そうだ、京都行こう 1日目~2日目

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=そうだ、京都行こう=

ふと思った。

見たかった絵が今そこにあって、
気になるカバンがそこでしか売ってないのだったら。

そうだ、京都行こう。

2009.08.29 1日目

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今回の衆議院総選挙、圧勝でしたね、民主党。
その公約の一つに高速道路原則無料化というのがあります。

この“原則”というところが多少引っかかりますが。

そしてこれは東名高速に入った瞬間の渋滞の様子。
ムチャクチャです。入った瞬間って。

その後も断続的に観光地近辺のインターチェンジが近付くとノロノロになります。

大丈夫なんでしょうか?
原則無料化。

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前日の寝不足にかかわらず、無事大津サービスエリアに到着。

京都市内は都市部という事もあって、車中泊ポイントが少ないのでこのSAが人気の車中泊ゾーンとなっているようです。夜9時を過ぎても車がいっぱい。

結局今日は宇都宮からここまで10時間のドライブ。約600キロ。
久々の長距離はしんどい。

写真は途中、御在所SAで食べたみそかつ丼。味噌汁代わりのきし麺がポイント。

2009.08.30 2日目

京都市美術館 ルーブル美術館展

9時開館にもかかわらず8時過ぎには既に行列が。日曜日に来たのは失敗だったかも。

大鳥居側の門柱のインターフォンで警備室へ取り次ぐと、すぐ障害者用駐車スペースを教えてくれた。助かります。

2年前、徳島の大塚国際美術館で受けた感銘。どうしても観ておきたかった絵。
ラ・トゥールの大工の聖ヨセフがここにあります。もう気分はすっかりネロ。

パトラッシュ!

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自画像
レンブラント・ファン・レイン (1606-69)


入館したら、すぐにメインディッシュの登場。
入ってすぐに巨匠レンブラント現る。

この一枚で、この一枚の絵を見ただけで、京都まで来たよかった!と思いました。

画家としての絶頂と没落を味わった彼。生涯60枚とも言われる自画像を描いています。

この絵の前に立ったとき、哀しみでもなく、喜びでもなく、苦しみでもない、不思議な涙がこみあげました。

一見無表情にも見える彼のこの絵から感じた凄み。

生まれて初めて感動した北斎の肉筆画の時と同じ、あの感覚がここでまた甦ったのです。


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レースを編む女
ヨハネス・フェルメール (1632-75)

その対面にフェルメール。
おかげで館内は入り口付近がたいへんな混雑です。

23.9×20.5cmのとても小さな作品。

うつむく顔に当たる光彩の表現、指先の明暗対比、そして何よりも手前のクッションから垂れる赤と白の糸。

「糸?本当に糸に見えるかい?」
「ちっちゃい作品なんだから、近付いてよく見てご覧よ」
突然、誰かが呟く。

「えっ? なに?」
「あっ!」

糸じゃない。
絵の具だ。
カンバスからこぼれ流れた絵の具の雫だ。

「これ描くのすごく難しかったんだぜ」

「フェルメール! あ、あの・・・」

聞きたいことはもっと沢山あるのに。
目の前には無心にレースを編む女がひとり。

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大工の聖ヨセフ
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール (1593-1652)

暗闇の中に光は幼きキリストががざすろうそくの明かりのみ。

透けて見える手の描写。

父、ヨセフの顔に刻み込まれた深い皺と瞳に映るろうそくの揺らぐ灯。

このディテールの描写に驚嘆したのは2年前に美術陶板画(於:大塚国際美術館)を観てでした。

念願だった実物は想像していたとおり。ものすごい表現力です。

父が手にしている穴を開けるための道具、何かを暗示しています。
将来、息子イエスと深く関わる事となるあの十字架です。

夜の画家といわれるラ・トゥールの傑作といわれるこの絵。
一番期待していた、見たかった絵でした。

(←画像クリックで拡大表示)

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バテシバ
ウィレム・ドロスト (1630頃-1680以降)

王ダヴィデは自分の部下であるウリヤの妻バテシバに心奪われ妊娠させてしまう。そしてその罪を隠そうと、夫のウリヤを前線に置き去りにし見殺しにした。

王はその後自分の行為を懺悔するも生まれた子供は神の怒りに触れ、罰として出生数日で他界。

彼女の第二子がのちのソロモン王となるのである。


バテシバは多くの画家によって描かれている題材のひとつです。

上半身の下着がはだけ、露になった左乳房に強い光が当てられてます。観るものの視線を誘う為の技法。

エ、エロい。
い、いや、実に官能的なバテシバです。

そりゃ、ダヴィデの気持ちが分からなくもありません。

うーん、京都まできて本当によかった!

今回の美術展に出展されている作品は71点。
どれもがちょっとした美術展ならメインを飾れるような秀作ばかり。

多分、全てをつぶさに見ていては感覚が麻痺します。
そこで、ぱらぱらとページをめくるように館内をまず一周。
次は最初に戻り、気になった作品だけをじっくり見直す二段階閲覧法。

これで2時間。これ以上は集中力が持続しません。
充分腹いっぱいの2時間なのです。

一澤信三郎帆布

祇園にある老舗の鞄店。Kさんに教えてもらった職人気質なかばん屋さん。

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一時、先代の相続争いで兄弟が争ったことで、ワイドショーを賑わしていた信三郎帆布店。

シンプルな造りながらモノはいたって頑丈そのもの。

長く使ってこそ味わいが出るカバンです。(と、いう話です)

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店内はさほど広くはなく、買い物客が結構いました。

お目当てはA4書類が持ち運べるショルダー

モノはすぐ決まったものの、色をどうしていいのか分からない。

一番カワイイと思えた店員さんを呼びとめ、アドバイスを受け紺に決定。

京都弁ってなんかいいよね。

祇園散策

祇園といっても何も分からない田舎モノは、撮影などで使われる巽橋近辺にやって来ました。
するとやはり雑誌かなんかの撮影をしています。

ちょっとぶらぶらしてみると、ここは真昼間に来る所ではないと、さすがの田舎モノでもすぐに気付いたとさ。



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さて、これからどうする?

京都でまだ行った事がなかったのは・・・

嵐山?

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で、来てみたら。

なんなんでしょう、ここは?

古都京都を代表する風光明媚な渡月橋。

のはず。

そんなのは観光化に伴い木っ端微塵に破壊されておりました。

酷い渋滞と土産屋が連なる光景にげんなり。

写真は翌朝8時の様子。

嵐山にはとっとと見切りをつけ、太秦(うずまさ)方面へ。

東映映画村に若干興味が湧くも、やはり激混み状態。だめだこりゃ。

日曜日の京都は歩きづらいなぁ。

広隆寺

人混みを避け静かな場所へ

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駐車場から本道へ向かうと右手に異様な木が。
これは、一本の木なのか二本と数えるべきなのか。



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国宝第一号
弥勒菩薩半跏思惟像(みろくぼさつはんかしいぞう)

この寺には国宝二十点、重要文化財四十八点の仏像があります。特に有名なのはこの弥勒菩薩。
華奢な体つき。なんだかこっちが守ってやりたくなるような菩薩さま。

昭和30年、この像を拝観に来た京大生が、つい美しい姿に魅せられ、ほおずりしようとして右手の薬指を折ってしまった、というエピソードがあります。

でも、これが本物なのかと期待はずれに思った。いたずら心で触ってしまった。
というのが本当です。

京都の交通事情について散々否定的なことを言ってますが、実は京都のドライバーは非常に紳士的。
別の土地なら間違いなくすさまじいクラクションで威嚇されるような時でも、優しく親切に対応してくれました。

この場を借りて御礼申しあげます。なんせ田舎モンでして。

2日目の宿泊地は勝手知ったる道の駅ガレリオ亀岡。
風呂入ってさっぱりしようと施設内に入ると、以前あった入浴施設が無い!

あれ?どうしちゃったの?

しかたなく汗でべたべたの体のまま我慢して寝ました。
なんか匂います、My Body。

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