ジョルジョ・デ・キリコの世界

 サザビーズのオークションでピカソの「パイプを持つ少年」が、史上最高の1億416万8000$(約113億円)で落札され、ちょっとした話題になっていますが、そのピカソがもっとも恐れたといわれているのが、イタリアのシュールレアリズムの画家ジョルジョ・デ・キリコ。

 しーんとして、物音もしない、不安げな風景。構図。どんよりと暗い色調。それでいて、記憶の奥ふかい場所に眠っている郷愁を呼び起こすような、どこか「奇妙ななつかしさ」をともなう不思議な世界。
 同系のシュールアートでも、マックス・エルンストやアンリ・ルソーの幻想絵画にはない「少年期の心細いノスタルジア」がひそんでいそうです。

 De Chirico
 Guggenheim Museum
 Giorgio De Chirico(Afbeeldingenをclick)
 Melancholy And Mystery Of A Street
2004.05.06


【巨匠デ・キリコ展 大丸梅田店.東京店】

 シュールレアリストの中でも、中心からすこし離れた位置に独自の巨大惑星を築いたイタリアの画家ジョルジョ・デ・キリコ。シュールレアリズムの命名者で目の利く詩人のアポリネールが賞賛し、ひそかにピカソが恐れたといわれる画家でもあります。
 今回の展覧会は、キリコ夫人のコレクションを管理するキリコ財団の全面協力により、新形而上絵画などの油彩を中心に、素描、彫刻を含めて110余点で構成されるそうです。

●大阪展
 会 期 9月14日(水)〜10月2日(日)
 会 場 大丸ミュージアム・梅田(大丸梅田店15階)
●東京展
 会 期 10月6日(木)〜25日(火)
 会 場 大丸ミュージアム・東京(大丸東京店12階)

巨匠デ・キリコ展(Sankei Event)
2005.08.26







 アート file

マン・レイ パウル・クレー エゴン・シーレ
ルネ・マグリット グスタフ・クリムト ジョルジュ・スーラ
ジョルジョ・デ・キリコ アンリ・ルソー展 ゴッホの災難.ゴッホ展
写真家ブラッサイの世界 生誕100年記念ダリ回顧展 葛飾北斎と安藤広重
東郷青児と竹久夢二 佐藤渓の「心象録・詩」 日本画家 松井冬子
日本画家 町田久美 束芋の「ヨロヨロン」束芋 イラストレーター 常田朝子
イラストレーター 田辺ヒロシ 古賀春江 シュールな童心 版画家 池田満寿夫の世界展
田中一村グラフィックな世界 写真家 植田正治 海外巡回展 青木繁 わだつみのいろこの宮
カオルコ個展 in NewYork 資生堂/香りと恋心〜バルビエ展 レオナール・フジタ展

 文 学 file

ル・クレジオ サン=テグジュペリの世界 メリメの「マテオ・ファルコネ」
曽野綾子さんのこと 安部公房〜砂の女〜 原 民喜  「夏の花」
林 芙美子 パリ日記 岡本かの子 試論1・2 川上弘美 「蛇を踏む」
金原ひとみ「蛇にピアス」 綿矢りさ「蹴りたい背中」 谷崎潤一郎「痴人の愛」
こどもの詩 〜川崎 洋 篇〜 寺山修司の世界〜虚空〜 中原中也賞「びるま」日和聡子
坂口安吾 洋書仕様「桜の森…」 追悼 塚本邦雄 水銀伝説の終焉 詩人・金子光晴「ねむれ巴里」







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