こうすれば受かるMBA 2007

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 ■ 執筆者紹介

 

【ハンドルネーム】 kaz1204

【進学先】             MIT Sloan

【他の合格校】      UC Berkeley, Virginia Darden

【途中辞退】         無し。

【WL】            無し。

【不合格校】         HBS, Wharton

【年齢・性別】       32歳、男性

【職歴】               総合商社9年(プラント輸出⇒情報産業)

【私費/派遣】       私費

【最終学歴】        九州大学経済学部経済工学科

【GPA】               3.02

【TOEFL】       スコア iBT) Total 108 (Reading 29, Listening 28, Speaking 23, Writing 28) 

             スコア◆iBT) Total 109 (Reading 30, Listening 29, Speaking 22, Writing 28)

【GMAT】         690 (V 36, M 48, AWA 5.5)

【海外経験】        学生時代に一年米国で遊学、商社で米国駐在6年半

【コメント】            瞬発力の受験でした。

 

■ なぜ今MBA?

(1) 出会った超優秀な経営者達への憧れ。 米国勤務の6年半の間に、尊敬できる優秀な経営者達に会ってきましたが、その多くはMBA出身者でした。彼らの活躍ぶりを目の当たりにして、自分の中にMBAへの憧れが醸成されたのだと思います。

 

(2) 意思決定のスピードを高めたかったこと。 情報産業分野での新規事業立ち上げや投資のデューディリジェンスなどを通して、競争に勝ち抜くためには正しいだけでなく迅速な意思決定が必要であることを痛感してきました。正しく迅速な意思決定をするためには、‖侶呂世辰神賁臙亮院淵侫.ぅ淵鵐后MOTなど等)の習得と、▲咼献優校弭佑鯏按貪に鍛え抜く事が必要と考え、その両方を効果的に高められるMBAを志しました。

 

(3) 時間を買った。 ビジネスで成功するためにMBAは必ずしも必要なものではなく、あくまで選択肢の一つです。実務を離れて学校に行くよりも、日々の仕事を通じて学べることもたくさんあると思います。ただし日々の業務には上記´△箸牢愀犬里覆ぁ△い錣罎觧務も付き物。一日15時間働いても、´△琉戮乏笋韻觧間はそれほど多くはないと思います。一方でビジネススクールなら、一日中そのトレーニングをやるわけですから、時間効率は断然よいはず。そういう意味で、二年という時間を投資することでもっと大きな時間を買うことにしました。 実はMBAに合格した後、本当に行くべきかどうかを再度考え込んだ時期があり、数多くの方とご相談した上でやはり行こう!と決めました。その中で一番の判断材料となったのは、MBA経験者の皆さんが例外なく「MBAの二年間は素晴らしい経験。勉強以外にも人生観を変えるような出会いやイベントがたくさんある。やむをえない事情がないかぎり、絶対行くべき」と言っていた点です。 やってみて初めて見えることがある、人生を変えるような経験がそこにあるのなら是非行こう、と考えて留学を最終決断しました。

 

■ スケジュール・費用

2006年9月末    受験を決意、GMATの勉強を始める。

2006年10月  : 第一回GMAT受験、玉砕。GMATの勉強を加速。

2006年11月  第二回GMAT受験、690が出たのでとりあえず終了。翌週TOEFL(iBT)受験、108。スピーキングのスコアを上げる為 

2006年12月   12月第一週にTOEFL(iBT)を再受験、109で(時間もなく)終了。 

2006年12月〜2007年1月   エッセイに没頭。今までの人生で一番睡眠時間の短い時期。

2007年4月   出願結果 判明。MIT含む三校に合格。

          :

 

■ 費用

 

エッセイカウンセリング料: 約100万円

GMAT & TOEFL受験料: 約10万円

書籍費用(参考書など): 約5万円

出願料: 約15万円

旅費・交通費: 約20万円

合計: 約150万円

 

こうやって見ると金のかかるMBA受験ですが、自分の場合はエッセイ対策に尽きます。スケジュールが非常にタイトだったため、エッセイ対策には消化不良を承知でガンガン投資しました。GMAT&TOEFLが独学だったのでその分は費用を抑えることができました。

 

■ 予備校選び

【アゴス(当時プリンストンレビュージャパン)】

エッセイカウンセリングでお世話になりました。米国駐在中に受験したため、米国内の類似サービスを活用することも検討しましたが、やはり日本人アプリカントの特性・アピールポイントを知っているカウンセラーにお願いすべきと思い、日本で受験した友人が薦めるアゴスに電話で交渉し、Skypeでカウンセリングをやってもらうことにしました。カウンセラーはAM氏にお願いしました。いいものはいい、ダメなものはダメとはっきり言う姿勢が、自分の性格にも、残り時間がない状況にもちょうどフィットしており、ベストチョイスだったと思います。エッセイの代筆等は一切しないIntegrityの高い姿勢も素晴らしいです。

  

■Resume

GMAT、TOEFLのスコアが出た後、エッセイを書き始める前の11月下旬に取り組みました。自分でまずやってきた仕事をロングリストで盛り込み二枚にまとめたものを、優先順位をつけて一枚に編集して アゴスのカウンセラーに見てもらいました。カウンセラーからは一部Action verbの使い方や項目の順番に変更が入ったものの、大枠では変更なしでした。 自分はエッセイを書き始める前にレジュメを9割がた完成させたのですが、後になって考えるととりあえずロングリストの状態で残しておいてもよかったかなと思います。というのも、エッセイを書き始めるとそこで自分のセールスポイントがはっきりしだすものであり、それに応じてレジュメの内容に微調整が必要になってくるからです。また、キャリアゴールについても同様です。皆MBA受験を意識した段階で漠然とした将来の夢・ゴールについての構想は持っていると思いますが、いざエッセイを書き出すとその細部が固まっていないことに気付くはずです。レジュメの役割は、過去の実績を文書化して “Who I am” をアピールすることですが、同時に将来の目標に向かってまっすぐ歩んできた姿をアピールすることですので、エッセイ作業と行きつ戻りつしながらレジュメを完成させると、最も説得力の高いものが出来るのではないかと思います。

 

■TOEFL

11月受験時スコア(iBT) Total 108 (Reading 29, Listening 28, Speaking 23, Writing 28) 

12月受験時スコア(iBT) Total 109 (Reading 30, Listening 29, Speaking 22, Writing 28)

 

GMATで点数が出てすぐ翌週にTOEFLを受験しました。米国でCBTは既になかったので自分は最初からiBTでの受験でした。スピーキングが入ってくるため とかく嫌がられるiBTですが、試験内容自体はより実践的になっているため、真剣に勉強すれば留学中にそれなりのリターンがあると考えて取り組まれることをお勧めします。ただしスピーキングセクションに限っては、学校側がどの程度受験上の評価対象とするのかをよく見極めてから、労力の割き方を決めたほうがいいかもしれません(後述)。 自分はリーディング、リスニング、ライティングは試験形式を見ておく程度で本番に臨みましたが、スピーキングにはみっちり事前準備をしました。以下がその具体策です。  〔狼嫉邯 模擬問題を作り、三つはポイントを述べられる様にすること。(三つが難しければ二つでもいいと思いますが、要は明瞭・簡潔な論理展開が重要です。) 模擬問題は、TestMagic(http://www.testmagic.com/)の掲示板から過去問を拾ってきて使えます。 ◆]寝拶誘貅衂分の把握 常に本番と同じ時間制限で練習する。自分の回答を録音して、後から聞いて不明瞭な点、苦手な点をチェックする。(ストップウォッチも、録音ツールもPCのフリーウェアであるので自分は全てPC上でやっていました。)  効果的なメモの書き方 スピーチ準備の時間が相当タイトであるため、内容を聞きながらある程度構成を考えておく必要があります。そのためにメモは録音会話を聞きながら同時に体系立てて取り、即 スピーチ時に使えるように工夫しました。 スピーキングセクション25点以上を目指して取り組みましたが、結局23点が最高点でした。さらに時間をかけて練習すれば点数は上がったと思いますが、一方でこの年は世界的にCBT⇒iBTの移行期だったため、スピーキングセクションは学校側も参考程度にしか見ないのではないかという予測もあり、23点で切り上げました。実際、その後いろいろ聞くと25点以上取っているアプリカントはそれほど多くないようですし、学校側もインタビューをより重視していたようで、TOEFLを早めに切り上げた判断は正しかったようです。2007年以降に受験される方は、皆がiBTで受験する環境になるし、学校側も知見を蓄積してきているでしょうから、その辺も踏まえて学校側がどう判断材料に使うのかを把握されるべきかと思います。

 

■GMAT

MBA受験を本格的に思い立ったのが9月末でしたので、とにかく時間がないのが自分の受験上の課題でした。そこでGMATがどんな試験か?を参考書などで把握するよりも、まずは受けてみることにしました。変な点を取るとそれが学校にレポートされてしまうリスクはありますが、一応どの学校も「最高点のみを考慮する」と公表してますし、とにかく時間セーブ!というのが至上命題でした。 そこで試験勉強より前にいきなりGMACのウェブサイトから試験予約をしました。2週間の試験勉強のあと、多少の自信を持って受験しましたが、結果は惨敗。少なくとも650は行くだろう・・・とタカをくくっていたのですが、570しか出ませんでした。画面で点数を見たときはボーゼンとしましたが、その場でフンドシを締めなおし、帰宅と同時に一ヵ月後の試験をオンライン予約。猛勉強に入りました。平日は会社から帰宅して夜中3時まで勉強し、休日は朝から晩までスターバックスに缶詰になりました(米国のスターバックスはこういう超長時間滞在型で勉強する人が結構います。留学後もいい勉強スポットになると思います。)。 自分の試験対策は以下の通りです。

 

 ゞ戯 アルク出版の「MBA留学 GMAT完全攻略」、オフィシャルガイド、そしてGMAT-PREP(GMACのサイトからフリーでダウンロードできます)。それと単語対策として「TOEFLテスト英単語3800(旺文社)」を活用しました。他にもたくさん教材がありますが、原則これらで十分だと思います。

MBA留学 GMAT完全攻略

アルク

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The Official Guide for Gmat Review

Blackwell Pub

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The Official Guide for GMAT Quantitative Review

Client Distribution Services

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The Official Guide for GMAT Verbal Review

Client Distribution Services

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TOEFLテスト英単語3800

旺文社

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⇔習方法

 

1) 最初はGMAT的考え方を身に着けるため、「MBA留学GMAT完全攻略」で勉強しました。

日本語でよくまとまっているし、Mathとは?Verbalとは?AWAとは?が分かりやすく把握できます。特に必須の数学用語(英語)やイディオムがリスト化されており、ここは大変重宝します。これらを覚えこむことと、例題を解いて試験形式の概略を知ることがここでの課題です。

 

2) 次にオフィシャルガイドでの練習に入りました。

必ず一問ずつ時間を計り、本番さながらのプレッシャーの中 問題を解くようにしました。問題を解き終わったら解説をじっくり読み、間違いのポイントを把握するのが重要です。特にVerbalに力を入れ、【GMAT的思考】を鍛えました。GMATが他の客観試験と違うのは、多くの場合 選択肢中に二つ正解候補があり、そのうち「より正しい」方を選ぶ必要がある点です。よって正答と誤答の差が非常に微妙で納得できない場合もありますが、認識の差がどこにあるのかをじっくり考え【GMAT的思考】に慣れるのがここでの課題でした。尚、オフィシャルガイドは書籍としては唯一 過去問を扱っているので最上質の問題集ですが、難点は実際のGMATで出る問題よりも難易度が低いことです。MathもVerbalも、本番はもっと問題文が長くトリッキーなものが出る印象がありました。よってオフィシャルガイドは試験を受ける2週間前くらいには切り上げて、より難易度の高いGMAT PREPなどに移行した方がいいと思います。

 

3) GMAT PREPはGMAT運営団体・GMACのサイトからダウンロードできるフリーソフトウェアです。

問題は過去問から出ますし、難易度も現実のGMAT問題にかなり近いです。本当のGMATと同じComputer based testなので、前の問題の正誤により次の問題の難易度が変わる調整もあり、紙ベースでやるよりも臨場感があります。点数も出ます。画面上模試は二回分しかありませんが、やり直すたびに違う問題が出ます。自分は20回以上繰り返してやりましたが、常に新しい問題が出て来ました。試験前はひたすらこれを解き、本番に備えました。解答の解説がないのが唯一難点ですが、TestMagicという米国の掲示板で他受験生が書いた解説が個別に見つかることがあります。問題文の一部分をキーワードに検索してみてください。

 

4) AWAは自分で文章テンプレート(序文、論点1、論点2、論点3、結論)を作って記憶しておき、テスト開始と共にエッセイの枠組みを速攻で書き込む戦術を取りました。またAWAのテーマは公開されていますので、それを事前に斜めに読んでおき、質問の意味や質問中の単語が分からないものは事前に潰しておきました。 初受験から一ヵ月後、上記特訓を経て第二回を受けたところ、690 (M 48, V 36, AWA 5.5) が出ました。700以上を目指していたのでもう一回チャレンジすることに未練が残りましたが、時間的にエッセイ対策待ったなしの状況でしたから、ここで打ち止めとしました。

 

■エッセイ

GMAT, TOEFLの点が揃った11月下旬から始めました。TOEFL・GMATと違い最初から専門のカウンセラーにサポートを依頼することに決めていました。客観テストと違いQuestion behind questionをきちんと理解する為と、内容が独り善がりにならない為には、専門家のサポートがもっとも効果的だろうと考えたからです。更に日本人アプリカントの特性や強みを知っている、日本在のカウンセラーに頼むことも決めていました。米国に住んでいながら日本のカウンセラーと効果的に話が出来るか、という点が賭けでしたが、Skypeやe-mailをフル活用して結果的には全く問題ありませんでした。 自分がお世話になったのはアゴス(当時プリンストンレビュージャパン)のベテランカウンセラーです。エッセイは答えのない問題に立ち向かう作業で、あくまで書き手である自分の中にしか答えはないのだと思います。よって自分自身が深く考え、書き、何度も読み直しながら答えを見つけていくのですが、彼はその【自分の中に内在する答え】をうまく引き出してくれるプロでした。彼のサポートに大変感謝しています。 GMAT, TOEFLと同じく、ありえない短期スケジュールでのエッセイ完成を目指した自分は、11月末から年明けまでほぼ毎日カウンセリングセッションを受けました。会社がある日は夜9時〜10時くらいに帰宅してからSkypeでカウンセリングの開始。1時間のセッションを終えた後、朝4時くらいまでみっちり次回のセッションで見てもらうドラフトを書き、e-mailでカウンセラーに送信してから倒れるように就寝。休日は朝7時ころから夜の10時までずっとスターバックスの端っこの席でエッセイを書き、帰宅してまたカウンセリングセッション。という生活でした。クリスマスも正月もなくひたすらエッセイを書きつづけ、年明けにバタバタと4校出願しました。ちなみにカウンセリングを開始する米国時間の夜は日本時間の午前中であった為、カウンセラーの時間確保が比較的簡単だったのはラッキーでした。結果的にエッセイカウンセリングに100万円超を投資しましたが、あの時間軸を考えると必要経費であったと思います。 その他に経験を踏まえて思うところは以下の通りです。

 

 〇廚てれ⇒エッセイの質 出来上がったエッセイは、我ながらオリジナリティのあるものに仕上がったと思います。不思議なもので思い入れのある学校向けのエッセイはピカ一の出来栄えになります。MBA受験経験のある友人に見てもらいましたが、とても面白いと誉めてもらえました。学校に対する思い入れ=エッセイの質向上、という意味で、例えばキャンパスビジットの経験などはエッセイを合格レベルに引き上げるいいエネルギーになると思います。

 

◆[ち位置=アメリカ人 エッセイの読み手は多様な文化を理解しながらも、あくまでアメリカにバックグラウンドがある人たちです。よってエッセイを書く間は米国人のメンタリティになりきることが大事です。日本の美徳である謙譲・謙遜はほどほどに、俺が世界を変える!くらいの勢いで夢を羽ばたかせることが大事です。そこに自分の過去(Career Progress)と現在(Why MBA? Why now?)と未来(Short/Long Term Goals)が説得力のある形で絡んでくるとパーフェクトです。

 

 誰にでも必ずある独自性 ユニークネスはエッセイの中では重要です。但しそれは「xxxを達成した」「xxxの経験がある」という“結果”での差別化ではなく、「xxxと考えて直ちにアクションを起こした」とか「xxxをして人を巻き込む工夫をした」などの”過程“における差別化だと思います。これはある意味グッドニュースで、結果での差別化は難しい(多くの優秀なアプリカントの中には必ず上がいる!)一方、過程で思ったこと、取った行動は皆バラバラだから必ず誰にでも独自性があるわけです。思いつかない場合も、必ずじっくり考えれば何か見つかるはずと思います。

 

■推薦状

仕事関係の方 3名(日本人2名、米人1名)にお願いしました。まずは典型的な質問(Strength & Weakness, Leadership, Teamwork, etc..)を10程度、質問集としてまとめ、推薦者の皆さんにネタ出ししていただきました。3人とも英語には問題ない方だったので、このネタ出しの段階から英語でお願いしました。出していただいたネタで十分推薦状になり得る出来でしたが、全体のバランスを考慮して、皆が重複する内容だった部分は違うネタを出していただくなど、個別にご相談させていただきました。英語に問題がない点、また三人ともかなり積極的にご協力くださった点などから、準備はかなりスムースに進みました。11月にお願いをして、1月の出願時には問題なく提出できました。但し英語に問題がある場合、または推薦者が受身的に協力してくれている場合などはさらに時間が必要と思いますので、早めの依頼が重要でしょう。 推薦状は出願パッケージ上重要なモジュールの一つですが、ネタ出しのチャンスでもあります。可能であれば推薦者の方と一杯飲みながら、自分のいいところや悪いところを率直に話してもらう機会を作るといいと思います。「あの仕事のときのこんな気遣いが助かった」とか、「あのとき本当はこうしてほしかったんだよね・・・」などという話が出てくれば、いいエッセイネタにつながるかもしれません。

 

■志望校・出願先の選定

5校出願しましたがTechnology、Finance、Entrepreneurshipが強い学校を志望していましたので、まんべんなく強いという意味でMITがダンゼン第一志望でした。しかもMITはEntrepreneurship & Innovation(E&I)というVC, アントレ志望者向けのオプションプログラムがあります。追加エッセイを書く必要がありましたが、絶対これに行きたいと思い、渾身のエッセイを書きました。 Technologyという意味ではシリコンバレー在の学校にも魅力を感じましたが、Stanfordは願書提出締め切りがMITとConflictあった為スキップ。スケジュール的に無理のなかったBerkeleyには出願⇒合格。ケース中心のカリキュラムに引かれてVirginia Dardenにも出願⇒合格。後はMIT以外のトップ校で憧れるHBS / Whartonに出願しましたが、漠然とした憧れだったためか、エッセイに迫力が足りなかったように思います(HBSはInterviewなしでDing。WhartonはInterview後 Ding)。

 

■インタビュー

インタビュー前は自分をビデオに撮って癖を直すなど一応のインタビュー対策はしました。しかし出願した5校中4校のインタビューを受けた結果、練習以上にインタビュアーとの相性と、どれだけアドリブに対応できるか、の方が重要だった気がします(そのための練習、という言い方も出来ますが)。

 

一般的なインタビューの形式は、

Tell me about yourself ⇒ Why MBA? Why xxx school? Why now? ⇒ Question? という流れだと思いますが、ある学校などは、いきなり”Question?”から始まりました。(そしてあらかじめ考えておいた質問をしたら”詳しくは知らないのでウェブサイトを見てくれ”という回答だった笑) また別の学校では全く自分とプロファイルの違うインタビュアーで、何の話をしても盛り上がらず、且つインタビュアーがメモを取る為に一度もアイコンタクトをしてこないので非常に居心地悪い中を乗り切る必要がありました。結果的には、会話が盛り上がった学校ではいい結果が出たので、インタビュアーとの会話を自ら楽しむ事が一番大事なのだと思います。

 

■ その他のアプリケーション提出書類

卒業証明書や成績証明書をオリジナルで要求している学校もあります。これらは早めに郵送するようにしましょう。私はギリギリになってFedexの特急便で送ったりして余計なコストをかけてしまいました。

 

■ アプリケーション提出後〜合格通知入手

仕事と日本への帰任準備で忙殺され、MBAのことはほとんど気にせず過ごしました。MITの合格通知は日本に帰国後、取引先と飲んだ翌日二日酔いの中 受け取ったので、残念ながら頭がガンガン痛かったのが合格の思い出です。ただ、受験期間を通じて支えてくれた妻にはすぐに連絡をして感謝の気持ちを伝えました。

 

■ その他役立つ情報

 

 

■ MBA受験を振り返って

MBA受験のプロセスは、貴重な二年間に入る為の “前座”ではありますが、振り返れば独立した貴重な経験・イベントだと思います。すなわち大学受験時と違いMBA受験ではエッセイやインタビューを通じて「自分とは?」「将来の夢は?」を大真面目に問われますので、自分という存在を見つめ直すいい機会になるのです。カウンセラーや家族、時には友人とじっくり話をして、気付いていなかった自分のいいところ・悪いところを知ることが出来たのはいい経験でした。 MBA受験は時間と金と労力がかかる大変なプロセスです。しかし自分の経験を踏まえて言いたいのは、『時間がないことで受験を諦める必要はない』ということです。自分は通常であれば受験を翌年に持ち越してもおかしくないくらい遅いスタートでしたが、根性と工夫と家族の理解のおかげでなんとか乗り越えることができました。ラッキーもかなりあったとは思いますが、要は気合次第という部分もあるので、「今年は時間的に無理」とお考えの方も是非すぐにでも動き出してみることをお勧めします。 それと今 日本の外からMBA受験をお考えの方にも、是非受験してみることをお勧めします。海外にいると情報が少なく、特に受験仲間がそばにいないので孤独な戦いになります。私もそうでした。が、合格してから同期の皆さんとお会いすると、実は海外から受験している日本人は結構たくさんいたことが分かりました。是非合格後に『見えない仲間』と会うことを楽しみに、受験勉強がんばってみてください。