尾瀬紀行
残雪の尾瀬・燧ケ岳登行(17)

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(標題はブログにリンクします)


 尾瀬紀行(33)裏燧ケ岳 「裏燧林道」  ,



 御池から裏燧林道へ突入



昨夜は、さすがに泥のように眠りこけていたらしく、気が付いたらチチッ・チチッと小鳥の囀り(さえずり)で目が覚めた。 
辺りはすでにぼんやりと明るくなっていて、時計の針は五時少々を指していた。

朝食まで間があるので、小用を足して目覚まし代わりに辺りを散歩しようと階段を下りようとしたところ、左脚間接に痛みが走った。 

やられたな・・! 。


外庭で入念に脚の具合を確かめたところ、普通に平坦地や緩い上りには平気であるが、下るになると俄然、痛みを感じてしまう。 
これは登山特有の軽度の関節痛であった。

小生、登山を始めて10年(20歳半ばより)近くなり、当初の頃は何度か筋肉痛、関節痛に悩まされたが、最近では珍しいことであった。



この日は、体調が良ければ「会津駒ヶ岳」をやって、桧枝岐へ下山し、そのまま帰路するつもりであったが、左足に関節痛を抱えるようだと、チョット登山はおぼつかなく残念ながら断念することにした。

代わりに裏燧ケ岳の林道コースから三条の滝、平滑の滝等を回って尾瀬ヶ原に至り、白砂峠から尾瀬沼へ戻って三平峠へと、来た道を戻ることにする。 

大清水までは概ね30キロメートル近くもあろうか・・?、
ままよ何とか行ってやろう。



ところで、「登山」、山登りは上りは誰でも息が切れてシンドイといい、それに比べ下山は楽なのにと人は言う。

確かに登りは「しんどい」が、足が筋肉痛や関節痛になることはあまりない。 
実は、筋肉痛や関節痛になるのは殆どが下山でのことなのである。


人によっても異なるだろうが大きな山、高い山へ登った場合、長い距離、長時間かけての下りが、いかにしんどいか身をもって分かるはずである。 
それは自分の体重、ザックの重さ、重力そして地面からの衝撃をすべて足の筋肉や関節で受け止めてしまうからである。


下山にはテクニックが必要で、転ばないように歩幅を狭く、ゆっくり慎重に、リズミカルに下りるのが基本である。 
尚且つ、利き手ががあるように、利き足もあるようで、弱い方の足を意識し、カバーしながら歩くのも肝要であろう。


最近の登山ではストックを利用する人が多く見受けられる。
特に、下山に不安な方はストックを使用するのはお勧めかもしれない。 

足だけにかかっていた体重負担をストックを使用することにより、3本の足とまではいかないが、上手に分散することが可能である。 

更に、膝用サポーターを使用すれば、膝への負担も少なくなるので、下山時のしんどさは多少軽減されるはずである。


特に、最近では山慣れしていない中高年の登山者も多いようで、中には自力で下りることが出来なくなることも、ままあると聞いている。
登山は苦痛を伴うものであろうが、特に下山には留意することが肝要であろう。 
災難に合わないように自己管理を充分すべきである。

以上、老婆心ながら。


次回は、「裏燧田代群




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 尾瀬紀行(34)裏燧林道 「裏燧田代群」  ,



 
 裏燧林道の田代群概略図
 http://www.fukuichi.org/sightseeinghike/2005-07-10ozetashiro/ さん提供(感謝)



 
 御池ロッジから僅かな距離にあった「御池田代」の雪に埋もれた標識(御池500mとある)



さて、体調は不良であったが、天候のほうは昨日に引続き好天に恵まれている。

余り進まなかった食欲を、何とか生卵のブッカケ御飯で流し込み、どうにか朝食を終えてイザ・・!出発である。


小鳥の巣箱か餌台でもあるのだろうか、周囲は忙しく小鳥が鳴き声も賑やかに飛び回っている。
昨夜の冷え込みで雪面がクラストしているのだろう、ザクッザクッと軋ませながらの徒歩である。 

燧ケ岳の北側、裏燧というとおり、表側の尾瀬沼界隈より雪の量は多いようである。
それに、平坦とは言うものの山道なのでどのような変化があるか想像はつかない。 
念のためアイゼンを着けてゆくことにした。

歩いているうちに問題の左脚も温まり痛みは余り感じなくなった。 
これは有難い・・!。


国道を渡った向こうから昨日下りてきた分岐点があったが、今度は直進して上田代方面の燧林道へ向かう。
標識には、ここから三条の滝までおよそ6kmの行程とあった。

裏燧林道の登山口は御池駐車場の一番奥にあり、登山道へ入るとすぐ燧ケ岳へ向かう分岐があって導標が立っている。 


導標の三条の滝方向に進むと最初の湿原の「御池田代」が目の前に広がっていた。 

ここまで、御池の登山口から5分とかからない距離であろう。 
この後、樹林の中の登りが始まる、登りといっても緩やかで、木道らしき上を気持ちよく歩ける。

次にほぼ隣接して「姫田代」であり、表示された道標も立っていた。


次回、「上田代




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