういった会社関係の常識を
いまいち実感しないままに社会に出てしまいました。
学校卒業後もしばらくバイト生活。フリーターのはしりというやつでしょう。
当時はフリーターという言葉はなく、プー太郎と言われていました。
(ちなみに援助交際という言葉もなく、巷ではアルバイ春と言っていました)
当時はバイトでも残業して20万円くらいもらっていたので生活は楽でした。
………………今の収入とあまり変わらないじゃん(ちょっと脱力)。
……ま、それはさておき、バイトから中小企業の社員になったりしているうち、
周囲の話から会社員の中でも大企業の人には退職金という制度があって、
定年まで勤めた人は退職時には大金をもらえるらしい、ということを
知りました。そしてそれは私には縁のない制度だということも気づきました。
もしバブルのどさくさで大企業に勤めるなんてことがあっても、
自営業者の家庭で育ってどこか気ままなところのある私には、
ひとつの会社で定年まで勤めるなんて到底無理です。
そんなことを考えたとき、私は決心しました。
「退職金がもらえないなら、自分で退職金を用意しよう」
そして20代前半から私の節約生活が始まりました。
といってもたいしたことはしてなく、収入が多いときに
「ちょっとした贅沢」は楽しむけれど、
「生活のレベルを上げる」ことは絶対にしない、その程度です。
しかしそれほど無理なく、そこそこの貯金はできたので
自分には合っていたのでしょう。
当初は2000万円を念頭においていましたが、
収入の増加が見込めない今、目的達成はちょっときついと思います。
それでもちょっとずつは増やしていくつもりです。