丁岳(ひのと岳)から観音森周回コース20101031

多分今年最後の土の上を行く登山になると思うのでちょっと頑張りコースを選定しました。

鳥海山の東側で秋田県と山形県との県境にある1000m級の山です。

駐車場→丁岳→萱森→観音森→駐車場、距離約13km、累積登坂高度1020mです。

知る人ぞ知る秋田県で一番の難コースです。距離も長いのですが急傾斜の稜線の上り下りがあります。

天気予報は曇り、山頂は雲の中と踏んだがやっぱりそうでした。

登山口から朝7時半に出発。メンバーはぴょんたと副隊長、隊員A、Bの4名。

駐車場のすぐ下の丁川、この上流に五階の滝があります。

この滝自体はたいした滝ではありません。

初めっからきつい登りです。

デブぴょんた最初は先行するも、すぐ隊員ABに先頭をうばわれる。

やっぱりデブはいかん!!

観音岩をすぎ、小さな流れを渡ると左に今日の行く峰が見えてきます。観音森、庄屋森、一番左が萱森のピークです。

振り返ると男鹿半島の山も見えました。

山頂下部の急坂です。メジャーな山だと大抵ロープがはって

ありますがこのコースはそれがありません。

ぴょんたはこういう急斜面が好きです。

山頂の標高が1100mですから森林限界線以下で、灌木や笹藪に囲まれて周囲は見えません。しかしさらに20mも行くと右に真室川の山々が見える見晴らしのいいところを通ります。

山頂から先は急斜面の連続です。副隊長はいかにも初心者的な織り方をします。ぴょんたはひとっ飛びで降りちゃいます。

本来、こういう急斜面は体をまっすぐ下方向に向けて降りなくてはなりません。今回初めて‘杖‘のお世話になりました。

隊員ABはまさにダブルストックなんですが、ぴょんたと副隊長はそこらから枝を切って‘杖‘にしました。!(^^)!

山頂南側、岩のテラスからこれから行く稜線がよく見えます。

左右が切り立った崖です。

丁岳から降りてきて振り返ります。この地点の高度が950mですから、山頂まで200mの高さがあります。

950m地点に沢に降りて行く道があるようです。

副隊長はこの先の山並みを見ておじけづきここから下に降りたいようなことを言ってましたが他の3人は聞こえないふりをしてました。無情です。(^v^)

次の山頂、萱森に進みます。

とがった山頂も上がってみると結構広いです。ここはテントが張れそうです。

素晴らしい急斜面です。ロープもありません。

みな怖気づきましたが降りないことには帰られません。

(^◇^)

隊員B、数メートル滑落。ぴょんた同じところを滑って降りる。

庄屋森へも又、急坂の登り

巻いて登るようなところはほとんどなくひたすら急斜面を直登です。場所によっては傾斜が60度くらいのところもあります。笹などにつかまって昇降します。

急坂を何とか登り切って庄屋森山頂。山頂は雲の中です。

天気がいいと素晴らしい眺望のはずなんですが・・・

 

雲の下に出てきました。

副隊長の後ろを歩くと石が落ちてきます。副隊長に‘杖‘をとられちゃいました。ぴょんたはこれからは下りが多いので

下り用のもっと‘長い杖‘をこしらえて使います。

ぴょんた庄屋森で方向感覚を失う:どうも雲の中にはいってあっちの方向こっちの方向と歩いたら、道は1本なのに観音森の方向に行ってるようには思えなくなっちゃいました。このままだと山形県側に行くんじゃないかと…。こういうとき隊員ABの装備腕時計型 多機能電子高度計が威力を発揮します。う〜ん、世の中便利になったもんだ。

登ったり降りたりで観音森へ進みます。ここで右に横手市が見えます。平野をはさんで向かい側の山は和賀山です。

ついにここでぴょんた筋肉痛、10分休んで回復。

観音森の山頂は狭いです。

横手市が見えます。

振り返ると雲のとれた萱森(中央)と庄屋森()が見えました。

すごい傾斜でしょう、これを直登で上り下りしたんです。

西側には丁岳です。

またまた急斜面、隊員Aが隊員Bに急斜面の降り方を指導中

ぴょんたは平気で立って降ります。

ここいらへんはぴょんたはやっぱり元スキー部。

若いころは走って降りたもんです。

やっと普通の傾斜地におりて来ました。

その下は杉林で林内作業車の通った跡地です。

午後3時半、ついに駐車場のすぐ近くの道路に出ました。

所要時間8時間、みなさんご苦労様でした。

みんな2回分登山したと喜んで(うんざりして?)いました。

このコースの感想:上り下りの傾斜が急でつらいがまた楽しいコースだ。春は残雪で危険、夏は虫と暑さに悩まされそうだ。やはり秋の今時が一番いいと思う。距離案内はほとんどありませんが刈り払いは良くされています。健脚、ベテランのみが向えるコースです。普通でも8時間かかるので時間に余裕を持ってね。きのこはブナカノコは大量に見つけたが採ってはこない。ザイルは持って行ったほうがいい。途中飲み水はありません。

 みな下りの急斜面で難渋しました。ぴょんたは急斜面はアドレナリンがどっと出て登り切っちゃいますがゆるい上りが一番苦手です。もう10kgはやせたいね。

 筋肉痛やこむらがえりは少し休むと取れますから無理をしないですぐ休みましょう。あせる必要は何もありません。

今回の装備:ぴょんたは一応10mのザイルは持っていったが必要ないと思い車において行った。やっぱり持って行ったほうがよかった。靴はスパイク長くつに厚手のソックスで正解だった。小さいのこぎりを持参して枝を切り、杖にしたがこれもよかった。隊員Bのポシェットにはお花の図鑑が入っていたがこの時期はキノコの図鑑のほうがいいと思う。

装備はできるだけ多機能に使えるモノがいいです。たとえばストックなんですが小さいのこぎり、(100gぐらいの重さ)を持っていくとこういう低山では何本でも斜面の状態にあったストックが作れます。小さいのこぎりは軽いので重い鉈や、ろくに切れないナイフを持っていくよりはるかにいいです。またザイルがどうしても必要な時はツルを切ればできます。

今回の失敗:車で帰ってくるとき、替えたばかりのスタッドレスタイヤが走行中はずれた。タイヤはころがって側溝に落ちていってデスクブレーキが路面を引っ掻いた。ナットを締め忘れたらしい。(+o+)

街だったら大変な事故になったかもしれない。幸い田舎でよかった。装着しなおして無事鳥海荘の温泉へ。

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