大空からの雲

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日本やアジアはもちろん、欧州、北米、南米、アフリカ…世界中の空を仕事で飛びました。
私にとって飛行機はただの移動手段だ。
食事は栄養分の補給にすぎず、スクリーンのエンタメですら時間つぶしに過ぎない。
唯一の楽しみは、窓からの景色を楽しむこと。
普段は見れない窓からの異空間を眺めることが、最高のエンターテイメントだ!

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飛行機は高いところで約1万メートル上空を飛ぶ。

つまりは、
たいていの雲は眼下またはほぼ同じ目線位置にみえることのになります。
それも地表からの視点でなく、まったく正反対の裏の位置から見ることができるわけです。


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<高層雲>
地上から見える雲の上にも雲はあります。
そんな雲は飛行機からしか見ることができません。
綺麗に見える高積雲の群れはまるでシュークリームのようですが、
地上からは層雲がじゃまをして、楽しむことができないでしょう。


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<海のに広がる積雲>
時には海がキラキラと輝が見えることがあります。
きっと上空は安定しているのでしょう。
良く見ると一つ一つの雲が隊列を組んでいるのはわかります。
風が流れる方向に雲もゆっくりと動いているのです。
撮った季節は夏ですから、船上から眺めている人もいたに違いありません。
どんな風に見えていたのか…想像するのも楽しい。

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<波打つ雲>
雲の流れが湾曲しています。

奥の気流が少し早いのでしょう。
雲が流れて、S字カーブを描いています。
写真で見る以上に美しい曲線でした。






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<前線か>
これは、見ると「おぉ〜」と思いました。
ヨーロッパの大平原、英国からベルギーに入った当たりの雲の列です。

前線のように見えます。
山もなにもないこの平原になぜ雲が現れるのか…。
空気が北海側から大陸側に押しやっている感じ。
暖かい空気が冷たい空気を押しやる、その場所に雲の列ができている。
そんな空気の流れを感じます。

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空気の流れの不思議が作る雲といえば…こんな真一直線の気持ち良い隊列にも出会いました。
朝日をあびる瀬戸内、あまりに綺麗にまっすにに伸びる雲、どこまでも…
正月、ハート型の祝島を横切ります、新年から気持ちよくなる そんな雲です。

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<雄大雲>
この雲も下界からは見えないでしょう。
夏です。
積雲が大きく育ちはじめ、積乱雲にそだつのでしょう。
雲にたいへん勢いがあります。
もくもくと明るい大きな雲、みていて気持ちが良い。

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<真横の雲!>
飛行機は高いところを飛びます。
それでもなお同じ高さにあるということは…積乱雲です。
赤道辺りを飛んでいる時、真横に積乱雲があってその中の雷が見えた時がありました。
どす黒い雲の中の一瞬の稲光!いまでもその映像をはっきりと覚えています。

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<大きな積乱雲>
大きなジェットストリームがあるのでしょうか。
積乱雲の上部が風になびいています。
左側から巻層雲も同じく、大きな風に流されているのでしょう。
垂直方向にも風に流れに差があることが非常によくわかる風景です。
ダイナミックな見えない空気の動きがわかります。

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<富士山>
東北へ向かう飛行機からみた富士山です。
まだ残暑が厳しいのでしょう、松尾芭蕉のいう「雲の峰」を突き出て富士山が望めます。
結構、気に入っている写真
「雲の峰 孤高の富士の 雄大さ」

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<境目の雲>
高度10,000mといえば、対流圏と成層圏の境目。
たいへん面白い位置を飛行機は飛びます。
もうちょっと上は雲が存在しえないエリア。

そんな境目を漂う筋雲、ドライアイス上を飛行機は滑走し、昇華した二酸化炭素が流れる…
そんな錯覚に陥りそうな異次元の世界
濃厚な空は宇宙へ繋がっていることを意識させてくれます。
見飽きることはありません。






2013年11月3日<記>           2017年1月15日<改>

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