尾瀬紀行
残雪の尾瀬・燧ケ岳登行(20)

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尾瀬登行ルート
大清水⇒三平峠⇒尾瀬沼⇒沼尻⇒燧ケ岳⇒御池(泊)⇒裏燧林道(田代群; 御池田代、姫田代、上田代、ノメリ田代、横田代、西田代、天神田代、兎田代)⇒三条の滝⇒平滑の滝⇒赤田代⇒下田代(見晴十字路)⇒白砂峠⇒尾瀬沼⇒長蔵小屋(泊)⇒大清水

(昭和48年(1973年)5月3日〜5日)
(標題はブログにリンクします)


 尾瀬紀行(39)裏燧林道 「尾瀬の温泉」  .



尾瀬といえば、やはり尾瀬沼と尾瀬ヶ原がメインであって、余程の愛好者でなければその他の地域は余り注目されない。 まして、渋沢温泉小屋はメインルートから外れているため、ここを目的にしない限り、なかなか来づらいところであろう。 
尾瀬では珍しい山間の温泉である。

地理的にもやや不便なところにあって訪れる人も少ないようだが、静かな幽谷の味わいを堪能でき、一部マニアや温泉愛好者には人気が高いという。 
尤も、福島県側からだと国道の小沢平から徒歩で1時間程度の道のりであるであるが。

林の中に風情満点の露天風呂・「せせらぎの湯」というのもあるらしいが、何しろ源泉が30度台と低く、夏場専用の野天風呂らしい。 無論、屋内の温泉は源泉のままで沸かし直しているという。 是非、一度訪れたいものである。



ところで、尾瀬というと群馬県側にある大清水⇒三平峠や鳩待峠からの印象が強いが、尾瀬の歴史を築いてきた平野長蔵などの平野家や小屋を経営する長蔵小屋はぎりぎり福島県側にある。

また、江間章子・作詞、中田喜直作曲の有名な唱歌・「夏の思い出」の歌碑も福島県側に存在する。(桧枝岐村のミニ尾瀬公園内にある。音声も聞けるという)

交通アクセスの良さから人は群馬県側に集まるが、実は尾瀬の本拠は福島県側の檜枝岐村なんである。
そして尾瀬を味わい尽くした次に行き着く先が、燧ヶ岳の北部に広がる福島県側の人の少ない静かな裏燧林道と呼ばれるエリアであろう。 

そんな裏燧林道より更ににポツンと離れてあるのが「澁沢温泉小屋」であるが、尾瀬エリアで最も古い温泉で、開業は昭和37年のことであった。 その後、昭和49年に檜枝岐温泉が発掘されている。


因みに、檜枝岐村は温泉地としても有名になったが、未だ歴史が浅いというのに湯量が豊富で旅館・民宿どころか一般家庭までの全てに温泉が引かれているという。 
なんとも羨ましい土地柄である。

泉質は美人の湯とも言われる無色透明なアルカリ性単純温泉で、源泉温度は62.0度とチョッと調整(熱交換で別利用)すれば適温であり、湧出量は1分間に304リットルと充分な量であるという。 

村内には公衆浴場や立寄り湯が数軒あるという。
これは、温泉愛好者としては、再び機会をつくり行かざなるまい・・!!


次回、 「尾瀬の熊




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 尾瀬紀行(40)裏燧林道 「尾瀬の熊」   、



相変わらず太古の樹林他、主にブナ林をひたすら歩く。
変化の少ない単調なコースであるが、平坦というより緩いくだり勾配が嬉しく、歩程もはかどる。

歩き始めて1時間半、凡そ6kmの道のりであるが、未だ人のすれ違いや人の気配はまったく感じられない。 

熊にでも出会わなければ良いが・・!」、とやや不安を感じるときもある。

ただ、尾瀬界隈、群馬県側といい福島県側といい熊の出没の情報や注意表示、勧告は特に無いようである。 
もし、あるとしたも人気の尾瀬であり、相当の情報や対策がしてあるとは思われるのであるが、果たして・・?。


地元の尾瀬に詳しい人の一般的な話として・・、
尾瀬は山奥なのだから当然ながら、クマはどこにでもいるという。
熊が出没する尾瀬エリヤでは、この裏燧林道には記載がなかったが、段吉新道、尾瀬ヶ原の各所、特に沼尻川の拠水林を拠点に行動し、景鶴山、与作岳周辺はクマの生息地でもあるらしい。

更に、原、南方の富士見平周辺には出没例がかなりあるらしい。 それに、人通りの多い大江湿原にも。

クマのホームエリアはかなり広いし、熊が行動するルートもある程度決まっているらしい。又、人の姿を見ると概ね、逃げてゆくらしいが、出会いの条件や熊の状態にもよるらしい。

そして、熊は主に夕刻から夜にかけて行動するので、この時間帯の歩行は出来るだけ避けたほうが良いという。 

これら熊出没については、知らないより、知っていた方がやっぱりいい。


一般に、本州ではツキノワグマが 生息していて、特に、秋から冬の始まり頃の時期と春の時期、冬眠前と冬眠後が要注意しなければならないといわれる。

山奥のブナやミズナラなどの森林地帯には、通常、ツキノワグマが多数生息しているのが普通とされる。


次回、「段吉新道




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