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ブハリ日記(ブハリとは末の嫁)の意味

2009/10/31 (土)
家建築385目 ペイント 木の床 鉄の格子

 朝8時頃鉄の職人が3階のレストラン入り口のゲートなどをつけに来る。午前中で作業が終わった。何十キロもある鉄をクリシュナを含む4人で3階まで運んだ。
 ペイントはけっこうまきが入ってきて、人数も5人に増え、石の磨き、ペイント、集中して仕事をしている。
 木の床は2つ目の部屋の途中までやった。2人の職人が来て、木を床に貼る作業をした。
 近所の人が来て「もう終わるね」と言ってくれる。
2009/10/30 (金)
家建築384目 ペイント 木の床 鉄の格子 ゲート

 朝一番で鉄の職人に電話する。ここ何日か待たされてきた。昨日は「明日朝7時に届ける」と言ったが、来る気配がない。結局10時近くに運ばれてきた。若い職人1人ともう1人は10代くらいの少年だった。窓枠に鉄格子をはめる仕事をしたが、釘の打ち方がうまくなくて、木の窓が壊されるんじゃないか、とハラハラした。
 ペイントは親方自ら来て、3階の壁などをやった。竹の棒で足場を組んで、かなり危ない、大変な仕事だ。親方はランニングいっちょになって、足場の上でペイントを塗っていた(写真)。親方は「鉄が届いたら10日で必ず終わらせる」、と言っていた。今日その鉄が届いたので、クリシュナがそう言うと「今日からじゃなくて明日から10日間で数えてください」と言った。
 木の床の職人2人も来て、1つ目の部屋が終わり、2つ目の部屋に木を貼った。
 石の職人が来てゲート周りやトイレの排水のふたを造る作業などをした。
 仕事がかなり進んでいる気がする。完全に終わりが見えてきた。
2009/10/29 (木)
家建築383目 ペイント 塀プラスタ 木の床

 朝8時頃プラスタの職人2人が来た。今日は北側の塀をやった。ゲートの柱もきれいに形作ってくれた。プラスタの仕事も今日で終わった。彼らが炎天下の中、断食に耐えながら働いていたことや、日が落ちても一生懸命水をまくのを手伝ってくれたのを思い出す。とても爽やかな印象だった。
 木の床の職人大人2人、子ども1人が来る。どの木を使うか、その場所に一緒に行って指示をする。それでも子どもがまだ乾いていない木を持ってきてしまった。急いで止めた。ほぼ1部屋の木の糊付けが終わった。
 ペイントは石の磨きや壁のペンキをやった。
2009/10/28 (水)
家建築382目 石を磨く 塀プラスタ 木の床

 朝8時半頃プラスタの2人の職人が来る。うちの南側の塀の模様付けをやっている。これは普通の家ならやらないような場所なのだが、うちの場合、初めてここにやってくる人には一番最初に目に入る。ただのブロック塀だとやがて黒ずんで来てしまいきれいじゃないし、つまらない。それでここにもプラスタして模様を付けることにした。ちょっと贅沢なのだが。
 いきなり木の床の親方がやって来た。3人くらいの職人を連れて、奇襲攻撃的に来た。木はだいぶ乾燥できたが、予算や時間の都合もあるので、どうしようかと思っていたが、いきなりもうやる気なので、躊躇してる暇もなかった。それでも話をして、こちらの希望としては木が乾いている分の3部屋分。時間的、予算的なこともあるので、それ以上はこのシーズンが終わったあとにする、と言った。親方は一気に全部やってしまって、金も一気に取りたいみたいだったが、それは許さなかった。はっきり言わないと、奇襲的にやられてしまう。
 木の職人は中年の職人1人、少し若い男性、そして10歳くらいの子ども1人。今日は木のチップをのりで貼り付ける作業をした。親方はこの仕事を全7部屋10日間で終わらせる、と言っていた。職人も「夜8時まで仕事をする」とか言っていたが、実際は5時にあがっていった。口ほどじゃない、とクリシュナと話した。
 ペイントの職人2人と親方も来た。今日は階段やレセプションの石の磨きをやった。レセプションは、ここでセメントを混ぜたりしたので、きれいになるのかクリシュナがかなり心配していた。テクダルが「大丈夫」と言うので、ここでセメントを混ぜてしまった。が、近所の人などに言わせると「これは止めさせないといけなかったよ。あなたが大人しいからてきとーにやられてしまったんだよ」。石の磨きは機械で職人がやるのだが、すごいほこりで、今泊まっている部屋まで真っ黒になってしまった。職人はハンカチやマスクで口をふさいでいるが、体には良くないだろうな、と思う。それでも、石はかなりきれいになった。テクダルが最初からここでセメントを混ぜさせなければ、職人の負担が軽くて済んだのに。
 プラスタは若い職人と少年2人でやっていて、今日中に南側の塀の全部をやってしまうと言う。無理じゃないかなぁ、と思ったが、もうセメントを混ぜてしまった。1回水を入れてしまったセメントはすぐ使い切らないといけない。すでに日が落ちかかっている。無理とわかって彼らが呼んだのか、もう1人リーダー格の職人が来た。電球をつけて、「夜10時までならタクシーに乗れるかな」とか言っている。それでもさすがにヤバイ、と思ったのか、マネージャー格の一番上の職人を呼ぶ、と言う。しばらくして一番上の職人が自転車でやって来た。「こんな時間に何やってるの!?」と驚いている。「こういう(模様をつける)仕事は、明日の朝にしなければいけなかっただろ」と怒っている。さっきまで笑っていた若い職人が急にシンとなってしまった。糸に青い色粉をつけてセメントに線を引き、石を積み重ねた模様を造っていくのだが、もう夜になってしまったので、さすがによく見えない。1回は線を引き間違えて直した。それでもろうそくも使いながら、マネージャーとリーダーがせっせと作業をして8時頃には終わった(写真)。最初怒っていたマネージャーも、仕事の終わりが見えてくると携帯で音楽を聴きだした。私が写真を撮っているとプリントして欲しい、と言っていた。プラスタの人たちは遅くまで働くので、タクシー代を出したことがあった。それで今日も仕事が終わるとタクシーに乗りたがったが、今日は彼らのミスでもあり、クリシュナはタクシー代180ルピーのうち100ルピーだけ出し、あとは彼らに負担を持ってもらった。
 今日はよく仕事が進んだ。掃除やかたづけをしているので、すっきりしてきた。
2009/10/27 (火)
家建築381目 ペイント 石を磨く 塀プラスタ 木を干す

 9時頃ペイントの職人が3人来る。ペイントの親方は、仕事をせかすと、部屋の掃除をしてくれ、と私たちに言う。木のくずが溜まっているのが困る。そして、それは自分たちの仕事ではない、と言う。クリシュナが言うには、それはテクダルがやるべき仕事。親方は3階の掃除は以前自分がした、それ以外はやらない、と言うが、その掃除と言うのは彼のスタッフが壊した発泡スチロールをかごにまとめただけで、何のそうじにもなっていない。この親方はアルミの窓の職人とも、「それは私の仕事ではない」と言って喧嘩していた。小柄で優しい顔をしたグルン民族で、日本人には相当親しみを感じさせるが、その風貌ほど穏便じゃないかもしれない。ちなみに、親方は熱心な「マオイスト(毛沢東主義者。ネパールでは超過激左派)」で、働く人を誘っては熱心に党の集会に通っているそうだ。
 どうしても掃除をしない、と言うので、こんな掃除くらいでガタガタ言うなよ、とクリシュナと2人でやった。彼らに任してだらしない掃除をされるより、自分たちでやった方がずっと気持ちが良い。かなりきれいになった。
 窓おやじが朝9時頃来た。3階のドアと、残りの支払いを相談していった。風邪で調子が悪い、午後に行く、と言っていたが、誰よりも早く来た。けっこう丁寧にお金の計算の仕方など説明してくれた。残りの支払いは1ラックくらい、思ったよりは少なくてホッとした。
 ペイントは今日は壁やドアを塗り、また階段の石を機械で磨いた。階段はきれいになった。
 10時半頃プラスタの職人が来た。以前からいる青年1人とヒンディー語の少年2人。家の裏側の塀をやった。テクダルがお金を払ってくれない、と言って困っていた。だから人数も減っているのだろうか?
 自分たちも体を使って働き、人に仕事をさせることもし、とても疲れた。
2009/10/26 (月)
家建築380目 ペイント 木を干す

 朝8時過ぎペイントの職人が1人来る。インド人みたいな顔をしたネパール人で、ほかの人が来るのを30分以上待っていた。結局4人が来た。今日は子どもはいなかった。ペイントの職人の親方に、「あと何日で仕事が終わるか?」と聞くと、「(私たちが)鉄やドアを用意してくれたら10日間で全部終わらせる」と言う。ティハール祭の前までに終わらせる、と言っていたが、終わらず、その後1回も仕事に来ていない。自分の仕事が進まないのを人のせいにする。しつこく電話で「早く人をよこせ」と言った。それで今日やっと来た。携帯をうちの電気でチャージして、見ていないと休んでいる。
 水周りの職人(プランバール)が来て、昨日置いていった請求書の話をしていった。4万ルピーもの額で、ふざけんな、誰が払うか、と思った例のやつだ。水道の鉄の管にテープやゴムのラバーを巻き、それをやると早くお湯が出る、というのをやった。それが別料金で請求されている。何て話して値切ろうか、と気をもんでいた。が、クリシュナは「あんなの何の意味もなかったよ」とストレートに言っていた。プランバールは物静かなぼおっとしたタイプ。そばにいた仕事仲間らしいインド人が「おい、もう今日はその話はやめて帰ろうよ」と言っている。プランバールは懸命に言いつくろうが、クリシュナは全然受け容れない。クリシュナもやっぱりかけ引き上手なバウン(高いカーストの人)だな、と思った。
2009/10/25 (日)
家建築379目 水周り 木を干す

 朝8時過ぎにプラスタの少年が1人で来る。今日は他の仕事があって、うちには来ないという。仕事の道具を取りに来た。そんなに急ぎの仕事ではないので、それは良いのだが、少年がペンキのあいた容器が欲しい、と言う。これは、かなり丈夫にできたプラスチックのバケツで、みんな欲しがる。何人かの働く人にはすでにあげてしまった。でも、うちでもまだ仕事に必要なので、これ以上あげるわけにもいかない。それを言っても少年はなかなか納得せず、帰ろうとしなかったが、私たちが他の仕事を始めると、「サフジ(雇い主さん)、じゃあ帰ります」と言って帰ってしまった。
 水周りの職人(プランバール)が昼頃やってきた。まだ不完全なトイレ・洗面台を直してもらうためだ。それはわりと短い作業で終わった。でも、位置をつけまちがえていたため、つけなおしたタイルの場所など、何も言わないと、タイルに穴があいたままになっていた。また、今更だが、トイレの排水が流れる場所にちゃんとセメントがふさがっていない、それはテクダルの仕事だから、早くやってもらうように言え、と言う。この人の仕事のやり方はいつもこうで、ちゃんと早くチェックしてくれればいいものをせず、後になってこれは他の人の仕事だから、それをやってもらわないと自分の仕事ができない、と言う。でも、結局、この人自身がやることになる。そして、また懸念の材料となったのは、今日の仕事が終わったあとに置いていった請求書。この水周りの仕事はテクダルの契約のなかに入っているはずなのに、レストランの洗面台設置、洗濯機のパイプ設置など別料金で、なんと4万ルピー、と言う。これまで、さんざん約束や時間を守らず、ちっとも仕事には満足していない。もちろん額面どおりには払わないが、どう値引きさせてやるか、闘志が湧いてきた。
 
 クリシュナがむかし働いていたイタリアンレストラン「マンマミーヤ」のご主人が昨日ガンで亡くなった、とクリシュナが聞いてきた。まだ40歳ちょっと。インドのムンバイの病院で入院していて、最近ポカラに戻ってきていた。「あんなに善い人だったのにねぇ・・・」とクリシュナが落ち込んでいた。クリシュナはレストランのウェイターの仕事が本当に好きで、その楽しさを学んだのはこのレストランだった。
2009/10/24 (土)
家建築378目 ドア設置 塀プラスタ 木を干す

 朝7時過ぎ窓おやじのスタッフが来て、ドアをつけていく。午後には終わった。部屋部屋にドアがついて、ちょっとホテルっぽくなった。
 朝8時過ぎくらいからプラスタのインド人チームが来る。以前よく来ていた青年やヒンディー語をしゃべる少年など4人だった。正面側の模様をつけた塀と、うちの左側の塀をやった。塀の上に侵入防止のためのガラスの破片をつけた。ビール瓶や壊れて不要となったソーラーのガラスを割って使った。ヒンディー語をしゃべる少年はすっかりうちに慣れているので、私たちにちょくちょく話しかけてきては、「お茶をつくって」と言う。他の大人は遠慮するのだけど、子どもなので悪気がなく遠慮もない。ついこの間までは新入りで、こちらに話しかけるどころか、笑顔もなかったのだけど、今は用事がなくても「サフジ!(雇い主さん) 元気?」とすっかりなじみの間柄、という感じ。また、仕事もこてでセメントを塗るまでできるようになっている。少年て成長するんだなぁ、と思う。
 調子に乗りすぎるなよ、と言いたくならないでもないが、でもこのインドのビルガンジのイスラム教の青年たちは、人なつこくて、気が良く明るい。憎めない。仕事にも心がある。ネパールや他のインドの職人は相手よりも自分の都合に合わせて働き、お金をもらえばそれまで、それが仕事、と感じることもある。
 ネットでクライマックスシリーズを観戦した。目が放せないので、木をかたづけるのが遅くなる。
 夜は日本料理屋「桃太郎」に行った。すごい久しぶりに来たのに、お店のスタッフが私たちを憶えてくれていて、置いてあった私の本が売れたと言って、その代金を渡してくれた。「また本を持ってきてください」と言ってくれた。本当にありがたい、と思った。
2009/10/23 (金)
家建築377目 ドア設置 戻ってきたプラスタ 木を干す

 朝7時頃から窓おやじのスタッフが来て木のドアをつける。続いて、PVC製のドアの職人とその手伝いの男の子1人が来る。そして、8時半頃久しぶりにインド人のプラスタチームが来る。こっちのことをよく覚えていてくれて「ナマスカー」とあいさつしてくれた。「こっちに引っ越したんですね」「トイレできたんだぁ」とか言って、少年たちはひと通り家の中を見て周っていた。来たのは、すごい迫力でセメントを混ぜていた男性と、モデルになれそうな顔がきれいで手足の長い少年と、ヒンドゥー語だけしゃべる少年、もう1人初めて来た男性、以前大人に怒られて泣いていた12歳の男の子だった。なじみの少年ジュノは来ていなくて、リーダーのサッカリヤは結婚してまだ2週間くらいビルガンジの村にいるそうだ。その2人がいないのは残念だったが、やっぱりプラスタチームには愛着がある。通じたのかどうかわからないが、「いつ村から帰って来たんですか?」と聞いたら「おととい」と言っていた。テクダルが「まだ彼らは帰ってきていない」と言っていたのを信用していなかったが、どうやらそれは本当だったみたいだ。プラスタは家の周りの塀をやった。セメントをした上に糸で線を引いて石の形に模様を描いていく。なかなかかっこよくなった。やっぱりこの彼らは仕事の早い人たちで、正面側はもう終わった。
2009/10/22 (木)
家建築376目 ドア設置 木を干す お風呂に入る

 朝7時半くらい、またいきなり窓おやじからドアが届く。以前来ていた横柄な若い職人ではなく、ちょっと無口な職人といつものもう1人の職人が来た。金具など必要な物をクリシュナが買いに行く。クリシュナが帰って来た頃、PVC製のドアの職人もやって来た。3人の手伝いの男の子も一緒だった。PVC製のドアはサイズに合わせて切って、そこに金具をつけるのだが、意外に時間がかかる作業で、最初1600ルピーでやってくれると言ったが、結局2000ルピーになった。でも、窓おやじの木のドアと、このPVC製のドア、2組の職人が来て一斉に仕事をしたから、うまい具合に進んだ。PVC製のドアはやや薄っぺらくてやわそうなのだが、テクダルとかは「すごくいいね」と言っていた。
 
 浴室に水が出ることを確認し、初めてお風呂を使ってみた。クリシュナが張り切って掃除をし、「初お風呂」した。ソーラーからはあっついお湯がたっぷり出る。まだ電気がついてないので、ろうそくで湯浴みしたが、窓からは星が見える。明るい時間ならヒマラヤも望める。やっぱりお風呂はあったまる。「うちってホテルだね」と言いながら、ちょっと贅沢な気分を楽しめた。
 いつも買い物に行っていた雑貨店の店主が、昨日急に変わった。つい最近そこの家賃が2500ルピーから4500ルピーに値上げされた、という話を聞いたばかりだった。家主が彼らを追い出すため無茶な値上げをしたのかもしれない。ネパールではこういうことはよくあるそうだ。貸していた店が繁盛すると、家主が無茶な値上げをして、借り手を追い出し、同じ名前で店を続けたりすることもあると言う。私たちは土地も家も自分の物なので、そういう心配はしないで済む。その一方で、ここを借りたい、という人もけっこういて、それがすごい安い金額を言ってきたりする。確かにそんなに安いお金で貸せない、という家主の気持ちもわからないでもない。
2009/10/21 (水)
家建築375目 トイレ設置 木を干す

 朝10時過ぎ頃、水周りの職人が来てトイレの設置を始める。もう1人職人を連れて来ていた。スプレー(インドによくある、用を足した後、お尻を洗う小さなシャワー)の位置がトイレットペーパーのホルダーに近すぎて使いづらかったのを直してもらったが、その際、そのシャワースタンドのねじ止めを壊されてしまった。新しいのを買ってきて、と言う。自分で壊しておきながら。夕方17時くらいまで働き、キッチンと1部屋のスプレーの位置を直す以外は、ほぼ仕事が終わった。
 浴室のPVC製のドアをつける仕事を、階段の木の手すりを造る職人に頼んだ。金具などを買いに行き、明日設置に来てもらうことになった。
 インターネットで、日本のクライマックスシリーズをリアルタイムで観戦した。画像はないが、けっこう楽しめた。
2009/10/21 (Wed)
家建築374目 木を干す

今日から来ると言っていたのに、誰も働く人が来ない。テクダルに電話すると、当たり前のように「(祭りの翌日なので)今日はまだ誰も働かない」と言う。祭りの前までに全部の仕事を終わらせると言いながら終わらず、祭りの翌日には必ず、と言うから2万5000ルピーを払ったのに。誠実に仕事をすれば今後につながるとか、そう考えないのかな。
2009/10/19 (月)
家建築373目 木を干す

 クリシュナが朝4時にジャナキディディの家にシババンジャ(甥っ子)と出掛けて行く。ティハール祭だが、お姉さんの親戚に不幸があったので、今年はティカをもらうことはない。まだ正面玄関やゲートがないのにうちを開けるのも無用心なので、私は家に留守番した。久しぶりに寝坊ができて、訪れる人もなくてホッとする。屋上で木を干していると、ふいにプラスタの職人が3階に来ていた。「明日から仕事をするので、セメント10袋を買ってください」と言われた。その旨クリシュナに伝えて、あなたにも夕方までに連絡する、と言った。
 
 クリシュナが18時過ぎに帰ってくる。夜は中華料理店に行く。ティハールで踊っているグループがいくつかあった。ジャウレ(民舞)を踊る人が見れたのは良かったが、中華料理屋の前に来た若者たちは大きな音でヒンディー音楽をかけて踊り、自分たちだけで楽しんでいた。店の客みなが迷惑していた。
2009/10/18(日)
家建築372目 トイレ設置 木を干す

 朝から良い天気。木を干す。11月に入るまで木を乾かして、2部屋か3部屋、木の床を造ろうかと考えている。
 10時過ぎに水周り(プランバール)がトイレの設置に来る。1階の1部屋を残して、ほぼ設置終了。キッチンのシンクもつけた。でも実際に水を出して使えるのは明後日以降になる。本当は今日までに全部終わる、と言ったくせに。
 クリシュナが朝テクダルに支払いのことで電話する。私が電話の横で「ティハールまでに終わらせる約束はどうなったんだ!」と怒鳴っているので、おざなりな話で終わった。が改めてテクダルから電話で、「今日、プランバールかペイントの職人に2万5000ルピーを払ってやってください。困っているので。あとの残りはもう全部終わったあとでも良いですから」と言う。トイレを設置中のプランバールが「いつもらえるかなぁ?」と聞いてくるが、急いで払うとすぐに仕事をやめて帰ってしまいそうなので、夕方まで銀行に行かなかった。
2009/10/17 (土)
家建築371目 ペイント トイレ設置 木を干す

 今日はティハールの「ラクシュミプジャ」の日。ラクシュミという女性のお金の神さまを家に招くために、夕方家の前に灯りをつける。
 朝9時頃からペイントの職人4,5人が来る。3階のレストラン、キッチン、階段、屋上に続く階段など、けっこう進んだ。屋上の階段は別料金で450ルピーを払った。オープニングスーンの幕をペンキで汚されて、水道のパイプに巻くゴムを破られてしまった。ゴムはそこに置いてあったもので、何の意味もなく、破ってみたかったというだけのいたずらだ。「普通ならいちいち注意しなくてもいいことまで、言わなくちゃいけないんだもの」。さすがのクリシュナも強い口調で言った。
 今日はティハール祭の前の仕事納めの日。働く人が金を取りに来る。ダサイン後、テクダル関係の仕事は計8日間あったのみ。ペイントが8日間、水周り2日、石の職人2日。それなのにテクダルは2万5000ルピー欲しがっている。電機の職人も来て、何もしていないのに、別料金だと言って1万1000ルピー欲しい、と言う。その内訳を書かせた。停電になっても使える電機、エアコンは別料金だが、避雷針はテクダルの契約に入っている。しかも計9000ルピーだった。2000ルピー払って領収書を書かせた。ペイントの職人の親方に金を取りに来た人がいた。体格の良い南のインド人らしい人で、黒い肌の丸顔に金持ちらしい身なりだった。置いてあったPVCのドアをいきなりこぶしでガンガン叩き「良い物だよ。でもちょっと壊れてる」と言う。私を見て「誰の家? あなたの?」と横柄な言い方で言い、壁を叩いて「全部プッティング(壁に塗料を塗って仕上げる作業)をすればよかったんだよ」と言い残して帰っていった。プッティングは最初の作業でやったが、かなり料金が高かった。2部屋のみでやめておいた。多分この人がプッティングの親方なのだろう。プッティングは隣りの家にいても気分が悪くなるくらい、きつい塗料だった。その仕事をしていたのはインドの少年だった。テクダルに電話がつながらないので、お金は払わなかった。
水周りの職人(プランバール)は2階の浴室などの作業をしていった。夕方18時くらいまで1人で働いた。
2009/10/16 (金)
家建築370目 ペイント ホテル業申請 木を干す

 快晴! うちからもよくヒマラヤが見える。
 朝9時頃からペイントの職人4人が来る。ペイントの職人の親方にスロープの赤があまり気に入ってないことを言った。塗りなおすことはできるが、もちろんペンキ代と人件費が掛かってしまう。でもひと晩経って見てみると、わりと色が落ちついて見えた。
 ペイントの働く人たちは、片付けてあったダンボールをわざわざ開けて、そのなかの発泡スチロールを割って散らかしていた。親方に文句を言った。親方がやったのではないのだろうけど、結局彼がそうじをしていた。ペイントの働く人は、インドやタライの村から来たばかり、と言った感じの人たちで、悪気はないのだろうが、こういうことに注意しないといけない。怒るのは疲れる。
 プランバール(水周りの職人)が来ることになっているが、時間があてにならないので、ホテル業申請のため「ポカラ ツーリズム オフィス」に出掛ける。必要な書類はそろえた。が、土地の間取り図を渡すと、そこにうちの番地が見つからない、と言う。役所の人もかなり懸命に探してくれたが、見つからなかった。それをもう一度確認してくることになった。役所は木立の中に三角屋根、ひと昔前のペンション風。そこに何部屋かあって、3人くらいの役人がいた。客は私たちだけ。とても暇そうだ。でも愛想は良い。まず若い人が書類をチェックした。「申請には、役所にご飯代を払うか、パーティーをしてもらうことになる」と言う。私ではなくクリシュナ相手にヒソヒソ言ってるな、と思ったら、やっぱり裏金(グース)の請求だった。クリシュナのババ(父)の委任状が本物であることを行政書士みたいな人にサインしてもらうため(1枚15ルピー、最初は100ルピーと言われたが、役所で10ルピーと言われた、と言ったら15ルピーになった)、ムスタンチョークまでいったん出る。この間に、クリシュナは最近ホテルを造った知人に電話して、申請にお金が掛かったかどうかなどを尋ねる。「払わないわけにはいかないから、みな払ってる。いくらって言うかわからないけど、でも3000ルピー以上は払いたくないよね」と言う。とりあえず申請許可は今日は出ないので、ティハールの祭日休暇あとに出直し、そのときに金のことは考えることにした。
 この役所の用事が済んでうちに戻ったのが14時。プランバールは「明日全部やる」と言って来なかった。
2009/10/15 (木)
家建築369目 ペイント 階段の手すり トイレ設置 木を干す

 朝9時頃ペイントの職人4人が来る。職人と言っても2人は普通の男の子だ。クリシュナが手すりの上のところの色を、スロープと同じ赤にかんたんに決めてしまった。この赤が最高級というのを買ったはずなのに、あんまり良い色に思えない。シックな赤をイメージしていたが、若干明るめの赤だった。クリシュナと2人、外観を眺めながら「うーん・・・」と考えていると、通りすがりの女性が「赤過ぎて、あんまり良くないねぇ」とわざわざ言っていく。ただ窓枠をまだペイントしていないので、それでまた印象が変わってくる。それをやってから、どうするか考えることにした。
 プランバール(水周りの職人)が1人で来て、2階の浴槽のある浴室をやっていった。
 朝9時半頃、何の連絡もなしに、階段の木の手すりを造る職人が2人のアシスタントと一緒にやって来た。手すりの木を運んできて、階段にねじをつける作業だけしていった。木の手すりはなかなか重厚感がある。その代わりお金が高い。4階段分、追加でオーダーしたら、それだけで1万4千ルピーもかかってしまった。1スクエアフィート1200ルピー。ちょっとお金の使いすぎが気になってきた。
 暑いので木がよく乾く。
2009/10/14 (水)
家建築368目 トイレ設置 木を干す

朝8時頃から水周りの職人(プランバール)が来る。昨日来ると言って来なかったので、テクダルに怒った。その成果があってか、今日は珍しく早朝から来た。浴室にトイレ・バスを着ける。1階のレセプションのトイレはネパール人が使えるように、和式にしている。ここの水のタンクがいつも買っているハードウェアではマイナーなメーカーの物しかなくて、若干安っぽくなってしまった。そこにつける洗面台はかわいいのを選び、けっこう良い感じ。プランバールは朝1人で来たが、手が足らないらしく、1時間ほど外出して、あの甥っ子(7月2日の日記参照http://sky.geocities.jp/pokharasora/2009.7.8.html)を連れてきた。あまりの不真面目な態度に腹を立てて文句を言って以来、この甥っ子はうちの仕事に来ていなかった。さすがに甥っ子もバツが悪いらしく、ちらっと目を合わせても何も言わず、プランバールに言われているのか、ひと言も発しないまま働いていた。
 ペイントの職人は来なかった。電話するが居留守を使った。
 プランバールが水周りの足らない物を書き出し、それをハードウェア店「マルチ」に買いに行く。窓おやじが「ティハール(お祭り)後まで仕事をしない」と言う。その前にトイレなど高い物を設置し終わるので、それまでにドアをつけた方が安全だ。そこで、この店で売っているポリ塩化ビニル製のドアを浴室につけようか、と考えた。ただ、やっぱり値段が高い。窓おやじの木のドアは多分1個3000ルピーはしないだろうが、このPVC製は安くても職人の作業代金を入れて1個5000ルピーはする。すぐには決めかねた。どうするか?
 木を干した。最近はカラッと晴れて木がよく乾く。そしてヒマラヤがくっきり見える。観光シーズンに入った。欧米系、インド系、中国人の団体客が目立つ。大きなホテルは満室だそうだ。うちはちょっと遅れて12月から。。。
2009/10/13 (火)
家建築367目 ペイント 玄関の石 木を干す

 朝一番でプランバール(水周りの職人)に電話するが、「今日は他の仕事に行くようにテクダルに言われている。聞いてない?」と言う。あれだけ数日前から言ってあったのに。久しぶりにテクダルに直接電話して怒った。トイレや浴室は旅行者には一番気になるところだから、私は気を揉んでいる。それをこの人たちはわかっていない。怒るのもいい加減つかれる。
 ペイントの職人が来る。私は、バルコニーの手すりの色を薄い茶色のペンキにした。普通は白にしているが、それは気に入らないのであえて違う色にした。それをペイントの若い職人は「あってないよ。白じゃないとダメだよ」と言った。クリシュナさえ、彼らの言い分の味方をする。でも塗ってみて、外から見るとやっぱり悪くない。「(私の)言っていたことの方が合ってたね。ネパール人はやってみたことないのにダメダメって言うから」とクリシュナが言った。
 石の職人が来て、玄関の前の石を貼っていった。良い人で、足らないセメントを買ってきてもらうように頼むと、嫌な顔ひとつせず、自分の自転車に乗せて持ってきた。御礼にお茶代40ルピーを渡すと「いいですよ」と断る。こういう人にお金を払うのは嬉しいし、今後も仕事を頼みたい。
 17時頃ペイントの人たちが帰り、干していた木をかたづけてハードウェア店「マルチ」にでかける。この間まで19時まで開店していたのに、18時半前に行ったらもう閉まっていた。ちょっとお店の前にいたら、運良くお店の人が戻ってきた。日が短くなったので、今は17時くらいで閉店するのだそうだ。一応必要な物などを確認して、また明日出なおすことにした。その近くのなじみの八百屋さんに行く。今は「イソラ(隼人瓜)」やカリフラワーが安い。
2009/10/12 (月)
家建築366目 ホテル業申請準備 ゲート探し ペイント 木を干す

 朝8時を過ぎても働く人が来ない。ペイントの職人に電話すると「人を4人送る」と言ったが、2人しか来なかった。バルコニーの手すりや窓やドアのペイントの色も決めることになり、店「ガウリシャンカー」まで出掛けて行く。手すりは薄い茶色、窓やドアは濃い茶色にした。ペイントの職人は16時45分くらいまで働いた。
 途中うちの前庭に小さなヘビが見た、とペイントの職人が言った。30センチくらいの黒いヘビで、人間を怖がるので危険はない、と言う。ペイントの職人はタライの村の出身なので慣れているらしく、「見つけたら殺してあげるんだけど」と木の棒を持ってきたが、どこかに隠れてしまったらしく見つからなかった。害がないなら、別に良い。ネパールの家らしく、うちも何か神さまのオブジェを飾ろうと思っている。ヘビにしようかな。
 5時近くになり、ホテル業申請のための計画書を作りに、ラストラバンクチョークの会計士(Audit firm)を訪ねる。以前役所からもらった土地の評価書みたいなのを持って、あとは資本金、部屋数、従業員数などを口頭で話した。資本金は30ラック、部屋数は6室、従業員数は3名などとしておくのが妥当だ、と言うことだった。きれいな雑居ビルの2階の2室で、パソコンを使って4,5人が仕事をしていた。
 その後、鉄の職人を呼んで、この間見つけたお洒落なゲートを見に行く。昨日、この家の主に話を聞いたら「造るのに1ラック(10万ルピー、20万円弱くらい)かかった」と言われたが、うちの職人によれば「4万5000ルピーで同じように造ってあげますよ」とのことだった。
 テクダルが来た。ペイントの職人の社長と話をして、なんか盛り上がっている。あとでクリシュナに聞いたら、うちの仕事をしたエンジニア(親戚でもある)からまた新たな仕事を紹介された、と言う。「ほかのテクダル(建築の監督者)は依頼主とけんかになってしまうものだけど、私は違うでしょう。ちゃんとやるから、信用されているみたい」と上機嫌で言っていたらしい。私たちがあんなに怒っているのに、気がついてないんだ、この人。
 窓おやじにドアを造るよう催促するが「ティハール(1週間後にあるお祭り)後までやらない」、と言う。明日、ほかのドアを売るところをあたってみることにした。
2009/10/11 (日)
家建築365目 ホテル業申請準備 ゲート探し 木を干す

 「明日行く」と言った働く人々が誰も来ない。テクダルに「ペイントは絶対に来る、と言ったのに、他の仕事があるから来ない、と言っている」と、ちくった。テクダルもテクダルで、「プラスタの人の家まで行って直接話をしてくる」と昨日言ったのに、行くのを忘れていたようだ。
 クリシュナのババ(父)とおじさんが来た。ホテル業申請のための書類作りに来てもらった。クリシュナが近所で、申請の前に「ガレル」という税金などの役所にまず行ったほうが良いと聞いてきた。土地がババの名義になっているので、私たちがホテルをやる場合はババに委任状を作ってもらう形になる。土地を借りてホテル業務をすると税金が余計にかかるかも、と言う。サヒチョークにある役所でまず土地の図面をもらう手続きをし、次にゼロキロメーターの近くにあるガレルに行った。ガレルによれば親子の場合は、土地の所有者と業務をする者が違っても余計な税金はかからない、とのことだった。土地の名義を変えるのは手続きに時間がかかるので(ただし、土地などの遺産は父親から息子に移される。クリシュナは長男で息子は1人なので、土地はクリシュナのものとなる)、そのままにし、ホテル業申請の名前はクリシュナでやることにした。
 昨日見つけた気に入ったゲートを再び見に行く。見ていたら家のご主人が帰ってきて話をきくことができた。インドの職人が造って、お洒落なパーツパーツはインドから持ってきたという。ネパールにはないそうだ。全部で1ラック(10万ルピー)かかったという。私たちの予算は2万数千ルピーなので、かなり高い。でも良い物は良い・・・。
 土地の図面は16時に受け渡しになっている。その間、ババは書類作成の店で、委任状(イッチャパトラ)を作った。クリシュナが土地の図面と委任状を持って16時過ぎに帰ってきた。
 木を干した。
2009/10/10 (土)
家建築364目 インターネット接続

働く人が誰も来ない。鉄の職人、テクダル、ペイント、みな「明日行く」と言う。木を干す。
 10時に来ると言ったPI NETが来ない。何度か電話し、「今から30分で行きます」と言う。昼頃若い男性3人が来た。ワイヤレスアダプターの機器を持ってきて、それを屋上の水道のパイプのところにつけ(問題ないのかな?)、ケーブルを下まで引き、私のパソコンに設置した。1人の男性が私のパソコンで接続の設定をして、すぐにつなげるようになった。3人で来たが、2人はただ見ているか、表でたばこを吸っている。1人が部屋に来て私のパソコンを膝に乗せて脚を伸ばし、壁に寄りかかりながら、作業をしている。パソコンの日本語が読めない、とか言いながらも、あっという間に設定してしまった。ちゃんとつながるまで家に来てやってくれるのはありがたい、と思った。日本ではマニュアルやパソコンの指示通りにやっても、なかなかつながらなかったりするから。接続の工事、セット代金が7500ルピー、月々の使用料が1年まとめて払うと1450ルピー×12ヶ月=17400ルピーのうち10%割引になり15660ルピー。作業した男性は接続が済むと、お金のことは忘れて帰るところだった。
 とりあえずネットとメールは家でできるようになった。これまでは店まで行ってネットをしていたので、どうしても3日に1回くらいしかブログも更新できなかったし、情報を得るのも難しかったけど、これからは常時ネットを使える。これまではそれでも十分だったが、今後はホテル開業の情報発信もしていける。
2009/10/9(金)
家建築363目 窓 ペイント ホテル業申請準備

 朝6時半頃から窓の職人が来る。窓の網戸は全部つけ終わった。
 ペイントの職人2人が来た。梁などを塗って帰った。
 昨日約束をすっぽかし今日の11時に絶対に来る、と言っていたネット接続会社「ワールドリンク」がまた来ない。マーケティングの担当に電話すると「オフィスにいるラム・タパに電話すれば大丈夫になっているから」と言うので、ラム・タパにかけると「あと3,4日のうちに連絡する」と言う。マーケティングにラム・タパにそう言われた、とまた電話すると「オフィスに戻ってから連絡する」と言ったが、それきりだった。いつも行くネットの店で話を聞いてみると「ワールドリンクは今人気が出すぎて、サービスが行き届かなくなっている。接続の状態も問題が多い。PI NETの方が今は良くなってる」とのこと。そこでPI NETに連絡してみる。「明日の10時に来る」とのことだった。
 ホテルの組織に申請するための土地の図面をサヒチョークの役所に取りに行くが、金曜日で半ドンでもう締め切り後だった。「今100ルピー払えば、日曜日の朝一番に図面を出すようにしてあげる」と言われたが、信用できないのでやめた。その後空港の近くにある「旅行協会」に行く。ここでホテル開業の申請をすることになっている。必要な書類は、以前聞いた話と変わっていなかった。ただ土地の名義がクリシュナのお父さんになっているので、お父さんの委任状みたいなものが必要とのことだった。
 帰り道いろいろな家のゲートを見て帰る。1か所、バスパークの裏側に気に入ったのがあった。この辺は大きな家が多い。うちなんかよりも、よっぽどお金のかかる豪邸を造っている。
2009/10/8 (木)
家建362目 ゲート周り 窓 ペイント ホテル業申請準備 

 朝、久しぶりに良い天気。7時頃から石の職人、窓の職人、ペイントの職人が来る。やっとダサイン休みが明けたみたいだ。石の職人は、ゲートの周りのセメントを壊すのと、車がぶつかったらしく少し崩れてしまった塀をなおした。置きっぱなしだったブルーシートを塀に干して「このままだと使えなくなってしまいますよ」と言って片付けてくれた。とても几帳面な人だ。お弁当を持ってきていて、食べ終わると器を洗ってしっかりハンカチで包んでいた。仕事は午前中に終えて帰っていった。
 まだ石の仕事もけっこう残っている。この職人に頼めばいいのだが、テクダルは以前いた他の職人に頼みたいらしい。前の仕事の続きで頼んだ方がちょっと賃金が安くなるのだろう。実は2,3日前にプリティビチョークでこの職人を見かけた。4時半頃、仕事帰りといった感じで2人、自転車に乗っていた。でもテクダルによれば、この職人はいまビラトナガル(インド国境。カトマンズからバスで14時間かかる)にいると言う。クリシュナが「2,3日前に街で見たよ」と言って、職人に電話してみる。電話に出るが、職人は「いまビラトナガルだ」と言う。まぁ、他の仕事もあるだろうから、こういう言い訳はわからないでもないけど、それにしてもビラトナガルとは! 普通のポカラに住む人が、そんな遠くまで行くものではない。わかりやすい嘘だ。それを間に受けてるテクダルもどうか? そうかと思えば、水周りの職人に「レセプションにつける洗面台の位置が知りたいから来てくれ」、と朝から電話するがなかなか来ない。夕方になって、何度目かの電話をすると焦った声で「弟がこれから2,3分で行く」。うちから2,3分て、弟はいったいどこにいるんだよ!? 見えるところにいるのか?
 窓は相変わらず横柄な若い職人とやせたおじさんのコンビでやっている。2階の浴室の窓の取っ手の位置が左右違っていた。それを指摘すると、若い職人は「そんなことはない」とか言いながらメジャーで位置を測ってみる。どう見ても5センチくらいずれているのに。
 ペイントはインド人ぽいネパール人の職人2人が作業をした。
 今日11時半に来ると言ったネット接続会社「ワールドリンク」は来なかった。こっちから電話すると「ほかで仕事が終わらないので明日の11時に絶対行く」、と言う。ここもダメだな、と思う。
ホテルの組織に登録するための書類の準備を始める。が、役所で認可してもらったはずの建物の間取り図がない。ババ、ダムサイドのおじさん、うちで探すがみつからない。役所に勤める親戚を訪ねて、うまいこと提出済みの書類を持ち出してコピーさせてもらった。本当はこんなに簡単には行かないか、それなりの手数料がいるのだろうけど。土地の税金も払った。
2009/10/7 (木)
家建築361目 空ゲストハウス Opening Soon!の幕を張る

 夕べからずっと雨。今日はほぼ1日中降っていた。クリシュナによれば「こんな雨の降り方は前はなかった」。日本の台風みたいな激しい雨だった。そのためペイントの職人が2人朝ちょっと来た以外は、働く人は誰も来なかった。
 昨日オーダーした「Opening Soon」の幕を取りに行った。幕は普通の布をイメージしていたが、ビニル製で思っていたよりも立派なものだった。すぐに持ち帰っバルコニーに下げてみた。いよいよ始まるなぁ、という実感が湧いてきた。クリシュナも嬉しそうだった。
 
2009/10/6(水)
家建築360目 ペイント 幕オーダー 12月初旬オープン決定!!

 朝8時半頃ペイントの職人2人が来る。社長自らとモンゴル系の青年2人。社長は日本人に似た顔で小柄な、いかにも人の良い感じだが、けっこう抜け目ないかもしれない。ペイントをする前に掃除が必要で、それはテクダルが人を雇ってやらせるものだ、とか、クリシュナには掃除の別料金を請求したようだ。テクダルにクリシュナが電話で確認すると「誰がそんなこと言った!」と怒り、結局彼らが自らやっていた。アルミの窓の枠は壁との間にすき間があり、アルミの窓の職人によればペイントの職人がプッティングという作業で直すものらしい。が、アルミの職人を呼んで話をさせると、ペイントの職人はどうしても自分の仕事じゃない、と言った。アルミの職人が怒り、「そこまで言うなら、全部私たちでやるよっ!」と言い捨てて帰っていった。
 鉄の職人を呼んで、仕事が止まっていることをただす。わざと怒って「早く来い」と言うと、雨の降る中レインコートを着てバイクでやってきた。鉄の職人によれば、ゲートの周りに不要なセメントを固めてしまっていて、これを壊さないとゲートが造れない、と言う。テクダルに電話して話してもらった。テクダルは「明日人を送って、それを壊させる」と言った。いったん造って壊してやり直す、いつもの手法だ。。。。

一応12月初旬のプレオープンは決めた。2ヶ月予定より遅れたが、、、、そして来年春にいったん日本に3か月間くらい帰国するので、その戻りの際、日本人の参加者を募って「ネパールツアー」を企画し、グランドオープンをやろうか! とも考えた。
プリティビチョークに「空ゲストハウス Opening Soon!」の幕をオーダーしに行った。この一角には印刷関係の会社が集まっていた。印刷会社は編集関係の私には親しみを覚える場所で、東京の神田あたりによくありそうな雰囲気。「シバ サンカール プレス」という店をムーンライトホテルの知人に紹介してもらった。社長1人で忙しそうだった。MACが3台、スキャナーやプリントもあって、私たちが行くと、すぐその場でパソコンの画面でデザインを作って見せてくれた。空という漢字も入れたい、と言うと、私が作った簡単な名刺からスキャナーで文字を読み込んで、入れてくれた。バックにヒマラヤの写真もあってセンスが良い。明日の夕方できあがったのを取りに来る。
2009/10/5 (火)
家建築359目 ペイント 木を干す

 朝8時頃近所の「ガウリシャンカー」というハードウェア店にペンキを買いに行く。これまでペイントの職人の紹介でチプレドゥンガにある高いペンキ(ICI)の店で買っていたが、10万円近くも使ってしまった。しかも職人が間に入ると、店からコミッション(紹介料金)も入るのだ。「ガウリシャンカー」で値段を聞いたところ、「Shalimar」というペンキなら20リットル分で4000ルピーも安くなる。職人が仕事に来る前に、クリシュナと店にやってきた。壁の色はPine sentというミントグリーン、梁はマッシュルームというベージュにした。バルコニーの手すりを白にするということだったが、白は汚れが目立つし、石の壁に浮き上がって見える。白のペンキは他の場所にも使えるので、バルコニーは「Light coffee」いう薄い茶色にした。ペイントの職人は街の方から歩いてきた。何リットル必要か、などを職人とクリシュナでやり取りし、私は先に帰って来た。
 ペイントの職人2人が来た。1人はモンゴル系の青年で、もう1人はインド人かもしれない。少年だった。梁などを塗って帰った。
 木を干した。木の社長にまだ木を干すのに2週間くらい欲しいと電話で言った。木を使えるのと使えないのにわけた。
 テクダルは「もう自分の仕事は終わった」と言っているが、まだもちろん仕事が残っている。まだダサイン休みから職人が戻ってきていないようだ。ふらっと様子を見にきたが、つっこまれるが怖いのか、すぐに帰った。
 そろそろオープンが見えてきた。計画よりは遅れているし、まだガーデンなどは未定だが、12月初めをオープン日にしよう、とクリシュナと話した。
2009/10/4(日)
家建築358目 ソーラーの網

 今日も働く人は来ない。ペイントの職人がちょっと来たが、他の仕事があるといって作業着を持って帰った。すぐにペイントの社長に電話して文句を言った。ソーラーの網のカバーが届いた。
 朝からクリシュナがぐずぐず、ダラダラしているので怒って、テクダルなどに早く仕事を始めるように催促の電話をかけさせた。
 タルカリマンディ(野菜市場)で初めて豆腐を買った。200グラムくらいの木綿で20ルピーだった。カトマンズから持ってきているというので、悪くなってないかぁと不安だったが、別に問題なくコシのある豆腐だった。白菜を探したがなかった。「コリアンサーグ(韓国の菜っ葉)」と呼ぶらしい。
 ワールドリンクにインターネット、電話の予約をしに行く。営業時間に間にあわせようとタクシーで駆けつける。昨日の男性とは違ったラムという人が受付で、明日連絡をくれることになった。
 天気が悪くて木が干せない。
2009/10/3 (土)
家建築357目 ソーラー アルミ窓

 朝一番でソーラーの店に電話し、お湯が出なかったことを言う。ソーラーの方の職人ではなく、うちの水周りの職人が直すことになった。すぐに来て、蛇口を外して中につまったごみなどを排除し、水が出るようにした。でもまだ蛇口が曲がった状態でついていて、それは少し後に職人の弟が来てやり直すことになった。
 朝8時頃アルミの窓の職人が来て窓枠を設置していった。
 
午後、インターネット、メールの設置をするサービス会社を訪ねる。以前も訪ねたケーブル会社の「P汽優奪函廚肋貊蠅変わっていた。個人の家を事務所にしている感じで、1人の社長、スタッフだった。ベンチャービジネスとしてやっているようだった。機器を見せながらまあまあ丁寧に説明してくれたが、うまく接続してくれるのか? 最初に7000ルピーくらいのセットを買って、月2000ルピーだそうだ。クリシュナの親戚が国営電話会社に勤めているので、固定電話について電話で聞く。固定電話があればダイヤルアップ式での接続もできる。親戚のおじさんは調べてみる、と言ってくれたが、でも、一般家庭の固定電話は設置に5年待ちとか言うし、ブラック市場だと何万ルピーもする。あてにはできない。ちょっと料金が高いが信用性が高いCDMA会社「ワールドリンク」に行く。1年前に訪ねたときより料金がかなり安くなっていた。確か設置工事に1万ルピー以上かかったと思うが、今は4500ルピー。月々の料金も12ヶ月契約なら1か月1250ルピーだ。次に「UTL」に行く。無線の電話を売ってきたインドの会社で、うちの電話もこれを使っている。確かに日本への電話も安い。電話としては問題ない。が、ネット、メールサービスは最近始まったもので、いまいち信用性にかける。私のパソコンにつなげるかどうかもわからない。ということで、ワールドリンクにすることにした。再度店を訪ねるが今日は土曜日で会社の方が閉まっているというので、契約は明日以降になった。
 曇りだったのでソーラーのお湯は期待していなかったが、なんとお湯が出た。10分くらい流したあと、やっとでてきた。
2009/10/2 (金)
家建築356目 家具探し

 ペイントの塗料がなくなったため、今日はペイントの職人も来ない。誰も来ないので、街まで家具を探しに行くことにした。
 バスを待っていると、「蘭花飯店」の中国人のオーナーさんが車で来て、私たちを乗せていってくれた。オーナーさんはまだ30歳くらいだと思うが、とても落ち着いていて貫禄がある。オーナーさんが教えてくれたカーテンやカーペットを売る店に入った。女性がたくさん働いている店で、確かに物が良かった。
 
 それから家具の店をいろいろ周った。ベッドはどこも同じようなデザイン、価格だった。籐家具の店にも行った。ニューロードに1軒ある。ここは1年前にタンスを造ってもらったところだ。インド人の職人1人がいた。やっぱりこの籐が、他の木やスチールの家具よりかわいい。値段も手頃だし、造るのにそんなに時間もかからないようなので、ティーテーブルやいすはここに頼むことにした。電灯も見に行ったが、チョイスが少ない。気に入ったのがあっても、在庫がないと言われる。アルミニウムの窓の店や、階段の手すりの店にも行って様子を見てきた。彫刻のドアを頼んでいるテルサパッティのネワール民族の職人のところにも行った。店は一応開いていた。アシスタントみたいな若い人が2人働いていたが、主はいなかった。携帯をなくしてしまっていて連絡はつかない、と言う。まあ、でも一応、店はやっているようなので、少し待つしかない。朝9時頃出てきて、16時半まで、暑い中、歩いてあっちこっち周った。それなりの下調べはできた。
 
チプレドゥンガのバス乗り場に、以前壁の職人の手伝いで仕事に来ていた男性がいて、バスのコンダクター(お金を集めたりする人)をしていた。ネパールの人はよく「仕事がない、金がない」と言っているけど、こうやって懸命な人もちゃんといる!
 
 クリシュナはソーラーの設置が済んで今日からお湯のシャワーが出る!と楽しみにしていたが、蛇口から水さえも出てこないのでがっかりしていた。私はどうせそんなもんだろう、と思っていたので別に思うこともなかった。
2009/10/1 (木)
家建築355目 ソーラー ペイント 木を干す

 朝9時にペイントの職人が来る。ダサイン休みが明けたらしく、モンゴル系の若い職人も今日から仕事にやって来た。今日も16時に早めにあがっていった。
 水周りの職人が来て、ソーラーを使えるようにしていった。クリシュナが今朝ガラス管が1個割れているのを見つけ交換してもらった。これまでは冷水のシャワーだったが、明日からお湯のシャワーが出る。ちょっとお湯を試しに出してみたら、あつあつだった。
 意外なことにテクダルが様子を見に来た。水周りやペイントの職人はもう仕事に来ているのに、監督役のテクダルだけが長期休暇か、と思っていたが「いや、そんなに祭りの休みは取らないですよ」と言っていた。ちなみに「窓おやじ」にいつから仕事をするのか電話で聞くと「あさってから」と言う。この殿様商売。結局この窓がいちばん後手後手なのだ。
 木を干した。今日も真夏のように熱かった。
 ペイントの人たちが16時に帰ったので、街まで家具を見に行った。ベッドは3500ルピーから、ベッドの下や頭のところに引き出しとかついている8000ルピーなどがあった。もちろん1万ルピー以上のものもある。クリシュナなどは脚の周りに引き出しがついている、箱のようになっている形の方が丈夫でいい、と言うが、これは虫などがつきそうで掃除もしにくい。ベッドの下は脚だけで空いている方が私は良いと思う。何軒か値段を聞いて、また違う日に出なおすことにした。
スリジャナチョークでやさいを買って帰る。トマト1キロと250グラム、にがうり500グラム、ほうれん草1束、小ねぎ3束、パクチー1束を買い、計115ルピー。パクチーはサービスでくれた。
2009/9/30 (水)
家建築354目 ソーラー設置 木を干す

 前日の夜、水周りの職人(プランバール)から電話が来た。まだダサイン休みもあけ切らないうちから、しかも19時過ぎに珍しいなと思ったら、ソーラーをつけるときにやるパイプの作業を自分たちにくれ、というのだった。この仕事は契約外なので、やれば別料金が入ってくるのだ。
 今朝も早くやってきて、2000ルピーでやるという。でも、その次に今度はソーラーの店から紹介された職人もやってきて、「自分がその仕事をした。違う人に任せて壊れたとき、責任を持ってもらえないだろう」という。この人は1万ルピーかかる、と言っている。彼らはお互い友達どうしだと言っていたが、結局どちらも仕事が欲しいのだ。確かにうちが以前から頼んでいる職人は個人で仕事をしているから、壊した場合、責任は持ってくれないだろう。クリシュナはかなり困惑していた。仕方ないので、2人の職人を前に私が話した。「あなたたち2人の言っていることが違うので、私たちも混乱している。私たちはあなたたちの仕事のことはわからない。でもこれは高価な物なんだから、壊した人には責任を持ってもらわないとならない」。以前からいる職人は笑って「壊すなんて心配いらないですよ」と言う。「でも、彼は(ソーラーの職人は)そうじゃない、と言っている」。ソーラーの職人は気まずい顔をしている。「どうしますか?」、私がたたみかけるように聞くと、ソーラーの職人はしぶしぶ「まあいいでしょう」みたいな言い方をした。この後、ソーラーの店の社長にも来てもらい、結局2人の職人が一緒に作業をする、ということで話がおさまった。私たちは2000ルピー以上は払わないので、多分ソーラーの職人は大して儲けがないのかもしれない。
 ソーラーは3人の人が来て作業をした。10代半ばくらいの男の子もいた。ソーラーはセットを組み立てて、それにパイプをつないだ。組み立て自体より、パイプをつなぐ作業の方が確かに時間がかかった。でも、2人の職人に頼んだので、仕事が早く進んだ。18時半くらいまでやって、少しの作業を明日に残した。
1個ガラス管が壊れていたので、交換した。
2009/9/29 (火)
家建築353目 ソーラー届く 木を干す

ダサイン翌日は「エカダシ」というヒンドゥー教のお祈りなどをする日で、またダサインの休みも続いている。クリシュナのバウン民族は昨日のティカの日、1日だけでダサインは終わりだが、他の民族は祭日が続いている。マガル民族のテクダルも祭日中なので、働く人は誰も来ない。木を干すなどしてのんびりしていた。
 不意に以前うちでチョウキダル(見張り役)をやっていたバジがやって来た。新しいトピー(帽子)を被って、あいかわらずロキシー(酒)の匂いをぷんぷんさせて。部屋に来て、ちょっと世間話をして帰っていった。覚えていて来てくれるのは嬉しいものだ。
 ソーラーの店の人から電話がかかってきた。カトマンズから機材が届いたと言う。その後すぐに運送されてきた。明日朝から職人が来て作業をすると言う。もっと遅くなるかと思ったので意外だった。
 毎日暑く夕立がある。
2009/9/28(月)
ダサイン休み

 朝5時に出かける予定が起きられず、7時半頃クリシュナがババのうちに出掛けていく。私は夕べクリシュナのビールの飲みすぎ怒ってけんかになったので、その疲れもあり、家にいることにした。本当はダサインの日はティカをもらいにお父さんの家へ行くもので、あとになって行けばよかったかな、と少し反省した。でも結果的には行かないでよかった。私が1人で部屋にいるとき、外に置いてあったビールの空き瓶が誰かに持っていかれたのだ。まだうちには正面玄関がついていない。板で戸締りしているが、外から勝手に入ってくる人もいる。これまでは働く人がつねにいたので大丈夫だったが、今日は誰もいないので危ない。クリシュナのババも、そういう意味もあって私が留守番したと思ってくれたようだ。
 夜はサリーを着て「マンマミーヤ」にイタリアンを食べに行った。クリシュナはババの家で山羊肉を食べ過ぎて胸焼けする、と言っていた。
2009/9/27 (日)
ダサイン休み

 ダサイン休みで働く人は誰も来ない。この仕事がないとかなりひまだ。木を干した。今日は真夏に戻ったかのように暑かった。
不意にタイルの職人がやって来た。テクダルに請求書を出すため、何スクエアフィート仕事をしたか、測りに来たのだった。測り終わると、「ダサインだからご祝儀をくれ」と言う。ビールが飲みたい、と言う。「あなたたちの宗教(イスラム教)では酒は飲まないんじゃないの!?」と言うと、いやそんなことないよ、といった感じだった。クリシュナはこういうとき外人が言ったほうが断り易い、とか言って私にしゃべらせる。私は「あなたたちのお祭りでは、私たちは何ももらってないよ」と言う。でもそれでもくれ、と言い続けるので、2人の職人に1本のビールを渡した。2人分の2本くれ、と言われたが、「私たちもお金がないんだ」と断った。「また今度仕事ができたら、くださいよ」と言うので「じゃあいっぱいまけてくださいよ」と言う。「今回の仕事は安くやったんですよ。いくらだか知ってる? スクエアフィート40ルピーですよ」「じゃあ、うちは10ルピーでやってください」。もう1人の頭のはげた職人の方は笑っていた。
2009/9/26 (土)
家建築352目 ペイント 木を干す

 朝9時くらいにペイントの職人2人が来る。バルコニーや2階のスロープなどをやっていった。16時くらいにあがって帰っていった。本当は8時〜17時が定時のはずだが。
 ダサイン休みに入り、仕事も止まり、特にすることがない。木を干したくらいだ。
 ヒマラヤがきれいに見え始めた。
2009/9/25 (金)
家建築351目 ペイント 木を干す

 周囲はすっかりダサインの休みに入っている。学校へ行く子ども、車の行きかいもなくなり静かだ。
 ペイントの職人2人が来る。この2人はとてもインド人ぽい顔立ちだが、ネパール人だと今日わかった。若い方の人はタライのビマーンというところから来ているそうだ。「ダサインに村に帰らないの?」と聞くと「かえんないよ」とはき捨てるように言った。
4時頃ペイントの人たちが帰る。木を屋上などに干した。
 夕方チプレドゥンガに買い物をしに行った。スーパーマーケットはダサインセールをやっている。人々は新しい服などを買いに来ていた。
2009/9/24 (木)
家建築350目 ペイント 窓 ソーラー 木を干す タンク清掃

 朝8時頃から窓の職人が来る。昨日しつこく「早く泊まっている部屋の窓ガラスを入れてくれ」と、窓おやじに言っておいた。職人は知らされていなかったようだが、9時頃他のスタッフがガラスを持ってきた。この窓の人たちは、明日からダサイン休みに入るという。ダサインだからおこづかいをくれ、と言う。クリシュナがお茶代として1人20ルピー渡すと「ビールを飲ませてくれ」と言う。こんなおうへいな人に、しかも窓おやじには大変な額を払っているのに! 冗談じゃない、と思った。
 ペイントの職人も2人来た。
 ソーラーの仕事をする職人が来た。でも、ソーラーは結局「ダサインあと」になった。
 地下のタンクの清掃をすることになった。テクダルにどうすればいいか、電話で聞く。人を送ってくれることになった。まだタンクには水が残っている。水を使うために、昨日買ったトイレや洗面台を洗った。
残っていたトイレや洗面台が送られてきた。運送の青年2人はダサインだから、と急いで帰ってしまった。

まだ水がたくさん残っていたが、午後1時になって、テクダルに送られて、あの静かでよく働くバイが来てくれた。ダサインで、もう仕事収めしている人が多いなか、午後からわざわざ来てくれたのだ。でもさすがに今日は早めに帰りたいらしかった。まだ水が残っているのを小さなバケツで水をすくって、外にまく。ほかの人なら「こんなに水が残っていたら、今日は仕事はできない」と怒って帰ってしまうかもしれない。それを黙々と水を運ぶ。1時間以上経って、モーターで水が引けなくなると、バイは裸足で地下のタンクの中に入ってバケツで水をすくいだした。もちろん私たちも一緒に働く。バイが地下から送るバケツをリレー方式で、外にまいた。タンクの中にはレンガやセメントの固まりなどがたくさん落ちていた。バイは汚い水を頭から被りながらも働いてくれた。水がなくなると、箒で掃き、タオルや布でふいた。早く帰りたい、と言いながらも仕事はきちんとやってくれた。5時頃仕事が終わった。シャンプーや石鹸を貸して、頭や手足を洗ってもらった。その石鹸を、水で軽く洗って返してくれる。こんな心の細かさは、モンゴル系の民族ならではかもしれない。ダサインのご祝儀の意味もあって、300ルピーを払った。バイはシャンプーした頭で、すっきりした顔で帰ろうとしていた。バイに写真を撮らしてもらった。「笑って」と言うと、良い笑顔で笑った(写真)。
2009/9/23 (水)
家建築349目 ペイント 窓 水タンク 

 朝8時頃から窓の職人、水のタンクをつけに水周りの職人が来る。まずタンクを縄でしばり、1階から3階のバルコニーまで引き上げる。2人くらいの男性が手伝いに来ていた。水のタンクは昼くらいまでに終わった。ペイントの職人も2人来た。
 マルチトレーダーズからトイレや洗面台などが届く。配達の青年は1人はバウン系のインド人、もう1人はモンゴル系のネパール人で、インド人の方は納品書と品物が合っているかをチェックするのをおっくうがった。早く終わらせようと、早口でしゃべるので、数えなおしさせる。「私が納品書を見て合っていれば、ペンで記していくので、あなたは品物を数えてみせてください」、とクリシュナが言って、ようやくチェックが始まった。まだ足らない物があり、それは明日届けてくれることになった。
 水のタンクを屋上に設置し終わったので、次に地下の水タンクの水をあけて清掃しないといけない。まだけっこう水が溜まっているので、その水をまいた。
 ペイントは1部屋の壁にペンキを塗ってみた。薄いミントグリーンで良い色だ。
 みんなダサイン前なので、お金を取りに来る。ペイントの社長、窓おやじも来た。
2009/9/22 (火)
家建築348目 ペイント 窓 水タンク

 朝8時頃、窓の職人2人が来る。窓の木枠を削るので、木屑が大量に出る。これをセメントや大理石の上に残しておき水が入ると、木から出た茶色い色がそのまま残ってしまう。その木屑を片付けて、と若い職人に言うが、それは「私たちの仕事ではない。あなたがやることだよ」と言う。それでいて、年配の職人に命じてそれをさせている。私が箒で掃いていたら、窓おやじの派遣するこの職人は「サンキュー ナイスワーク!」と言った。この若い職人は、将来、空気のくの字も読めない窓おやじのような人になるのだろう、とクリシュナと話した。
 水周りの職人も弟と来て、タンクの設置をする。ソーラーの設置を頼まなかったことをブツブツ言っていたが、話をすると「まぁ仕方がないね」とあきらめていた。クリシュナが足りない金属のジョイントなどを買いに行き、パイプをつなぐ作業を途中までした。
 ペイントはインド人と、インド人ぽいネパール人2人が来ている。彼らは、悪気はないのだろうが、キッチンのタイルの上にラーメンのかすを残したままだったり、大理石の板の上に座っていたり、みなが使う水入れで手足を洗ってしまおうとする。一応、言うとわかってくれるが、やや困る。
 また雨量の多い夕立があった。しばらく雨がない日が続いたのに、また降るようになった。
 夕方レイクサイドのお土産やで、レストランの洗面台につける鏡を買った。ハードウェアで買うより安く、450ルピーだった。
 枝豆を街で買ってゆでた。本当に美味しかった。これは日本人のお客さんには喜ばれるだろう。
2009/9/21 (月)
家建築347目 塀 ペイント 窓

 朝6時過ぎに窓おやじの派遣する職人が来るというので、5時半に起きる。洗濯などをする。クリシュナはトイレの掃除をした。セメントがついていたり、窓の木枠のかすがあったり、かなり念入りな掃除が必要だ。クリシュナはほこりを箒ではき、洗剤を使ってブラシで磨いて水で流してきれいにした。働く人たちに「トイレは置いてあるサンダルに履き替えてください」と言った。みな、ちゃんとその通りにしてくれたが、ふらっと様子を見に来たテクダルだけが靴のまま中に入ってしまい、あーあ・・あっと言う間に汚れてしまった。
 窓は金具をつけたり、窓枠に網戸の枠をはめるなどしている。
 8時少し前に石の職人も来た。ゲートの柱や塀などをやってくれた。笑顔のやさしい良い人だ。柱もかわいくできてすごい気に入った。
 ソーラーの水周りの職人は今日の7時半に来て、必要な材料を買いに行く、と言ったのに来ない。10時近くに来て、「水のタンクのセッティングが終わってからの仕事になる」と言って帰って行った。このタンクやソーラーの設置は、「契約に入っていない」とテクダルが言ったので、私たちは自分たちでソーラーの店を探してきたのだが、今朝になってテクダルと前から仕事をしている水周りの職人が「これまでずっと仕事をしてきたのに、ソーラーの仕事を違う職人に頼むなんて困る」と言い出した。さらにややこしいのは、水周りの職人同士でみなつながっているらしく、ソーラーの職人も「彼の仕事を取るわけにはいかない」とか言っていた。でも、そんな事情はあなたたちの間で解決して、ということにした。タンクを2つ買い足した。
 昨日気に入ったのがなかったレストランの洗面台を探しに行く。これまで行ったハードウェアなど4軒くらい回るが、やっぱり気に入ったのがなく、結局昨日オーダーした店にまた来た。カタログなどを見て考えるなどした。また、昨日は「必要な個数ある」と言ったのに「やっぱり足りなかった」という物もけっこうあって、それを選びなおした。5時頃ものすごい雨になった。店のあるスリジャナチョークあたりは、道が川のようになって、飼われているガチョウが泳いでいた。

もうすぐヒンドゥー教の大祭ダサイン、そして今日はイスラム教の大祭。買い物に来た街のあたりはインド人が多いので、イスラムの人もけっこういる。街はどこかのどかだ。あのタイルの職人に道で会った。今日は祭日だと言っていた。きれいなシャツを着て、髪も整えていた。ヒンドゥー教徒もイスラム教徒もお祭りにやぎの肉を食べるらしく、やぎを連れて歩いている人、店で切られているのを見かける。ヒンドゥー教徒はやぎの首をはねてから肉を切るが、イスラム教徒は首を少し切って肉を切る。イスラムの人は、イスラムの人がやるお店の肉しか買わないそうだ。
2009/9/20(日)
家建築346目 塀 ペイント 窓

 朝8時前に石の職人が来る。一緒に塀を造る職人1人、2人の手伝いの女性が来た。今日はゲートの柱を造った。家本体の柱と同じデザインにして、石を切って貼った。他にこういう風にしているところはあまりなさそうだし、良い感じでできて気に入っている。
 ペイントの職人も来るが、1人のモンゴル系の男性はすぐに帰ってしまい、2人のインド人ぽい人だけが働いていた。
 突然、「窓おやじ」から派遣された、あの声が大きくて、若干おうへいな若い職人がやって来た。窓のわくも運ばれてきた。いつも一方的に、何の連絡もなくやって来ては、あの材料が必要だから早く買って来い、と言う。もう1人の年長の職人と来て、18時くらいまで働いていった。夕立で雷雨があった。
 雷雨が止むのを待って「マルチトレーダーズ」へ行く。トイレや洗面台など、浴室のものを7部屋分そろえた。長い時間を要したが、閉店時間を過ぎても対応してくれた。この店はインド人の店主で、けっこう丁寧親切だ。良い物、悪い物、ひと通り出してきて見せてくれる。店を出たのが、20時15分だった。バスが終わってしまったので、雨上がりのぬかるむ暗い道を歩いて帰った。
 今日から、家の中に住みながら、仕事を監督している。トイレを働く人に使ってもらうことにした。飲料水もこの家の中において、ポリタンクから持っていってもらうようにしている。特に問題ない。
 隣りの家にも人が引っ越してきた。
 インターネットをしに行く。「あなたの本を読みました」という題でメールが来ていた。ありがたいことだと思った。
2009/9/19 (土)
家建築345目 家に住む! ペイント 塀 ソーラーを買いに行く

 今日から今まで借りていた部屋を引き払い、自分たちの家の1部屋に泊まれることになった。まだ、トイレの水は自分の手でバケツで流さないといけないが、電気や水道は来ているので何とか泊まることはできる。通風も良い。
トイレはこの間水周りの職人がちょっと見て帰って行ったが、案の定使えるようになっていなかった。何度か電話しても来ず、やっと彼の弟が来て水が流れるようになった。そのくせ、「今日は仕事のプジャ(お祈り)の日で、これが仕事始めになるから気持ちのお金が100ルピーくらい欲しい」、と言う。ふざけんな、と思い、さすがのクリシュナも「あなたの仕事にはちゃんとお金を払っているし、プジャというのは金額の問題じゃないから」と言って10ルピーだけ渡していた。
 
 石の職人が来て、ブロックの塀を1人で造っていった。途中から手伝いの女性も来た。石の職人は不要な段ボールや洗面台を包んでいたわらなどを持ち帰っていた。ベッドがないのか、床に直接寝ているので、こういうものが役立つのだそうだ。
 ペイントは1人のネパール人、2人のインド人の職人で仕事をしている。携帯が好きな人たちで、つねにチャージしては音楽を聴いたり、いじったりしている。
 
昼頃、ソーラーの店に出掛けていく。今日は土曜日なので、本当は店は開いていないのだが、昨日電話してアポを取っておいた。1件目は水周りの職人がおすすめだったところで、チプレドゥンガの近くにあった。店の人は50がらみの男性で、白髪の混じった長髪を金髪に染め、後ろで結わいている。よく喋る人で、時間に遅れたことをなじられた。あまりに一方的に喋り捲るのと、1ヶ月あとくらいでないと設置できない、と言われたので、あんまり良い印象を持たなかった。それにここはソーラーのセットを売るだけで、その設置は今仕事をしているプランバール(水周りの職人)に頼まないといけないのだそうだ。料金は200リットルの水が必要なら46000ルピー、300リットルで64000ルピー、400リットルで80000ルピー。もう1軒の店に行く。ここは以前うちの現場に売り込みに来た人だった。実物のセットも置いてあり、かなりしっかりしたものに見えた。説明も丁寧で、料金システムも最初からチラシに書かれてあった。インド製のものを売っている代理店で、設置のためのプランバールの派遣代金も入っているという。そしてだいたい1週間で設置してくれるという。さっきの店よりは、ここの方が良かった。料金は250リットルで47350ルピー、375リットルで67800ルピー。機械の上にかぶせるネットも入れてダサインのお祭り割引が7%ついて、計122650ルピー。もう1軒はバスに乗っていてたまたま見つけた店だった。シンガポール製で、400リットルで64820ルピー、200リットルで34037ルピー、これにネットを入れて計110357ルピー。この店の印象も悪くなかったが、2軒目の店のセットに比べれば、ちょっとちゃっちい気もした。家に帰ってクリシュナと相談し、2軒目のインド製の店に明日来てもらい、話を聞くことにした。
 
 自分の家で初めて寝た。まだ正面玄関のドアがないのが、やや不安で、トイレも不便だが、落ち着く気はした。ベッドもないので、床にビニル製のカーペットを敷き、ござを敷き、その上に布団を敷いて寝た。
2009/9/18 (金)
家建築344目 プラスタ ペイント タイル 掃除 木を干す

 朝6時からプラスタの人々が仕上げをしに来ると言っていたので、朝5時に起きたが、来たのは2人だけで、サックリヤやジュノは来なかった。少々淋しかったが、今日の12時のバスと言う。本当は家族のお土産を買うために1日、2日を使うらしいが、昨日までうちの仕事が連日早朝から夜まで入っていたので、ゆっくり旅の準備ができなかったのだろう。申し訳ない。彼らのように、よく働いてくれていた人が辞めていくのは淋しいものだなぁ、と思う。昨日ガンガンセメントを混ぜていた男性ともう1人が来て、1時間くらいで仕事を終えて帰って行った。でも昨日の雨や犬が来たりなどで、少し傷ができてしまった。
 昨日までいたプラスタの人々のにぎやかさがなくなり、なんかけだるい昼下がりのような、宴のあと的な寂しさがある。タイルの職人とその社長が来た。あれだけ不愉快な思いをさせておきながら、「いらないタイルをくれ」と言う。「私たちも必要だ」と断った。タイルとタイルの隙間に色付きのセメントを塗る作業をして帰った。
 ペイントの職人も来た。
 木を干した。
 床についてしまったセメントを剥がしたり、掃除をする女性が来た。床を造るための木のくずが溜まった部屋は、私がくずをスコップで片付けた。
2009/9/17 (木)
家建築343目 迫力のプラスタ カースペース 掃除 タイル 木を干す

 7時過ぎからプラスタのインド人チームが来る。静かなバイ、タイルの職人2人、その手伝いの女性2人、掃除をする女性1人も来る。静かなバイはカースペースに石を運んだりしていた。タイルは今日で仕事を終わらせる予定で、2人でキッチン、浴室外、洗面台周りなどをやった。怒るとちゃんとやってくれる。  今日一番すごかったのは、やっぱりプラスタだった。イスラム教のお祭りに明日帰郷するため、今日は9人が来て、家の周り、キッチン、バルコニー、カースペースなどを一気にやってくれた。広いカースぺースをやるときには、大量に砂や石やセメントを運んで、そこに水を入れてザクザクとシャベルで混ぜる。セメントとはとても重たいもので、かなりの体力がいる。それをザクッと大きくシャベルですくっては、放り投げる。それを2人ずつが一気に混ぜ合わせるのだが、これがすごい迫力でカッコ良かった。みな手足が長く、こういう仕事をしているからなのか、贅肉がついてなくて細い。顔はみな端整で、1人の男の子など日本にいればモデルになれそうだ。混ぜ終えるとセメントを、次々に運んで行く。この連携プレーの良さと、力強い働きぶりに、思わず写真とビデオを撮ってしまった。日が落ちてもろうそくをつけながら、仕事は続いた。ビデオを撮ると歓声があがって「もっと写真撮って」と言われた。みんなに計1000ルピーの祝儀を出した。それでも明日の朝に少し仕事が残った。明日の12時にバスに乗るらしい。その前に家族へのお土産を買う。村には1週間いて、戻って来るそうだ。彼らが元気に帰ってきてくれるのが楽しみだ。あまったセメントをうちの前の穴の空いた道路に入れた。
2009/9/16(水)
家建築342目 プラスタ 塀 タイル 木を干す

 朝7時からプラスタ、静かなバイ、石の職人、手伝いの女性、タイルの職人2人、その手伝いの女性2人が来る。プラスタのインドの人たちは、本当は今日までで仕事が終わる予定だったのが明日に延びてしまった。それでもお祭りに帰郷する前に仕事を終わらせるために人数を増やしてがんばってくれている。 静かなバイたちは違う仕事をしていた。カースペースからゲートまでの道を造ったり、塀の下のところにセメントを入れたりしていた。  タイルは3階のキッチンをやった。朝から夕方5時まで停電で、タイルを切る機械が使えなかった。手で叩いてタイルを割って貼っていた。床のタイルが終わった。  あさってまでに借りている部屋を出ないといけないので、早くトイレの準備をしてくれ、とテクダルに言う。水周りの職人は朝連絡するが、夕方近くにやってきて、トイレにつまった土をちょっと外に放り出して帰って行った。「あと掃除してきれいにすれば使えるから」。それ以上の説明はしてくれない。親切ではない。  プラスタの人たちは今日も遅くまでいた。6時頃から空が一気に暗くなって雷雨となった。みな仕事は終わり、服も着替えて雨がやむのを待っている。みなが携帯を見てなんか話している間、ジュノは1人で戸締りの準備をしたり、不要な電気のケーブルを片付けたりしていた。携帯の話の輪には1人だけ入らず、階段に腰掛けていた。タクシーを呼んで6人が1台のタクシーに乗って帰って行った。200ルピーだった。
2009/9/15 (火)
家建築341目 プラスタ 塀 タイル 電気 ゲート

 朝7時くらいからジュノたちのプラスタチームが来る。ネパール人の静かなバイ、石の職人、塀を造る職人1人、手伝いの女性1人が来る。 続いてタイルの職人が来る。今日はもう1人の職人と手伝いの女の子1人も来ていた。昨日タイルを用意させながら来なかったことを職人に言うが、案の定言い訳をしてくる。手伝いの女性などが「昨日ちゃんと8時には届いていたよ」と味方になってくれる。3階のキッチンの壁の仕事を始めるが、ちゃんとやるか心配なので、しばらく見ていた。「あなたはバスルームみたいな下手な仕事をするでしょう。ちゃんとうまく造れるの? 信じられないよ」とはっきり言う。別にそれに怒るわけでも、傷つく風もない。むしろいつもより、ちゃんと仕事をした。怒らないとちゃんと仕事をしない。疲れる。 今朝、うちに飲料水が来た。 サーティンカンチャが来て、ゲートの柱を造っていった。 静かなバイたちは、家の周りのセメントを入れる準備をしたり、トイレ周りの排水のためのものなどを造った。塀の仕事はなかなか終わらず、珍しく6時過ぎまでネパール人が残って残業していた。 電気の職人も来て、3階の換気扇周りや、ゲート、呼び鈴などの準備をしていった。 夕方鉄の職人が来て、ゲートの相談をしていった。2枚のスライド式にすることにした。デザインは提案されたものをそのまま使うことにした。 人がたくさん来て、仕事も複数あったので忙しかった。
2009/9/14 (月)
家建築340目 タイルを買いに行く プラスタ 塀 水道

 昨日タイルの職人が早くタイルが必要と言ったので、朝5時に起きて6時半に「マルチトレーダーズ」に買いに行く。レストランのトイレやレセプションにある洗面台周りのタイルは、少し高いのにした。台所の調理台につける大理石も買った。オーダーしてすぐ運んできてもらえるようにして、私たちはバスで帰ってきた。  8時頃に戻ると、プラスタの人たち、静かなバイや石の職人、今日から少し年配の職人も来て、家の周りの壁もやり始めた。 「早くタイルを買って来い」と言いながら、案の定タイルの職人は来ない。代わりに砂を運ぶ女性が派遣されて来たが、その人は前職人の道具を盗んだ女性の母親だった。飲料水が今日は足らないのに、「熱くなってるのじゃなくて、ミネラルウォーターをくれ」と言って、自分で汲んで来た水を捨てた。頭に来て怒ったが全然通じなかった。タイルの職人の社長を呼んで、文句を言うが、この人もいまいち感じ悪い。  水周りの職人が来て、飲料水の蛇口をつけた。これで明日から飲める水が来る。水周りの職人はこの後5,6日間、彼らの組織があるらしく、仕事をストライキみたいなことをするらしい。ソーラーや風呂をつけるのは、別料金が必要と言いだし、クリシュナが少し強めに問いただしていた。  チョウキダル(見張り役)の小屋を壊し、そのブロックで塀を造り始めた。ここにバジが寝泊りしてたんだなとか、酒に酔っ払っていたチョウキダルもいたな、とかちょっと感慨深いものがあった。 プラスタのリーダー(サックリヤ。インド人のイスラム教徒)が3階のバルコニーの不要な鉄の部分にセメントで腰掛けを造ってくれた。ちょっと出来上がりが曲がっていたので直してもらった。そのとき少し話をする。「ポカラとあなたの村(ビルガンジ。インドとのボーダー)とどっちが良い?」と聞くと「ポカラの方が良い」と言う。ポカラより暑いし寒いらしい。「ポカラの女性と結婚すればいいのに」と言うと、「それは親が許さないよ。古い親だからね。言うとおりにしないと、可哀想だから。村に帰ると、いろいろ問題があるよ。お金のこと、仕事のこと」。数日後のお祭りに村に帰郷する際には、服などいっぱいお土産を買って帰るのだそうだ。
2009/9/13 (日)
家建築339目 プラスタ バルコニーの柵 手すり 壁 ペイント タイル

朝からプラスタのインド人チーム、静かでよく働くバイ(ラジェンドラ)と石の職人、ペイントの職人が来る。プラスタのチームは今日は10人も来て、3階のプラスタ、床をやってくれた。床の仕事は一気にその日のうちにやらなければならないもので、夕方になって2人くらい他からサポートも入って夜7時過ぎに終わった。1人100ルピーずつのご祝儀を出した。  静かなバイや石の職人は、バルコニーの柵や正面側の石の壁の残っているところなどをやった。1人体格の良いモンゴル系の女性が来て、バルコニーの手すりの開いた箇所に手でセメントをつけたり、物を運んだりしていた。  ペイントは屋上の手すりなどをやった。1人の職人がifoneみたいなカッコ良い携帯を持っていた。その携帯でヒンディー音楽を流しながらペンキを塗っている。  昨日うまくやらなかったタイルのやり直しをする。カルカッタの職人は、きっとまた訳のわかんないことを言い出してやりたがらないだろうから、まずテクダルに言う。テクダルは現場に来て「それは私も職人に話した。彼はタイルが悪いと言った。彼と一緒にタイルを買いに行って、やり直しさせるしかない」と言う。タイルは、ボーダーという地のタイルとは別の柄のタイルが、上と下で位置がずれている。精巧な造りじゃないから、若干大きさにずれが生じるのは仕方ない。でも一番最初にずれたものをそのまま5,6個置いて、大きくずれたものを最後の1個で帳尻を合わせるためにハンパをカットしている。最初の1個の若干のずれをカットすれば、そんなに大きなズレが生じないはずだ。それを私が言うのに、わかっていてわざと言っているのか知らないが、それはよくないと言う。プラスタの青年などが私たちの味方をしてくれる。テクダルに「職人じゃなくて、その雇い主(タイルの仕事の社長みたいな人)を呼んで」、と言う。職人はケンカ口調で喋り捲る。「やり直す」と言うが、まず社長を待つ。社長は一応こちらの話を聞いて、「やり直せ」みたいな言い方で職人に命じていた。ムッとした表情で職人はやり直した。何の問題もなくきれいに直った。それでもこのやり直しのせいでタイルが足らなくなった。「早く買ってきてください」と職人が言う。ほかの用事もあったので、水周りの店に出掛けた。このタイルの職人は、夕方この仕事を終えると台所や他の場所のタイルが早く欲しいと言い出した。「今日用意できないなら、明日の仕事は止まる」と言う。そんなに焦らせたって、どうせまた言い訳をして仕事などしないだろうに。ほんとに話の合わない人だ。  このタイルの職人が手伝いに女性を連れてきた。その人は、この間ほかの職人の道具を盗もうとしたあの女性の母親だった。タイルの職人にそれを話すが「街の人間なんて、みんなそんなもんだよ」と言って取り合わなかった。  プラスタチームの仕事が終わるのが遅かったので、タイルは今日買いに行けず、店に電話して明日の朝6時半に店を開けてもらうことにした。    夜「チベタンキッチン」に行く。ここでとても驚いたことがあった。おじさんといろいろな話になり、よく聞くとチベット民族だと思っていたこのおじさんは、なんとネパールのグルン民族だった。奥さんはモンゴル系の顔をしているが、国籍はインド人だと言う。この店に通うようになって、7,8年になるが今までずっとチベット人だと思っていたので、びっくりした。
2009/9/12 (土)
家建築338目 プラスタ ペイント タイル

 朝からプラスタのインド人チームが来る。今日は人数が多かった。ほんとにこの人たちには助かっている。あと10日あとくらいのお祭りに故郷に帰るため、その前に仕事を終わらせようと頑張ってくれている。なんかお礼をしたいものだと思う。  ペイントの職人も早くから来る。まだいろいろな仕事があって、汚れそうなのに今からペイントしても無駄にならないのだろうか。  珍しく、こちらから催促しないのにタイルの職人がやって来た。「珍しい」「意外」とクリシュナと話す。3階の浴室をやる。が、タイルとボーダーがずれまくってつけられていた。さすがに許せる範囲ではないので、明日やり直すように言わないといけない。  最近また暑さが戻ってきた。雨も降らない。木を午前中から6時近くまで干している。  夜はホーリーモモレストランに行く。エッグドロップトマトスープがおいしい。
2009/9/11 (金)
家建築337目 プラスタ ペイント トイレをつける

 朝からプラスタのインド人チーム、ペイントの職人が来る。11時頃水周りの職人(プランバール)が来て、昨日買ってきたトイレと洗面台をつけ始める。が、プランバールが荷の包みを開くと「オーダーしていたものと違う」と言う。すぐにお店「ピラジュトレーダーズ」に電話してみると、「オーダーしたものは古いデザインでもうメーカーに在庫がない。少し値段も高くなる」。昨日その場ではそんなことは何も言っていなかった。届いているものは何の装飾もなく、おもしろみがない。気に入らなかった。しかも、洗面台の下のパイプを覆うものはセットに入っていない。それも追加で頼まないといけない、と言う。まったく話が違うことにがっかりした。引き取りに来い、と言うと、「スタッフが足らないから持ってきて」と言う。クリシュナがタクシーで持っていく。電話では、「オーダーしたものをすぐ用意できる」と言っていたのに、クリシュナが実際行ってみると「4個くらい在庫があるけど、みんなひびが入っている」。仕方なしに持っていったものを、そのまま持ち帰ってきた。1つの浴室は仕方ないので、これで我慢して、他の部屋は違う店で買うことにした。でも、プランバールがこの1室はすべて作業をし終えた。  ペイントは、1人のモンゴル系の若い職人のほか、2人のインド人がいる。またプライマールという液がなくなった。クリシュナは前回職人の言うとおりに高いものを買って、だいぶお金を使ったので、近所の知り合いの店で安いものを買った。3分の1くらいの値段で済んだ。  昼近くになって日が出てきたので木を干した。  ジュノとヒンディー語の少年2人とクリシュナでセメントに水をまいた。
2009/9/10 (木)
家建築336目 プラスタ ペイント 棚 階段手すり トイレを買いに行く

 今日も朝から曇り。プラスタのインド人チーム4人、ペンキの職人が朝から来る。またテクダルが台所の棚をセメントで造る職人を連れて来た。階段の手すりの職人も人を派遣してきて、階段の石に機械で穴を開けた。  私たちは、サバグリヤチョークにトイレ・洗面台・シャワーなどを買いに行く。前から気に入っていたペリウェアというメーカーの物がある店で、トイレ・洗面台のセットで1万ルピー。デザインに清潔感があって、かわいらしく、物もしっかりしていて、値段が手頃だった。忙しい店で、2人くらいが接客に追われ、あとは女性やスタッフがいるが、その人たちはほとんど仕事をしていない。1人の男性が、複数の客の勘定や商品説明などをしながら、私たちの欲しい物を出してきた。トイレと洗面台だけと簡単に考えていたが、それに付随するトイレットペーパーホルダー、タオル掛け、蛇口、シャワーヘッド、鏡など、個別に選ぶことになり、しかも相手が忙しいので、午後2時に行って4時半頃まで時間がかかった。明日の10時に品物を届けてくれる話になったが、私たちがバスで帰ってくるとほぼ同時にトラクターで届けてくれた。運んだ分のお金が欲しい、と言われ、50ルピーのチップを払った。トイレ周りを買って、ちょっと落ち着いた。    帰って来ると、もう5時を過ぎていたが、まだみんな働いていた。 トイレを買った店でついでに台所の流し台も買った。ところが、今日セメントで造った棚に、その流し台のサイズが合わない。モンゴル系の職人は、「サイズなんかみんな同じでしょ」と言ったが、実際合わせてみると流し台の分の穴が小さすぎる。直すには中に入れた鉄を切り、セメントを壊すしかない。どうしてサイズを考えずに造ってしまうのかな?  職人の方も良いと思ってやったことが間違っていたので、困っている。若い助手は苦笑いしている。流し台を変えるしかないか? 職人は適当に残りのセメントを使い、その問題は先送りして帰ってしまった。  鉄の職人が来て、屋上に水のタンクを置くものを持ってきていた(写真)。そこで2人の職人が溶接作業をしていた。夕方6時を過ぎて日が落ちてくると、ほとんどの職人は帰ってしまい、プラスタのジュノとヒンディー語の少年と、鉄の職人だけが残っていた。ジュノたちはセメントを運んでいた。鉄の仕事は、社長が来てチェックすると若干ながさが揃ってなくて、そのやり直しを命じられた。1人の職人が8時くらいまで残った。日が落ちてしまってすっかり真っ暗ななか、溶接の火花がパチパチと光った。うちの周りはあまり電柱がないので、星がたくさん見える。暗いなかにうちの屋上から溶接の光が点滅して、そばの竹林に反映していた。こんなに遅くまで働くんだなぁ、と思った。
2009/9/9 (水)
家建築335目 プラスタ 壁の石をきれいにする ペンキを買いに行く

 朝8時できあがった水のタンクを見にクリシュナが鉄の職人のところに出掛けて行く。鉄の重さをその場で測ることになっているのだ。その後、クリシュナはペンキなどをペイントの職人と一緒にチプレドゥンガまで買いに行った。そのペンキの値段がレシートと違うと、近所の人などが言い、ダムサイドのおじさんを呼び、さらに私たち2人で再度ペンキを買った店に出掛けていった。ペンキの値段は全部で10万円近くする。確かに表示されている額は7000いくらルピーだが、それにインドから入るための税金、混ぜる塗料、その店の儲け630ルピーなどを合計すると18750ルピーにもなるのだそうだ。「金額は大して変わらないから」と言われ、最高級のペンキを買ったら、想像以上に高かった。 プラスタのインド人チームは来るが、他の職人は来ない。少し後に壁の石をきれいにする職人1人が来た。
2009/9/8 (火)
家建築334目 プラスタ ゲート 壁の石をきれいにする タイル

 朝7時半くらいからプラスタのインド人チーム4人、静かでよく働くバイが来る。続いて、ペイントの人が派遣した石の壁をきれいにする職人1人が来た。機械を使って石の表面などを磨いていた。静かなバイは来るが、テクダルから聞いていた話と違っていたらしく、私の携帯電話で何をやればいいのかを聞いていた。今日はゲートの周りに石を運んだ。 プラスタは3階の壁の周りなどをやった。最近は、ヒンディー語しかしゃべれない少年が、よく飲料水を取りに来る。この子はジュノほどしっかりしていないので、ペットボトルの空きをなくしてしまう。「なんでなくしたの?」とかネパール語で聞いても、言葉が通じず「サムジ ナイ(わからない)」と言う。 今日もプラスタの人たちの仕事は6時半を過ぎた。最近はジュノとヒンディー語の少年にセメントの水まきを頼んでいるが、今日は彼らのバスがなくなる時間になってしまった。ジュノはクリシュナに「マフ ガルノス(ごめんなさい) 水は明日の朝まきますから」と言った。ネパール、インドではこの「マフ ガルノス」は、よほど丁寧な言い方でなければ使わない。はっきり言って、私は、この言葉を初めて聞いた。それをこの15,6歳くらいの少年が使ったことにちょっと感動した。 仕事の終わり際、テクダルが来たが、バイクに乗って私の前を素通りしていった。クリシュナに「私にばかり仕事が遅いと言うが、窓をまだ用意してくれないから仕事が進まない。私は普段静かな方だが、プラスタの仕事などどんどん進めさせているのに!」と怒ったという。まさに逆ギレ。クリシュナはテクダルに好意を持っていただけに、こう言われたことはショックだったみたいだ。その窓の仕事をしている店の社長「窓おやじ」にダムサイドのおじさんから電話してもらうが、こいつもこいつで「いつでも渡せるように準備できているが、(うちの建築の)仕事の進み具合がまだその状況ではないから持っていけない」と答える。みな人のせいにしている。 タイルの職人が来て、水道のパイプをふさいでしまったところを直していった。テクダルからちゃんとお金をもらっていないことをブツブツ言っていた。インドにいる娘2人がほぼ同時期に結婚することになり、日本円で100万えんくらいがそのために必要なのだそうだ。 電気の職人の社長が来る。早くテレビのケーブルを準備して、と言いながら、昨日は来なかった。今朝早く来るといったが、電話しても2時間くらい待たされたので表にダルバートを食べにでかけた。12時頃「今来た」と電話がある。帰った頃にはいなかったが、で直させた。
2009/9/7 (月)
家建築333目 プラスタ 玄関周り 水が来る 

 今日も朝から小雨。日差しがなく気温が下がってきた。木は干せない。今日から水道の水が来るようになった。  プラスタのインド人チームの4人、石の職人が来る。プラスタは正面から見て右側のスロープなどをやる。今日は静かでよく働くバイが来ていなかったので、石の職人は自分で土を掘ったり石を運んで1人でやっていた。何も言わなくても、1人で働く、静かで穏やかな人だ。  タイルを間違って貼ってしまったので直さないといけないが、今日もタイルの職人は「行けない」と言って来ない。水周りの職人が来たが「私もタイルを直すことはできるが、うまくできないので、タイルの職人にやってもらったほうが良い」と言って帰ってしまう。自分たちが失敗したくせに、お互いに仕事をなすりつけあっている。さすがのクリシュナも怒った。仕事をしないと言うなら、辞めてもらって他の人に来てもらい、すぐ仕事を始めてもらいたい、とテクダルに言った。
2009/9/6 (日)
家建築332目 プラスタ 玄関周り 電気 水道手続き

 朝から小雨模様。プラスタのインド人チームの4人、静かでよく働くバイ、石の職人、電気の職人が来る。プラスタは正面から見て右側のスロープなどをやる。静かなバイと石の職人は、玄関周りや水道のパイプ周りのセメントなどをやった。電気の職人は3階の配線などをやった。すぐ欲しいというので、GC電気にテレビの線などを電話でオーダーする。 クリシュナが朝10時半に水道の役所に行き、水道を引いてもらう手続きをしに行く。12時半に役所から派遣された職人がやって来る。うちから100メートルくらい離れた場所に、各家に配られる水道の元のパイプがあり、そこにうちのパイプをつなぐ。スコップで穴を掘り、職人にパイプをつないでもらう。この穴掘りと、つないだあと土を再びかぶせる作業は自分たちでやる。良い汗をかいた。職人は、本当は100ルピーでいいはずの手数料を500ルピー欲しい、と言った。たった30分程度の仕事でそんなに払うはずがない、とクリシュナが怒り、150ルピー払って返した。明日の朝からうちにも水が来る。 夜は中華料理に行く。最近停電が長くなってきた
2009/9/5 (土)
家建築331目 プラスタ ゲート 壁の石 木を干す 

 今日はプラスタはいつもの4人と、静かでよく働くバイと石の職人が来る。 8時頃、物を盗もうとした女性の小さな妹が弟を連れてやってくる。私の部屋に来て、昨日と同じようにテクダルが来るか尋ね、「お姉さんが病気で、病院に行くお金が必要だから取りに来た」と言う。私にテクダルに電話してくれ、と言う。置いてあったマダル(太鼓)を弟と一緒に叩き始める。私はダルバートを作っているところで、どう対したものか困る。そのうちクリシュナが部屋に戻ってきたので、とりあえず部屋の外で待ってもらうことにする。女の子は素直に応じて、テクダルが来るまでのしばらくの間、小さな弟をあやしながら待っていた。物を盗まれそうになった職人が、「物(かなづち)を盗ろうとしただろ」とひとこと言うと、女の子は「違うよ、他のおもちゃを片付けていて、間違って鞄に入っただけだよ」と言った。  テクダルが来て、女の子が会いに行く。私は部屋にいたので、実際のやりとりは見ていなかったが、クリシュナによれば、テクダルはかなり怒って「他のテクダルならお金はやらないよ。他にも物を盗られているかもしれないんだから」と言いながら、お金を渡した。女の子は何も言わなかったと言う。他の働く人の前ではなかったが、大きな声だったので、みなにはやりとりが聞こえていた。見て見ないふり、ということはネパールやインドの人はしないので、プラスタの職人もクリシュナに「何があったの?」とすぐに聞いたと言う。大人が子どもを悪事の肩代わりに使うとは。。。   静かなバイはゲート周りをセメントで造り、石の職人は家の正面側の壁の石をつけるなどした。  夕方水周りの職人を呼んで、トイレ、洗面台など必要な買い物を聞く。タイルの失敗していることがわかる。配管の穴があるところをタイルでふさいでしまっていると言う。どうしてこういうチェックを、この職人はすぐにやってくれないのか。発見した浴槽の穴を見てもらうと「水がもれるとか、そこまでの問題はない」とのことで安心する。「呼べばいつでも来るから」と言って、ほかの部屋はチェックせず帰った。どうもこの人とは感覚が合わない。ちなみに、この人はインドのオリッサという場所の出身で、ヒンドゥー教の民族だ。
2009/9/4 (金)
家建築330目 プラスタ 3階のカウンター、バルコニーの仕切り 浴室タイル 木を干す 

 朝からプラスタのインド人チームが10人も来る。静かでよく働くバイと石の職人、タイルの職人とその手伝いの女性も来る。働く人が大勢いて、気温も高かったので、今日は水を取りに来る人が多かった。  プラスタは、10月5日にあるというイスラム教徒のお祭りに帰郷するのに合わせ、仕事が急ピッチで進んでいる。先日大人に怒られて泣いて以来、来ていなかった12歳の男の子も来ていた。天然パーマがクルクルしてて可愛い。屋上の手すり、スロープ、3階の壁、プジャルーム(祭壇を置く、予定のところ)の階段、階段の周りなどをやった。リーダーとお祭り前後の話をする。イスラムのお祭りが5日で、その1週間後くらいがヒンドゥー教の大祭「ダサイン」。ダサインに入るとバスが混むので、日にちをずらして帰ってくる、と言っていた。  静かなバイとモンゴル系の職人は、3階のキッチンとレストランの間におくカウンターを造った。テクダルが朝来て、急遽このカウンターの話になった。今の職人とバイは仕事が早いので、すぐにレンガで土台ができあがった。バルコニーの間の仕切りもできた。ゲートも進んでいる。静かなバイは昨日は来なかった。今日会うと髪の毛をきれいに切っていて、黒のかっこいいジャケットを着ていた。職人は東南アジアの人っぽい、優しい顔をしている。なんか、やっぱりモンゴル系のこの2人を見るとホッとする。  タイルは、職人は様子を見て帰り、女性がタイルを拭く仕事をして帰った。  朝いろいろテクダルと相談することがあったため、クリシュナは水道の役所に10時半に行けなかった。担当者が出掛けてしまったため、明後日に出直すことになった。   昨日職人の道具を盗もうとした女性は来ず、その小さな妹が1人で来た。まず私の部屋に来て、テクダルが来ていないか尋ね、「お姉さんが病気になった。病院に行くからお金をもらいに来た」と言う。クリシュナからテクダルに電話し、昨日女性が物を盗もうとしたこと、女の子がお金を取りに来たことを話した。テクダルは怒って、「病気と嘘を言って、子どもに金を取りに来させるなんて!」と言った。16時に本人に来させて、とテクダルは言い、クリシュナもそう女の子に伝えたが、女の子は来なかった。   シババンジャ(甥っ子)は明日の警察の役人になるための試験を控えて勉強している。明日は法律やIQ、警察について、などの試験があり難しいという。ネパール全国で120人しかパスしないそうだが、2400人くらいが受験するそうだ。全国で5つの地区で試験が行われ、ポカラだけで400人の受験者がいる。2年前の採用試験では、ポカラ地区では5人しかパスしなかったそうだ。
2009/9/4 (金)
家建築330目 プラスタ 3階のカウンター、バルコニーの仕切り 浴室タイル 木を干す 

 朝からプラスタのインド人チームが10人も来る。静かでよく働くバイと石の職人、タイルの職人とその手伝いの女性も来る。働く人が大勢いて、気温も高かったので、今日は水を取りに来る人が多かった。  プラスタは、10月5日にあるというイスラム教徒のお祭りに帰郷するのに合わせ、仕事が急ピッチで進んでいる。先日大人に怒られて泣いて以来、来ていなかった12歳の男の子も来ていた。天然パーマがクルクルしてて可愛い。屋上の手すり、スロープ、3階の壁、プジャルーム(祭壇を置く、予定のところ)の階段、階段の周りなどをやった。リーダーとお祭り前後の話をする。イスラムのお祭りが5日で、その1週間後くらいがヒンドゥー教の大祭「ダサイン」。ダサインに入るとバスが混むので、日にちをずらして帰ってくる、と言っていた。  静かなバイとモンゴル系の職人は、3階のキッチンとレストランの間におくカウンターを造った。テクダルが朝来て、急遽このカウンターの話になった。今の職人とバイは仕事が早いので、すぐにレンガで土台ができあがった。バルコニーの間の仕切りもできた。ゲートも進んでいる。静かなバイは昨日は来なかった。今日会うと髪の毛をきれいに切っていて、黒のかっこいいジャケットを着ていた。職人は東南アジアの人っぽい、優しい顔をしている。なんか、やっぱりモンゴル系のこの2人を見るとホッとする。  タイルは、職人は様子を見て帰り、女性がタイルを拭く仕事をして帰った。  朝いろいろテクダルと相談することがあったため、クリシュナは水道の役所に10時半に行けなかった。担当者が出掛けてしまったため、明後日に出直すことになった。   昨日職人の道具を盗もうとした女性は来ず、その小さな妹が1人で来た。まず私の部屋に来て、テクダルが来ていないか尋ね、「お姉さんが病気になった。病院に行くからお金をもらいに来た」と言う。クリシュナからテクダルに電話し、昨日女性が物を盗もうとしたこと、女の子がお金を取りに来たことを話した。テクダルは怒って、「病気と嘘を言って、子どもに金を取りに来させるなんて!」と言った。16時に本人に来させて、とテクダルは言い、クリシュナもそう女の子に伝えたが、女の子は来なかった。   シババンジャ(甥っ子)は明日の警察の役人になるための試験を控えて勉強している。明日は法律やIQ、警察について、などの試験があり難しいという。ネパール全国で120人しかパスしないそうだが、2400人くらいが受験するそうだ。全国で5つの地区で試験が行われ、ポカラだけで400人の受験者がいる。2年前の採用試験では、ポカラ地区では5人しかパスしなかったそうだ。
2009/9/3 (木)
家建築329目 プラスタ 壁の石 木を干す 物を盗もうとした女性

 朝からプラスタ、石の職人、その手伝いの女性が来る。プラスタは屋上の手すりなどをやった。  石の職人の手伝いをするのは、一昨日から来ている赤ん坊に授乳中の女性だった。彼女は自分の小さな妹も連れて来ていて、妹に赤ん坊のおもりをさせながら働いていた。妹は5年生というから、10歳になるか、ならないかくらいだろう。私が木を干すのを手伝ってくれたり、ネパール語を教えてくれたりした。この女の子が、朝来るなり「フォークとスプーンを貸してほしい」と言う。なんか、少し変だな、と感じ、クリシュナに「この子のお姉さんに話を聞いてきてよ」、と言うが、私に聞いてこい、と言う。周りに石の職人、水周りの職人がいるなか、話すと、「赤ん坊に薬を飲ませたいから」と言う。浴室では物を食べないでね、と言いたかったが、「通じないわ」と言われ、女の子と一緒に浴室に行き、「こっちでは食べないで、こっちで食べてね」と言う。女の子はすぐに話を理解した。ヘンに疑ってしまったことと、ネパール語が通じなかったことに、少し自己嫌悪になる。 が、その夕方。女性と女の子が、私に「帰ります」とあいさつして帰ろうとしていた。私は隣家の屋上で木を干していた。そこから見ていると、石の職人が女性を引きとめて何か話している。女性は大きなバッグを2つ持っていた。あとで職人がクリシュナに話したところによると、この女性が職人の道具を盗っていこうとしたと言う。職人の道具が見当たらない。女性は大きなかばんを持って2階にあがったり下に降りたり、何度かしていたので、不自然に思い、かばんの中を見せてと言うと、そこに職人の道具が入っていたと言う。優しい笑顔の、きれいな若い母親、という感じだっただけに驚いた。 あとで浴槽を見ると、ちょっと傷がついていた。浴室にいた子どもが遊んでいて傷つけたのか、クリシュナによればペイントの職人がここに木の柱を立てていたというから、そのためか原因はわからないが、使う前からこうなってしまうとは。全部取り替えなければならない、とかなったら最悪だ。 水道の役所の人が明日来るので、それに合わせて水周りの職人を呼んだ。珍しく朝8時頃に来て作業をしていった。
2009/9/2 (水)
家建築328目 プラスタ 水道の穴掘り 木を干す 

 朝7時半頃からプラスタのインド人チームが来る。朝から気温が高く暑い。8時に静かでよく働くバイが来る。このバイには、今日は水道のパイプをつなぐための穴を掘ってもらうため、テクダルとは関係なく直接私たちが仕事を頼んだ。クリシュナも少し手伝って穴を掘った。昨日洗濯をしていた女性と娘と赤ん坊も来た。でも職人が来なかったため、彼女の仕事はなく、テクダルから給料をもらって帰っていった。 テクダルがトラックで人を連れてきて、不要な土を運んでいった。この作業が入ったため、プラスタの作業が止まった。プラスタの人々は屋上の暑い中、手すりを造っている。さすがに体がもたないのか、断食中の大人も冷たい水を飲んでいた。彼らは、夜7時半すぎ、もう日が落ちる中、電灯をつけながら働いた。テクダルの土を運ぶ仕事が終わるのを待ったため、「朝11時まで仕事が始められなかったでしょう」、だからその分、彼らが遅くまで残業しているのだ。リーダーとジュノともう1人のヒンディー語しかしゃべらない少年の3人で、暗い中、最後までセメントを使い切るように仕事をした。「今夜はサフジ(雇い主、クリシュナのこと)の家に泊まって、ご飯も食べて寝ようか」とリーダーが冗談を言う。本当にそうしてもらってもいいか、と思ったくらい、良い人たちだ。リーダーは今24歳で、10歳のときからポカラで働いているのだそうだ。もうとっくにバスが終わってしまっているので、クリシュナがタクシー代200ルピーを渡した。  静かなバイもせっせと働き、4時前にはほとんど作業が終わった。彼にご飯を出そうか、とクリシュナと話していたが、彼はお弁当を持ってきていた。近所の店で玉子焼きを買ってきて食べてもらった。バイには250ルピーを払った。  水周りの職人は5時半頃やってきて、静かなバイが穴を掘ったところにパイプを配管した。もっと早く来てくれればいいのに、遅かったので、バイがやりきれなかったパイプに土をかぶせる作業は、私、クリシュナ、シバ(甥っ子)でやった。  木を干したり、セメントに水を入れる仕事もした。
2009/9/1 (火)
家建築327目 プラスタ 柱 木を干す 

 朝7時半頃プラスタのインド人チーム、静かでよく働くバイと石の柱を造る職人、その手伝いをする女性が来る。プラスタは今日はリーダーは朝だけ来て帰り、2人の大人とジュノの3人で屋上の手すりの下のところをやった。静かなバイは3階の浴室の床のセメントもやったみたいだ。  昨日タイルの職人の手伝いしていた赤ん坊に授乳中の女性は、今日は屋上に石を運ぶ仕事などをしていた。私が、借りている隣家の屋上に木を干しに行くと、赤ん坊や彼女の服が洗濯して干してある。邪魔にならない程度だったが、木が濡れていては困るので、クリシュナに報告すると「えっ!?」と驚いて、彼女たちのところに行く。2階の浴室で、バスタブに赤ん坊を寝かし、ほうれん草の不要な草をむしっていた。浴室中に土のついた草が落ちている。職人が休憩中だったので、彼女たちも休んでいたのだ。クリシュナが洗濯したことを聞くと「ええ、屋上でしたけど」「石鹸も使った?」「使った」「セメントの仕事をしているところで石鹸を使ったらいけないんだよ」「そおなの?」「干している木のところで洗濯物をしぼった?」「ううん、そんなことしないよ」。屋上で作業中のプラスタの人たちに聞くと「赤ん坊の2つの服だけだからって言って、洗ってしまったんだよ」と言う。でも、彼女に悪気は全然なさそうだったので、「気をつけてね」と言って終わった。その後2回ほど、2階の浴室を見に行くと、赤ん坊とその子守に来た小さな娘がスヤスヤとダンボールを敷いて寝ていた。夕方、娘が私たちのところに来て、「赤ん坊に水をあげたいの」と言うので、水の入った容器を渡すと、手で水をすくって抱いている赤ん坊に飲ませた。  3階の浴室の床のセメントの仕事があったが、そのセメントが中途半端なまま残っていた。それをインド人の少年ジュノが取りに来て「だらしがないよ。これだってこのままにしたら、お金が無駄になるんじゃない?」と、きれいに手で集めていた。  6時半頃までかかって、石の柱が終わった。けっこう格好よくなった。  手でセメントに水を入れた。