黄金山さくらの会

  
【平成25年(2013年)の活動報告】
2014.3.11(火)
     

【東日本大震災三周年追悼式典】

          “黄金山さくらの会”では、あの忌まわしい東日本大震災三周年に当たり、「黄金山のさくらの会」が主催して、
          震災の追悼式典と『福島・三春の滝桜』の植樹完成式典を執り行いました。

          広島市長(代理)を始め、ふくしま広島県人会、福島から広島に避難されている方々、そして私たちや報道陣など
          50名くらいで、各代表者の挨拶のあと黙祷をして本日の式典を終りました。

                この”三春の滝桜”が福島から広島に避難されている方々の心の支えとなり、また広島市民が福島の復興を願う
          気持を片時も忘れないでいて欲しいと思って、この事業を実現させました。

 

三春の滝桜の説明看板 広島市長(代理)の挨拶 ひろしま福島県人会、会長挨拶
黄金山さくらの会、会長挨拶 全員で黙祷(14時46分) 展望台から金輪島を望む
上の展望台付近にウワミズザクラを植樹 ウワミズザクラの樹木札です ひろしま福島県人会の面々
本日の式典を実現させたメンバー 河津桜が咲き始めました 寒さで少し遅れた”寒緋桜”


2014.2.23(日)

       黄金山さくらの会の活動も地域の皆様から応援の甲斐あって、全国的に活動を評価されるようになりました。
  今年は公益財団法人 日本さくらの会から、栄誉ある「さくら功労賞」を戴き、前会長の大原さんが東京での授賞式に出席いたしました。
  7月にはRCCエコロジーファンドの平成13年度の「エコロジー賞」を受賞、副賞の15万円は私たちの黄金山でのさくらを守る活動に
  有意義に生かさせて貰っています。

    黄金山のさくらが昭和34年に植樹されて50数年が経過して、毎年の作業として植樹された”ソメイヨシノ”の老化やテングス病対策、
  また新しいさくらの植栽を続けてきました。一方、さくら以外のオオバヤシャブシ、アラカシなどの雑木が生茂り、毎年のように頂上から
  の景観が悪くなり、折角黄金山に登っても広島湾の素晴らしい風景の一部しか見られなくなり、地域の方々からの不満の声が聞こえます。
  そこで、今年は景観確保のための雑木対策のために地域の皆様からの浄財の一部を充てさせて戴きました。ぜひ一度、すっきりとした
  黄金山からの瀬戸内海の風景をご堪能願います。

    黄金山の山道沿いのさくらの植栽は当然として、頂上付近の「さくらの博物館構想」も着々と進み、今年は兼六園菊桜(2本)と
  上溝桜〈ウワミズザクラ〉(2本)をRCCのある展望台付近に植えさせていただきました。4月下旬ころには素晴らしい開花が見られる
  ことと思います。これで、黄金山ではよその桜の名所と違って、12種類の”さくら”を見ることができます。(自慢できますネ!?)

     また、今年は福島県県人会とのご縁もあって、東日本大震災のために広島に避難されている方々の心の癒しと、私たち広島市民も
  東北の復興を共に願っている気持ちを込めて、国の天然記念物になっている福島県の『三春の滝桜』の大木を頂上付近に2月20日に
  福島県人会の方々と私たち黄金山さくらの会メンバーが心を込めて植栽いたしました。
  3月11日の震災の日には、三春の滝桜の植樹記念式典と慰霊祭を行います。その様子は、また、このページに掲載予定です。

日本さくらの会からの「功労賞」 雑木の伐採作業(延3日間) 府中方面も御覧の通り、すっきり!
ウワミズザクラの穴掘り作業 こちらは、兼六園菊桜用の穴掘りです 「私たち役に立った?」「それなりに!!」
ショベルカーをトラックから降ろす(曲芸!) 周囲4メートル、深さ2メートルを掘りました 黄金でなく、大きな石がたくさん出てきた
植樹の1週間前には準備万端 2月20日は待望の三春の滝桜の植樹です 高さ6メートル、500kg以上ある大木です
樹形もまずまず!今年は咲くカナ? 矢印の方向が福島です(県人会の皆さん) 3時間にわたる植樹作業が完了しました
三春の滝桜(イメージです) 兼六園菊桜(ケンロクエンキクザクラ) 上溝桜(ウワミズザクラ)
 

≪記念植樹をしました≫
2013.3.6(水)

    「黄金山さくらの会」を結成して、7年が経ちました。
    今年も子供たちを呼んで、1月24日に「染井吉野」を15本植樹しましたが、昨年、地域の皆さんに協力を呼び掛けたところ、 
    1,000人以上の方々から賛同のご寄付を戴きました。
       今年で植樹したさくらも100本を超え、何とかご寄付下さった皆様の善意にお応えしたくて、本日、記念植樹もかねて、
      「楊貴妃」と「鬱金」の15年ものの成木を各2本植えました。ところが、早朝、トラックで届いた成木は高さ7,8メートル、重量は
       700kgを超える立派なもの、植えるための穴を掘るのも急斜面のためにひと苦労、人力ではとても手におえないと判断、
       急きょ大型クレーンを手配する始末。幸い仲間に2人のクレーン免許所持者がいるので夕方4時過ぎには何とか植えること
   ができました。
 
        従来からあるソメイヨシノに加えて、黄金山の頂上付近は『さくらの博物館』となるようにと、これまでも「寒緋桜」「十月桜」
      「河津桜」「紅枝垂れ桜」を植えてきました。広島にお住いの方はもちろん、桜の季節には、われわれボランティアの活動の成果を
      ぜひご覧願います。

届いた成木4本です 直径2m、深さ1mの穴を掘る 急傾斜面に4ケ所は大仕事です
日陰を作る余分な木は伐採しました 高さ15mのさくらの木を超えて 高さ8m、重量700kgの成木が下りてくる
掘った穴を目指して降下 上手く穴にスッポリ入りました 後は、鶏糞と堆肥を入れて・・・
これで植樹完了!! 妖艶に咲く”楊貴妃” 淡い黄緑色の花”鬱金”

  

2012年はベニシダレザクラ(5本)を始め、19本を植樹しました
2月25日(土)

 

植樹準備作業(2月18日) 立派な苗を準備しました 植樹の受付風景
ベニシダレザクラの植樹 こんな樹形です(広島市植物公園) 花弁はややピンク色をしています
皆さま、ご苦労様でした さくらの手入れ準備(3月3日) カイガラムシ対策作業

 

 

 

今年も21本のサクラを植えました

2011年2月27日(日)

   黄金山さくらの会では、ソメイヨシノの老齢化に伴い、毎年30本くらいのスピードで枯れていくサクラの木を
  補填するために、この4年間は毎年20本のペースで植樹を続けています。
  今年も2月20日に一週間後に予定されているサクラの植樹日に合せて、8名の会員が植樹場所の不要な樹木の
  伐採や植樹場所の穴掘り、苗木や堆肥などの準備に追われました。

  植樹日の2月27日は幸いにも好天に恵まれ、集まった40数名の参加者と一緒に、朝9時からお昼までの3時間
  で頂上にある茶店裏に十月桜を10本と登山道にソメイヨシノ11本を植えることが出来ました。
  これで、頂上付近には早咲きのカンヒザクラ20本、河津桜10本、そして、秋と春に開花が見られる十月桜10本を
  植え、登山道周辺にはソメイヨシノ30本の合計70本を植樹したことになります。

  今後は頂上付近には八重桜の普賢象、松月、一葉などを植え、登山道は従来どおり住民の皆様が50年前に植栽
  されたソメイヨシノとオオシマザクラを植えていき、黄金山のサクラが末永く市民の皆様に楽しんで貰えるよう、
  活動を続けて行きたいと考えています。

     *中国新聞に掲載されました  http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201102280031.html

                                                                   http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201104210040.html

 

植樹場所確保のための伐採(2011.2.2) 安全帯を付けての危険な作業(2011.2.2) 来年はこの木を切らないと…(2011.2.9)
さくら植樹の技術指導(2011.2.27) 慣れない作業で大変!!(2011.2.27) も〜、これくらいでOKカナ?(2011.2.27)
十月桜は10月と4月に咲きます 花は白色か淡いピンクで、八重咲きです 拡大写真・極楽寺頂上(2010.4.9)

 

  

さくらの植樹には60名もの多くの方が協力して下さいました
2010,2,28

植樹の前に会員がお手本を披露 “カワズザクラ”はもう芽生えてます “ソメイヨシノ”はまだ冬の姿
急勾配なので作業も大変です 一家総出で参加です ヨ〜シ、完成間じかだぞ!!
全員(60名)の記念写真 少しピンクが入った花です 来年3月のはじめが、楽しみです

 

     

2010年1月23日、24日の2日間で、テングス病と枯枝の手入をしました

         テングス病と立ち枯れになったさくらや、腐りかけた枝の撤去作業も今年で5年目になります。
  今年もいつものメンバーに加えて、地元の皆様がたくさん駆けつけて下さいました。
  ソメイヨシノ特有の60歳の寿命が近づいてきたせいか、近年は特に痛みが激しく、春には前年まで見事な花を
        咲かせていた大木が突如として全く枯れてしまうことも珍しくありません。
  こうして、古木の手入と平行して、新規に植樹していかないと、数年後には黄金山のさくらは見ることができなく
  なると思われます。

 

中国新聞で参加者募集 良く晴れて最高の作業日 朝9時、作業手順の打合せ
今年も高所作業車が大活躍 手近な所は高枝用鋸で作業 随分と枯木が増えました
強力な助っ人です 切倒した木の処理も大変です 切り取ったテングス病の枝

  

今年もみごとに咲きました(2009年春)

 

今年の黄金山の風景(2009,4,1) 800本のうち約250本がヤマザクラです
昨年植えたカンヒザクラが咲きました(2009,3,15)
満開のソメイヨシノにやって来たヒヨドリ(2009,4,3) 中国新聞・文化欄に活動が掲載されました(2009,4,3)

 

  

                                            地域の皆さんの協力で黄金山頂上付近に

さくらの苗木を植えました

平成21年2月22日(日)くもり

    今朝の予報では午後からは雨になるとのこと。今年も黄金山頂上の茶店の裏に10本の『カンヒザクラ(寒緋桜)』を  

 植えました。今回は地域の方に呼びかけて親子で植樹に参加してもらいました。お蔭様で30数名の参加者があり賑やかで

 楽しい植樹会になりました。

 前もって植樹する場所に下準備をしていたお陰でお昼までに終わり、雨に逢わずに済みました。

 来年はきっと可憐なピンクの「カンヒザクラ」の花が見られることでしょう。 

 

大原会長による開会挨拶 子どもたちも大勢きました 会員による植樹の指導
皆さん真剣に見学です 大人と子どもが一緒になって…… 穴掘りって、けっこう大変ネ
最後の仕上げは大人の仕事です 自分の名札をつけて完成!! みんなで記念写真を撮りました
  

 中国新聞の報道より(2009,2,23)

  

テングス病の手入を致しました

2009,1,25(晴れ)


      今まで通り春の“さくら”楽しむためには……

毎年、50本の植樹が必要です

〜黄金山のさくらの寿命は、あと10年くらいです〜  

   1月25日の早朝、今年もうっすらと昨夜の積雪が残る頂上駐車場に、黄金山のさくらを守る「黄金山さくらの会」のメンバー
       15名が集まりました。1月の一番寒いこの季節がさくらの手入に最も適しており、3年前から毎年この時期に実施している
       さくらの難病「テングス病」の手入のためです。頂上には会員が朝早くから市内出島まで出かけ、レンタル会社から借りて
       きて用事された高所作業車、運搬用の軽トラがすでに到着しています。10時には大原会長の開会挨拶、安全作業の注意
       喚起のことばの後、早々に住居境から「テングス病と枯れ木の撤去作業」に取り掛かりました。作業に関わる諸費用や私たち
       が作業に使うチェーンソー、高所用ノコやカマなどの費用は黄金山さくらの正会員やこの会を応援してくださる賛助会員の
       皆さんの貴重な会費や寄付金、広島市からの助成金で賄われています。

    10時過ぎに住居境を起点に作業を開始しました。高所作業車を操作して高所のテングス病や枯枝を撤去する人、危険な斜面
       にはしごをかけて作業をするメンバー、切取ったテングス病の枝を整理して軽トラに運び込む人など、気が付いてみたらそれ
      ぞれの能力と体力に応じて作業分担が出来上がっていました。この寒さの中でも黄金山のさくらを守る使命感に燃えたボラン 
      ティアメンバーは片時も手を休めることもなく、午前中の2時間の作業を終えました。昼休みは持参したお弁当を食べると、休む
      暇もなく午後の作業に取り掛かりました。冬の夕暮れは早いもので、夕方4時近くには日も落ち始め、瀬戸の島々を映す海面は
      朱色に染まり、寒さが増してきたので、中電の送電線が建つあたりでやむなく本日の作業を終了いたしました。

       黄金山のさくらは昭和34年頃に地元の有志の皆さんが心を一つにして4千本もの苗木を植えて下さり、春には約8百本のさくら
     が毎年のように花を咲かせて私たちを楽しませてくれています。しかし、あれから50数年の歳月が流れていきました。この数年、
     毎年の手入にも拘らず多くの木がテングス病(人間で言えばガンにあたります)に冒され、枝は朽ち見るも無残な姿になってい
     ます。現存する800本のさくらの4、50本は毎年のように完全に枯れて行っています。このままテングス病の手入や新たに
     苗木の植樹をせずに放置すれば黄金山のさくらは、10年後には1本もなくなってしまいます。

     そんな状況を熟知している「黄金山さくらの会」では、昨年は10本のさくらの苗木を植え、今年も20本の苗木を2月に植える
     計画です。しかし、今まで通り「黄金山のさくらが一番」「遠くから見ると鉢巻を巻いたようだ」などと言われるためには、毎年
      少なくとも50本以上の苗木を植えていく必要があります。テングス病の手入のための費用もかさみます。作業はボランテァ
    でやっていっても、しっかりした苗木を植え育てるには、1本当たり1万円近い費用もかかります。
 

     わたくしたち「黄金山さくらの会」では地域の皆さんの参加を心よりお待ちしています。
     かつて4千本ものさくらの苗木を植えて下さった地域の団結力を再び取戻し、わが町の自慢・広島の名所「黄金山のさくら」
     守り復活させようではありませんか!!

    『黄金山のさくらは住民みんなのもの、地域の宝です。』
    今年は50本の苗木を植えるための活動に全力で取り組みます。
    地域の皆さんが一人でも多く「黄金山さくらの会」に参加して下さり、また、寄付金などでご協力くださることを
    願って止みません。                              

 

早朝の広島湾の風景 典型的なテングス病です 全体がテングス病に冒されたさくら
高所ではオペレーターと作業者が…… 危険な作業も結構あります こんな大きなテングス病も随所に
切除した後には薬品を塗布します 交通整理も大変です 中腹あたりの作業風景
終了の4時近くの風景 テングス病に冒された枝の山 夕刻まで頑張った12名です
  

チェーンソーの勉強会&さくらの手入をしました

2008年10月4日(土)

  6月に予定していました『チェンソーの勉強会』が雨で流れてしまい、秋晴れの今日実施しました。
  その間、8月には何日も雨が降らなかったため、有志が集まってバケツで何度も水を運んで今年植えたカンヒ
  ザクラに潅水しました。今日見ると今年の猛暑にも拘わらず、元気に3メートルくらいまで成長しています。
   今日の講師役は我が「さくらの会」のメンバーであると同時に、広島市森林公園で『もりもりクラブ』の会長をされ
  ているKさんで、彼の優しい性格から懇切丁寧にチェンソーの構造から安全教育までを午前中の2時間をかけて
  教えて下さいました。
  お陰様で、まだ取り扱ったことのない私ですが、これなら安全に作業が出来る気がしてきました。

   昼食後13時に再度、黄金山の頂上に集合して、茶店の裏にあるオオシマザクラの倒木を4,5本、早速チェンソー
  を使って片付けました。慣れない機械の取り扱いと斜面で足を踏ん張っての作業のため結構疲れる作業でしたが、
  誰一人怪我をすることなく、快い汗を流して無事作業を終えることが出来ました。

10名が集まりました 分解して丁寧な説明です 台風で倒れたオオシマザクラ
だいぶ手馴れてきました 伐採した枝は1ケ所へ集積 日差しをさえぎる雑木も伐採
  

 さくらの苗木10本を植えました

2008年2月23日(土)


      北風が強い2月23日(日)の朝10時に参加者が黄金山頂上に集合し、念願のさくらの苗木を10本植えました。
   地元住民の皆様が多くのさくらを植えて下さってから約半世紀が経ちました。今日の日を迎えるまでには毎年
   真冬の寒さの中での大掛かりなテングス病の手当てや枯れ枝の整理、黄金山のさくらの戸籍簿作りなど2年間
   もの間、会員の皆さんや多くの方々がボランティアで参加して下さいました。お陰さまで、本日の植樹の日を迎
   えることが出来たことを感謝申し上げます。
   今回は25名の会員や地元の有志の皆様が参加してくださいました。急傾斜地での植樹なので足場が安定しな
   い上、少し鍬を入れると小石や岩盤に突き当たり、100cmφX50cmの穴を10ケ所も掘るのに大変苦労しました。
   それでもお昼過ぎた頃には10本の『カンヒザクラ(寒緋桜)』を植えることができました。
   参加された皆さんはどんなさくらが、いつ頃から咲きだすのか今から楽しみにしている様子です。

 

会長の挨拶 準備したさくらの苗木 みんなで協力して…
なんだか石ばっかり出てくるネ こんな急傾斜地での作業です 1本植えるのにも一苦労です
しっかり花を咲かせてネ!! 開花は来年、いや再来年カナ? 毎年3月15日頃に開花します
 

      黄金山のさくらは今から約50年前の昭和34年に黄金山周辺の地元有志の方々の“善意”で植樹されました。
 当時は頂上に中国放送のテレビ塔が建設される記念にと、
“地元住民の皆さんが一致団結”して4千本余りものさくら
 の苗木を植樹してくださったそうです。そのお陰で、春になると毎年のように地域の人たちや市民の皆さんが“
満開
 のさくら”
を楽しむことが出来るようになりました。
  しかし、そのソメイヨシノの寿命はせいぜい60年、黄金山のさくらは人間で言えばそろそろ還暦を迎える歳になり、
 毎年花を咲かせるには相当に疲れやストレスが溜まっているようです。最近では寄る年波には勝てず、殆んどのさくら
 が持病とも言える
“テングス病”に冒され、毎年のように襲ってくる台風のため枝は折れ、傷口から入ってくる“ばい菌”
   で
“枯れ死寸前”の木もたくさん見受けられます。

  そこで、3年前の平成17年に地元住民の有志で「黄金山さくらの会」を立ち上げて、毎年のようにボランティアでさ
 くらのテングス病対策や現状調査をやってきました。昨年実施したさくらの木の戸籍簿を作るための現地調査の結果、
 今まで450本と言われていた黄金山のさくらは、実はヤマザクラを含めると
“804本”もあることがわかりました。
 近年は地方行政の財政事情は非常に逼迫しています。広島市も例外ではありません。黄金山のさくらを守るには行政
 の力を借りることなく。その恩恵を受けるわれわれ地元住民が率先して守り育てていかないと、見事なさくらや豊か
 な自然を守ることが出来ない時代になっています。こんな世智辛い世の中、50年前に
“地元の皆様が熱い心”で苗木
 を植えて下さった原点に立ち帰って、黄金山のさくらを守り育てていかないと、黄金山からさくらが消えてしまいます。
 どうか、私ども「黄金山さくらの会」ともども心を一つにして、満開のさくらとみどり豊かな憩の場所としての黄金山を
 守り育て行こうではありませんか。
  お陰さまで今回のテングス病対策と朽木の処理作業には会員の皆様をはじめ20名以上の方々がボランティアで作
 業に携わって下さいました。心より感謝申し上げます。
 これからはさくらの植樹や景観保全などたくさんの作業が控えています。是非とも
あなたの力をお借りたい”と思っ
 ています。ご協力宜しくお願い致します。

                       *連絡先:黄金山さくらの会
                                    大原会長宅(082-285-1567)/事務局・加用宅(082-284-3664)

 

2008年1月26日の作業風景
2008,1,19(事前調査風景)

2008,1,19事前調査の打合せ風景 26日に作業するさくらのチェック テングス病に冒されたさくら
朝9時に頂上に集合 今日の作業手順は…… 9,7mクレーン車も準備しました
さあ、作業開始だ〜 落ちないように頼みま〜す さすが職人!!手馴れたものです
みんな一致団結して… 朽木の整理も大変です ここからばい菌が入るんだナ

少し危険な場所もありました

切った後は薬品を塗布します

テングス病の枝は広島市が焼却処分

サクラ並木の保存について

《染井吉野(ソメイヨシノ)のこと》

 ご存知の通り、あの有名な吉野山のサクラはヤマザクラです。平安の昔から多くの人に愛でられていたサクラはヤマザクラ系のヤマザクラ、オオシマザクラ、オオヤマザクラやカスミザクラでした。このヤマザクラ系の仲間は山地に自生し寿命も長く、実生で自然に殖えることが出来ます。ところが、私たちが普段親しんでいるサクラは染井吉野(ソメイヨシノ)と言う品種で、江戸時代末期に江戸染井村(現・ 東京都豊島区 )で植木職人によって作出され「染井吉野」と言う名で全国に広まったと言われています。
 染井吉野はエドヒガンとオオシマザクラの雑種と考えられ、北海道から九州までいたる所の公園や川の堤防に植えられ、さくら前線が南から北に上りな
 がら2ケ月間もの長い間私たち日本人を楽しませてくれます。
  
芭蕉の句に「さまざまの事おもひ出す桜かな」と言う句があります。
 人それぞれにこのサクラに纏
 わる思い出がたくさんあることと思います。
 ところが、この染井吉野はまるで良いとこのオボッチャンのようにひ弱な植物なのです。日当たりの良
 い肥沃で水はけの良い場所を好み、天狗巣病に罹りやすく排気ガスにも弱い、おまけに実生で育つこと
 は無く、接木で殖やすしかないと言う厄介者。寿命もヤマザクラのように何百年とは持たず、樹齢30〜
 40年が最盛期で、還暦を迎える頃には病気に罹り一生を終わるようです。

《広島の実情》

 3月15日付の「市民と市政」によると、平和公園320本、広島城480本、比治山公園1300本そして黄金山緑地480本と載っていました。早速、この4ケ所の開花前の桜を見に行くと今年の開花予想の4月1日に合わすように
蕾を膨らませていました。ところが、いずれも老木が多く、天狗巣病が蔓延しキノコがあちこちに生え、先の台風による傷みもひどいようです。荒廃した広島の街を元気付ける為に戦後間もなく皆さんが協力して植えられたものが多く、恐らく50年以上の老木になっているものと思われます。  

《天狗巣病のこと》  

 

   サクラの開花期に花を付けずに細かい枝を出し小さい葉を出して、ほうき状にこんもりとしている枝が着いていたらそれは天狗巣病におかされた部分です。この時期に切り取り焼却しないと胞子が飛散してしまい他の枝
や木に移ります。「天狗の巣」に見立ててつけられた名です。これはタフリナと言う菌類におかされた病巣です。テングス病はソメイヨシノに良く発生しますが、ヤマザクラやサクランボ(セイヨウミザクラ)など他のサクラ類に
もつきます。サクラ以外にシイノキやタケなどにも天狗巣病が発生します
                           が病菌の種類がちがいます。  

《サクラ並木保存の為に》  

      全国各地でソメイヨシノを守り、育てようと言う会が発足しています。私の住む黄金山地区でも黄 金山町内会の
 有志が黄金山のサクラを守り育てるための活動をしています。
 しかし、各地のサクラは地域だけのものでなくそれを取り巻く市民の問題であり、恩恵を受ける皆が力を合わせて
 守り育てていく方が良いのではないかと思います。新しく植え替える為には古い木の伐採や焼却、苗木の購入など
 費用と時間がかかります。出来れば地域を支える町内会、公民館、学校、区役所、市役所そして企業が協力して、
 サクラ並木の保存のために各方面の人たちが参加する運動を起すべきではないかと考えます。

H17,4,12     広島市 植物園ガイドボランティア 金山 芳之)

中国新聞地域ニュース

中国新聞・2007,01,19付の記事

黄金山の桜保護へ住民が調査

'07/1/19
  広島市南区の住民グループ「黄金山さくらの会」のメンバー7人が18日、

 黄金山のサクラ並木を守るための調査をした。3月をめどに結果を市に知らせ、

 立ち枯れた木の伐採や新たな植樹を要望するという。約2キロの登山道に並ぶ

 約440本のソメイヨシノは、住民による植樹後からほぼ半世紀がたつ。

 メンバーは1本ずつ番号札を付けながら小枝が放射状に茂るテングス病に

 かかっていないかなどを調べた。

【 写真説明】 幹の太さや伝染病の有無を調べる「黄金山サクラの会」のメンバー

 

中国新聞地域ニュース

中国新聞・2005,4,13付の記事



黄金山の並木守れ 広島市南区の住民が観察会

 ■まず「桜学」研究 終戦直後の500本、迫る老化 

   樹勢が弱ってきている広島市南区の黄金山の桜並木を守ろうと取り組んでいる南区の住民らが十二日、

 広島市植物公園(佐伯区倉重)で「樹木ウオッチング」に参加し、桜の勉強や観察をした。

 園内をガイドする南区丹那新町、環境カウンセラー金山芳之さん(53)の誘いで南区の住民ら十二人が参加。

 金山さんが「ソメイヨシノは約六十年程度で木が弱ることが多く、黄金山に戦後すぐ植えられた約五百本の桜は

 その時期が近づいている」と説明。病気にかかった木のへの対処の仕方や新しい苗木を植える時期、苗木が

 育つ期間などを話した。

  高校入学時に桜を植えた日宇那・楠那町町内会長田中孝司さん(71)は「地元の住民らで育てて守ってきた

 桜並木を残すため、参考にしたい」と話していた。

 地元住民らは二月ごろから、黄金山の桜を守ろうと、樹木の状態を調べたり、新たな植樹への署名を集めたり

 している。

【写真説明】広島市植物公園の桜を見ながら、桜について学ぶ参加者たち

 

中国新聞地域ニュース
黄金山の桜、枯死から守れ 広島 '06/1/14

 黄金山(広島市南区)の桜を守る活動を続ける同区の住民グループ「黄金山さくらの会」が二十一日、枯死の危機に直面しているソメイヨシノを守ろうと病気になった木の枝切りをする。四十六年前の植樹後、住民による初の手入れで、周辺の町内会にも協力を要請し、古里の景観保存に臨む。(中野裕介)

 山頂から約一・七キロの登山道脇の斜面のソメイヨシノ約四百四十本のうち、天狗(てんぐ)巣病にかかってほうき状にのびた枝をのこぎりで切除して枯れるのを防ぐ。倒木も回収し、市が焼却処分する。

 会員で環境カウンセラーの金山芳之さん(54)=同区丹那新町=が「このまま放置すると二、三年で桜が消える」 と枝切りを提案。市の許可を得て作業が決まった。会の事務局長加用誠男さん(61)=同区仁保新町=は「多く 
 の人の協力が桜を病気から救う」と参加を呼び掛ける。

 当日は同会所属の造園家や樹木医などが指導する。午前九時−正午。参加者は山頂に集合。脚立とのこぎり
 があれば持参。加用さんTel082(284)3664。

【写真説明】 天狗巣病の被害に遭うソメイヨシノの枝切り作業を前に、木の状態を調べるメンバー