航空部って何?

『グライダーと呼ばれる滑空機に乗って空を飛ぶクラブ』です!

グライダーの写真:阪大航空部所有の複座練習機 JA2380

グライダーとは、簡単に言うと『エンジンの付いていない飛行機』の事です。 ハンググライダーやパラグライダーとは違って、法律で定められた航空機の一種です。 「エンジンが付いていないんやったら、どうやって飛ぶねん!?」って思う人もいるでしょう。 グライダーは、ワイヤーを機体に取り付けて凧揚げの要領で引っ張って離陸させます。 風などの気象条件にもよりますが、だいたい400~600mくらいまで上昇します。 そして、ワイヤーを切り離し、後は風に乗って空を飛びます。 エンジンは付いていませんが、上空に存在する上昇気流を上手く捕まえれば、 場所によっては何時間でも飛んでいられますし、高度3000mも夢ではありません。

空からの眺め!

時々、「飛行機マニアが集まった部活ですか?」という噂を耳にしたりもしますが、

そんなことはありません!

ほとんどの人は、飛行機そのものではなく、『飛ぶ』という事に魅了された人たちです。 大学に入ってから、初めて航空部と出会い、空に飛び出す人が大半です。 ですので、『新しい事をやりたい!』とか、『人とは違った事がしたい!』って人にはぴったりです。 もちろん、『空を飛びたい』って人も大歓迎です。 きっと、今までには無かった世界が開けるでしょう。 興味を持った方は、コンタクトしてください。体験搭乗もやってますよ。

Q1.誰でも飛べるの?

健康であれば、誰でも飛べます。特に難しい資格は必要ありません。

実際にグライダーに乗って飛行する際は、「操縦練習許可証」と言うものを所得する必要がありますが、 これは『健康』であれば申請して所得できます。 何やら難しそうな名前ですが、自動車で言うところの『仮免許』みたいなもんです。 これを所得すれば、空を飛ぶことができます。 とはいっても、「初めて空を飛ぶのに一人で大丈夫?」と思うでしょうね。 もちろん、何も知らない人が一人で空を飛ぶ事には危険が付きまといます。 これは、初めて車を運転する人がいきなり一般道で運転する事と同じですね。 なので、最初の頃は二人乗りのグライダーに乗って飛びます。 飛び方やルール等を、国家資格を所得したインストラクターに教えてもらいます。 ある程度練習して技量が上達してくれば、一人で空を飛ぶことも出来ます。 初めて一人で飛ぶ時は、不安と緊張の中にも嬉しさを感じ、とても感動的なものです。

その先のステップとして、『自家用操縦士技能証明』という国家資格の所得もできます。

再び何やら難しい名前が出てきましたが、要は『パイロット』の国家資格です! とりあえず、この資格を取れば機長として飛ぶことができるので、航空部員の一つの目標になります。

2010年7月の木曽川合宿で初ソロに出た澤村(着陸後)

Q2.安全面は大丈夫なの?

阪大航空部は、創部以来人身事故を起こしていません。

空を飛ぶと言う活動ですので、みなさん不安に思う所のようです。 結論から言いますと、大丈夫です。確率的には、自動車事故発生の確率よりも遙かに低いです。

グライダーを壊すと言う事は過去にありましたが、それでも人身事故は起こしていません。 空を飛ぶ時は、安全にきちんと配慮しています。 例えば、風が強くて離着陸に支障が出る状態では飛行を見合わせますし、雨が降っても飛びません。 先述の気象条件以外にも、機体面での安全対策もしっかりと行なっています。 年に一度、グライダーは『耐空検査』と言うものを受けています。 これは、自動車で言うところの『車検』です。 整備士の国家資格保持者に監督してもらって整備を行ない、検査してもらいます。 検査に通れば、安全性が確保されているとして飛行に使う事ができます。

合宿では毎朝入念なチェックが行われています

Q3.費用はどれくらい?

空を飛ぶからには、その為に必要な費用が発生します。 主に必要になってくるのは、フライト料・宿泊費・食費・交通費です。 「えっ?グライダーのお金は必要ないの?」と思ったアナタ! 大学で所有しているグライダーを使うので、そんなものは必要ありません。 もちろん、自分で欲しけりゃ買ってもいいでしょうが、びっくりするような値段です。 機体と装備によっては、あと少しでポルシェが買えるくらいです。(わかりにくい例えかも…) さすがに学生で個人所有するのは辛いので、大学が所有しているものを使わせてもらってます。

フライト料は、飛ぶ場所や時間等によって違ってきます。 私達が普段飛んでいる所では、一発あたり1700円~3000円くらいです。 宿泊費は、一泊1000円程度、食費も一日三食で1000円程度です。 交通費については、合宿する時は部の車に乗り合いで行くので、割り勘です。 他の部活に比べればちょっと高いかもしれませんが、 『空を飛ぶ』という事を考えた時に意外と安いと言う事に気づいてもらえたかと思います。

Q4.どこで飛んでるん?

岐阜県の木曽川滑空場、大野滑空場や、福井県の福井空港などです!

グライダーを飛ばすには、長さ1000m程度の滑走路が必要です。 それに加え、滑走路の周りはビル等の無い開けた場所であるひつようがあります。 当然、大阪にはそのような場所は無いので、別の所へ出て行く必要があります。 世の中には色々な滑空場がありますが、私達が主に使用するのは岐阜県の木曽川滑空場や福井空港などにあります。

木曽川滑空場での合宿

木曽川滑空場は、阪大から車でおよそ3時間程度、木曽川の河川敷に作られた滑空場です。 大野滑空場は、岐阜県の揖斐川河川敷にあり、福井県の福井空港で飛行したりもしています。 さらに、大会では埼玉県熊谷の妻沼滑空場や、千葉県の関宿滑空場など、全国で活動します。 熱心な部員の中には、個人でオーストラリアや北海道に遠征に行ったりもしています。 滑空場は全国に意外とありますよ。 もしかしたら、アナタの出身地の近くにも滑空場があるかもしれませんね。

Q5.大会とかはあるの?

七大学総合体育大会(七大戦)や、全国大会などに出場できます!

体育会として活動しているので、もちろん大会に出場したりもします。 グライダーの大会とは言っても、イメージできる人はほとんどいないと思います。 大会の内容としては、大きく分けると2種類あります。

一つ目は、花形の『周回競技』というものです。 これは、あらかじめ決められた地上の地点をチェックポイントとしてコースを設定し、 そのコースをいかに短時間で飛んでくるかを競うものです。 既にご存知の通り、グライダーにはエンジンが付いていませんので、 上昇気流が無ければ10分程度で地上に降りてきてしまいます。 しかし、上昇気流を捕まえる事によって高度を上げることができ、 その結果として長い距離を飛ぶことが出来ます。 周回競技では、上昇気流を捕まえなければ飛べないような長いコースを設定し、 如何に上昇気流を上手く使って飛んでこれるかを競います。 名阪戦や、全国大会ではこの形式が採用されています。 こちらの競技は、主にライセンス所持者が大会に出場する事ができます。

二つ目としては、基本操縦技術を競う競技があります。 これは、離着陸時や上空での操縦が安全・正確・滑らかに行なわれているかを競います。 主に、新人戦や名阪戦二部競技で採用されています。 ライセンスを持っていなくても、こちらの競技には出場できる事がほとんどですので、 ほとんどすべての部員に大会出場へのチャンスがあることになります。

2012年3月の全国大会

大会では、こんな感じでたくさんのグライダーを見ることができます。写真は2012年の3月、妻沼滑空場で行われた 全国大会の様子です。面白そうでしょ?

試しに飛んでみたい!または入部したい!

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