球速アップ方法のすべて

球速アップ プロ野球トレーナーが方法を伝授

このトレーニングを論理的に書き上げた森部昌広氏は、
速球派投手の特徴として、腕のスイングの速さ、体重を
支える足の踏み込みの強さ、体のしなり、足の速さ、腕
力の純粋な強さ、各関節の広い柔軟性または可動性など、
投手にとって必須である以上の基礎的な項目を強化・
改善することで、誰しも球速を140km/hレベルまでアップする
ことが可能であることを実証しています。
この140km内外までは、生まれつきの才能やセンスと全く関
係ないということです。

端的に、速球を投げる人に共通する点として、腕を強く、
速く振り回していることが分かります。この腕を振り
回す際の支点になっているのは「 肩 」ですが、森部氏
が述べるように360度動かすことのできる肩周りは、腕
立てなどだけでは偏った筋肉しかつきません。かつて、
巨人や大リーグにいた木田優元投手は、当初、投球はお
ろか速球の邪魔になってしまう肩につきすぎた余分な筋
肉の削ぎ落としに苦労したとのことです。 そして、この
肩周りを、森部流にバランス正しくトレーニングするこ
とで、投手の生命線でもある肩のケガにもビクともしない
肩をつくることが可能となります。

通常、速球派投手には大まかに言いますと、二つの存在に大別されます。一つ目
は、松坂大輔投手の投げるジャイロ・ボールのように、速球(直球)を真ん中・
ストライクで投げていきますと、流体力学的に空気と球の流れの方向が同一方向
に向くことで、球の回転に勢いが増し、フォークのように自然にストーンと落ち
る球に変化するタイプです。二つ目には、野茂英雄投手の投げ方であるトルネー
ド投法は、体幹を軸に背筋力の強さに支えられた回転のしなりを利用することに
より、球にホップを付けて、打者の手元で浮き上がるような勢いを持たせること。
 
このように速球派投手にも大きく二つに大別した場合、前者の松坂投手のような
ジャイロ・ボールのようなステップする球を投げるには、その投手の独特のクセ
が係わってくるため、後天的に身に付けることは至難であるとされています。他
方、後者の野茂投手の身体のしなりを利用した球を投げるのは、先天的な体幹の
太さや強さも係わってきますが、多くの場合、身体のバランスを整えることによ
って、誰にでも投げられるようになります。地肩の強さ・筋肉量だけに頼った投
げ方と違い、中長期的にケガをする割合が大きく漸減することもできます。



球速アップ ソフトバンクでの具体的方法論を直に伝授!

例えば、筋肉トレーニングでオーバーワークをした結果、疲労だけが蓄積されていきま
す。筋肉量の増量・アップは、筋肉の柔軟性や“しなり”という面からも邪魔になりこ
そすれ効果的であるとはとても言えません。
特に、オーバーワークは100%間違っていることも著者も述べているところです。
これまでの自己流・曖昧な理論的裏づけしか持なかった従来の指導法を覆し、身
体を苛めるだけの球速アップトレーニングから怪我の予防から中長期的視野を見据えた方法
論を日本プロ野球界に身を置いてきた氏ならではの指南本となっています。
 

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