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第4回 元グリーンベレー「兵器について」 (2003.06.01)
役:木村祐一
松 改めてご紹介させていただきます。元グリーンベレーの方です。
グ よろしくお願いします。
松 僕がチラッと昔、本を読んだときに、たいがい身の回りの物、何でも爆弾に出来るという、
ね。電球と何かを使っても爆弾が出来るとか…そういうのをチラッと聞いたことあるんです
けども。やっぱりFさんもその辺は…
グ はい。そうですね、免許が(ある)。
松 あんまりTVで言うことではないのかもしれないですけども…例えばどういう…
我々の想像もつかない、何で爆弾って出来てしまったり…
グ う〜ん、そうですねぇ。例えば、何ですか…道に落ちている枝を集めましてね、
それを重ねまして、その下にビニールに空気を入れたものを用意しまして、それを
冷やすんですね。
松 冷やす?え、どういうふうに…
グ それは冷却装置。っていうスプレーがありまして。
松 あ、野球なんかの、痛み止めのヤツですかね?
グ それに似たものですね。それを吹きかけますと、空気が圧縮されるんですね。
で、それをやめたときに、しばらく時間が経つと、膨張した空気が破裂して、
重ねた枝が飛び散って、人体に刺さる。ということですね。
松 ………。……ふふっ(後ろを向いて笑いを我慢する)…。
……(眉間に手を当てながら)う〜ん、怖いですねぇ……。
グ …はい。
松 ……怖いですね……。…なるほど…うん。今まで命を落としかけたことはFさんは。
グ はい。あります。あの、急に攻撃受けまして。
松 あぁ、これはいつ、どこででしょう。
グ これ夜、東ティモールのときに。潜伏中に夜、銃声で起こされまして。
松 そういうとき、どこでどういう状態で寝てらっしゃるんでしょうか?
グ これは各々、木の陰といいますか、木の幹の淵を、ちょっとだけ彫るんですね、土を。
お尻が入るくらいにして。枯葉を足に乗せて、木にもたれて、ジッとしてるんですね。
松 まぁ熟睡っていうものとは程遠いものですよね。
グ 出来ないですね、はい。
松 そのときに銃声…
グ 基本的に、敵と逆の方にいるっていう意識はありますから。直接前から来たってわけでは
なかったので、後ろから銃でしたので、皆を起こしましてですね…
松 うん。Fさんが起こした。皆を。
グ そうですね、僕がだいたい。
松 どういった感じで。
グ あの〜、あっちの木とかに色々仲間が(いて)、寝る前に足をロープで縛るんです、
それぞれ仲間同士。それで、それを引っ張ります。声をあんまり出すと、場所がバレて
しまいますので、居場所が。
松 ……これ、でも…不意をつかれたときに皆足を縛ってたのでは、何にも動きがとれない
ですよね…。
グ …はい。まず…切るとこからですね、戦闘のときは。
松 ……(笑み)
グ そらもうスグですから、切るのは。
松 ふふふ。…う〜ん。……はい、で、銃器なんですけども、僕らライフル・ピストルは分かる
んですけど、あと何がありますかねぇ。
グ ま、バズーカですとか。
松 バズーカ。バズーカなんかはアレは、もちろんお撃ちになられて。
グ そうですね、はい。あれは2人でですから…
松 はい、これは…凄い衝撃…。
グ そうですね。
松 どこに向かってこれ、撃ったんですか。
グ …ま、敵が、おるであろうという、ことで。
松 …すごいんですよね、あれ一発、お金が一発いくらぐらいでしたかねぇ。
グ あぁ…何千万…
松 何千万はしないと思いますけど…
グ あぷす(?)いや、何千…
松 何百万くらいじゃないですかね。
グ あぁ、弾がですね。あぁ、はい、本体、入ると…
松 …(少し笑いながら)ほんっ…。本体っていうんですか、ああいうの…
グ そうですね。
松 ま、これからFさん、第二の人生っていうことですけども、え〜、もしかしたら、
何らかの形で僕は、(軍隊に)携わっていくのかななんて、ちょっと話を聞いてると。
グ はい。
松 まだまだ何か、目の奥の光が消えていないというか、そんな気がしないでもないんです
けども。まぁ、奥さんお子さんといつまでもお幸せに。
グ (うなずく)
松 何か最後、言い残したことがあるのならば…
グ はい。……。
松 ………。
グ ……。
松 ……。
グ …何に対してでもいいですかね。
松 …ふふっ。…はい。
グ あ…(?)
そして松本一人で締めの挨拶。
松 さ、元グリーンベレーの方、いかがだったでしょうか。なんとも目の輝きがすばらしい
方だな、なんて思ったりしました。次回はどんな方が来てくれるんでしょうか、大変楽しみ
です。それじゃあ、さようなら。
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