DirectX10 EmptyProject

DirectX10 November 2008 の EmptyProject を自分専用のフォルダーにコピーします。

前田稔(Maeda Minoru)の超初心者のプログラム入門

プロジェクトの作成

  1. 最初に DirectX10 SDK (November 2008) をインストールして下さい。
    DirectX のインストールは DirectX10 のインストール を参照して下さい。
    規定値では次のフォルダーに格納されています。
    c:\Program Files (x86)\Microsoft DirectX SDK (November 2008)\
  2. DirectX10 の include file と library file のパスを設定します。
    詳細は Windows Guide を参照して下さい。
  3. DirectX をインストールしたフォルダーには「読み取り専用」属性が設定されています。
    これを解除することも出来るのですが、今後のことも考えて自分専用のフォルダーを作成してコピーしてみましょう。
    SDK のサンプルプログラムは、単にプロジェクトのフォルダーをコピーしただけでは動きません。
    特定のプロジェクトだけをビルドしたいときは [DirectX Sample Browser] を使う方法がお勧めです。
    詳細は プログラムを自動的に作成する を参照して下さい。
  4. DirectX のプロジェクトを格納するフォルダーを作成して下さい。
    私は "c:\DATA\DirectX\November2008\01DirectX10\" のフォルダーを作成しました。
  5. Sample のプロジェクトからは、相対的に DXUT のソースコードが組み込まれています。
    そこで DirectX SDK から DXUT をフォルダーごとコピーして下さい。
    コピー元のフォルダー
    c:\Program Files (x86)\Microsoft DirectX SDK (November 2008)\Samples\C++\DXUT\
    コピー先のフォルダー
    c:\DATA\DirectX\November2008\DXUT\
  6. 次に最も簡単な基本となる EmptyProject10 をコピーして来ます。
    コピー元のフォルダー
    c:\Program Files (x86)\Microsoft DirectX SDK (November 2008)\Samples\C++\Direct3D10\EmptyProject10\
    コピー先のフォルダー
    c:\DATA\DirectX\November2008\01DirectX10\EmptyProject10\
  7. このとき注意しなければならないことは、EmptyProject10 のプロジェクトと DXUT の相対的な位置関係です。
    DXUT に格納されているソースファイルはプロジェクトのフォルダーから相対的に参照されています。
    例えば DXUT.h は、次のように(プロジェクトのフォルダーの親の親の DXUT)組み込まれています。
    "..\..\DXUT\DXUT.h"
    従ってプロジェクトをコピーする場合は、相対的な関係を維持しなければなりません。
    またヘッダファイル(*.h) にはパスを通さなければなりません。
    詳細は 前田稔の超初心者のプログラム入門 から 「超初心者のプログラム入門(C言語 Windows)/Windows Program Note/ソースコードを共有する」を参照して下さい。
  8. EmptyProject10 のフォルダーに格納されているプログラムをビルドして、正常にビルド&実行が行われることを確認して下さい。
    プロジェクトのフォルダーに格納されている EmptyProject10_2005.vcproj または EmptyProject10_2008.vcproj をダブルクリックして立ち上げます。
    正常にコンパイルされて DirectX のウインドウ(枠)が表示されたらOKです。
  9. 同じ要領で他のプロジェクトも試してみて下さい。
    このようにして作成したプロジェクトは DirectX Sample Browser を使ったときに比べて、毎回 DXUT やリソースがコピーされることはありません。
  10. Samples の中には Media のフォルダーを参照しているプロジェクトもあり、異なるフォルダーに移すときは要注意です。
    Media のフォルダーにはサンプルプログラムで使用する3Dモデルや画像ファイルが格納されています。
    Media に格納されているリソースを参照しているプログラムを動かす場合は、これもコピーして下さい。
    コピー元のフォルダー
    c:\Program Files (x86)\Microsoft DirectX SDK (November 2008)\Samples\Media\
    コピー先のフォルダー
    c:\DATA\DirectX\November2008\Media\
  11. この方法でプロジェクトを作成するときは、バージョンアップに対応できないことに注意して下さい。
    バージョンアップは、ライブラリや DLL や DXUT のソースやプロジェクトに組み込まれるソースに対して、修正が加えられます。
    従って、OSとコンパイラと DirectX のバージョンの組み合わせが悪いと動きません。
    私も Visual Studio .NET2005 & Aug 2007 で作成したプロジェクトが、C++ 2010 Express & June 2010 の組み合わせで動かなくなりました。
    バージョンアップに対応するには、毎回 DirectX Sample Browser を使ってプロジェクトを構築する方法がお勧めです。

前田稔(Maeda Minoru)の超初心者のプログラム入門

超初心者のプログラム入門(DirectX10 game program)