わんちゃんとの暮らしが始まります

今日から家族の一員です。子犬のお母さんになったつもりで愛情いっぱいに育ててあげてくださいね。
犬種ごとに習性があります。よく理解した上で接して下さい。
準備するもの
犬舎やゲージ 日当たりと風通しがよく湿気の少ない場所
家の中は安全でゲージはなくても良さそうに思えますが低い天井があって体が直接見られない寝場所があった方が犬は落ち着けるもの。
トイレ 新聞紙やペットシーツ
食器
中身がこぼれにくい形態のもの、食事用、水飲み用の2点。
できれば、ステンレス製が良いでしょう。
まれに、ステンレスアレルギーを起こすわんちゃんも居ます。
口の回りの皮膚の状態を観察して下さい。
爪きり
伸ばしたままにしておくとジュータン・ゲージのフェンスなどに引っ掛かったり、自分で掻いた時に傷を作ってしまいます。
又、爪の中の神経ものびて爪きりをしても短くできなくなってしまいます。
手入れ道具
短毛種はブラシだけで十分ですが、長毛種は被毛が絡みやすいのでピンプラシ又は、スリッカーブラシでこまめにブラッシングして下さい。
首輪と引き綱
お散歩をする時に使います。
室内飼いの長毛種は毛玉になりやすいので、普段は首輪をしない方がいいです。
手続き
蓄犬登録と狂犬病予防接種
生後90日を過ぎたら、毎年1回(4月〜5月)蓄犬登録・狂犬病予防接種が義務付けられています。
お住まいの各市町村の保健所で確認して下さい。
その他の月は、最寄の動物病院で出来ます。
出来れば、集団接種より動物病院での個別接種の方が予診が充実しています。
料金はほとんど変わりません。
わんちゃんの主治医も決めておくと良いでしょう。
血統書の名義変更
任意で行います。名義変更とJ.K.C(ジャパンケネルクラブ)の入会は手数料が要ります。
旧所有者名義の血統書がお手元に届きましたら、裏面に新所有者の氏名など記入する欄があります。
手数料と共にJ.K.C各クラブへ送付して下さい。1ヶ月前後で新しい血統書が送られてきます。
ワクチンと病気について
わんちゃんを最低限の病気から守る為、是非行って下さい。
かかりつけの動物病院で1回〜3回ワクチンを接種します。
接種が終わって、7日〜10日でお散歩に行けるようになります。
わんちゃんの健康な状態
生後10日で出生時の体重の2倍・1ヶ月で成犬標準体重の1/10・2ヶ月で1/5・4ヶ月で1/2と増えれば健康に成長している証拠。子犬の体重が3日間増加しなくなったり、減少した場合は病気の恐れがあります。すぐに当ショップへご相談下さい。
日頃の健康管理は病気の早期発見につながります。

体温38〜39℃
 子犬は成犬より高い・午後は午前より高い
脈拍
 小型120/分・大型 60〜90/分
 子犬や小型犬は成犬や大型犬より多くなりますが一定の
 間隔で規則正しく脈打っていれば正常です。
呼吸
 20〜30/分
 子犬や小型犬は成犬や大型犬より多い。

【ワクチンで防げる病気】
 犬ジステンパー
  ウィルスによる伝染病でゆっくり進行。
  初期は嘔吐や下痢・高熱。進行すると目やに鼻水更に進行すると肺炎・脳炎を
  引き起こす。治っても後遺症が残ることもあります。
  空気感染をします。

 アデノウィルス
  アデノウィルスによる感染症で肺炎や扁桃炎など呼吸器病を引き起こす。

 犬伝染性肝炎
  アデノウィルスによる伝染病。進行が早い。
  食欲と元気がなくなる。嘔吐したり黄疸が出る。
  目が白く濁ることもあり、子犬は突然死する事もある。

 パラインフルエンザ
  パラインフルエンザウィルスによる呼吸器病で、咳や鼻水扁桃炎を
  起こします。細菌と一緒にケンネルコフと呼ばれる犬の風邪症候群を引き起こす事もある。

 パルボウィルス
  ウィルスによる伝染病。
  腸の炎症が引き起こす急性の病気。激しい嘔吐と血液の混じったひどいゲリ・脱水症状・
  敗血症を起こし、急速に体力が衰えていきます。ちょっと様子を見てからなどと
  思っていると手遅れになってしまうので注意。伝染性も死亡率も高い怖い病気。

 コロナウィルス
  腸炎を引き起こす感染症。下痢や嘔吐が起こる。
  パルボウィルスと混合感染すると症状は一層重くなる。

 レプトスピラ病
  スピロヘータという病原菌の人畜共通の伝染病。
  ネズミの尿から感染。嘔吐と食欲・元気がなくなり黄疸が出る。

【その他の病気】
 フィラリア
  蚊を媒介して感染。
  心臓や肺の血管内に寄生。犬の体内で成長。
  刺された時は小さい寄生虫でも、成虫になるとオスで10〜15cm、
  メスで25〜30cm。症状は、咳・疲れやすい・食欲不振。
  進行すると突然倒れたり、痩せてきたり腹水が溜まる。赤い尿が出る。
  ひどい症状が出るようになってしまうと、治療しても死亡してしまう事も少なく
  ありません。血液検査で子虫がいるか調べてから予防薬を与える。

 寄生虫
  定期的な検便で寄生虫(回虫症・鞭虫症・鉤虫症・条虫症・コクシジウム症など)
  発見して駆除しましょう。

ノミ・ダニ対策
 

薬店で販売しているもの、動物病院で扱っているものがありますが一般的にはプログラム(内服)・フロントライン(外用)を使えば、ほぼ駆除出来ます。
その他の方法として、首輪やシャンプーがあります。首輪にはノミ除け(殺虫成分が弱く簡単に入手)ノミ取り(医薬品扱いの劇薬の為、動物病院で入手)のタイプがあります。いずれも使用方法をしっかり確認して下さい。部屋の中は燻煙式の殺虫剤(アースレットなど)を使います。タマゴは殺すことが出来ないので、2〜3週間後再度行って下さい。また、掃除機で吸い取ったゴミは早めに処理。
わんちゃんの寝床のタオルなど洗えるものは、こまめに洗濯して常に清潔を心がけてください。ノミ・ダニの早期発見につながります。また、皮膚病の4大原因として外部寄生虫・細菌感染・皮膚系状菌症・アレルギーがあります。
日常の手入れとバランスの取れた食事でしっかりケアを。

食餌
決まった時間と場所で与えて下さい。犬は自分で食事を選べません。
飼い主の意思で決まってしまいます。栄養の偏った食事による弊害はペットが年を取るにつれ様々な病気という形で必ず表れます。たんぱく質・炭水化物・脂肪・ビタミン・ミネラルの5大栄養素が必要です。これ自体は人間と同じですが、摂取量が大きく異なります。たんぱく質は人間の6〜7倍が必要。塩分は半分以下。人間が生理的に成長するのに十数年かかるのに対して、犬はわずか1年で人間の6〜16才にあたるほど、猛スピードで成長を遂げます。子犬の成長力を支えるには体重1kgあたりで成犬の2〜3倍ものエネルギーが必要です。人間と同じ食事は肥満や栄養失調が心配です。手軽で便利なドッグフードを与えるのが一番良いでしょう。
犬に与えてはいけない物として、イカやタコ・シャケ・エビ・カニ、これは栄養価や消化が悪いです。大きな骨は歯が砕ける事があり危険。特に鳥の骨は針状に裂け、胃の中で貫通する危険もあります。絶対に与えてはいけません。
ヒキガエルを噛んだり、大量のチョコレートも中毒を起こします。玉ねぎ・ねぎ・にんにく・ワケギなどの玉ねぎ類は少量でも要注意。赤血球を破壊し貧血を起こします。
食事の後は歯磨きをして歯石が付くのを防ぎましょう。

 

便のチェック
フードにもよりますが、消化・吸収が良ければ固過ぎず軟らか過ぎずの便です。
炭水化物が増えると便の量が増えます。ゼリー状の粘液や寄生虫・血液が混ざっていないかもチェック項目。下痢でも体重がそのままか減るかで大腸性と小腸性などがありますから、子犬のうちは毎日体重を測り動物病院に係る時にしっかり伝えられるようにしておきましょう。決まったフードを与えていれば便のチェックがしやすいです。
尿のチェック 普段の健康状態の尿の量や色・臭いを知っておく事。
血が混じっている場合でも、ずっと血が混じっていれば腎臓・尿が出終わるとき少し血が混じれば膀胱炎が考えられます。便がコロコロして水をたくさん飲んだり、尿の量が増えたりした場合、腎不全・いつもより臭い時は細菌感染・色が濃いときは水分不足・脱水症状が疑われます。少しでもおかしいと感じたら動物病院へ。
しつけ
人と暮らすにはルールが必要です。基本は「アイコンタクト」お互いの視線を合わせる事から始めます。最初が肝心ですから甘やかさずしっかりとしておかないと大きくなってから甘やかさずしっかりとしておかないと大きくなってから困るのは飼い主です。ポイントは褒める事と叱る事。上手くできたら「よしよし」と抱きしめたり、頬ずりして、たくさん褒めます。失敗してしまったら、その直後に「ノー」・「イエナイ」など鋭く声をかけ長い間叱らないと良い。
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ポイント
根気良く毎日繰り返す・完全に覚えるまで他の事を教えない・上手く出来たら必ず褒める・覚えが悪いからといって叱らない。
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基本的なしつけ 「オイデ」「コイ」
散歩中、引き綱から離れてしまってもすぐ戻れるように事あるごとに呼んで憶えさせましょう。

「マテ」・「オアズケ」
来客時に興奮して飛び掛かってしまったり、散歩中交差点に入ろうとしてしまった時など、落ち着いて静かに待たせるように訓練しておく事が大切。食事の前などに待たせると覚えやすい。
「ヤメ」・「ノー」・「イケナイ」
禁止の命令。無駄吼えやおちている物を食べようとした時、犬同士のケンカなど、色々なケースで使います。特に苦情の出やすい無駄吼えについても警戒心の強い犬はなかなか泣き止まない場合もあるので厳しく叱る必要があります。声だけで制止が不可能な時は、鼻先を指で弾くなど体罰も時には必要になります。但し、制止を受け止めたら褒めてあげて下さい。
トイレトレーニング サークル内に新聞紙やペットシーツを敷きつめ別途スペースも確保して下さい。子犬は寝床では排便・排尿はしません。徐々に新聞紙やペットシーツを狭くしていきます。
上手く出来たら、サークルから出して遊んであげましょう。トイレは主に食後・寝起き遊んだ後にします。粗々をしてしまっても叱らず失敗を繰り返さないよう臭い臭いを完全に落としておきましょう。

お散歩 引き綱をグイグイ引っ張り、好き勝手に歩き回られないように「アト」・「ツイテ」など号令で飼い主の左側の真横かやや後方を歩けるようにしましょう。
ウンチは持ち帰りましょう。