斜里岳・一の沢川二の沢から
2004年8月8日(晴)
7日(土)
marboをピックアップし斜里へ。さすがに遠い。清里駅でコンビニ弁当を食べて、町内の公園でテントを張った。
8日(日)
天気は快晴。朝食を済ませ、登山口の清岳荘へ走る。車がならんでおり、かなりの登山者が入っているようだ。
清岳荘にも多くの人。
しかし沢装備は我々だけ。6時半を回って清岳荘を出発。一の沢川に沿って渡渉を繰り返し、下二股(CO880)で小休止。早朝の空気は気持ちがいい。日陰になっている二股から二の沢方向を見上げると、頂上付近に日が当たり明るく輝いている。暑くなりそうだ。
二の沢に入る。出合付近は流木が酷い。地形で沢であることは判るが、鬱蒼としてジャングルのようだ。ひたすら倒木・流木を跨ぐのは、沢を遡行する雰囲気ではない。水量も少ない。
15分ほど歩くと、沢は右に屈曲してゴルジュとなり、奥に滝がかかっている。水流脇を登ろうとしてスッテンコロリン。傾斜はないが、岩盤が磨かれていて登れない。ゴルジュの入り口まで戻り、右岸を高巻いた。
でかい岩(家一軒分ほどもあろうか?)が挟まったC・S滝が連続する。一つ目は簡単なチムニー登りで、二つ目は残置されたスリングをあぶみに使って、それぞれ左岸を登った。
このコースは岩盤の隙間を突くコース。
水流は極端に少なく、どうしてこんな地形ができたのか?再び大きな岩壁が立ちふさがる。岩の隙間を詰めると右手にポッカリと「穴」。「窓抜けの岩?」 そういえやあ〜 須築川の例の「穴」と同じだ??
なかなか地形図上の等高線の沢形を拾えず、沢形の大きい方、水の流れている方とルートを取る。沢が右に大きく屈曲し、正面にスカイラインが見えると100bほどのナメが現れる。脇の草付きを登ると水もなくなり、5分ほど背の低い草藪を漕ぐと岩壁の下へ出る。
この岩壁の上に玉石沢コースの登山道があるようで、ハイカーの鳴らす鈴の音が風に乗って流れてくる。岩壁基部を右手にトラバースし、岩壁を左上するバンドの草付きを見つけた。ロープを出して、岩壁上部へ出た。ちょうど下山してきた登山者が見守る中、2番手でchibaチャンを引き上げた。marboはフリーで。
玉石沢コースとの合流点は、両側はスッパリと切れ、ワイヤーが張られたあの岩ポコの直下だった。吹雪の中登った2年前の正月を思い出した。こんなところだったのか。もう斜里頂上は指差しの先。稜線上の踏み跡を辿り、最後の急斜面を登る。左手は「北壁」。こんな所を登るのか?
頂上は11時50分。ずいぶんと時間を掛けてしまった。この頃からオホーツク側には雲が湧きだし、期待していた頂上からの展望はきかず、残念。しかし日差しはまだ強く、暑さの厳しい頂上だった。
下りは、一般道(沢コース)で下山。ガレの急斜面にジグが切られている。ネオプレーン靴下は3度目の沢となっても依然としてきつく、つま先の痛みが消えない。どんどん下る2人の後を泣き泣き追いかける。沢コースは一の沢川に沿ったルートで、大小の滝をかわしながら沢靴の強みを活かしてガンガン下った。 斜里の登山道は、なかなか面白いのではないか?
車に戻ると、ルーフケースが空いているではないか。中身は当然空っぽ。前夜のテント泊で使った銀マットとエアーマットを来る途中で落としてしまったらしい。なんてこったい。
しかし、清里市街へ向かう途中、道路脇のガードレールにマットがかかっているのを発見。付近の農家の方か、通りかかった登山者の方か?感謝。とってもいい気持ちで斜里岳を後にした。
コースタイム
清岳荘発(6:40) ⇒ 下二股(7:20〜7:40) ⇒ 稜線上玉石沢
コースと合流
11:30)⇒ 斜里岳頂上(11:50〜12:20) ⇒
清岳荘 着(14:40)