こうすれば受かるMBA 2007

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 ■ 執筆者紹介

 

【ハンドルネーム】 H.Y.

【進学先】             Cambridge

【他の合格校】       なし

【途中辞退】          なし

【WL】                   なし

【不合格校】          Chicago, LBS, Yale, UCB

【年齢・性別】        32歳 男

【職歴】                日系素材メーカー9年、外資系化学メーカー1年

【私費/派遣】        私費

【最終学歴】         慶応義塾大学 経済学部卒

【GPA】                 2.9

【TOEFL】             270(L26 G29 R27 TWE5.5)

【GMAT】              700(M50 V34 AWA5.5)

【海外経験】         小学2-5年(フランス)

【コメント】            薄氷の勝利。

 

■ なぜ今MBA?

 1. 今まで働いてきた中で蓄積された知識の整理。

 2. 過去の成功体験に縛られて失われてしまった思考の柔軟性を取り戻すため。

  3. 長中期のキャリア・チェンジを行うための布石を作るため。

 

■ スケジュール・費用

全般的な受験スケジュール

2006以前             : 個人勉強・TPRJ・KAPLAN等… 

2006年1-3月      :  YES (GMAT SC)  TOEFLは3月に270(CBT)が出て一旦終了

2006年3-4月       : AffianceでGMAT(Math、Verbal)学習(3-4月)その後8月まで自習。

2006年8-11月      : GMAT (610⇒580⇒610⇒700) 10月からエッセーを始動

2007年1月           : LBS, Yale, Cambridge, Chicago, UCB出願(CAM以外全て2nd)

2007年2月           : CambridgeとChicagoからInterview offer Cambridge 合格

2007年3月           : Chicago不合格通知  

 

■ 費用(前回受験準備ではなく今回のものに限って書きます。)

  ・予備校費用(2006年だけで見ると)  75万円程度

  ・ エッセー・カウンセリング費用        85万円程度

  ・ 出願費用                  10万円程度

                                                                       

   合計                                      170万円程度

 

■ 予備校選び

Affiance

MBA受験は想像していた以上に大変でしたが、この予備校で知り合った仲間達にずいぶんお世話になりました。ここで得た人脈は将来、必ず役に立つと自信を持ってお勧め致します。GMATの点数が出るかは個人差があると思いますが、高得点を取るための勉強を教わることが可能です。

 

YES

IFの元看板講師の吉井先生の個人塾です。SCで悩んでいる方にお勧めです。素晴らしい授業だと思います。

 

Future Education Center

EssayのカウンセリングとしてAffianceの受講生仲間から紹介して頂きました。木下先生−TomのコンビでEssayを仕上げました。 この予備校の最大の売りは木下先生の丁寧なカウンセリングだと思います。上手くEssayの構想をupgradeしたい方にお勧めです。

 

■Resume

如何に他人と差別化できるかがとても重要になってきます。 A4一枚に、自分の実績・特徴を最大限にPRする必要があります。 Essayのネタを書き出す元になるのでカウンセラーのアドバイスを参考にしながら作成することをお勧めします。

 

■TOEFL

単語をしっかり覚えましょう。 TOEFL英単語3800(旺文社)がお勧めです。 日頃から英語の雑誌を読むようにして、速読のコツを身につけることが大事です。 iBTになってから、文法等は参考書をひたすら繰り返しやっていてもうまくスコアが伸びない、という声も聞いています。 さすれば、尚更、単語と英文読解を鍛える意味で英文雑誌を読みましょう。

 

■GMAT

1.SC

独学では6-7割が限界だったのでYESに通いました。元IFの看板講師である吉井先生の解説を聞くこと、問題を何度もやり直すことで最終的には8割以上取れたのではないかと思います。

GMATのSCTOEFLと違い、文法的に正しいではなくてベストな表現を選ぶ問題なのでパターンをどれだけ理解しているか、だけでは乗り切れません。プロに教えて頂く効果が大きいと思います。

 

2.CR

比較的得意な分野でした。

市販されているオフィシャルガイドと実際に出る問題にはさほど差が無い気がします。読解力を問う新傾向の問題が出ることもありますが、単語をきちんと覚えていれば大丈夫だと思います。

 

3.RC

実際の問題はオフィシャルガイドよりもずっと短く、おそらくNativeにとっては最も簡単なセクションになりつつあると思います。つまり、絶対に捨ててしまってはいけません。文章の内容よりも構造を捉えることに注意して読みましょう。速読と読書量が必要なのでオフィシャルガイドを3回繰り返しやって、その都度制限時間を短くしていくといいと思います。おそらく同じ問題を何度も間違えることになるので、なぜ間違えるのかチェックして自分なりの解説を作ることが大切です。

 

最後に、GMATでは時間管理が大変重要な要素であることをコメントします。MATHでは解き方が分かっても時間が掛かる解法は命取りになります。VERBALでは分野に関わらず、諦めて飛ばさなくてはいけない問題が出てきます。こうしたタイムマネジメントや自分よりも早く解く方法については友人と一緒に勉強しなければなかなか習得できないと思います。

 

■エッセイ

 “Why MBA?” “Why this School?” “Why now?”は最低限として押さえ、”How I can contribute”が伝えられると良いのではないでしょうか。実はEssayに行く前に2校落とされているのであまり自信を持ったコメントが出来ません。ただ”Why this school”のところではなるべく具体的な話を書いた方が良いと思います。 例えば、自分と同じようなBackgroundを持っている人がいて、その方とコンタクトして実際にその学校に行って役に立つ授業がある、とコメントをもらったとか。

 

■推薦状

 前の会社の上司&同僚に書いて頂きました。 実際には、私が原稿を作成して、1-2時間程打ち合わせて追加・修正すべき点を指摘頂きました。 推薦状では特に”欠点”について具体的にコメントをもらうように心掛け、MBAに行くことでそれがPositiveな結果に結びつくという、storyを構築して頂きました。

 

■志望校・出願先の選定

 自分は将来アカデミックな業界と繋がりを持ちたいという気持ちがありましたので、名の通った総合大学を選びました。また、製造業に10年間勤務し、新商品開発、新規事業開拓を担当していたこともあり、MOT(Management of Technology)系に強い学校、新規事業に関するMarketing Projectができる学校を選びました。 更に苦手と思われる科目を優先的に取れるカリキュラムの自由度を重視しました。受験した5校の中でもその全ての欲求を満たしている学校はありませんが、これらの学校であれば誤差範囲内ということでOKとしました。

 

■インタビュー

インタビューはCambridgeの場合、On Campusが原則です。 在校生やOBに連絡を取ったところ、基本的に落とすための面接ではなく、よりCambridgeの魅力を理解してもらうための面接であるとことで、比較的リラックスして臨みました。 実際には”tell me about yourself?”の後は経歴とは全く関係の無い“トヨタについて知っていることを言ってみて。”で始まり、Logicに英語をしゃべれるかをテストしているようなインタビューでした。あまり参考にならないかもしれませんが、インタビューはEssayで自分が行った内容について簡潔に説明できるようにしておけば良いと思います。ここまできたら、PRして、悔いを残さないようにしましょう。

 

■ その他のアプリケーション提出書類

特になし。

 

■ アプリケーション提出後〜合格通知入手

これは、やっておけばよかったと思うのが、在校生にコンタクトを取ること。あらゆるつてを使ってコンタクトを試みて、自分と似たBackgroundの人を紹介してもらうことが有益だと思います。

 

■ その他役立つ情報

 MBA tourなどのイベントにはなるべく参加しておいて損は無いと思います。確かにGMATの勉強も大事ですが、Essayのネタを拾うためにも在校生・卒業生の方とコンタクトをとることは大変有益だと思います。

 

■ MBA受験を振り返って

MBA受験だけではありませんが、”あきらめないこと”は重要だと改めて気がつきました。自分がMBAを最初に現実的なものとして意識したのは、ハーバード・ビジネススクールで学んでいた中学からの友人が僕にClass Sit-inを勧めてくれた時です。90人の教室でCase Studyをするのですが、授業が始まると同時に、いっせいに複数の手が上がり、テンポ良く展開されていく様子に最初は圧倒されていました。が、良く聞いてみると、”ん、お前、それはちとしょぼい意見でないかい?”と思える自分がいて、その時、”これなら俺でもいけるんじゃない?”という尊大な勘違いから、MBAへの挑戦が始まったわけです。もう4年以上も前のことです。それからTOEFL、GMAT、担当変更、転職…諦める要素はいくらでもありましたが、中途半端に終わらせてはいけない、という思いがあったことが合格の要因ではないかと思います。もうひとつ忘れてはならないのが、今年受験勉強を共にしてくださった方々との”交流”です。MBAの醍醐味の一つにネットワークを広げる、ということがあるかと思いますが、今年受験勉強を通して受験以上に大事な”同じ目標に向かって頑張っている人に如何にContributeするか?”ということを学んだ気がします。自分はこれまで、どちらかといえば、何でも自分でこなして実績を上げて来たと自負していましたが、今回の受験は独学では絶対、合格は勝ち取れなかったと思います。

 

最後に、サポートしてくださった方々にお礼が言いたいです。 良い結果を報告できて嬉しいです。薄氷の勝利ではあったけれど、次のStepへの扉を開けることができました。 応援してくれた皆さんに恥ずかしくないようなキャリアを構築しなければいけない。 そして、これから受験する皆さんに最大限のサポートをしたいと思います。 ご質問があれば、遠慮なくコンタクトして頂ければと考えております。ありがとうございました。