北陸の旅 初日

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2006.08.01 初日

長年福島県民でありながら、ボクはいまだに西会津地方に行ったことがない。
それで山深い桧枝岐村から尾瀬の脇を抜け、新潟へ向かう国道352号を行ってみることにした。

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だらだらと山道を3時間ほど走って、天栄村でトイレに入ろうとしたら、ドアに張り紙がある。
「お客様以外のトイレ無断使用禁止」

昼時だし、まぁいいかと、店のおやじさんにざるそばを注文してしばし待つ。
すると、奥から店のおかみさんらしき人物、無愛想に登場。
「お客さん、ご注文は?」
と聞くので、もう一度ざるそばをオーダー。あとで2つ出てきたらどうしようと心配になるが、一人前が出されて一安心。

でもそばがびちゃびちゃ。

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西会津の目的その1 会津下郷町の「塔のへつり」
この奇岩は“100万年の歳月をかけ、凝灰岩が浸食・風化され作り出されたもの”という説明があり。結構見応えある。岩がなんで真横に削れるのか想像つかない。自然の創造物。

西会津の目的その2 木賊(とくさ)温泉
共同露天風呂でまったりと奥の湯船に浸かっていると、中年夫婦がやって来た。
奥さんらしき女性が入るか入るまいか躊躇している。

すると、「あら、先客が居たのね。びっくりしたわー。良かった、見られなくて」だって。

ほんと、良かった。

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道路沿いの駐車場に車を止めて川へと降りていく。

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増水すると流されることがあるらしい。設置された郵便受けみたいな箱に200円入れて入る。(あくまで自己申告)

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源泉が奥の湯船に注がれて溢れた分が手前の湯船に流れる 。それだけなのに奥は透明で手前は白濁している。

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西会津の目的その3 「裁ちそば」
温泉でまったりしたあとは、桧枝岐村(ひのえまたむら)に向かう。
ここら辺は「裁ちそば」というそばが有名。

お昼のリベンジのため、まる屋という老舗に入った。
裁ちそばの独特の食感は好みが分かれるかも。

一番美味しかったのは付け合せにあった、ピリ辛の姫筍の味噌漬け。
早速お土産用に、ひとつお買い上げ。

その後、新潟を目指し国道352号を行く。
尾瀬の御池パーキングを過ぎるとだんだん道が細くなってくる。ていうか、所々陥没。

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長雨の影響で道路のあちこちが陥没している。

所によってはガードレールごと崖下に落ちてたりする。

どうりでボクの他に車がいないわけだ。

ハハハ。

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←しばらく走ると突然、こんなでっかい雪の塊がゴロゴロ出てきた。
よく見ると雪から直接水蒸気が出ている。





雪解け水が温度差で蒸発しながら流れてる→
ところどころこのガスで前が見えなくなる。
ハードボイルドだぜ、国道352号線。

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やっとのことで奥只見湖まで辿り着くと、丁度太陽が沈んでいく。

ここは新潟との県境だと思うが、あらためて福島県の広さを知る。


サヨナラ福島県

コンニチハ新潟県

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いつの間にか変な所へ入り込んだ。

これはトンネルとは言わない。洞窟である。
でも多分一般道でいいはずだと、先を進んでみる。

すると三叉路が出てきて左折した。
トンネルの中の交差点なんて初めてだ。

自分がどこにいるのかさっぱり分からない。
NAVIは「リルートします」って、さっきから繰り返すだけ。

ここはいったい?

奥只見シルバーラインというのが上のトンネル道路の正体だった。

奥只見ダム建設の際に工事用として作られた全長22kmの道。現在は新潟県 県道小出奥只見線(県道50号)となっている。元々工事用だったためか、一般的な道路とは一味違った趣の道であり、全長22kmの内 18kmの区間を19ものトンネルで構成するという他に類のない作りをしている。

予備知識のないボクはただただ、唖然として走っていた。

のっけからやってくれるじゃねぇか。に・い・が・た!

いきなりのハードドライブで始まった今回の旅。とりあえず最初に出てきた道の駅「ゆのたに」で泊まることにする。地図で確認したらすぐ近くに山古志村(やまこしむら)があった。

んっ?聞き覚えのある村だ。

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