こうすれば受かるMBA 2007

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 ■ 執筆者紹介

 

【ハンドルネーム】 ろん

【進学先】             New York University

【他の合格校】      USC、University of Washington

【途中辞退】          なし

【WL】                   なし

【不合格校】          Stanford、Northwestern、UC Berkeley

【年齢・性別】        28歳・男

【職歴】                ITコンサルタント歴約6年

【私費/派遣】        私費

【最終学歴】         The George Washington University

【GPA】                2.80(涙)

【TOEFL】            免除

【GMAT】             710(m:47,v:42, AWA:5.0)

【海外経験】        アメリカ16年、イギリス4年

【コメント】           海外歴の長い帰国子女ですが、「二流大学を三流の成績で卒業」した学歴です。

                        少しでも参考になればうれしいです。

 

■ なぜ今MBA?

 

父親が30年以上前にWhartonのMBAを出ていることから、昔からMBAは身近に感じていました。キャリアを6年近く積み、Senior Consultantに昇格して次のステップを考えた際にMBAを意識しました。また、年齢的に今いかないと一生いかないことになると思い、漠然と「いずれは」と思っていたことを実現してしまえ、と考えました。Why MBAは「よりグローバルな舞台で活躍するため」や「将来的にベンチャー支援をするための知識を得たい」といったところです。また、単純にアメリカに住みたいという薄っぺらい願望もあり、MBA取得後アメリカで働くという流れを考えるようになりました。

 

■ スケジュール・費用

 

2006年4月    昇格を機にMBAを本格的に意識し、CaplanのGMAT参考書を購入。

2006年5月〜9月 地味に通勤電車の中でGMATの勉強 

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2006年9月 腕試しにGMAT受験。思いのほか高得点がとれ、志望校を考え直す。

2006年10月 エッセイスタート。一人でできる限界だと感じ、PrincetonReviewに。

2006年11月 思い立ってキャンパスビジットに。USCの面接を行う。USCとNYUは月末にサブミット。

2006年12月 UC Berkeleyにサブミット。年末年始はエッセイ漬けで引きこもる。

2007年1月 Stanford、Kellogg、UWにSubmit。Kelloggのインタビュー。

2007年2月 UWのインタビュー。USCから合格通知。

2007年3月 KelloggからDing。UWから合格通知(奨学金付き)。BerkeleyからDing。NYUのインタビュー(@上海)。NYUから合格通知。StanfordからDing。

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■ 費用;

 

GMAT、TOEFLの予備校に通わなかったため、かなり安上がりでした。キャンパスビジットが20万程度、エッセイのカウンセリングが14万程度、あとは上海に夫婦で旅行がてらNYUの面接にいったのでその出費が20万程度(上海ガニ&小龍包代込み)。その他出願費など含めて70万円程度だと思います。

 

■ 予備校選び

 

特にリサーチしたわけではないですが、名前を知っていたPrinceton Reviewにお願いしました。

 

■Resume

 

1ページで収まるように、アピールすべき点に絞って書きました。また、アピールすべきでない点(大学のGPA)はあえて書きませんでした。あとは自分の業界のことを知らない人が読んでもわかるように意識しました。忘れられがちですが、レジュメはアプリケーションの顔になるので結構気を使いました。

 

■TOEFL

免除

 

■GMAT

 

原稿作成中。

 

■エッセイ

 

一人で進める限界を感じてPRにカウンセリングをお願いしました。ちょうど勤め先が電車の終着駅でほぼ毎日座れたので帰りの電車で書くのが日課でした。あとは帰宅後の夜中1時から3時くらいに書いていました。ゴールのエッセイが一番苦労しました。短期ゴールはちゃんとしたイメージがあったのですが、長期のキャリアゴールについては、そもそも設定する必要があるのか懐疑的な人種なので説得力を持たせるのが大変でした。結局、自身の今までのキャリアと短期ゴールの延長線にまっすぐにもっとも論理的な線を引くとどこに行き着くのかを考え、キャリアゴールとしました。と書くと非常に簡単ですが、実際には2ヶ月くらい悩みました。 エッセイのカウンセリングは5回のみですが、カウンセリングの前後では品質が全く違っていました。文言レベルではなく、Adcom視点からどう感じるか、という点を主にフィードバックしてもらいました。ゴールのエッセイは本当にゴールである必要はなく、読む側がそれがゴールだと信じられればよい、と言われてかなり気が楽になりました。大事なのは説得力(熱意&自己分析能力)だと思います。

 

■推薦状

 

自社の社長と元上司にお願いしました。社長にお願いする時点で会社を辞めることを伝えないといけないため、結果的に推薦状をお願いする時点で退路を断つ形になりました。よく考えると「辞める手伝いを社長にさせる」という何とも理不尽な行為ですが、非常に快く承諾いただけました。ありがたい限りです。社長は日本語で一度書いてもらったものをざっと翻訳し、残りは自身で修正してもらいながら全学校分登録してもらいました。上司は英語が全然だめなので何度かミーティングをしてネタをもらった上でこちらで書きました。エッセイと推薦状の語調が同じになるのが嫌だったので日本語の箇条書きで書いたものをうちの奥さんに英文に翻訳してもらいました。スタンフォードだけは同僚の推薦状が必要だったため、留学経験のある先輩にお願いしました。

 

■志望校・出願先の選定

当初は学部のレベルと低いGPAから、トップ校を受ける気すらなかったです。「Stanfordを受験するのは別世界の人、自分はどっか二流のとこに引っかかれば御の字」という謙虚(?)な姿勢で考えていました。で、GMATを受けてみて自分でも驚きの700点台を出してから実際どこ受けるべきか悩みました。結局、下記としました。

 

・Stanford(記念受験)

・Berkeley(GPAが3をきると望み薄い)

・Northwestern

・NYU

・USC

・UW

 

UCLAは過去の動向からGPA2台の人は無理そうだと判断しました。あと、当初はDartmouth、Cornell、親父の後をおってUPennとかも考えたのですが、アカデミックなイメージの校風は合わないだろう、ってことで対象外にしました。また、南部には住みたくない、という理由からUVA、Duke、UNC、UTなども対象外にしました。校風のイメージやアメリカのエリアの特性などがわかる分、他の日本の受験生に比べてカルチャーと場所に重みをおいて選定したと思います。特に校風は、2年間一緒にすごす人たちとうまくやっていけるかの土台になるので、志望校選定時には重要視されるべきと思います。合計6校受けたのですが、作業負荷的には結構ぎりぎりで、これ以上だったら多分きつかったと思います。全部送り終わってから「あそこも受ければよかった」とか無駄な思考は走りつつも冷静に考えると志望校はバランスよく選べたと思います。

 

■インタビュー

 

USCのみオンキャンパスで他はオフキャンパスでした。カウンセラーとのモックインタビューなどは一度もせず、行き当たりばったりにやりました。Kelloggはアラムナイの方と面接し、想定していなかった質問をされ、しどろもどろになってしまいました。Kelloggの敗因はGPAと面接にあると思っています。アプリケーションの中で、弱みが1つあっても受かることはあるけど2つできてしまうと相当ツライと感じました。Kelloggでの反省を踏まえ、NYUの面接はガッツリと準備していきました。NYUはアプリケーションをしっかり読み込んでから面接してくるので、自身のアプリケーションセット全体(エッセイだけなく)を俯瞰し、かつ過去問をあさってどういうことを聞かれるか想定しました。その結果、面接は予想通り「あなたの学部の成績はあまり芳しくなかったようですが。。。」で始まり、聞かれたことは全て想定の範囲内でした。インタビューは一発勝負なので、失敗すると悔やんでも悔やみきれないのでしっかり準備していくことをお勧めします。

 

■ その他のアプリケーション提出書類

なし。

 

■ アプリケーション提出後〜合格通知入手

特に何もせず。

 

■ その他役立つ情報

 キャンパスビジットは行って正解でした。結局進学先はビジットしていないところになりましたが、MBAの雰囲気をつかむのと、気合入れに有効でした。あと、ウェブでの情報収集は基本です。BusinessWeek.comの会員は30ドルくらいでなると結構色々な情報にありつけました。志望校選定時やエッセイ作成時には役立ちました。

 

■ MBA受験を振り返って

最初にUSCから合格をもらったときは本当にほっとしました。社長まで巻き込んで留学すると宣言していて全部落ちたらシャレにならん、という不安が解消した瞬間でした。その後、10年前に学部受験時にFirst Choiceで当時は見事にDingだったNYUから合格をもらい歓喜に踊りました。ただ受験プロセス自体は大変で、プロジェクト中だったので業務が多忙の中、両立させてバランスをとるのに苦労しました。また全部アプリケーションを送り終わってから結果が出るまでの宙ぶらりんな心境は結構つらかったです。 ただ、MBA受験は自分を見つめなおして自己分析するのには絶好の機会だと思います。楽しんだもの勝ちなのでGMATはパズル気分、エッセイは自伝を書いてる気分でわりと楽しみながらやれたと思います。でももう一度ヤレと言われたら0.2秒で断ります(笑。長くて辛いプロセスですが本当の佳境(修羅場?)は 1〜2か月程度なので気合と勢いでやり抜けられる期間だと思います。結論が精神論になってしまいますが、これから受験されるかたは、MBA受験は「無駄な徒労」ではなく「報われる苦労」だと信じて頑張ってください。