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食玩「世界の珍獣」
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松本人志の頭の中だけに存在する生物をフィギュア化。
2003年にコンビニで売られていた、
お菓子(ガム一枚)つきのおもちゃです。250円。
12種類の獣の原型。
見て、触って、考え、笑い続けることができる、まったく新しい『笑い』の
オブジェです。
松本人志本人が珍獣の生態や習性を詳しく解説したコレクションカード
付き。
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01. テナガガメ(手長亀)
分類:テナガガメ科
分布:オーストラリア北部
大きさ:甲長30cm、手は長いもので2m
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鶴は千年、亀は万年といわれているが、この亀は手が長い。これは危険を感じて手足首尾を精一杯引っ込めた状態。もちろん外敵から身を守りたい。だが、腕に自信がある。腕に覚えがある。腕だけは大丈夫だという根拠のない自信。腕を見てくれという野心。そんな、なんら裏付けのない自信がとことん進化に影響し、このような姿に。

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02. ヘノトリ(屁の鳥)
分類:コウノトリ目ヘノトリ科
分布:アフリカ全般
大きさ:90cm
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スカンクはガスの臭いで、外敵から身を守るために屁をこくが、この鳥はガスの力で空を飛ぶために屁をこく。その屁には、都内一戸建て2,000万円台2LDKくらいなら吹き飛ばすことができる噴射力がある。このときプ〜〜〜〜という音が聞こえるが、それは鳴き声である。翼は退化していて、一度飛ぶと2週間飛べない。普段、普通の屁も勿論こく。飛ぶ気がないのに誤って、飛ぶための屁をこきかけてパニックにおちいることがある。ちなみに火の鳥の生き血を飲むと不老不死になると言われているが、屁の鳥の屁を浴びると、都内一戸建て2,000万円台2LDKくらいまでなら飛ばされる。屁は臭くない。と俺は思う。

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03. オトコマエイ(男前エイ)
分類:エイ目オトコマエイ科
分布:あたたかい海の砂底
大きさ:1m50cm
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生態がよくわかっていない。腹のそれは、当然顔ではなく模様である。とされていたが、最近、男前の鼻の部分から泡が出ている映像が押さえられた。それ以来、やはり顔ではないか?と、現在学説が真っ二つに分かれている。男前のダイバーがオトコマエイに間違えられて鮫に襲われることがある。ダイバー達の間では「鮫に気をつけた方がいいよ」「あ、キミは大丈夫だね」的なジョークが定番である。ちなみにゴケという貝を好んで食べることから、別名ゴケゴロシともいわれる。

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04. ヤドゴリ(宿ゴリ)
分類:霊長類ヤドカリ科
分布:オアフ島
大きさ:1〜2m。個体差あり
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貝殻の中は意外と広い。家族3匹でゆったり住める四次元構造を実現。建築家も注目!手を出しているのは父ゴリラ。親父一人の手で家族全員を支えている。子ゴリラは手を出せるようになったら一人前。貝殻を父から息子に明け渡すとき、貝の中ではゴホォ〜ウォ〜、ゴホォ〜ウォ〜と、ドラマッチックな鳴き声がホラ貝のように響くからたまらない。なぜヤドゴリはそんなに身を守ろうとしているのか?もともとあんなに強い生き物なのに、なぜこんなに万全を尽くしているのか?「転ばぬ先の杖」というよりも「転ばぬ先のゴリの家」なのか?

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05. シャクレガイ(しゃくれ貝)
分類:マルスダレガイ科
分布:尼崎港
大きさ:5〜8cm
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繁殖期にはもっとしゃくれている。貝としては致命的ともいえる、中身が出っぱなしの構造で、皮肉なことに貝殻は世界一固い。普通なら、鳥についばまれ放題で絶滅しても不思議ではないこの貝が、のうのうと棲息し続けている理由はその身の味の悪さにある。たとえるならその味は、今までの人生で体験した「うまかった」という記憶の全てがご破算になるくらいのマズさ。大雑把にいうとカレー味。余談だが、オウム・九官鳥などと比べたら全然だが、シャクレガイは若干、言葉を覚える。「いや」くらいは言う。

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06. ドクササリ(毒刺蠍)
分類:クモ網サソリ目ドクササリ科
分布:メキシコ
大きさ:15cm
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頭に貫通している穴状の器官(既穴門)がある珍しい生物。エサにする生き物を欺くために、うっかりして自分の毒針で自分を突き刺してしまい苦しんでいるというフリをして油断させ、近づいてきたところをサッ!と、「嘘じゃボケ!」感覚で捕食する賢い生き物。人間から見ればとんでもない卑劣なヤツである。しかしその作戦は、悲しいかなサソリが毒をもっている事を知らない相手にしたら、「何をしてはんのかな?」レベルであり、単に考えすぎなサソリというサブいレッテルを貼られてしまうことに。

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07. イノシシガニ(猪蟹)
分類:イノシシ科
分布:全国の林道
大きさ:1〜1.2m
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横にドドドッと走る。猪突横猛進。誕生から死まで止まることを知らず、最後は泡吹いて倒れる。出産も横走りしながら行い、生まれた子供も、母イノシシガニの子宮からボロボロ落ちた途端にドドドッと横進する。速度は個体差がなく、全て時速25キロジャスト。オスは西廻り、メスは東廻りに走る。交尾期にはオスが必死でスピード調整しようとして壁に背中をこすりつける。だから背中がボロボロになる。オス二匹のメスの奪い合いはまさに横恋慕。

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08. ダンランムササビ(団欒ムササビ)
分類:リス科
分布:日本の森
大きさ:中型犬くらい
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最近ペットとして人気。かなり待ち状態。しかしなぜか夏場には売れ行きが悪い。犬が首輪をつけることで飼い犬となるように、ダンランムササビの場合は背中にミカンを置くことで飼いダンランムササビとなる。しっぽはプードルのようにトリマーがコンセント風にカットする。人間にすごくなつく。忠犬ハチ公じゃないが、「主人のために、死んでるのに暖かかった」というちょっといい話がある。ペットショップでは犬でも猫でも子犬や小猫が断然売れるのに、ダンランムササビだけは例外で親が売れる。しかも子持ちの親が売れる。子持ちが売れるのはダンランムササビかシシャモかというくらいの売れ行き。親子が一番売れる。そういう意味でも実に団欒的な動物である。ちなみに背中に鍋を置かれると一生帰ってこない。

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09. ニドアライグマ(二度洗熊)
分類:アライグマ科
分布:南北アメリカの森林の水辺近く
大きさ:頭胴長42〜60cm 尾長20〜40cm
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その名の通り、何でも二度洗って食べることからニドアライグマ。口に入れるモノはすべて二度洗う。見た目の愛くるしさからは想像もできないが、いったん怒らせると5度洗いまでは当たり前、食べ物の原型がなくなるまで洗い続け、洗っても洗ってもそれでも怒りが収まらない場合は、洗うのをやめる。

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10. モヤシシ(もやし獅子)
分類:ネコ科
分布:アフリカの草原
大きさ:頭胴長140〜250cm
尾長60〜105cm
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一応ネコ科に分類されているが、もうバラ科でいいんじゃないか?という冗談がでるくらい、水しか摂取しない。肉食ではなく、雨食である。主食は雨水である。ふつうの動物と決定的に違うのは、一番弱い者がボスになる。よりモヤシがボスになるという塩梅だ。ボスになるために動物界ではめずらしく、ダイエットという行為に出る。普通のライオンは、千尋の谷に突き落として上がってきた子供だけを育てるが、モヤシシはご馳走を食らわせて、受け付けずに吐いた子供だけを育てる。自分よりもふっらふらのオスが来たら、そいつに自分の群れを明け渡す。メス達は、よりふっらふらについていく。そして繁殖行為でふっらふら。もう何もかもがふっらふら。そんなモヤシシは百獣の王。というよりも弱獣の王。

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11. アシナガヘビ(足長蛇)
分類:ナガヘビ科
分布:日本各地
大きさ:1.5〜2.3m
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普通の蛇は怒ると鎌首を持ち上げるが、この蛇は怒ると足首を持ち上げる。口の牙は退化しており、攻撃に使うのは主に足。裸足で蹴ってくる。人間の膝の皿を狙って蹴ってくる。本人に膝がないので、膝の皿を蹴られたらどれだけ痛いのかを知らず、加減をしないぶん怖い。とぐろを巻いた場合、一番上に来るのは足の方である。ちなみに足はどれも左足で、攻撃力はムエタイ選手の消化試合より上である。これは蛇足だが、回し蹴りをされても毒は回らない。

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12. セノリブンチョウ(背乗り文鳥)
分類:スズメ目カエデチョウ科
分布:スクランブル交差点(大都市)
大きさ:150〜180cm
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ひとの背中、サラリーマンの背中を好んでおぶさり移動する、いわゆる二足無歩行の鳥。交差点を渡り鳥。いいサラリーマンが現れるまで横断歩道の前でいつまでもたたずんでいる。エサは人間の雲脂(フケ)。おぶさったその人間のフケをできる限りついばむ。卵はおぶさった人間の背広の内ポケットの中へしのばせ、その人間の体温を利用して孵化させる。誤ってセノリブンチョウの背にセノリブンチョウが乗ることもあるが、その場合どちらかが血だらけになって死ぬまでつつき合う。
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ラジオ「松本人志の放送室」第93回(2003.07.10)より
高 あなた今何か、オマケみたいの作ってるじゃないですか。 松 あーはい。食玩。がんしょく? 高 玩具とお菓子とこうね?ついてる、あれ。作ってるでしょ今? 松 あれ出来ましたよ 高 見ました。良かったですねぇ 松 あれいいでしょ? 高 ヤドゴリ。俺ね、ヤドゴリが一番出来がええな。ごっつ欲しいもん。あれ貰われへんやろか 松 買いーなそんなもん自分、何言うてんねんな。
「あーまたこれ同じの出てもうた。もぉ〜、ちょ〜ぉ」みたいな感じを楽しんだらえーやんか 高 イヤです笑 松 アホやなそんなもん。全部最初から、全部違う種類集めてもうて、何の夢があるかいな 高 いーねん。俺はヤドゴリが欲しいねん笑 松 ヤドゴリよりも、もっとええのもあんねん 高 もっとええのあんのかいな。俺はもう、ヤドゴリがものすごい欲しいてしゃーないねん笑 松 (笑)ヤドゴリは一応その、ヤドゴリで押しでいってんのよ。
でもヤドゴリを超えるもんも絶対あるから コメントを残す
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