2000・01年のたばこニュース

2001年

自販機対策「効果現れず」 (12月25日)共同
 自動販売機や店頭でたばこを買 う中・高校生の割合は、業界団体 が深夜・未明の自販機稼働停止などを徹底し始めた1996年以降も変わっていないとする調査報告書を、厚生労働省の研究班がまとめた。毎日喫煙生徒の割合は高3男子で26%に達するなど96年の調査と比較して男子でほぼ横ばい、女子はわずかに増加する傾向にあり、報告書は「効果 がほとんど現れていない」と指摘。

「たばこ対策求めたら解雇」=女性が撤回など求め提訴(12月6日)時事
 
職場のたばこ対策を求めたところ解雇されたとして、東京都江戸川区の女性(31)が、同区内のがん具製造会社を相手取り、解雇の無効確認と未払い賃金や慰謝料など約1100万円の支払いを求める訴えを東京地裁に起こした


低タールでも危険は同じ 米国立がん研究所
(12月1日)毎日
 米国立がん研究所(NCI)は 「低タール」や「低ニコチン」をうたったたばこに切り替えても、健康への危険性は変わらないとする研究結果を発表した。
 研究グループは、低タール・低ニコチンたばこ導入後の米、英両国におけるたばこの健康被害による死亡率の推移を疫学的に検討。その結果、肺がんの死亡率低下は明らかにならなかったという。 その理由として研究グループは、低タール・低ニコチンたばこの喫煙者は、煙をより深く、多量に吸い込み、せわしくふかす傾向があり、しかも喫煙本数を増やしてしまって低タールの“恩恵”がなくなっていると指摘した。また、たばこ会社の低タール宣伝戦略も、喫煙者に安心感を与えて禁煙を妨げていると批判した。コメント:「たばこによる健康被害を減らすただ一つの方法は禁煙だけだ」


警察署や学校など東京都の全施設で禁煙・分煙、東京都
(11月15日)毎日
97年から取り組み始めた警察署や学校など2952カ所ある東京都の施設が禁煙・分煙化が完了した。
 この措置に対して最後まで抵抗したのは学校の先生だった。教育施設の2割が分煙化せずに残っていたという。学科の準備室など目が届かない部屋が、先生の喫煙場所になっていた。都教育庁職員がチームを編成して巡回、説得した。指導される姿は、喫煙を注意される生徒のようだったとか。

先生も喫煙ダメ 和歌山県教委公立校
(10月26日)毎日
 和歌山県教委は02年度から、県内すべての公立学校の敷地内を全面禁煙にする方針を固めた。教師の喫煙を見せないことで児童や生徒の喫煙防止教育を徹底し、たばこを吸わない教員らの健康被害も防止することが目的という。

市内高校生の1/4が喫煙。が、「禁煙都市宣言とはいかない」(8月30日)毎日
 宮越馨・新潟県上越市長は記者会見で、「市内の男子高校生の4分の1が日常的に喫煙している」との調査結果を明らかにした。調査によると、「週3回以上喫煙」と答えた男子高校生は全体の25.3%、女子高校生も7.4%に達した。宮越市長は「『健康被害が大きい』というのは定説。間接喫煙の害も言われている」とマイナス面を論じた。反面、「たばこ販売をしている方もいる。又たばこ税を得ている。『禁煙都市宣言』とはいかない」と述べた。今後は、喫煙者の自覚を促し「健康に留意してほしい」と呼びかけたり、禁煙教室を開いたりするとのべた。

緑茶成分でたばこを我慢、大塚製薬が発売(8月15日)京都新聞
 大塚化学は、電車の中や会議など禁煙場所でたばこを我慢するための錠剤「たばこ忘れ」を発売する。緑茶に含まれるうま味成分テアニンのリラックス効果を利用した。ミント味のトローチタイプで、6錠入り250円。

禁煙手助けガム「ニコレット」一般医薬品として発売(8月1日)毎日
 禁煙手助けガム「ニコレット」が9月から、薬局・薬店で、処方せんが不要な一般医薬品(大衆薬)として販売される。米製薬会社ファルマシアが製造し、武田薬品工業が独占販売する。価格は、48個入り3950円と96個入り6900円。1個に2ミリグラムのニコチンを含む。たばこを吸いたいと思った時、1回1個を30〜60分かけてゆっくりかむと、禁煙時のいらいらなどを緩和する。1日の使用量は最大24個、通常4〜12個で始め、少しずつ減らして3カ月をめどに使用をやめる。

新幹線禁煙席増設(7月30日)
東海道・山陽新幹線で、現在16両編成のもののうち、10両の禁煙席を11両に増設する。これにより、新幹線の禁煙率は62.5%から68.8%になる。

2002年W杯を禁煙にすることで合意、韓国(7月5日)ロイター
 韓国は、日本と共同開催するサッカーの2002年ワールドカップを禁煙とし、たばこ関連の広告を禁止することでWHOと合意した。共催国の日本に関しては、現在交渉中だという。

75%が他人のたばこの煙に迷惑、フランス(5月31日)時事
 カフェーやレストランはもちろん、全面禁煙の地下鉄構内でも平気でたばこを吸う人が多い“喫煙者天国”フランスでも、4人に3人が他人のたばこの煙に迷惑していることが分かった。また、他人の煙に迷惑する場としては「レストラン」を挙げた人が60%と最も多く、「学校や大学」が50%、「職場」が40%だった。しかし、禁煙の場所でたばこを吸っている人がいても、3分の1以上が「黙っている」と回答し、20%が「自分の方が場所を移動する」と答えている。 

子供をたばこの害から守れ! 英国の反喫煙団体が親に警告(5月31日)時事
 英国では両親または片方の親の喫煙によって、多くの子供の健康が危険にさらされていることが、調査でこのほど明らかになった。それによると、英国では4割の子供が少なくとも1人の喫煙者と生活しており、毎年1万7000人の子供がたばこの煙を吸い込むことによって健康を害し、病院で治療を受けている。例えば、母親がたばこを吸う場合、赤ちゃんは、たばこを吸わない母親の赤ちゃんより5倍の確率で健康を害する危険性があるという。

非喫煙者健康保護法、成立を目指して(5月31日)毎日
 毎年31日は「世界禁煙デー」。非喫煙者や未成年者を煙害から守ろうと大阪の団体「たばこれす」が目指す「非喫煙者健康保護法」制定の賛同署名が10万人に達した。今秋には署名を政府に提出し、議員立法で早ければ今年度中の制定にこぎつけたいとしている。

女性喫煙率2025年には世界規模で20%に、WHO報告(5月31日)毎日
 WHOは、女性喫煙率が日本をはじめ各国で上昇し、2025年には世界規模で20%に達し、将来女性の4人に1人が間接喫煙も含め、たばこが原因で死亡する恐れがあると警告した。特に日本については、10代・20代女性の喫煙率がここ十数年で大幅に増えたと言及し、「女性の喫煙率が現在のペースで増えるなら、日本が将来も長寿大国であるという保証はない」としている。
女性の喫煙率は現在、先進国15%、途上国8%。しかし2025年には先進国、途上国ともに約20%となり、女性喫煙者数は現在の約1億8700万人から5億3200万人に増えると予測した。向こう15〜30年間のうちにたばこによる女性の死者数は倍増し「現在、たばこを吸い始めている若い女性の医療費は爆発的に増えることになるだろう」と警鐘を鳴らした。喫煙率増加の背景には女性に喫煙を煽るたばこ広告などが影響しているとしている。
また喫煙が女性に与える悪影響として、出産時の赤ちゃんの体重が非喫煙者と比べて200〜250グラム少ない・死産の確率が高くなるなどと指摘した。

米デューク大学、禁煙ニコチン溶液を開発(5月31日)ロイター
 デューク大学の研究チームが製薬会社と提携して、飲み物に加えるタイプのニコチン溶液の臨床実験を行う。喫煙者25人を対象にした初期臨床実験では、20%が半年後禁煙に成功。溶液タイプでも、ニコチンガムやパッチ同様の成果がみられた。溶液タイプにすることによりニコチンの新陳代謝が活発になり、パッチよりも早く吸収される。

「今後の閣議は灰皿なし」(5月29日)毎日
 「今後の閣議は灰皿なしとします」29日午前の閣議で福田康夫官房長官が閣議の禁煙を宣言した。坂口力厚生労働相が31日の世界禁煙デーから始まる禁煙週間への協力を求めたのに応えた発言。

日本医師会が「反たばこCM」放映へ(5月22日)朝日
 日本医師会は、組織を挙げて禁煙に取り組む方針を確認した。初の試みとして、医師会が作成した「反たばこCM」を6月中旬からテレビで放映する。喫煙は、がんや心臓病、脳卒中などの大きなリスク要因。CMは毎週1回、医師会が番組を持つ民放で流し、たばこの健康への悪影響をアニメ形式でソフトに訴える。
日本医師会の話「JTのCMは、たばこによる悪影響をマナーだけの問題としてとらえている。喫煙は自分だけでなく、家族や他人の健康も害することを積極的に訴えたい」
また、禁煙活動に取り組むNPO(非営利組織)の事業を支援してゆくことなども確認した。

JTが9億円申告漏れ、3億円余を追徴(5月10日)時事
 JTが東京国税局の税務調査を受け、1999年3月期までの2年間に約9億円の申告漏れを指摘されたことが、分かった。このうち、数千万円は所得隠しと認定されたもようで、追徴税額は約3億円余りとみられる。JTは既に全額納付した。申告漏れが指摘されたのは、減価償却や経理ミスなどがほとんど。しかし、コンサルタント会社に委託した市場調査費数千万円については、経理書類の改ざんなど隠ぺい行為があったとして、所得隠しと認定された。

がんの原因は間接喫煙、世界初の判決、オーストラリア(5月5日)
ニューサウスウェールズ州高等裁判所は、以前勤めていた職場での間接喫煙が原因で咽頭がんになったとして、当時の雇用主に46万6000豪ドルを支払うよう命じた。世界初となる間接喫煙によるがん発症が認められたのは、マーレーン・シャープさん(62)。
11年間、クラブでカウンター従業員として働いていた。1995年に、悪性のいん頭がんと診断され手術を受けた。以来、小康状態が続いているが仕事はしておらず、再発の恐れもあるため不安な日々を送ってきたという。
 シャープさんは2カ月におよぶ訴訟を終え、「ほかの飲食店同様、パブ内でも喫煙を禁じるべきだ」と涙ながらに語った。
また、連邦政府は、海外旅行者向けの免税たばこの販売を取りやめる方向で検討している。

禁煙貯金で「のど自慢交流大会」(4月21日)
 1日1箱分のたばこ代を50年間積み立てた「禁煙貯金」241万円を全額投げうち、秋田県の小坂良一さん(70)が、「のど自慢交流大会」を開催した。
「二十の春」から禁煙した小坂さんは、喜々として歌う障害児らの姿に目を潤ませた。

屋外たばこ自販機撤去条例案委員会可決、青森県深浦町(3月10日)河北新報
 屋外のたばこ自動販売機などの撤去を盛り込んだ条例案が、町議会予算特別委員会でで可決された。
条例は、未成年者でも簡単にたばこが買える屋外自販機を撤去することで、青少年の健全育成と非行防止を図るのが狙い。特別委員会は、「自販機を施行日から90日以内に屋外から撤去」とする条文を、「180日以内」と修正し、条例案を賛成13、反対3で可決した。
条例は酒類、有害図書の屋外自販機撤去も求める。罰則はないが、従わない店名は公表する。自販機移設にかかる経費は、町の予算で助成する。町内には、たばこ32台、酒類6台、図書類1台の自販機があるが、たばこ以外の業者からの反対は出ていない。

EU、たばこ警告文の強化法案合意、「喫煙は人殺し」表示義務付(3月1日)時事
 EUの閣僚理事会と欧州議会の代表で構成する調停委員会は、たばこの箱に表示する警告文の強化、「マイルド」など消費者に誤解を与える用語の禁止を盛り込んだEU指令案(EU法案)で合意した。一部内容は2002年9月にも発効する。
 同法案は、たばこの箱に「喫煙は人殺し」、あるいは「喫煙は本人と周囲の人々を著しく害する」との警告文の表示を義務付けるほか、「マイルド・ライト」などの用語を主に味覚の軽さとして使用しているが、これが健康上の害が少ないとの誤解を与える恐れがあるとして使用を規制する。

映画スターの喫煙、青少年の態度に大きく影響(2月27日)時事
 米国の研究者グループが行った調査結果によると、メディアで描かれる喫煙が、たばこに対する青少年の態度に大きな影響を及ぼすことが明らかになった。アメリカの中学生6000人以上を対象に行った調査によると、好きなスターがたばこを吸っていれば青少年は喫煙に対して好印象を持ち喫煙する可能性が高く、そうでなければ喫煙に対して否定的で喫煙する可能性は低い。という結果が出た。

大阪市、完全分煙へ(2月15日)
わが町大阪(市)は、独自の健康作り指針を策定する。(たばこについてのみ掲載)具体的には、市の施設においては完全分煙化を達成する。民間の職場やその他の公共の場所の分煙においても効果的に分煙を進める為のガイドラインを策定する。2010年度における喫煙率目標(現行の半分)も設定した。

アメリカ航空機乗り入れロシアは例外(2月10日)
 アメリカは自国内において離発着する航空機は全面禁煙という決まりを立てているが、ロシアの航空会社が「国連憲章に反する」という主張をしそれが認められた。

囲碁の対局全面禁煙に(2月)
 日本棋院の東京棋士会は、4月から対局室を全面禁煙にすることを決めた。名古屋と大阪の棋士会も同調すると見られる。
対局室はこれまで「原則として禁煙」。対局が終盤に入って秒読みの時などの喫煙は黙認されている。
4月以降、対局中にたばこを吸えるのは和室の喫煙休憩室か、階段踊り場の喫煙コーナーに限られる。

JT医薬品事業縮小(2月8日)
JTは、子会社ライフィックスの大衆薬事業から撤退し、医療用医薬品に集中すると発表した。ローヤルスターなど健康飲料はJT本体が引き継ぐ。従業員約120人はほとんどがJTからの出向者で、JT内に再配置される見通し。

JT食料品事業一部撤退(2月3日)
JTの発表によると、JTが出資している「バーガーキング」25店舗の収益が悪化したとの理由でロッテリアに売却する事が決定した。(バーガーキングは、関東中心のバーガーショップです。)

機内喫煙で罰金20万円(1月30日)
 シンガポール航空機内で喫煙したとして、日本人の精神科医(38)がシンガポールの地裁で3000シンガポールドル(約20万円)の罰金刑を言い渡された。この医師は1日60本吸うヘビースモーカーで、離陸直後にトイレでたばこを吸って乗員に注意された。しかし、その1時間半後にも自分の席でたばこに火を付けたことから、シンガポール到着後に逮捕された。

宮城県庁禁煙化(1月17日)河北新報
 宮城県は、本庁舎と出先機関の事務室を4月1日以降、終日禁煙とする。今までは禁煙タイムを設けるなどしてきたが、「職員や県民の健康を無視できない」とした。4月以降は、一部の喫煙スペース・各階にある換気口下を除く全面禁煙になる。県厚生課は「喫煙者と非喫煙者が良い関係で仕事をするためには、『空間禁煙』の徹底が欠かせないと判断した」。と話している。

大同特殊鋼の健保、禁煙治療を半額補助(1月10日)日経
 大同特殊鋼の健康保険組合は、自己負担額の重い禁煙治療に半額を補助すると発表した。現在の社内喫煙率50%を40%以下に引き下げる目標を掲げておりその一環で行う。社内分煙化も完了。

2000年

禁煙支援、文字や画像で(12月31日)朝日
 携帯電話で禁煙を支援するシステムを、小学館と東京医科女子大学の阿部眞弓講師が共同で開発した。携帯電話で気分転換のコツや励ましの言葉などを文字や画像で表示する。(2001年2月よりJ-Sky/i-Mode等で始まっています。)

宮内庁が恩賜たばこ廃止(12月23日)
 宮内庁は、勲章受賞者や皇居を清掃する勤労奉仕団への恩賜たばこ支給を止めると発表した。今後はたばこの代わりに菊の紋章を焼き付けたお菓子を支給する。

JT研究員が放射性物質撒き散らし(12月21日)
 JR高槻駅で、JTの研究員が甲状腺ガンを引き起こす恐れのある放射性物質(ヨウ素)を撒き散らす事件が起こり、この研究員(40歳)を逮捕した。この研究所では、放射線を使った研究が行われており、付近住民が情報公開を求める訴訟を起こしていた。

東京都官庁分煙禁煙状況(12月3日)東京新聞
 東京都がまとめた都立施設の分煙化状況によると、施設全体で禁煙または分煙を実施しているのは96%だった。都立高校と警察施設で分煙化未達成が多く、来年3月までの完全実施を目指している。分煙化達成率は、保健医療・文化・消防などが100%、警察施設96.6%に対し、教育施設は87.0%と低い。

ニコチンガム大衆薬に転向予定(12月3日)日経
 禁煙補助剤を販売している製薬会社が、医療用医薬品(処方箋要)となっている禁煙補助剤を薬局、薬店で購入できる大衆薬へ転用する方針を決めた。数年内の販売をめざす。各社は大衆薬として売り出せば、禁煙補助剤の市揚が急拡大するとみている。日本では禁煙補助剤は、保険適用外で高価なため需要が伸び悩んでいた。

喫煙で飛行機逆戻り(11月21日)
 成田空港発アメリカン航空機が、機内トイレで喫煙した乗客(某新聞社社員)の為安全を考えて引き返した。後で損害賠償も考えているという。機内トイレでの喫煙は火災の危険が非常に高く危険行為として各社が頭を悩ませている。

エア・ドゥが喫煙席を導入(11月21日)北海道新聞
 航空会社のエア・ドゥは、12月から全便に喫煙席を設けると発表した。喫煙席は、全座席の4分の1に当たる後部の約70席で、機内禁煙が主流となった現在(全体の90%以上)時代に逆行するようだが、「北海道は喫煙率が高く、国内航空会社と差別化を図れる」と説明した。(2001年3月に廃止。

受動喫煙裁判勝訴(10月26日)
 職場の受動喫煙に悩み休職中の京都府舞鶴市の職員が、禁煙化されている図書館への配属変換を求めた訴訟で、この要求を認めなかったのは違法とした判決が下った。

未成年者喫煙禁止法改正(9月28日)
与党は、未成年者喫煙禁止法を改正し、罰金の上限を2万円から50万円に引き上げ、販売した店にも(法人)罰則を課すことを検討している。同時に未成年者飲酒禁止法も改正。(11月中旬頃改正案が成立した)

国際肺がん学会(9月5日)
国際肺がん学会は、東京都内で開く会議で「禁煙に関する東京宣言」を発表する。
具体的には、若者への啓蒙・たばこ規制についての提言・政府に対する取り組み要請など。

禁煙五輪(8月30日)
五輪が開かれるシドニーでは、屋内全面禁煙を実施する。違反者には、3万5000円の罰金・レストランなどの経営者には35万円の罰金が課せられる。

エールフランス航空、全便禁煙へ(8月19日)産経
エールフランス航空は11月から全路線を全面禁煙すると発表した。90年に国内線、93年から欧州線を禁煙にして以来、徐々に禁煙を拡大してきた。喫煙者に対しては、ニコチンガムなどの代用品を用意する。

WHO警告(8月8日)
 WHOと世界銀行がまとめた報告書によると、現在世界全体で年間約400万人がたばこが原因で死んでいるが、たばこを規制しなければ、2030年までに年間約1000万人の死者となり、そのうち7割は発展途上国が占めると試算。21世紀には20世紀の10倍にあたる10億人がたばこで死ぬ、と警告した。

国連の反たばこ政策にJTも妨害工作(8月3日)毎日
 WHOは、JTや米たばこ会社などがWHOなどの反たばこ政策に対する妨害工作を組織的に行ってきたと発表した。JTは、1987年にWHO総会が開かれた際、自ら資金提供した科学者を出席させようとしたり、中立的な報告書を提出させようとしたと明オた。報告は、たばこ会社がWHOなどに自らの息がかかった者を送り込むなどし、国連機関の政策に悪影響が出た可能性を指摘している。

EU、アメリカのたばこ会社を提訴(7月21日)
EUは、米たばこが欧州に密輸され多額の損害を被っているとして提訴すると発表した。

EUのたばこ規制強化について(7月1日)
 EUは2003年からたばこのパッケージ上の「マイルド」「ライト」の表示を不可にすると発表した。たばこ1本当たりのタール含有量を10mg以下にするとも発表。ドイツは強硬に反対したが、賛成多数で可決した。

444人が体育祭打ち上げで飲酒や喫煙 大阪・枚方高校(6月27日)
 大阪府立枚方高校(生徒954人)が、体育祭の打ち上げで、大半が飲酒や喫煙をしていたことが判明したとして、全員を自宅謹慎や校長訓告処分にしていたことがわかった。「例年、体育祭の打ち上げで飲酒などのうわさがあり、今年も全校集会などで羽目を外さないように注意していた。生徒会などで指導していく」

米フィリップ・モリス、ナビスコを買収(6月26日)
 フィリップ・モリスは、クラッカーやクッキーで有名なナビスコ社を189億ドル(約2兆円)で買収すると発表した。さらに株主などの承認が得られれば、傘下に抱える食品大手クラフトとナビスコを合併させる予定で、実現すれば、スイスのネスレに次ぐ世界第2位の食品メーカーになる。

禁煙タクシー自由化
(6月21日)
 運輸省は、禁煙タクシーを普及させるため、現行の認可制度を廃止することを決めた。標準運送約款を改定し、タクシー事業者が自由に禁煙車を導入できるようにする。8月からの実施を目指す。しかし、禁煙化が客離れを起こすという心配もあり、導入増になるかは微妙。

偽たばこ出回る
(6月19日)
 JTのたばこ2銘柄の偽物がパチンコ屋の景品から68個見つかった。海外で偽造されたタバコが持ち込まれた可能性が高いとしている。←その後、偽タバコは各県で発見され数万個に上っている。
(その後、偽たばこ販売等に関わっていた者が多数逮捕された。)

関西学院、教職員会議全面禁煙へ
(6月11日)
関西学院は、中・高・大学全てで、会議中の全面禁煙を実施することを決めた。外部者に対しても適用する。

吸い殻入れを全面撤去、京都御苑京都新聞
 京都市上京区の京都御苑から、全てのたばこの吸い殻入れが撤去された。火災防止と灰皿の清掃が困難なことなどが理由である。1976年以降、約150基あった吸い殻入れを段階的に減らしてきた。今回全てを撤去した理由については、京都御所の火災予防・景観を良くすることなどを挙げている。

日本初の非喫煙者割引保険を発売した第百生命が経営破綻
(6月1日)
以前から経営不振が伝えられていた第百生命がついに経営破綻した。

禁煙外来がある病院、HPで紹介
(6月1日)
 たばこをやめたいが、「禁煙外来」のある病院の場所が分からない人達に朗報。全国にある禁煙外来を検索できるHPができた。財団法人大阪がん予防検診センターのHP中に「全国禁煙クリニックリスト」を新設した。
 ここです。禁煙したい方はどうぞ。

内部告発した米国の元研究者が禁煙を呼び掛け(5月31日)毎日
 フィリップモリスの元研究者で、たばこの害を内部告発したビクター・デノーブル博士が来日し、記者会見で禁煙を呼び掛けた。「たばこ会社は『ニコチンに依存性はない』と主張、たばこの味を宣伝するが、ネズミの実験でも依存性は証明されている」と訴えた。

JT、中国に進出(5月30日)
JTは年内にも、中国の専売公社と提携して「マイルドセブン」などの製造・販売などに着手する模様。貿易が自由化されれば日本からの輸出が増える虞もある。

健康日本21の本文に「喫煙率半減」が復活(5月中旬)
「〜〜〜の情報提供を通して,「喫煙率半減」をスローガンに,喫煙率の減少が大幅に進むよう努める。」との文章が入った。反たばこ団体の署名などが効を奏したようである。

ワーストスモーカーコンテスト発表(5月28日)
「タバコ問題首都圏協議会」が今年度は、タレントの松本人志が初のワーストスモーカーに選ばれたと発表した。
 約420票が集まり、テレビ番組でたばこの銘柄を当てるクイズや、ドラマでの喫煙場面が“評価”された。松本人志と言えば歯にきぬ着せない毒舌が人気だが、同協議会は「歯にヤニ着せちゃいけませんね」

米国の発がん物質リストに間接喫煙追加(5月17日)
米国立環境保健科学研究所は、発がん物質に関する報告書を発表した。間接喫煙の煙や日焼け、アルコールなど14項目を新たに発がん物質として追加した。

龍谷大学学舎内禁煙に(4月中旬の記事より)
龍谷大学は、学舎内を禁煙化することを決めた。5月1日より施行する。これによって、学生が喫煙する機会を減らそうというのが目的。

喫煙する職員は30分残業(5月1日)
イギリス、ロンドン郊外区タワー・ハムレッツで今年10月から喫煙する職員全員に週2時間30分の残業をさせることを決めた。たばこを吸う者は、吸わない者より労働時間を無駄にしているというデータから作成したものである。

喫煙者が歯周病にかかりやすい理由が判明(4月30日)
喫煙者が歯周病にかかりやすい理由が判明した。
喫煙者は歯と歯の間にあるすきまの酸素量が少なく、そこに嫌気性(酸素を嫌う)の細菌が繁殖し、それが歯周病を起こしやすくなる原因である。また喫煙者の歯周病の症状は一般的に重く治療成績も悪いとの事である。

JT新社長(4月26日)
JTの新しい社長に本田氏が就任することが決まった。本田氏は大蔵省の天下りではなくJT(入社当事専売公社)の生え抜きである。

3人へ13億円、フロリダ(4月8日)
 フロリダの喫煙者がたばこ会社を訴えていた問題で裁判所はたばこ会社に3人に対して13億円を支払う判決を出した。今後たばこ会社はフロリダ州内の喫煙者全員に支払う懲罰賠償金を計算する。総額31兆5000億円に達する可能性あり。

健康日本21計画スタート(3月31日)
(喫煙の事のみ掲載します。)2010年までに
1.未成年者の喫煙率をゼロ
2.喫煙は心臓病や脳卒中、歯周病などの原因であること(喫煙リスク)を国民の100%が知る
3.禁煙したい人へのサポート
など50項目の目標を定め、4月から順次施行する。「成人喫煙率半減」の目標は、たばこ族議員などの反発により撤回となった。

カナダオンタリオ州喫煙被害を提訴(3月3日)
カナダオンタリオ州は、喫煙による医療費などの支出が増えたとしてJT・PM・RJRなどに対して損害賠償を起こした。

球場の禁煙(2月27日)
 グリーンスタジアム神戸と横浜スタジアムが観客席の全面禁煙をする事が決まった。投書やアンケートなどで禁煙を求める声が相次いだ事や家族連れ・女性層にやさしい球場づくりを目指す球団側の方針がきっかけとなっている。
 ただし、禁煙になった分を球場内部に喫煙所を設置しTVモニターを付ける事によって代替する。
(ドーム球場においては消防法の規定によって喫煙所以外は全面禁煙です。)

未成年の喫煙者、半減しなければ罰金(2月5日)
クリントン大統領が明らかにした方針では、18歳未満の喫煙者を2004年までに半減させなければたばこ会社に対して(喫煙者一人当たりで)3000ドルの罰金を科すということがわかった。

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