尾瀬紀行
残雪の尾瀬・燧ケ岳登行(2)

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 尾瀬紀行(3) 「大清水」   .



 大清水の山小屋と売店


 国道のすぐ横に広がる大清水の水芭蕉(観光協会) 



土産物屋兼業の山小屋が2軒あるが、その内の一軒が既に営業を始めていて、登山者を迎えてくれた。
夜行で寝不足の身に、軽い朝食と熱いコーヒーを流しこんで覚醒させる。

ここ、大清水の標高は1180mで、尾瀬沼の標高1660mで標高差480m、更に、燧ヶ岳(ひうちがたけ)の標高2356mなので、1170mの標高差を登ることになる。
バス停の脇には尾瀬沼まで、7.5kmとの標識が立つ。 
従って、尾瀬沼までは、散策気分で2時間半といったところか・・?。



この裏手には大清水湿原があり、今は未だ淡い雪の下であるが間もなく尾瀬より一足早めの水芭蕉が楽しめるはずである。

ただ気になることがあった。
若い男女の(小生も若いが・・、)カップルが、かなりの軽装でこれから尾瀬に向かうらしい。 
こちらは重装備であるので、比較されるとやや気恥ずかしい思いだ。 
ただ、今この地こそ少ないが、この先、峠(三平峠)を越えるあたりから、かなりの残雪があること、受けあいである。


荷物をしっかり固め、靴紐を結びなおして、いざ・・!出発である。
先ずは「尾瀬沼」に向かうが、車止めのゲート横を通ると、直ぐに右手に一昨年(1971年)訪れた奥鬼怒温泉郷と日本で一番高所(・・?)にある湿原:鬼怒沼湿原に至る林道を見送ります。

雪解けで水量が増している片品川の渓流音を快く聞きながら幽谷の地へ入り込んでゆく。

次回、「一の瀬




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 尾瀬紀行(4) 「一ノ瀬休憩所」  .



 休憩敵地、「一ノ瀬休憩所」



約1時間、高低差の無い単調な砂利道を歩くと、一ノ瀬休憩所に到着である。 
ここまでは足慣らしとして、丁度良い距離であろう。
一ノ瀬休憩所は、そろそろ開店の準備といったところか、小屋の前にはジュース、缶ビールやご当地の野菜が冷たく冷やされていた。
チョッと腰を下ろして、周囲の風光に浸る。

思い起こすと一昨年(1971年)の6月、初めて尾瀬へ入り、尾瀬沼や尾瀬ヶ原を周遊した。
その時、長蔵小屋で若き青年が『 尾瀬環境保全のための自然保護運動を展開しております。賛同していただける方は御署名をお願いします 』と各ハイカーに伺いを起てていた。 

自然を愛し、山を好んで歩んでいる小生も、当然ながら署名をした一人である。
そして、後で知った事だがこの署名を集めていた青年は、この小屋の主・平野長靖氏であることが判った。

更に、この平野氏は一昨年、政府内に新設された「環境庁」の初代長官の大石長官に、尾瀬の自然を護るべく自宅にまで押しかけて直訴し、尾瀬を通る道路の建設を中止させたとして良く知られる人物であった。

ところがその年の冬、この地・三平峠へ至る「一ノ瀬休憩所」の近辺で、尾瀬長蔵小屋の若き主人・平野長靖氏(長蔵小屋三代目)が尾瀬豪雪の中、遭難死したと新聞が報じていて、ビックリ仰天したものであった。 


今、この一ノ瀬休憩所に立って周囲を見渡しても、どの地点で遭難したかは定かでない。

この辺りは、今現在は残雪の残る平穏な地域であり、いくら吹雪の日とはいえ、尾瀬を知り尽くし、山の案内人の超ベテランがこの地で遭難したことが信じられないのである。

更に、同年の7月環境庁が発足、初代環境庁長官・大石氏と尾瀬の守り人・平野氏の、とある新聞記事を思い出した。

序ながら次回、チョット尾瀬の「自然保護」について述べてみたい・・!。




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