写真家・ブラッサイの世界 |
パリにシュールレアリズム旋風が吹き荒れた時代。ピカソ、ダリ、ブラックらとともに時代の一角をになった 写真家ブラッサイ は、もともと芸術アカデミーなどで学んだ画家・彫刻家で、30歳すぎころから表現の主軸を筆から写真に移し、アンダーグラウンドの妖しい世界 を演出して、のちのPhotographerにも強い影響を与えました。 撮った世界の衝撃性から、ながいあいだベールに包まれたままで、全貌が明らかになるのはずっとのちの1976年になってから。 仕事では「長らくファッション雑誌ハーパース・バザーの撮影を行なっていた」ということです。 戦後は舞台や映画にも取り組み、 晩年には『ピカソとの対話』や『実物大のヘンリーミラー』といったを本を著しています。 (詳細はweb−siteでどうぞ) ★ ブラッサイ Brassai 1899-1984 / ハンガリー(現ルーマニア)生まれ web-site) ■Brassai ブラッサイ ■Andre Kertesz アンドレ・ケルテス ■Man Ray マン・レイ 2002.10.26 |
1970年代の日本では、その世界の多くがまだ謎に包まれていた、フランスの写真家ブラッサイ。1930年頃までピカソ、ダリ、ブラックらともに 画家、彫刻家、ジャーナリストとして活躍。その後、写真家として夜の妖しい世界を、マグネシウム・フラッシュなどを駆使して活写。1932年に発表された「夜のパリ」が各界から絶賛され、 一躍脚光を浴びることに……。 今回の展覧会はブラッサイのコレクションで知られるポンピドゥーセンターの企画協力のもと、代表作「夜のパリ」をはじめ、ハーパース・バザー誌で発表された「昼のパリ」など193点の写真作品に加え、実験的な「ミノトール」誌での仕事や、ベルリン時代とパリ時代の貴重な素描8点、彫塑作品33点の未発表作品を含む全234点を展示。ブラッサイの全貌に迫ります。 ■会 期 8月6日(土) 〜 9月25日(日) ■会 場 東京都写真美術館 2階展示室 2005.08.19 |
アート file |
文 学 file |
![]() |
![]() |
![]() |